みみ の だいありぃ

みみ の だいありぃ

日本語練習帳


そんな時、クローゼットの奥から、見つけたノート。
読むにつれて、ハートがドキドキした。


これ、なんだか分かります??
旦那が一生懸命日本語を勉強していたときのノート。
ひらがななんだな~。
かわいいでしょ!!

うちの旦那が日本に住んでいたとき、あたしの祖母に日本語を習っていました。
旦那と祖母の時間があったとき、祖母の家まで旦那が行って、お勉強をしてました。

二人の交際に反対だった祖母は、結構厳しいことを旦那に言っていたそうです。
でも、ここで負けちゃいけないって思い、旦那はへこたれずに祖母の家に通い続けました。
しかも、必ずオンタイムに行ったそうな。
祖母と日本語を勉強し、その後必ずお茶をして、あたしたちへお土産のおかず一品、持ってかえってきました。
(祖母のおかげで日本茶好きな旦那。しかも、ちゃんと両手で飲むのよ!)

祖母も徐々に旦那のことを気に入り始めたようです。
そのうち、「ええ子や。人はええと思う。でもな、あんた・・・」な~んて言い出した。

後一息!!

クリスマスに、祖母はなんだかちょっとしたパーティー料理を作ってくれて、旦那と一緒に食べたそうです。
旦那もなんだかワインを持って行ってたし。
クリスマスプレゼントも祖母からもらったそうです。

いい感じ!!

でも、ある日、祖母は「あなたはいい人だとは思うけど、日本の文化として、二人の交際は受け入れづらいのよ」みたいなことを旦那に言ったそうです。
旦那もだんだん辛くなってきて、辞めてしまいました。
そしてすぐにアメリカに帰ったのです。

アメリカに帰るってことになって、あたしはボロボロでした。
あたしたちが決めたことだったけど。
母も祖母も、あたしが仕事をしている時を見計らって、あたしたちの住むアパートにお別れに来たそうです。
旦那はなんて言っていいか分からなくて、居留守を使ったとか。

遠距離に入り、あたしは実家に帰りました。
それからも、遠距離であたしたちは付き合い続けました。
何度もアメリカに訪ねに行きました。
その間、散々祖母には説教をされましたが、あたしの心はびくとも動きませんでした。
「おばあちゃまの時代とは違う。あたしはあの人が好きなの。」と。

ついに、あたしの両親が、「そこまで好きなら・・・」とアメリカ行きを認めました。
っていうか、許してもらう、もらわないって訳でなく、「行くから」とだけ言いました。
結婚のビザで行くんじゃなくて、仕事のビザを取りました。
「一緒に住んでみる。で、とりあえず様子を見るから・・・。」

一緒に住み出して3ヶ月。
まず母だけが来ました。
母の滞在はとっても楽しいものになりました。
でも、すんごく貧乏で、冷蔵庫の中はからっぽに近かった・・・。

それから3ヶ月。
祖母と母が一緒に来ました。
旦那はめちゃくちゃ緊張しました。
だって、別れ方があんなんだったから・・・。
でも、祖母ももうきついことは言わなかったし、楽しい旅行になりました。
その時はアパートもすごくグレードアップして、母も祖母も安心したようです。

それから2ヶ月後にあたしは日本にバケーションで行きました。

それから、4ヶ月後、母と母の友達が遊びに来ました。
クリスマス頃に来たということもあり、本当に楽しいものになりました。
父からあたしたちおそろいのものとかプレゼントしてもらったし。
母からもおそろいのものをプレゼントしてもらったし。
その時はあたしたちも家族にクリスマスプレゼントをたくさん買えたし、エースもその時に母は初めて見たんだけど、しっかりしつけていたし、生活が前と比べてすんごく良くなってきている事が嬉しかったようです。

それから5ヶ月後、今度は母が引越しの手伝いで来てくれました。
あたしたちは母の前でケンカしてしまい、母に心配をかけてしまい、二人で大いに反省しました。
でも、家は気に入ったようです。

それから3ヶ月後、あたしはまた一時帰国をしました。
で、その後すぐ、あたしたちは結婚しました。

そして、3ヶ月後、祖母と母がまた来ました。
この時、祖母にも母にも父にも弟たちにもみんなに夫婦と認められたっていうのを感じました。
母が熱で寝込んだことから、あたしがちゃんと料理したり、今の家も、祖母もものすごく気に入り、「ちゃんと生活出来ている。ちゃんと二人で立派に生活していっている。」と安心したようです。

あ~、長かったわ!!
いろんないろんな事を乗り越え、ここまで来たんだから、ちっぽけなことでケンカなんかしてらんないわ!!
(だいたい、ケンカの原因は、TVのチャンネルの奪い合い。他のTVで見ろよって!!)

ここまで散々迷惑をかけながらも見守ってくれた家族に感謝する意味でも、くだらない事でケンカ別れなどしないよう、二人の関係に常にアプリシエイトしながら生活していこうって心に誓いました。


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