解せない事情

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Oct 21, 2006

(4)

テーマ： ☆動物愛護☆(3966)

カテゴリ：わふわふ

《これまでのお話》

爺様はトラくんの入ったダンボールを
それは大事そうに抱えて帰っていかれました。

「早く家に帰って、ようけ食べて元気になろーな（；；）」

お父さん、水より食餌より病院ですっ！（焦）
手遅れかもしれないけど、とにかく獣医に診せてください。
N病院なら土曜も通常営業してますから、すぐ電話してみて！

「点滴してもろうたら、元気になるかもしれんねぇ」

お願いだから病院へ連れて行ってみてくださいねっ（；；）

　←7月のトラ
どうか、トラくんが回復しますように・・・・・・・
夏に見かけたように、塀の上で寝そべる姿を
威風堂々なトラくんを再び見ることができますように・・・・・・

そう祈りながらも、あの状態では厳しいかも、という思いは
否めません（；；）獣医だけでなく、医療費の限界もあるだろうし。
昨日のうちに保護してあげていれば・・・・・ごめんね（；；）

それでも、突然いなくなったまま、捜し続けて諦めるより
瀕死の状態であっても再会したいのが飼い主だと思うのです。

聞くところによると、数日前、学生風の若者が2人、
トラくんにちょっかいを出していて、その直後に
繋いであったリード（ヒモ）ごといなくなっていたそうです。

でも、発見されたときには首輪だけ。
猫が自発的に脱走したのだとしたら、不自然すぎます。
見つけた場所も、普段、猫が来ない、とても不自然な所でした。

今はちょうど発情期なので、去勢してないトラくんが旅に出たとしても
ほんの数日で動けなくなるほど、それも自宅から200mほどの
一本道を帰れなくなるほど衰弱するのは、解せない話でしたし
飼い主の爺様は 「盗まれた」 と憤慨しておいででした。

何があったのか、測りようもないですが、傷ついたトラくんに
路傍のド根性トレニアのような生命力がありますように。

ペットは法的には「所有物」の扱いですが
飼い主にとっては家族であり、かけがえのない大切な生命です。
野良であっても、命の奇跡の尊さは同じだと思います。

広島の犬テーマパークの騒ぎもありますが、どうか皆さん
愛玩動物が「モノ」ではなく「命」であり「大事な家族」なんだと
いうことを忘れないでいてください。

動物虐待は、更に悲惨な暴力へ発展するものであることを
心に留めておいてください。

キライだからといって苛めないでください。
キライなら、苦手なら、腹が立つなら触らないでください。
彼らは私たちと同じ赤い血の流れる生命体なのですから。
おつかれさま。