ミ ソ イ チ

2004年10月05日
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 ビジネス仲間のMさんとまた会った(9月7日参照)最初に話が出てからはや3ヶ月。進展してんだかしてないんだか…なかなか動き出さないビジネスなんだけど、相変わらずMさんはノリノリなのであった。

 Mさんという人は自称「自由人」。脱サラ後、自分の身を粉にして糧を得ているお人。経験も多いが苦労も多い。しかもB型。思想に少々偏りがある。(例えば「オレが政治家になったら、徴兵制を復活させ、老人とデブは排除する!」とか豪語している…もちろんお酒の席でだけど…)でも、話を聞いてる分には面白い。

 今日もいろいろ言ってたなぁー。日本のゴミ問題は古く江戸時代から始まってるんだ…とか、雀荘がなくなったから今の若者は腑抜けなんだ…とか、パスカルの「人間は考える葦である」に続く言葉こそが重要なんだ…とか、いろいろ…。いろいろすぎて全部は覚えてない…。

 その中で一つ…。

「サラリーマンというのは、コップからこぼれる滴を飲んでいるにすぎない。コップを持つような人間にならなきゃいかんのだ!」

 彼いわく“コップ=会社”なわけ。コップに一杯入った水を、まず社長が飲む。そして、その他幹部が飲む。一般のサラリーマンは、彼らが飲み終わった残り水の、さらにポトッと落ちる滴を飲んでるだけなんだ!!というわけである。

 Mさんはそれに気付いて会社から身を脱し、自分で、自分のコップで水を飲むようになった…そうです。うーん。深い…。

 コップをつかむ人間になるか、コップの滴を飲む人間になるか、それはその人の能力で決まるらしい。不満や不幸をいつまでも周りや他人のせいにしているような人は、間違いなく後者だ。相手が何か反応を示した時に、なぜそういう反応をしたのか考え、自分はどうするのかを考えられる人は前者だ。…コレ、すべてMさんの受け売りです…。

 私は…滴を飲んでる人間だなぁー。あーんと大口を開けて、こぼれ落ちる滴を待ってるタイプ。コップをつかみに行く気力や勇気は…どうなんだろ。あるような、ないような…。



 ちなみにパスカルの言葉ですが…

   人間は考える葦である
   ここに道徳の根源がある

 だそうです。このセットが重要なんだそうで…。誰か、分かり易く解釈して下さ~い!!





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最終更新日  2004年10月06日 00時11分03秒
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