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書 名=それをお金で買いますか 市場主義の限界著 者=マイケル・サンデル訳 者=鬼澤 忍発行所=早川書房発行年=2012.5評 価=★★★★★NHK教育番組「ハーバード白熱教室」、著作「これから「正義」の話をしよう」のマイケル・サンデルである。正直、前作では「正義」の話が中心で共感はしなかった覚えがある。(番組は閃光が走る程の衝撃あり)しかしながら、本書を読んで著者の本当の考え方が良くわかった。結局、「世の中にはお金で値段を付けて売買することに対し、道徳面や平等面で問題があるモノやコトがある。それでも解決しないといけないならば、それは正義とは何か・なにが公正かの観点を十二分に議論しないといけない」と言うことを主張しているのである。今回の本の内容については、共感するし・その通りだとも感じた。名作である。【送料無料】それをお金で買いますか [ マイケル・J.サンデル ]
2013.08.13
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書 名=生命と記憶のパラドクス 福岡ハカセ、66の小さな発見著 者=福岡伸一発行所=文藝春秋発行年=2012.9評 価=★★★★☆自分自身のことを「福岡ハカセ」と呼ぶのは、自分のことを下の名前で「○○○はねぇ、…なんなんだ~」と言う若い女性と同じ位に気色悪い。また福岡ハカセの提唱する、動的平衡(細胞分子レベルでは時々刻々置き換わっているが、生物全体としては一体性を保っている)の考え方の重要性についても全く共感しない。この点は、自称脳科学者「茂木健一郎」の言う、クオリア理論と同じく、全く胡散臭い輩(やから)の言と同列である。にもかかわらず、これまで福岡伸一氏の著作は名作の「生物と無生物のあいだ」の他にも、「できそこないの男たち」「世界は分けてもわからない」「動的平衡」「動的平衡2」と読んできている。なぜなのか、自分の気持ち整理がこれまでよく分からなかったが、このエッセィ集を読んで判明したことがある。彼も、山登りが好きでいつかは日本100名山を踏破したいと思っていること、世界遺産が好きなこと、フェルメールが好きでいつかは37作品全てを見たいと思っていること、進化論と宇宙論がすきなこと、こういった共通点があるのであった。この意味では、内容そのものよりも本書は読む価値はあった。【送料無料】生命と記憶のパラドクス [ 福岡伸一 ]
2013.08.13
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書名=マルコム・グラッドウェル THE NEW YOKER 傑作選3 採用は2秒で決まる! 直感はどこまでアテになるか?著者=マルコム・グラッドウェル訳者=勝間和代発行所=講談社発行年=2010.9評価=★★★☆☆マーケティング手法を扱った第1巻「ケチャップの謎」・処世人生訓を扱った第2巻「失敗の技術」よりはマシ。このコラムの考え方が、「第1感 最初の2秒のなんとなくが正しい」に繋がっていったのだろう。また、本書は直感の本質を探ることを扱っているが、同様の切り口の本としては、顧客接点15秒の重要性を説いた古典「真実の瞬間」(ヤン・カールソン、1990.3)がある。まあ、比較するのも難しいが、両方アテになるという点でも、どっこいどっこいかな。【送料無料】 採用は2秒で決まる! 直感はどこまでアテになるか? マルコム・グラッドウェルTHE NEW YORKER傑作選 / マルコム・グラッドウェル 【単行本】
2013.08.13
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書 名=フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦略著 者=クリス・アンダーセン監 修=小林弘人訳 者=高橋則明発行所=NHK出版発行年=2009.11評 価=★★★★☆ロングテールの命名者として著名な作者の第2弾である。ネットビジネスには、フリー(無料)のビジネスモデルが良く適合するが、その構造を分かり易く解いた本であり、十分に面白い。巻末の解説は、10ページそこそこだが、本書のエッセンスを十分に反映した久々に解説らしい解説の名文でもある。曰く、フリーを利用したビジネスモデルは大きく分けて3種類、一つ目「直接的内部相互補助」(ひとつ買うと、もうひとつは無料等)、二つ目「三者間市場」(広告収入等)、三つ目「フリーミアム」(一部の有料顧客が他の顧客の無料分を負担)。三つ目がとてもモデルとして斬新で、有料顧客は5%以上・できれば10%で成功との内容。実際の内容は、解説に示したようにまとめれば10ページ位の内容ではあるが、辛抱して350ページを読破する価値はあるように思える。【1000円以上送料無料】フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦略/クリス・アンダーソン/高橋則明【RCP】
2013.08.13
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