PR
コメント新着
キーワードサーチ
カレンダー
🎤
区の「事例研究会」へのお誘いがあり、
先週遠足後に帰宅し、慌てて支度して出掛けていたのです。
区の職員と教育研究者限定で開催されている事例研究会、
今回で11回目と回を重ねての勉強会です。
今回の事例は、
「ADHDの傾向があり、
関わり方によっては反社会的行動に走りやすい
支援学級に通う6年生の男子」。
講師は、信州大学医学付属病院 子どものこころ診療部長
本田秀夫先生(奨に精神科医)
まずは受付でレジメが配布され、
講師への交通費500円が参加費でした。
冒頭で担任の教師による説明に
本人の資料(映像、絵画作品)なども回覧されたのです。
とても利発そうな元気な男の子といった印象でしたが、
教師の苦労話と関わり方への不安、
そして今後中学へどのように進学させればいいかなど
問題提議がされました。
一通り質疑応答後には、
講師による総合診断と提言が添えられ、
キレやすい、反社会的パーソナリティーには、
「間欠暴発症」との症状が診られるとのこと。
「間欠暴発症」、耳慣れない症状ですが、
間を置いて、瞬発的に暴動に走る症例を言うようです。
ただ、これは病名ではないので、
総合診断は今の担当医にきちんと仰いだ方が良いとのこと。
ADHDというのは、おそらくバイク好きだった父親の遺伝であり、
社会への不満を唱える愛着不足の部分は
統合失調症の疑いもありそうなので、
とても難しい子どもである為、
学校生活を営んでいる内はいいが、
いずれ社会に出て周りとの関わりが途絶えてしまった後が心配。
中学へは少しずつ情報を伝えて、
入学後も経過観察を継続されることが望ましい。
との締めくくり。
大人になって犯罪を起こさない為に、
こうした事例研究を重ねることは有意義であり、
現場で生かせる部分を見出せることもあります。
実際に今支援学級に抱えているお子さんの中にも、
反社会的行動、発言をする男子がいるので、
一つの情報を得て、有効利用できそうです。
ありがたい研究会でしたね。(^^♪
【楽天ブックスならいつでも送料無料】【高額商品】【3倍】子どもから大人への発達精神医学 [ 本田秀夫 ]
【楽天ブックスならいつでも送料無料】アスペルガー症候群のある子どものための新キャリア教育 [ 本田秀夫 ]
【楽天ブックスならいつでも送料無料】発達障害の早期発見・早期療育・親支援 [ 本田秀夫 ]
【楽天ブックスならいつでも送料無料】自閉症スペクトラムがよくわかる本 [ 本田秀夫 ]
大好き ~奈緒ちゃんとお母さんの50年~… 2024.09.03 コメント(11)
あなたがいることで..♡ 2024.02.07 コメント(13)
マイ・ファミリー 自閉症の僕のひとり立… 2023.11.26 コメント(12)