『キング・アーサー(KA)』

ナイツ


CINEMA ON LINE '04年7月号 TOTAL FILM/Issue 92 キング・アーサー ディレクターズ・カット版 キング・アーサー キング・アーサー/サウンドトラック





◆総評
主人公(男)がヘタレで、ヒロインが強い・・・のが最近のお約束なんですかね?
まぁ脇役にしかハマらない私にすれば、どうでもいいんですが。
売れないだろうなーと本気で思いました。
でも気がつけばアホみたいにどっぷりハマってました。
主役とかどうでもいいんで!!
ナイツたちがいれば、それでいいんで!!!


気に入ったキャラについて、映画とディレクターズカット版とノベライズ版を比べてみたり。

◆ガウェイン
若くてキレやすいガラハッドの制止役、気さくでムードメーカー的な頼れる兄貴。
騎士の中で唯一の金髪さん。
この映画の中で一番のお気に入りキャラです。
またもやマイナー系。そして若くない。(いや、役者的には2番目に若いんですが)

比較:ノベライズの方がよりよい

映画では悉く見せ場を奪われてますので。
酒場でのダーツはトリスタンのが上手いわ、トリスタンにつっかかるガラハッドを止める役はランスロットになってるわ、トリスタンの遺体を運ぶ役はボースになってるわで泣きたい感じです。
パンフに'The gifts the gods gave me I use in battle or in bed.'のセリフを載せといて、ダーツのシーンでトリスタンの方が上手いってどういうことよー!!(怒)
小説では連続で命中させるガウェインを見たトリスタンが「凄いなーガウェイン」って言うシーンなのに!!
DC版で戦闘シーンが増えていたのと、ダゴネットの葬儀シーンにセリフが追加されていて小躍りして喜びました。
メイスと槍と斧とナイフで戦う姿が拝めました。
敢えて言うなら、ノーマルに剣で戦ってるのが観たかったです。
ただ、最後の戦闘で手負いの状態で突撃する前の絡みがさっくり欠落してるのも悔しいです。
射たれてサクソンに囲まれてるガウェインの所にアーサー、ランスロット、ガラハッドが集まってきて突撃するとこで、大丈夫なふりしてるガウェインに気付いてるっぽいガラハッドが素敵だったんですが。
小説を買ってよかったのは、ガウェインのよさがよく判ったことですかね。
過去に戦死した円卓の騎士の中にガウェインの兄がいたってことも判明。
兄・・・死んだ兄・・・。←指輪からのトラウマ
酒は飲まないっていう小説設定もそれなりにおいしいと思います。

ただ映画では、 マリウス一家救出を告げられた後のシーン があるので、あれだけで満足と言えば満足です。
「俺は共に行く。――ガラハッドもな」←事も無げに宣言。
「?!」←ガラハッド、驚愕。でもついて行く(笑)

あと森で雨の中野営してる時のフード姿がやたらかっこよかった(というか絵になってた)のも映画万歳ですvv
よく考えるとあのシーンにガラがいないんですよねー。見張りかしら。
DC版でここを削った意味を20字以内で述べて下さい


◆ガラハッド
故郷大好き、騎士の中では最年少のガラハッド。
15年の兵役であの真っ直ぐな感性を失わなかったのは奇跡と言えそうです。
常に隣にいるガウェインとのコンビがいいかんじです。
むしろガウェインとセットでなければ注目しなかった気がします(死)

比較:どちらも可もなく不可もなく。

キャラの描かれ方に問題はありませんが、出番の少なさが不満。
キャラを好き嫌いする前に、キャラが掴めない。
まぁ小説でも決して多くはないんですが・・・。
ローマから来た司教を気に入らないと言い、「じゃあなんで殺して退役証奪わないんだ?」と言われて「必要があればそうするさ」と真顔でさらっと言い放つこの性格が大好きです。
映画ではこのセリフないですけどね・・・・・・。

