今日もありがとう。

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2016.06.16
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今月は、実力テスト、チャレンジテスト、期末テストとテスト続き

勿論、全く勉強をしていないのだから、そのまま結果が出たわけで、驚きもしなかった。
しかし、その悲惨な結果を受けても、彼は、ゲームと向かい合っている。

なぜ?焦らない。

深夜遅くまでのゲーム。
朝、起こすのを久々に辞めた。
案の定遅刻。(ひとつ前の日記に書いた通りである。)
しかし、朝目覚めてハッと起きて急がないと!!っていう焦りも彼にはない。


そこから朝までゲーム。
私が起きた時、すでに起きてたのに、私が起きたら寝てしまった・・・・・。
私も出社の時間が迫っていたので、できる限り起こして後は娘に託した。
娘が家を出るでは起きていたらしいが、学校の先生から連絡があって、また学校を遅れた。
また、寝てしまっていたのである。

さすがに中3だし、ここは父親に話をしてもらおうと、その日の夜、椅子にきちんと座って話をした。

最初は話を聞いていたのに、だんだん涙が溢れてきた。
父親は、彼の祖母が癌で命が僅かだということを伝えた。
そんな中、孫のことをただただ心配していると。
勉強が嫌いならしなくていい、でも朝遅刻せずに学校に行くということだけでもちゃんとして
おばあちゃんを安心させてあげなさいと。


やらないといけないということはわかってる、でも心が動かない!!
勉強をやっても結果はかわらない。←それはやった人が言うことやと姉に突っ込まれる。
テストの結果が悪くても焦らない。
そんな自分はクズだ。
僕には、やろうと思ってもできない

人は点数が悪ければ、次はもっとと頑張るけど、自分にはそれができない
と泣き叫ぶ。

挙句の果てには、○○家を継いでいかないといけないのに、こんなクズではそんなこともできない。
(そんなこと背負わなくていいよ。というと、ご先祖様はきっと繋げて欲しいと思ってる!という。)
自己否定のオンパレード。
どんだけ姉が彼の言葉を説得しようと声をかけても、全部はねのけた言葉が突き刺さってくる。

そんなん普通じゃないやん・・・

そういうと彼は

小学校の時から普通じゃなかったやん!!と泣き叫ぶ。
小学校の時、席をよく立ちまわっていたので多動症の疑いがあると、そういう検査機関に連れて行ったことがあってそのことが思い出されたようだ。(学校からの指示だったので)
あんな普通のことやらされて・・・
彼にとっては屈辱的なことだったんだろうな・・・と親としても反省。
いろんな怒りがきっと今彼の中で爆発している。
大きな声で泣きながら彼は言いたいことをきっと80%吐き出したと思う。
あーでもないこーでもないと家族で話あった。

これ以上話しても彼のココロは動かせないと、打ち切った。

ここ最近、右手薬指を骨折して、部活も3週間休んでいた。
いろいろお世話してくれていたおばあちゃんの体調も悪くなりそれも影響しているのかもしれない。
そんな中、受験、内申といろんな不安の材料が増えていく。

ゲームをしていれば、全ての事を忘れられる。
それとは反対に全ての事において、無気力になってしまっている自分にも気づいている。
どうすればいいのか・・・
この葛藤が彼をやきもきさせているのは事実。

見えない将来は、彼にも何も見えない真っ暗闇である。
でも、若い彼なら、いくつでも可能性がある。
それをわかって欲しいが、わかろうとしない。
真っ暗なトンネルの中で、ちいさな光を見つけてほしい。

生活態度がなかなかうまくコントロールできない。
勉強は二の次。
朝早く起きて学校に行って、夜早く寝る。
まずは、このシンプルなことが当たり前にできることから始めなければならない。
気の遠くなるミッションだが、人として時間を守ることは何より大切なことだから。
これだけは、しっかりと身に着けてほしい。

思春期ゆえにいろんな思いが葛藤しているんだと思う。
そして、心のキャパがいっぱいいっぱいなんだと思う。
けど、ここは人として越えなければならないとこ。
後で笑い話になるように、その壁をなんとしても乗り越えてほしいと願う。
さて、私は何をしてあげたらいいのだろう。










今日はありがとう。









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Last updated  2016.06.16 13:28:37


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