翻訳学者犬徒然草

朝から雨と強風

朝方から強風が吹き、どうなるのかと心配でしたが、午後には静かに小雨模様です。家主はそれでも時々小生たち(相変わらず居候がいます)を外に出しますが、自分は忙しそうにすぐにアを開けたままで仕事を続けます。小生らは完全にセルフサービスで、自分の気分で気が向くとドアを押して家に帰りますが、居候は雨や少し寒いと頭を外にだすだけですぐに家中に引っ込みます。小生はまず、林の中のテリトリーの点検を行い、リスや他の動物の領土侵犯が無かったどうかチェックします。どうもリスは常時小生の領土に侵入しているらしく、あちらこちらにその匂いが残っています。一度夕方現行犯で捕まえる直前まで行ったことがあります。林にとび出ると、入り口にある大きなオークの樹の根元に濃いブラウンのリスが居ました。小生を見ると一瞬のうちに樹の上に上りはじめましたが、小生も一応父方にはラブラドール、老母からは正統な猟犬の血統を引き継いでいますので、家主の手前恥ずかしい姿も見せられないと思い、数メートルのジャンプで樹の根元まで飛び、リスの尾に触れたのですが、敵もすばやく、樹上に避難してしまいました。小生の記録的なジャンプの成果を見せるために大きな樹木に両手をつけ、立ち上がり上のリスに威嚇しました。しかし、家主の反応は、小生の努力をまったく無視し、樹上を眺めて「何処にいったのかなあ、さすがにすばしこいな」とリスの俊敏さに関心するばかりで、小生の記録的なジャンプには一向に無関心。老母は「家主の不公平さには今さら驚かない」と言い、相変わらず野ねずみハントに夢中。

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