家主はプロジェクトの準備で忙しそうで、翻訳メモリーソフトのTRADOSを主に使用するらしいが、一度そのマニュアルをプリントした時は数百枚の紙がプリンタから吐き出され、小生もプリンタが故障したのではないかと思ったほどびっくりしました。しかし、家主は物を買ってもマニュアルや使用書は読まず、一挙にあちこちを闇雲に触って何とか使えればよいということで、「そんなものをマスターする時間がない」と。しかしこのソフトは難しいらしく、スポットの翻訳は何とかこなしているが、大量なものと企業から提供される翻訳ライブラリを利用しなければならないので、「フィルターをどうするのか、タグをブロックするのは....」と頭を抱えています。しばらく落ち着くまでは小生らの存在は忘れられることでしょう。家主は昔からあまり大きくないシャトー(フランスのお城)が好きで、こじんまりとした、シャトーというよりはこの16世紀の貴族の館が特に気に入り、前を通ると心が癒されるようだといっています。家主の「心が癒される」の言葉は意外で、まだまだ小生の分からないところが多い家主です。