我が家の宝物

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2002年07月31日

築１００年以上の私の実家

(3)

テーマ：真夏の夜の怖い話(2)

カテゴリ：カテゴリ未分類

今日は夏らしいテーマで。

だから私が中学まで（１４年前）はわら屋根だった。
中学の時、わらの上に瓦を敷くことができるというのでやってもらい、外観は瓦だけど内側からはわらが見えるけったいな家になってしまった。
わら屋根の家は怖い。
冬になると蛇がわらのなかで冬眠し、ムカデが入り込む。
「ポト」っと何か落ちたと思うとムカデがいたり、足元を見ると蛇がいたりはよくある話だった。

そんな古い家のせいか、別に私は霊感なんてないんだけど、そんな私でも変な気配をかんじることはよくあった。
実際には見た事ないけど。

で、寝てるときに私の部屋に人の気配をかんじたのは２回。

一回目は夜中、「なんかちょっと寒いなあ」なんて思っていたとき、押入れの開く音がして、足元に何かがどさっと乗せられた。
「お母さん、布団かぶせてくれたのかな。気が利くなあ」
と思いつつそのまま眠って、朝になって起きたら布団はかけられてなかった。
そして誰も私の部屋には入ってきてないらしかった。

二回目も、眠ったあと。
壁のほうを向いて寝ていたら、背中のほうから子供の笑う声が。
そしてベッドのふちを手で叩くような「ぺたぺた」という音が。
私は弟が部屋に入ってきたのかと思って、
「うるさいなあ」
と思いつつ眠ってしまった。

最近は金縛りなんてないし、実家に行ってもあまり変な気配とかないしね。
ていうか、どっちかって言うと蛇やムカデのほうが怖いよね
でも、本当だったとしたら、足に乗ったものと、あのときの子供はなんだったのか、知りたいなあと思う今日この頃でした。

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