昨日、テストの順位表をジーとみている受験生の女の子に
「早く、教室行って勉強開始!」というと
「先生、これみて!ひどいとおもわん?」
みると、順位表のある子達の名前の上に爪でおしつけた
跡がある。
「確かに、これは本人がみたら傷つくな!」
そういって、それをはがした。
「順位表」ひとつのがんばりの記念であり、
そこにある数字は、ひとりひとりの貴重な努力の
結晶である。おそらくライバルや嫌いな奴もいるだろう。
しかし、そうだからといってその神聖な順位表にある
名前に「傷」をつけることは断じて許さん!
数字に敏感になる時期だからこそ、
受験に関する数字を大切にしてほしい。
それが、順位表にある名前でもだ。
受験に勝ちたければ、それに関するすべてのものに
対して敬意をはらう心を忘れてはならないと思う。
これは、戦うものの心得だ。