心の中

心の中

ファッション・流行り感覚


勿論、本人達は、そういう意識はないと思いますが、「今日、切っちゃった」と言って、傷を見せ合っている・見せている人達が、実際に居るそうです
・何故、見せられるのか?
・何故、言えるのか?
しかも、ちょっとした公の場で・・・
「みんなやっているのに、自分だけしていないなんて・・・」と言い、自傷行為を始めた人も居るそうです
多分、『自傷行為』をファッション・流行り感覚で行っている人は、一部だけだと思います
ですが、この事が、自傷者に対しての偏見が増すのではないかと心配です
ただでさえ、周囲の目は冷たいのが現実ですから・・・

それに、ファッション・流行り感覚で行っている人達にも、心配事があります
それは、流行が終わった後、「果たして自傷が止められるか」という事です
行っているうちに癖になってしまい、止めずらくなってしまうのではないかと思いました
もう一つは、傷跡が残る点です
これは、致命的ではないかと思われます
時間とともに、ある程度は薄くなると思います
でも、完全に消えるか・・・は疑問です
「自傷行為」をする上で、この二つのリスクを背負う事になると思います

ファッション・流行り感覚で行う事を、良い事だとは思いません
ただ、どんな理由・捉え方で行っているにしても、私は『自傷行為』を【自己表現】と思っています
その人なりに、その方法を使い、何かを伝えたいのだと思っています
でも、『自傷行為』をするには、リスクを背負う事になります
その事を、忘れずに、自覚してほしいのです



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