みりの巣

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♪ 古典のルールとちょこっとしたこと

その名の通り、古典です。(笑)

高校でやってたノートをふと見返したのがきっかけです。
もともと古典はけっこう好きな教科(得意とは別!!)でした。
縦書きになれへんけど、まぁしかたないか・・・

間違えているところがあればごめんなさい。

2004年度、2005年度、の教科書です。


●本文=黒  訳=
 本文中の()=(歴史的仮名遣い/ 現代仮名遣い

途中から書いていません・・・


~古典の最低限のルール~

1. 語頭以外の「は」、「ひ」、「ふ」、「へ」、「ほ」は/ 「わ」、「い」、「う」、「え」、「お」 )です。

  例)思ふ→思う、いらへん→いらえん。


2. 長音
  a. やうやう → ようよう ( [Y]au → o)
  b. てふてふ → ちょうちょう ( [T]e[H]u → yo )
  c. きふしょ → きゅうしょ ( [K]i[H]u → yu )

3. ワ行
  ・(古典)わ・ゐ・う・ゑ・を
  ・(現代)わ・い・う・え・を

  ■ ア行:あ・い・う・え・お
  ■ ヤ行:や・い・ゆ・え・よ 



●文学史
 ・上代(奈良時代)
 ・中古(平安時代)
 ・中世(鎌倉時代、室町時代)
 ・近世(江戸時代)


 ☆ 伝記物語
竹取(たけとり)物語→落窪(おちくぼ)物語→宇津保(うつほ)物語

 ☆ 歌物語
伊勢(いせ)物語→大和(やまと)物語→平中(へいちゅう)物語

★ 伝記物語と歌物語が合わさって、源氏物語(:作り物語)となる。


●「をかし」の文学:『枕草子』清少納言
  ・成立年代:1001~1003年(平安時代)
  ・ジャンル:随筆

●「あはれ」の文学:『源氏物語』紫式部
  ・成立年代:1008年
  ・ジャンル:作り物語

●古典3大随筆(随筆=エッセイ)
 ・枕草子:清少納言;1001~1003年に成立
 ・方丈記:鴨長明 ;1212年に成立
 ・徒然草:吉田兼好 ;1331年に成立

☆ 日記文学の流れ

土佐日記(935年頃、紀貫之、女流日記文学)→
蜻蛉(かげろう)日記(975年以降、藤原の道綱母)→
和泉式部日記(1007~1008年)、紫式部日記(1011年)→
更級日記(1059年頃、菅原の考標女)→
讃岐典侍日記(1108年頃、藤原長子)→ 
十六夜日記(1280年頃、阿仏尼)

●徒然草
 ・成立年代:1331年(文学史上、中世である鎌倉時代)
 ・作者:吉田兼好(兼好法師)
 ・古典三大随筆の内の一つ。随筆=エッセイ。
 ・徒然(暇、手持ち無沙汰の意味)

●竹取物語
 ・作者:未詳。
 ・成立年代:だいだい9世紀後半(800年代) ~ 10世紀初め(900年代)。
 ・現存する日本最古の物語。
 ・ジャンル:伝記物語

●「伊勢物語」
 ・ジャンル:歌物語(和歌を中心に、その内容を短い話として完結させ、その小説を集めたもの)
 ・成立年代:平安時代
 ・作者:未詳
 ・主人公:在原業平(ありわらのなりひら:平安時代前期の代表的歌人:六歌仙=和歌の名人、のうちの一人)を主人公とした歌物語(和歌の前書き=詞書、を広げて物語風に作ったもの)。
 ・恋愛を中心とした内容
 ・平城天皇―阿保親王―業平
 ・別名:在五が物語、在五中将物語 (※ 在原五位中将)
 ・伊勢物語の各段の冒頭の表現:昔、男ありけり。

●「十訓抄(じゅっきんしょう)」
 ・訓:教訓の意。
 ・抄:テキスト、教科書の意。
 ・ジャンル:説話


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