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2010.11.28
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カテゴリ: 白血病闘病記
先週末、ちょっとお腹が痛いかなって言ってた息子。


翌22日月曜
「原因不明の腹痛で絶賛絶食中」なんて言いながらも
やっぱり普通に元気にしておりました。

23日火曜、
ちょっとシンドそうな顔をしていたので、
あたしもいつもより少し長く病室にいました。

24日水曜

シャワーを浴びようとしていた所へ主治医から電話。

午前10時半に強い痙攣発作を起こし、
昼にも先生が様子を見ていらっしゃるときに
立て続けに3回発作を起こし
意識もあったりなかったりなのですぐ来て欲しいとのこと。

シャワーはやめにしてすぐに病室へ駆けつけました。


ここからは長い長い、でもあっと言う間の1日でした。

病室では脳波を測定したり、造影CT取りに行ったり、輸血をしたり
(血小板が少なく針を刺したり穴をあける検査が出来ない状況だったため
 検査が出来る程度の数値にしたいという狙いの輸血)

この頃はまだ背中や腰が痛いと言いつつも(最初に発病した時と同じ症状)

意識は普通にはっきりしていました。

そんな中、17時過ぎにまた発作。
この発作のあとは急激に意識レベルが低下。
神経内科のドクターに日にちを聞かれても答えられない状況。

主治医の所見では、白血病が脳に進行している疑いが強いとのこと。

という方向性のお話しでした。

息子が検査で病室を空けている間に連絡しておいたので
早上がりした主人も18時45分頃に病室に到着。
あたしは一度主治医から説明を受けましたが、
主治医がもう一度主人に話しをしてくれました。

ところが面談中、看護師さんからまた発作との連絡が入ります。
発作のあとしばらくは完全に意識がありません。
意識を取り戻した感があっても、もうすっかり混濁していました。


21時頃主人だけ帰宅しました。

息子は目は半開きで意識も混濁したままですが
酸素やバイタルを外そうとするので目が離せません。
その手を抑制しようと手を握ると、
時折ギュっと強く握り返してきます。

意識が混濁している中でも苦しいのでしょうか。
午後からは自分で起き上がることなんて全然出来なかったのに
どこにそんな力があるの?という勢いでベッドに起き上がり
カテーテルを引き抜こうとしたり、
絞り出すように「起きたいぃー」と唸ったり
そんなことが3回ほどあり、
あたしは背後から身体を抱き行動を抑制するのに必死。

今思えば、息子のこの「起きたい」が彼の最期の言葉です。


23時頃から息子が嘔吐しはじめました。
脳にかなりの浮腫が見られる証拠とのこと。
嘔吐による誤嚥防止のため、鼻から胃までチューブを通し、
それを引き抜かないように上肢を拘束。

主治医から、現段階で出来ることはもう全てやっている。
医療の限界。
今夜にも急に息が止まる可能性があるから覚悟してくれと言われました。

気づくと日付も変わっていましたが、
家にいる主人を電話で叩き起こし、もう一度病室に呼びました。

その頃には息子はもう暴れたりしません。
静かに眠っていました。
でもだんだんイビキが高くなります。
脈拍も早くなり血圧も異常に高くなっています。
付けている装置が、計測のたびに異常数値のアラームを鳴らします。

素人のあたしにも、もう時間の問題というのが手に取るようにわかりましたが
あたしたちには何一つなす術がありません。

午前3時頃でしょうか、最初の呼吸停止がきました。
主治医が病室に来て下さり、
「人工呼吸器をつけますか?」
と聞かれましたが、
それで心臓だけ動かした所で数時間先延ばしに出来るだけ。
人工呼吸器はお断りし、自然に任せることにしました。

すぐに自発呼吸は再開しましたが、もう私たちには見守ることしか出来ません。
最低限必要なもの意外をすべて取り除いて下さったので
あたしたちもベッドサイドに入れました。
後ろで主治医もずっとついていて下さいました。


息を引き取る時は、とても穏やかでした。
あたしはずっと手を握っていました。
呼吸がとまり、だんだんと脈が弱くなるのが
モニターを見なくても手のひらで感じられます。

そして息子はあたしの手の中で、静かに息を引き取りました。
3時55分でした。



つい1週間前の検査では、骨髄は良い状態でした。
こんな急激に事態が変わることなんて予測出来ない程、
病状は好転しているとしか思えない程の状態でした。

それがこの日の血液検査から、急に数値に異常が出たのです。
特に痙攣発作が起き始めてからは、
主治医の予測をはるかに超えるスピードで一気に悪化し、
何もかにも追いつかなかった。。。っていう感じ。



遅かれ早かれ、誰にでもこんな日は来る。
人間いつかは必ず死ぬのだから。
彼はちょっと早過ぎたけれど、
これも彼の運命だったのでしょう。

長い間彼に尽力をつくして下さった先生方、看護師さん方には
感謝の言葉もないほど感謝しています。
そして彼とあたしを支えて下さった全ての方々に深く感謝しています。





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Last updated  2010.11.28 12:33:08
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