章くんのめがね

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2005/11/13
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カテゴリ: 家庭での日常
11月9日の児童相談所での結果について.

..........................

章くんは、3歳健診の頃から、
全体的に幼いことや、物事に少々こだわりがあること、変化をとても嫌がること、公園などで同年代のお友達と遊べないこと、などから、
「自閉症かも…」と心配されていました。

で、3歳健診のあとに、同じ会場内でされていた発達相談を受けました。
そのときは、カードを見せて「これなあに?」という質問に、
「flower」「かな(注;お魚のことです…)」「strawberry」…と、

「同じように書いてね」と言われ、○を書き、十を書き、(十に関しては、何故か真ん中から上、右、下、左と線を引き、ママは少しびっくりしましたが…)
結果、
「まあ、心配なさそうですよ。しばらく様子を見てみましょう。」
とのこと。

それから、幼稚園の面接。(2年保育なので4歳時に受けました)
「お名前は?」「お年は?」「この色はなあに?」などの質問に全く答えようとしない章くん。
別室でしばらく遊びながら、様子を観察してくれることに。
(きっちり子供の様子を観察して下さり、少し驚きました。
 ちなみに、ばーば(ママの妹)は「うん、うちの子(さー兄ちゃん)も一言もしゃべらなかったけど、『はい、いいですよ』って合格したよー。」と驚いていました。
 質問に答えるだけでなく、その子の様子で「要観察」が決まるのかも知れません。)
その際は、

これまでに見てきた自閉症のお子さんのお話などを交えて、そうお話して下さり、改めてよく観察して下さっていることを感じ、幼稚園を決めました。
良い判断だったと今でも思っています。


園での生活は、パパが書いてくれているとおり。
少しずつではありますが、成長しております。

さて、2学期になり、いくつか「参観」があったのですが、やっぱり周りと違う章くん。それでも章くんなりに頑張っているのでしょうけど…。



全般的に発達がのんびりさんの章くんは「これ、僕できるよ!」といった場面が少ないだろう。英語レッスンならば、幼稚園で自信をつけられるかも…と過大な期待をしていたから、余計へこんでしまったのかも知れません。

皆で楽しそうにゲームしている中、一人寝転がってごろごろ…。
周囲のことは全く気にせず、自分だけで遊んでいる…。
つまらないのかと思えば、よく見ると何やらニコニコ笑っている…。
…何が楽しいのだろう。
私の目には(きっと周囲の目にも)明らかに一人違う世界にいる章くんに見えました。
微妙な距離を取っているので、お友達に蹴られてしまうことも(そりゃ避けられないでしょう、足元に転がる章くんが悪い)。

そういえばこれまでの参観も、ただ章くんの成長を喜んでいたけど、周りのお友達と比べたら出来ることはダントツに少なくて、先生にいっぱい助けてもらって何とか頑張っていました。

やはり発達は遅いのかも…。
同年齢のお友達と同じことが出来ない(ゲームに参加できない)のは、コミュニケーションが出来ないからかも…。
いろいろ考えると不安が募り、ぐるぐるしていたママ。
「まず章くんのことを理解しないと!」というパパの言葉に、結局、発達相談に行くことにしました。

決死の覚悟で、児童相談所に電話しました。

「5歳の息子のことで、全般的に発達が幼いのですが、以前からコミュニケーションが苦手で『自閉症』も少し考えているのですが…。」

と、どきどきしながら切り出してみました。

「予約しても半年待ち、かもよ。」というパパの言葉で、まず予約しておいてからいろいろと頭を整理しようと思っていましたが、何時が都合がいいですかの問いに、水曜日と答えると、

「はい。では次の水曜日にいらしてください。医師がいないので確定診断は出来ませんが、発達試験などを行いながら様子を見てみましょう。」

とのこと。早い対応でした。


で、水曜日。

パパが幼稚園に章くんを迎えに行って先へ行き、ママは仕事を片付けて、合流。何とか時間までに児童相談所に辿り着きました。

「まずは、章くん1人で面談をしたいのですが、大丈夫ですか?」

かなり心配でしたが、「章くん、お話しようって。」と促すと、「これ(待合室で遊んでいたミニカー)見とってね。」と、言い残して、あっさり先生と一緒に行きました。

待っている時間約30分。

パパはミニカーを真っ直ぐに並べていました。(ミニカーを真っ直ぐに並べるのは自閉症の特徴の一つにあります。で、章くんも良くするので心配していましたが、パパもするのです…(笑)。あまり気にしなくてもよいのかも知れません…。)

かなりどきどきしながら待っていました。

ニコニコ笑顔で、元気よく戻ってきた章くん。

「はい。終わりました。章くん、頑張りました。」とのこと。

「では、お母さん。」

実は内心、『私一人で!?』とどきどき。パパにも付いて来て欲しかったのですが、章くんを一人には出来ないでしょうとのことで、結局ママ一人で面談室に。
かなり緊張して入室しました。

「さて、知能検査の結果ですが、だいだい80~85%といったところです。確かに少し幼いところがあるのかも知れませんが、正常範囲ですよ。視線もしっかり合っています。会話も出来ています。」

