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☆たー☆
辿り着きましたね♪ようこそ！☆たー☆のたわいもない部屋ですがどうぞ遊んでって下さい。
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December , 2024
July 14, 2004
カテゴリ： その他ね☆
今日はちょこっと重い話になっちゃう。。。ゴメンネ
この前の日記（7/6）の答えというか、なんか話をしたくなったので今日ここに書きますね
俺にはオヤジがいる
オヤジは脳梗塞で倒れてもう10年以上経つ
2回も同じ病気で倒れた
この病気が原因で色々と合併症を併発している
最近、腎臓の機能が落ちてきてこのままでは人工透析が必要になると言われた
医者からこのまま人工透析をすれば一生しなければならないから人工透析の道を選ぶか、薬で進行を抑えるだけにするかを家族でどうするかを話し合うよう言われた。
家族で選んだ答えはね…人工透析はしない
俺はこの10年もの間オヤジに人生を狂わされたと思い込んでここまで生きてきた
1回目の倒れた時に進学が決まっていた
両親に何度も頼み込んでやっと説得できて願書提出の前日だった
「仕方がないね、俺も働いて手伝うよ」
諦めた。。。
この時は悔しいかったけど「これでいい」って思いが強かったし、社会復帰できるまで母親の助けになればって、それからでも自分の事は遅くはないと考えていた
退院してきたオヤジは何も懲りてなく医者からキツク止められていたタバコもこっそり吸い、食事制限に耐えられなかった
現金を持たせないようにしていたけど…気がつくと俺の貯金箱が空になったり…何度注意しても効果なし…そんな矢先だった
2回目の脳梗塞
今回は症状が重い
再び入院生活が始まって間もなく俺とオヤジの間に決定的な出来事があった
「オイオイ、息子忘れんなよな」笑って言ってみたけどショックだった
それから俺はこの10年オヤジに会いにはいっていない
好き勝手な事をやって
好き勝手に倒れて
散々家族に迷惑かけて
ふざけんなよ
俺はオヤジに恨みを抱いて生きてきた
部屋にね、小さい時の写真がある。オヤジと楽しそうにしている写真…生まれた時から高1くらいまでのアルバム…
でもね…幼い頃に父親と何かをしたという記憶がいくら辿っても出てこない…
この10年の生き方で自分で自分の記憶を閉ざしてしまったのかもしれない
小さい時の記憶。。。
あの風の吹く丘は遠い記憶の中…とても強い風が吹いていた
風に飛ばされそうになった俺を支えてくれた大きな手
いつから風がやんでしまったのかな
あの暖かい気持ちは遠い記憶の中…陽だまりの中で眠るように膝の上でスヤスヤと…
暖かい夢を見させてくれた大きな腕
いつから雲が僕らを覆い引き裂いた？
感謝する事なく
喧嘩する事なく
酒を酌み交わす事もなく
ただ…ただ恨んで
ただ…ただ恨んで
悲しい時間だけが流れて行く
俺の中で存在すら認めていなかった
あの大きな背中
ちがう…
俺はあの大きな背中のままの記憶でいたいから現実を認めていなかったんだ
なにも変らないのに…
あの風の吹く丘は確かにそこにある
あの風の吹く丘は確かにそこにある
俺たちの運命はなんて残酷でなんて失礼なんだろう…
あの大きな背中はもう小さい…
気がついた時にはもう遅いね…
俺たちはこの残酷で失礼な運命に導かれて生きて…そして死んでいくんだね
あの丘で今でも僕は風に飛ばされそうになりながら大きな手の支えをどこかで待っている…
そのオヤジの命の選択を迫られた時に色々な思いが交錯して訳がわからなくなってしまった
俺の中ではもう存在しないんだって思い込んでいたのに…
今すぐじゃないけどオヤジが死んでいくって現実を知らされた時にね…なんだろ、今までの自分が情けないというか、悔しいというか…そんな思いに駆り立てられたと同時に俺の生き方に間違いはなかったんだって思う気持ちがぶつかってね…
正直、頭の中はウニ
正直、眠れない夜もある
涙流して泣いた
オヤジのために流す涙が俺の体の中にはまだあったんだなぁ･･･
どこかで父親の愛情ってのを求めていたのに痩せ我慢してたんだな
