翻訳学者犬徒然草

北仏の美しい5月

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フランスの田園地帯、特に北東部は牧草地帯が多く、数世紀前から変わらない家並みが多くの村々に残っています。南仏と違って一般の観光地が少なく、豊富な文化遺産も静かに保存され、一部のヨーロッパの人(オランダ、北欧など)がセカンドハウスに古家を買っています。石作りの昔からの家が好きなひとにとっては絶好の場所です。以前は冬の寒さと不順な気候が嫌われていましたが、温暖化と異常気候でこの4月は南仏よりも暖かい日が続いています。と家主はよくこの地方を知らない人に説明していますが、未だに説得されてこの地方に来るフランス人は稀です。小生らは広い場所でゆっくりと、過ごせるので最高です。小生と老母などは鎖をつけられたことがなく、一度アニマルセンターに行くときに、家主がどこから探してきたのか皮製の赤いベルトのようなものを小生の首輪につけたにはびっくりしました。
何のためにそのようなものをつけるのか?小生は車に乗って出かけるときは、家主の指示に素直に従うことにしているのに、勿論家の周りの林の散歩は別だが。昨日帰ってきた家主の話では、今年はあらゆる果樹に花がいっぱい付いているので果物は豊作らしいです。家主の「日本の梨」の木も真っ白な花で覆われています。それにしても小生らは今週末の大統領選挙が終わるのを待ちかねています。家主の暴言と機嫌の悪さ、それに仕事が迫っているらしいが、相変わらずテレビの批評にいらいらしています。来週はおそらく家主はがっかりして、仕事と小生たちと散歩で一日を過ごすであろうと、老母に話しをすると老母は「陽はまた昇る」とつぶやき、まだ日中なのに籠中でねそべっています。

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