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ある人の日記を読んでお婆ちゃんのことを思い出しました。
ずっとずっとお婆ちゃんにはすまない気持ちでいっぱいでした。
今回は私のお婆ちゃんのことについて書きます。
お婆ちゃんはとても優しい人でいつもつらことがあっても絶対口に出す人ではなかったんです。
お母さんから聞いた話でおじいちゃんはとても浮気性の人でした。お婆ちゃんと結婚してからも愛人を作って妾までできて愛人がその子供を捨てておじいちゃんから去っていった後もその子をお婆ちゃんに任せてお婆ちゃんは自分の子として育てたそうです。
お婆ちゃんがなくなる数年前にお母さんがお婆ちゃんから聞いたんだそうですけど、おじいちゃんには愛人が居てその愛人と何十年も関係を続けていたそうです。
お婆ちゃんは寂しかったんだと思います,それでもじっと我慢して文句も言わず居たそうです。
私が生まれてお姉ちゃんと11ヶ月違しか違わない私が夜泣きして寝ない子でお母さんは育児に疲れてしまいお婆ちゃんに私の面倒を頼んだそうです。
お婆ちゃんは喜んで私を引き取りました。お母さんにはての掛かる私はお婆ちゃんの元では良く寝る手の掛からない赤ちゃんだったそうで、おばあちゃんは喜んで私の面倒を見ました。
その後私が2歳の時お母さんとお父さんは仕事の関係でほかの町に移ることになったそうですが,私はそのままおじいちゃんとお婆ちゃんに4歳まで育てられました。
なぜかそのときの思い出はビデオの映像のように覚えてます。
お婆ちゃんと一緒に入ったお風呂。
私が2階に上がっていくとおじいちゃんが三味線を弾いている、ふすまのドアを開けておじいちゃんの膝にちょこんと座っておじいちゃんが「ミコちゃんは 可愛いやな~」って歌ってくれた。
私が川に落ちて足にひびが入って病院に行くときいつもお婆ちゃんがおんぶしてつれていってくれて私に「ミコちゃんのひびの入った足は大きくなるんだよ~」と言われなぜかその大きくなるというのがうれしくって喜んでいたこととか。
おじいちゃんの経営する食堂でお客さんにかき氷を運んで可愛いねって言われたとか。
毎日夕方にはおじいちゃんと一緒に相撲を見てたとか。
その時のおじいちゃんとおばあちゃんとの記憶が鮮明に残ってるんです。
私が4歳になって私の両親が私を引き取る決心をして私はお婆ちゃんの元を離れる事になったんですが。
そのときのことも繊細に覚えてます。
雪の中をおばさんに手を引かれて歩いてるシーン,電信柱の雪を見ながらどこに行くんだろうって不安な思いでいっぱいな私。
私はお婆ちゃんからはなれてしばらくは毎日夕方になるとお婆ちゃん恋しさに窓の外を眺めながら泣いてました。
その夕焼けのシーンもまぶたにしっかり残ってます。
お婆ちゃんにしたらかなり辛かったことでしょう,4歳まで実のこのように育てた孫。
お婆ちゃんはお母さんに涙で濡れた手紙で「お金を払うからミコちゃんのめんどう見させてほしい」 という手紙を送ってきたそうです。
お母さんはそのとき知らなかったそうですがおじいちゃんがそのときまだ愛人とお婆ちゃんの間を掛け持ってつき合っていたそうで。
お婆ちゃん寂しかったんです。
そのことを私が結婚して娘を生んだ後にお母さんから聞きました。
その時私の娘はまだ3歳。自分の幼い娘を見ながらお婆ちゃんの思いが浮かんで涙が止まらなかったです。
可愛い可愛い娘(お婆ちゃんにとっては孫)大切に育ててきたのに引き離されたらどんなに辛いか。
お母さんになんでそんな事したの?って聞きました。
お婆ちゃんは私が小学のときに倒れて半身不随になって杖をついて歩くことしかできなくなってしまったのに。
私はその後も全然お婆ちゃんにお婆ちゃん孝行もせず好き勝手なことばっかりしてました。
その後数年して私が16歳の時におじいちゃんが亡くなりました。
おばあちゃんは後老人ホームに居たんですがそのときだって私は本当に数えるくらいしか合いにいかなかった。
おばあちゃんに最後にあったとき私が 「お婆ちゃん私の事覚えてる?」
お婆ちゃん「誰?」
私 「ミコちゃんだよ」
お婆ちゃん 「ああミコちゃんね。もう結婚して子供産まれたんでしょう?」
その時は私はまだ独身で子供どころか結婚すらしてませんでした。
その数年後後おばあちゃんは寝たきりになってしまったけどお婆ちゃんは本当に優しくって我慢強くってどんなに辛くっても明るくって人に弱み,愚痴も言わない人だった。
死ぬ前だって苦しいのに看護婦さんにありがとうばっかりいっていたそうです。そしてお母さんに「ありがとうね」と言って亡くなったそうです。
今になって何でもっとお婆ちゃんに合ってあげなかったのか、悲しいです。
今まだ生きてたら思いっきりお婆ちゃん孝行したい。
後悔ばかりです。
お婆ちゃんは本当に素敵な人だった、辛くってもじっと我慢して人に対しての感謝の気持ちは絶対忘れない人だった。
とっても心の優しい人でした。
今頃はきっと天国で幸せになってると思います。
いつか自分が死んだらお婆ちゃんに合って今度こそおばあちゃん孝行したい。
なんだか悲しい話になってしまったけど、この気持ちを日記に書きたくなってしまいました。
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