三日月の夜にはミルクティーを

三日月の夜にはミルクティーを

2008.03.03
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 ひとりぼっちの時間が
 あなたと私の距離を遠くする

 動くことを止めてしまった時間の中で
 育つものなどなにもない

 戻りたいとは思わない
 むしろ
 このまま無の世界に
 辿り着いてしまいたい

 止まった時間の中で


 深く息を吸い込めば
 喉や胸が
 灼熱の炎に焼かれるようだ

 歩くたびに激痛を感じ
 はるか彼方に
 見えているはずの光は
 鈍く儚い

 もはや子守唄を
 歌ってくれる人もなく

 ただ手探りで
 時間を動かす扉を探している


 動きを止めて
 じっとしていてもいいでしょうか

 静かに
 物語の終わりを
 聞くために





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Last updated  2008.03.03 21:00:37
コメント(22) | コメントを書く
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Re:物語の終わりには…(03/03)  
totono2733  さん
こんばんは。
ポエム…何というか孤独感、辛さ、やるせなさを感じました。
それでも前に進んでいきましょうね。 (2008.03.03 21:09:24)

Re[1]:物語の終わりには…(03/03)  
桃花茶  さん
totono2733さん
ありがとうございました。またまた心配をお掛けしてしまいましたね。
ドッコイショ…ほら、立ち上がりましたよ。
だいじょぶ、だいじょぶ。ふふ。 (2008.03.03 21:18:03)

Re:物語の終わりには…(03/03)  
今更新にきがついて、読ませていただきました。
あっ、たいへんおそくなりましたが、
お気に入りに登録させて頂いてます。すみません。
私は詩を読むときは、
声を出して読む習慣があります。
内容を心のほうへ送りやすいので。(自分への朗読ですね)
心に跡を残してしまいそうな詩だと思いました。
傷と時が支配しあっている。
そんな感覚に陥りました。 (2008.03.03 21:28:45)

Re[1]:物語の終わりには…(03/03)  
桃花茶  さん
イーグル・ストーンさん
お気に入り…ありがとうございます。光栄です。
声に出して読まれるのは、いいですね。耳から入ってくる言葉は、また違いますよね。
私は狭い空間で本を読む癖があります。そのほうが集中できるので。
傷つきやすいパールと、傷つきにくいダイヤモンド、どちらがお好きですか?…傷つきやすいものは素材が柔らかいので、傷ついてもそのもの自体は壊れない。傷つきにくいものは素材が固いので、傷つくと同時にそのもの自体が壊れてしまう。
専門家の方にこんなこと言うと、それは違うと言われそうですね。
私は傷つかないし壊れない…そんな石になりたいです。 (2008.03.03 21:53:03)

Re:物語の終わりには…(03/03)  
鈍感日記  さん
こんばんは。
何回も読み返しました。
どう感想を書いたらいいのか悩んでいます。
高校生の時に読んだたしか矢沢治?の詩集を思い出してしまいました。
そのころ遠く離れた県に彼女がいました。
夏休みを利用して会いに行きました。
二泊三日の旅でした。帰りに彼女から詩集をもらいました。
でもそれが彼女からの最後のプレゼントでした。
そんな切ない想い出しかありません。
青春時代の一コマでした。 (2008.03.03 21:54:19)

Re[1]:物語の終わりには…(03/03)  
桃花茶  さん
鈍感日記さん
矢沢宰(おさむ)さん…ですね。…すみません。また知ったかぶりをしてしまいました。
検索して調べました。…ちょっと抵抗のある名前でした。個人的に。
面白いですね。日記が残っていて、それこそ今でいうブログのようで、感覚の新しさを感じました。
「遠恋」は私にも経験があります。そう思えないかもしれませんが…なんか、悲しい。
なので、お気持ちよく分かります。…詩が暗すぎましたね。
ん?…その詩集を渡した彼女って、私じゃないですよね?
(2008.03.03 22:18:24)

終わりから始まりへ  
BlueRobin2004  さん
落ちる陽に/心ざわめく/夕ま暮れ
明日の夜明けに/幸を見つけん

きずこころ/胸に抱きし/君の影
南の風よ/ゆるりと届け

ブログ、いつもしっかり見てるからね。南風、感じたら教えてねσ(^^) (2008.03.03 22:45:56)

Re:終わりから始まりへ(03/03)  
桃花茶  さん
BlueRobin2004さん
美しい返歌…思わず笑顔になってしまいました。
「南の風」は、「BlueRobin2004」さんから届く、傷を癒す風でしょうか。それとも…。
いずれにしても、今はただ心静かに、暖かい風が届くのを待つことにいたしましょう。 (2008.03.03 22:53:58)

ひとりぼっちの時間は  
岡田@隊長  さん
距離を遠くするんですね
そして、育つものも無いんですね

止まった時間の中で
生きていくのは辛いけど
人は生きなくてはならないんですよね
(2008.03.03 23:59:38)

Re:ひとりぼっちの時間は(03/03)  
桃花茶  さん
岡田@隊長さん
そうですね。時には、何も考えないでただ生きていくということも、必要なのかもしれません。
(2008.03.04 00:29:29)

Re[1]:ひとりぼっちの時間は(03/03)  
岡田@隊長  さん
桃花茶さん、こん○○は

>そうですね。時には、何も考えないでただ生きていくということも、必要なのかもしれません。
何も考えなくて良いのであれば
それに越した事は無いのでしょうけど
辛さに耐えなくてはならないのですよね
(2008.03.04 18:36:17)

