ミッドウェイ空母「ヨークタウン」の最後（本の紹介） | MillitaryMillitax/プラモ製作日記

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ミッドウェイ　空母「ヨークタウン」の最後　（本の紹介）

テーマ：模型やってる人、おいで！(12779)

カテゴリ：艦船

私は毎日通勤電車の中で戦記物を読んでます。周りから見ると危ない人に見られてるでしょうが気にしてはいけません。毛が抜けます。
今日はちょうど読み終わった本を紹介します。

ミッドウェイ海戦をアメリカ視点から書いた貴重な本です。
1976年発行　白金書房　パット・フランク　ジョージフ・ハリントン著　谷浦英男訳です。古本屋で見つけました。　この本はアメリカのヨークタウンの乗組員の何人もの話を著者がまとめて整合性を高めてドキュメンタリーとしています。訳者も日本の海軍少佐なので英語直訳本にありがちなぎこちなさがなくて読みやすいです。
内容は珊瑚海海戦とミッドウェイ海戦が中心です。
アメリカ視点なので、「零戦をやっつけた」。「敵飛行艇をボコボコにした」的な描写が多くてちょっと悲しいですが、
戦闘に至るまでの経緯などはわりと冷静に分析されていてためになります。
反面、戦闘に入ってからの証言はウソがあったりします。皆さん冷静でないのでこれはしかたのないところ。艦爆の落とした爆弾が通り抜けた穴をのぞいてた乗組員が遅延信管で爆発したときに首が飛んだ、など被害状況などはとてもリアルです。
皆さんにもオススメしたいので文庫版とかで今でも手に入るものがないか検索してみましたがなさそうです。残念。

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