楽しみ 南風一
古代史シンポジュウム
随分魅力的なタイトルだ
早速チケットを二人分購入する
妻が行くはずないから
誰か他の友人と一緒に行くことになる
漠然とそう考えた
期日が迫ってきたけれど
バスの予約をせず
友人に連絡することもしないまま
ぐずぐずと日にちが過ぎて
気が付いたら
シンポジュウム当日が来ていた
チケットだけ買って
行くことを夢見る
多分重い腰を上げないことは知っているのに
参加することを楽しみに夢見る
参加することは永遠にやって来ないのかもしれない
そのくせ自分が行っているのは当たり前と想っている
それが楽しみなのかなあ
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