DC版では馬にのったまま無言でアーサーに突っかかってみたり、ちょこっと追加シーンがありました。
気になるのは、ガラハッドの衣装。キルトで、膝上生足。
砦の中ではズボンなのに、なぜに戦う時(てか雪の行軍でも)がキルトなのか。
敵を悩殺できそうです。←え

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e-bayで出品されてたガラハッドの鎧。
2800ドルで落札されてたんですが、別に送料が300ドルかかるみたいです。
商品紹介で何枚も画像がついてて、ディテールが判って嬉しいです。
ガウェインのも出品してくれ!!と心底思いました。
設定資料の画像はイマイチで、作中の写真もランスロットがメインの写真なのでガラハッドの鎧がどうなってるのかなんて、参考にもならないかんじ・・・。
私としてはまぁむしろガラの奥のピンボケなガウェが愛しくてならないんですが。

◆トリスタン
弓の名手で鷹と友達の斥候役。
目元の刺青や流線型の剣もかっこいいのです。
ミーハー的に見た目が一番好きなキャラです。

比較:ノベライズの方がいい

普通にいい人なんですが。
無口でもないし愛想いいし。
サクソンを追撃に行く時に、グィネヴィアに手を振ったりしてるもの。
パンフに書いてあった”彼を快く思わない者もいる”って誰よ・・・。ガラハッド?
ガラハッド、「君らと違って俺は殺しを楽しんでない」とかトゲっぽく言ってますけど、別にトリスタンだけに対して言ったんじゃないですしね。
鷹使ってるのを感心したかんじで見てたり、敵に矢を中てたトリスタンの肩を叩いたり、仲良さげですよ?←小説では。映画ではつっかかる以外の絡みないです
戦場での死を望むと言ってたので、彼にとっては本望だったのかもしれませんが、まさか死ぬとは思ってなかったのでショックでした。
ダゴネットの墓前で、「お前は今、偉大な戦士たちに囲まれているんだろうな」と漏らすところが大好きです。
なんでここを映画に入れてくれなかったかなー。


◆セルディック
侵略者サクソンの王様で、年のわりに反則的強さ。
敵にはもちろん、味方にまで血も涙もない鬼の指揮官。

比較:どっちでもいい

どうでもいい、ではなく、どちらでもよい。
判りやすいキャラで、結構好きです。
まぁ敢えて言うなら映画がいいです。
小説は息子の扱いがやりすぎだし、トリスタンの顔に斧で攻撃するし(泣)
何気にデネパパを連想したことは秘密。

◆シンリック
歩兵部隊の指揮官で、王子。
冷血で無敵な親父を畏れながら憧れている・・・んだと思ってました。映画観た時は。

比較:映画の方が断然いい

小説版が酷すぎると言うのが正しいかもしれませんが、とにかく映画の方がいいです。
だって、純粋にいいキャラだと思いましたし、後から小説とかパンフの人物紹介みてショックでしたから(力説)
湖の上で先頭に立ってるとことか、配下の歩兵部隊が城塞に突撃命令を出された時の表情とか、中から聞こえる悲鳴を聞いて剣を握り締めて行きたそうにしてるとことか、結構いいキャラとして出てるのに、小説ではかなり酷い扱いを受けてるのです・・・・・・。
湖の安全なとこから指示出してたり、親父に顔切られたり、「指揮できぬ者には死ぬ資格すらない」とか言われたり(泣)
冷血鬼親父と違ってまだ部下に愛があるかんじに見えたので、”きっと部下たちはこの人の天下になるのを待って今の横暴な親父の時代を耐え忍んでるんだー”とか思った私は何だったのか。←幻想です
あとびっくりしたのは小説では”初陣かつ18歳”という設定(笑)
シンリック役のシュバイガーって何歳でしたかね・・・・・・。

役者が気に入り、「Uボート 最後の決断」も観に行きました。



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