ミ ソ イ チ

2004年10月16日
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 久々に渋谷に来た。渋谷って、どーしてあんなにゴチャゴチャして人が多くてうるさくて、人をうんざりさせて気を遠くさせるんだろう…。無秩序な人と音と明かり…この雑踏の中を歩いてるだけで、怒りや不満といった負の感情が、知らず知らずに心に溜まってくるような気がする…。はぁ~渋谷は嫌い!

 で、なんで渋谷に来たかというと、友達との飲みがあって。大学の友達Rと、Rの幼なじみNちゃん。既にこのメンツで数回飲んだことがあるのだが、いっつも大盛り上がり!なんせ我々3人、かなりぃ~の“負け犬”ですから…。

 長年付き合ってた彼氏と昨年やむなく別れ、その後は独りのR。一方のNちゃんは、好きな人には想われず、つい自虐的になってしまうタイプ。で、私は、異性から異性として見られず、男運ゼロ。はぁ~こんなダメダメな私達の話、面白くないわけがない!!

 そもそも女3人で、ホルモン焼きガッツリ食ってるところでオワッテルよね…。しかもお店が渋谷の怪しいホテル街の中にあるもんだから、幸せそうなカップルとは対照的に、これまた不幸せそうな女3人そぞろ歩き…。いーもんねー!!

 「偶像崇拝」「下心あり」「めり込むの“M”」「アイ・アム・バレン」など、私ら3人しか分からない機密用語を用いつつ、自虐的恋愛トークは続く続く…。いやぁ~笑った笑った!

 R子とのおでんの時もそうだったけど、同性同士でする恋愛話はホントに楽しい!!「○○さんってさぁ~」とかいう陰口的なもんじゃなくて、もう自分自身をネタにして「これでもかっ!」ってくらいこき下ろす…。それはもうマゾちっく…。こんなの男性が聞いたら100%引くだろうなぁ~。

 でもねー。こういう風に自虐的ネタで笑えるっていうのは、それだけ私達が辛い想いをしてきたからだ、と思うのです。それだけ頑張ってるからだ、と思うのです。…と自分で自分を慰めておりますが…。

 この楽しさを共有できるのは、恐らく独り身の間だけだと思う。これで誰かが彼氏とラブラブになったりとか結婚したりしたら、このマゾちっくトークは、これほどまでに盛り上がらないんだと思う。女って単純で薄情だ。男の有無でガラリと変わっちゃうから。

 こんなに楽しいなら“負け犬”でもいっか…なんてぼんやり考えたりして。…いかんいかん!!!





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最終更新日  2004年10月17日 12時37分02秒
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