との言葉。

「英語を習っていますか? 英語で答えてくれました。」

―はい。2歳頃から。初めは親子で参加していました。

「その頃の様子は?」

―注意があちこちそれることもありましたが、楽しんで参加していました。

「今は一人で?」

―先生と他の生徒さん2人です。覗いてみると、よく寝転がっています。それでも手を上げたりして参加しているようです。

「これまでの成長は? お座りとか気になることありました?」

―全体的に少しゆっくりめでしたが、首の座り、お座りなど正常範囲内。ハイハイはせず、いざりながら進んでました。そのためかなかなか歩きませんでした。1歳半健診でも歩かず「要精査」言われ、大学病院で精査を。その時は「歩かないこと以外は正常なので、そのうち歩くでしょう」と言われ、結局1歳10ヶ月で歩き始めました。身体能力は全般的にゆっくりめです。怖がりで、少しでも怖いと思うと、滑り台やブランコなど嫌がってしないので、同年齢のお子さんやもっち小さいお子さんでも出来ているのに、と思うことはありました。幼稚園の体育レッスンでも前まわりや跳び箱など一人では出来ないようです。先生に促してもらって何とかやっています。

「言葉は?」

―発語は1歳までに。パパだったと思いますが。特別言葉が出ないとは心配しませんでした。その後は単語はいくらか出てきましたが、文章にはなりにくかったです。今でも少し幼い話し方だと心配していますが。

「そうですね。少し聞き取りにくいこともありますが。5歳ならこの程度のお子さんもたくさんいらっしゃいます。大丈夫でしょう。」

―小さい頃からなのですが、公園などに遊びに行って、他のお友達がいると逃げて帰ります。「順番やけん。」と。周りの子と一緒に遊ぶことはほとんどないですね。幼稚園でも一人遊びが多めです。

「妹さんとは?」

―一緒に遊んでます。プラレールしたり、ままごとしたり。あと、従兄弟ともそれなりに遊んでいます。小2の従兄は章くんに合わせてくれて。2歳の従弟とは車で遊んだり。ただ、皆でカルタ取りなどゲームをしていると、途中からふらりといなくなって一人違う遊び(車など)をしていたりします。

「癇癪起すようなことは?」

―プラレールなどを壊されて、悲鳴を上げることはあります。つい叩いちゃうこともあります。

「知能検査の間、まあ、ここには他の刺激はないのですが、きちんと座って集中していました。窓から駐車場の車が見えると「○○!」「△△!」と教えてくれましたが。よく知ってますねー。でも「じゃ次これしよう。」と言うと、ちゃんと検査に戻ってきました。ブロックなどで見本を見せてみると『出来るよ。見とって!』とどんどんしてくれました。視覚的なものは得意なようです。数は10までは完璧ですが、11から20は途中で混乱していました。目に見えない質問は少し理解しにくいようです。苦手な問題には「知らん!」といって後ろをむいちゃうこともあります。くすぐると楽しがって、何度もおふざけして後ろ向いてみたり…と、普通のお子さんの反応です。コミュニケーションは心配なさそうです。そうですね。少し発達が遅めな分、分からないことや上手くできないことがあるのかも知れません。上手くいかないことはあまりやりたがらない、だからお遊戯にも参加しにくい、といったところがあるのかも知れません。促してあげれば少しずつ参加できると思います。」

―英語レッスンは苦手ではないと思うのですが。

「人数が多すぎるのでは?言われたことを耳で理解するのが少し苦手なようですので、一対一で分かりやすく言われると出来ますが、皆に向けて言われる言葉には反応しにくいところがあるのかも知れません。」

―確かにそうかも知れません。

「無理強いはせず、少しずつ経験を増やしてあげて、興味のあることからどんどんやっていったのでいいと思います。」

―幼稚園も英語レッスンも、本人は好きなようです。

「いいことです。環境も良いようですので、このまま見守ってあげて下さい。」

―あと、爪噛みがひどいのですが。

「無理に止めさせないほうがいいと思います。」

結論。

全般的に少し発達遅め。自閉症やADHDではなさそう。発達遅めなのでゲームなどに参加しにくい。苦手なものは避ける傾向にある。今のところ療育は必要なし。今の環境で少しずつ経験を増やしていきましょう。

今後。1年に1回程度、面談をしましょう、とのこと。

パパとも相談した結果、年長さんに上がった後、様子を見て、面談してもらうことにしました。

以上、発達相談の結果です。

別れ際、「大好きよ」と先生を抱きしめていた章くんでした。

調子が良かったとはいえ、先生とのやりとり、知能検査の結果など、『先生はどんな魔法を使ったのだろう…。』と思ったママでした。

いろいろ心配かけてすみませんでした。ブログを見て下さった方にも、幼稚園の先生にも、保育園の先生にも。

確かに発達は遅めですが、いい環境に恵まれ、ゆっくり少しずつ成長中の章くんです(^^)

本当に先生方には感謝しています。

最後に。
いろいろ考えてみて、やはり章くんと過ごす時間を増やしたいと改めて実感しました。今はフルタイムで仕事をしていますが、来年度から午前中勤務を申請しています。結果はどうなるか、ふたを開けてみないとまだ分かりませんが…。






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Last updated  2005/11/14 01:02:49 PM


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