その我慢が少し溢れてしまったからかな。。。
だけど俺はこの先オヤジに会いに行くことはないだろう。
これが俺のコタエ。。。たとえそれが一生背負う十字架になろうとも
なんて失礼な運命…
この前の日記（7/6）の答えというか、なんか話をしたくなったので今日ここに書きますね
俺にはオヤジがいる
オヤジは脳梗塞で倒れてもう10年以上経つ
2回も同じ病気で倒れた
この病気が原因で色々と合併症を併発している
最近、腎臓の機能が落ちてきてこのままでは人工透析が必要になると言われた
医者からこのまま人工透析をすれば一生しなければならないから人工透析の道を選ぶか、薬で進行を抑えるだけにするかを家族でどうするかを話し合うよう言われた。
家族で選んだ答えはね…人工透析はしない
俺はこの10年もの間オヤジに人生を狂わされたと思い込んでここまで生きてきた
1回目の倒れた時に進学が決まっていた
両親に何度も頼み込んでやっと説得できて願書提出の前日だった
「仕方がないね、俺も働いて手伝うよ」
諦めた。。。
この時は悔しいかったけど「これでいい」って思いが強かったし、社会復帰できるまで母親の助けになればって、それからでも自分の事は遅くはないと考えていた
退院してきたオヤジは何も懲りてなく医者からキツク止められていたタバコもこっそり吸い、食事制限に耐えられなかった
現金を持たせないようにしていたけど…気がつくと俺の貯金箱が空になったり…何度注意しても効果なし…そんな矢先だった
2回目の脳梗塞
今回は症状が重い
再び入院生活が始まって間もなく俺とオヤジの間に決定的な出来事があった
「オイオイ、息子忘れんなよな」笑って言ってみたけどショックだった
それから俺はこの10年オヤジに会いにはいっていない
好き勝手な事をやって
好き勝手に倒れて
散々家族に迷惑かけて
ふざけんなよ
俺はオヤジに恨みを抱いて生きてきた
部屋にね、小さい時の写真がある。オヤジと楽しそうにしている写真…生まれた時から高1くらいまでのアルバム…
でもね…幼い頃に父親と何かをしたという記憶がいくら辿っても出てこない…
この10年の生き方で自分で自分の記憶を閉ざしてしまったのかもしれない
小さい時の記憶。。。
あの風の吹く丘は遠い記憶の中…とても強い風が吹いていた
風に飛ばされそうになった俺を支えてくれた大きな手
いつから風がやんでしまったのかな
あの暖かい気持ちは遠い記憶の中…陽だまりの中で眠るように膝の上でスヤスヤと…
暖かい夢を見させてくれた大きな腕
いつから雲が僕らを覆い引き裂いた？
感謝する事なく
喧嘩する事なく
酒を酌み交わす事もなく
ただ…ただ恨んで
ただ…ただ恨んで
悲しい時間だけが流れて行く
俺の中で存在すら認めていなかった
あの大きな背中
ちがう…
俺はあの大きな背中のままの記憶でいたいから現実を認めていなかったんだ
なにも変らないのに…
あの風の吹く丘は確かにそこにある
あの風の吹く丘は確かにそこにある
俺たちの運命はなんて残酷でなんて失礼なんだろう…
あの大きな背中はもう小さい…
気がついた時にはもう遅いね…
俺たちはこの残酷で失礼な運命に導かれて生きて…そして死んでいくんだね
あの丘で今でも僕は風に飛ばされそうになりながら大きな手の支えをどこかで待っている…
そのオヤジの命の選択を迫られた時に色々な思いが交錯して訳がわからなくなってしまった
俺の中ではもう存在しないんだって思い込んでいたのに…
今すぐじゃないけどオヤジが死んでいくって現実を知らされた時にね…なんだろ、今までの自分が情けないというか、悔しいというか…そんな思いに駆り立てられたと同時に俺の生き方に間違いはなかったんだって思う気持ちがぶつかってね…
正直、頭の中はウニ
正直、眠れない夜もある
涙流して泣いた
オヤジのために流す涙が俺の体の中にはまだあったんだなぁ･･･
どこかで父親の愛情ってのを求めていたのに痩せ我慢してたんだな
その我慢が少し溢れてしまったからかな。。。
だけど俺はこの先オヤジに会いに行くことはないだろう。
これが俺のコタエ。。。たとえそれが一生背負う十字架になろうとも
なんて失礼な運命…
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