Re[2]:ひとりぼっちの時間は(03/03)  
桃花茶  さん
岡田@隊長さん
分かりました。
私は辛さに耐えるのが辛い(ん?)ので、少し鈍感になって耐えようと思います。 (2008.03.04 19:19:12)

Re:物語の終わりには…(つづき)  
私が作るジュエリーの中に割れたままを使って品物を作ったり、傷のあるところをわざと見せて作っている・・てこともあります。
もちろん難しいですが、
傷も壊れた部分もその人の心の見方しだいって思うのですが。気に入る人はそのジュエリ-気に入ってくれますよ・・という私の経験でした。失礼しました。 (2008.03.04 20:10:09)

Re[1]:物語の終わりには…(つづき)(03/03)  
桃花茶  さん
イーグル・ストーンさん
とっても興味深いお話でした。
へえーっと思って、すごく納得させられました。
そうやって何かに例えてもらうと、話って分かりやすくなりますね。特に女性には興味のある分野ですし…。
なんだか落ちた先で、パフっと受け止めてもらったような感じがします。…ありがとうございました。 (2008.03.04 20:19:02)

矢沢宰です  
鈍感日記  さん
ありがとうございました。
あなたに言われて調べてみました。
そしてその詩人の半生がかなり強烈であったことを、恥ずかしながら今初めて知りました。
かなり悲しい詩が多かったのを覚えています。
その彼女の生き方も私が知っている限りではかなり印象的でした。
またそっと書いてみたいと思います。
詩集は「光る砂漠」でした。
残念ながら私が結婚する時にもらった詩集は処分してしまいました。
その時の彼女がまさかあなただなんて・・・。
そんなことはないでしょう!
でも今思うと感受性がものすごく強かったみたいです。でも残念ながらその当時の私には、そこまでを理解することができなかったみたいです。 (2008.03.04 20:36:02)

Re:矢沢宰です(03/03)  
桃花茶  さん
鈍感日記さん
そうですか、私ではありませんでしたか…残念です。
「遠恋」ができる人は、人を一途に思うことができる人です。きっと彼女“も”、一途で純真な方だったのでしょう。
矢沢宰さんの詩を読んで、彼女の透明な心を感じました。素晴らしい思い出ですね。 (2008.03.04 20:51:11)

Re[3]:ひとりぼっちの時間は(03/03)  
岡田@隊長  さん
桃花茶さん、こん○○は

>私は辛さに耐えるのが辛い(ん?)ので、少し鈍感になって耐えようと思います。
そういう作戦いいですね
自分で鈍感になったり、敏感になったり
コントロールできる桃花茶さんが
うらやましい限りです
(2008.03.05 00:16:33)

Re[4]:ひとりぼっちの時間は(03/03)  
桃花茶  さん
岡田@隊長さん
本当にそういうことが出来るのなら、私も羨ましいです。
あくまでも理想(?)、希望(?)、夢(?)。
そう出来るならいいなあ…と思ってます。 (2008.03.05 09:49:07)

鈍感というキーワードで  
岡田@隊長  さん
あなたの居ない
大きな心の隙間を
埋める方法が見つからない

あなたの幻では埋まる事はできない
でも心はいつもあなたを追っている

街の喧騒や、乾いた笑いでも埋める事はできない
でもそんな街に身をまかせている自分がいる

隙間を埋める方法の
答えはどこにあるのだろう

鏡の前にはやせて
精気のない目をした自分がいる
でもそんな自分では答えを探す事はできない

答えは自分で探さなくては
いけないのだろうけど
死ぬまで隙間を埋める方法は
見つからないかもしれない

隙間を埋める方法が見つかるまで
鈍感に生きていこう
(2008.03.09 18:34:32)

Re:鈍感というキーワードで(03/03)  
桃花茶  さん
岡田@隊長さん
やさしい詩をありがとうございました。
鏡の前に立つのはいいですね…大好きです。
いえいえ、そういうことではなくて…。
鏡の前に立つと、自分がひとりではなくなるので。
自分を見てくれている、自分ではない誰かを発見できるので。
人混みはかえって孤独を呼び起こします。
なぜなら、自分を見てくれている人が誰もいないから。
自分を見てくれている暖かさを感じたとき、心は満たされていく。
それはきっと、いろんな形で…。
詩を読んで、そう思いました。 (2008.03.09 20:02:21)

Re[1]:鈍感というキーワードで(03/03)  
岡田@隊長  さん
桃花茶さん、こん○○は

>やさしい詩をありがとうございました。
暖かいコメントありがとうございます
でも、やさしい詩では無く、かなしい詩かな(^^ゞ

>鏡の前に立つと、自分がひとりではなくなるので。
>自分を見てくれている、自分ではない誰かを発見できるので。
自分を見つめなおしたり、再発見できますよね

>人混みはかえって孤独を呼び起こします。
>なぜなら、自分を見てくれている人が誰もいないから。
確かにその通りですね
人混みはあまり好きではありません

>自分を見てくれている暖かさを感じたとき、心は満たされていく。
>それはきっと、いろんな形で…。
>詩を読んで、そう思いました。
このコメントを見て気づきました
他人を見る暖かさを忘れていたような気がします
(2008.03.09 21:23:42)

Re[2]:鈍感というキーワードで(03/03)  
桃花茶  さん
岡田@隊長さん
たくさんの感想をいただいて、ありがとうございました。
私ももっと自分と向き合って、いろいろ考えてみたいと思います。 (2008.03.10 00:10:32)

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