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神坂俊一郎

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Jan 18, 2020
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カテゴリ: 人生について
今日は、曇りのせいで寒く感じましたが、昨日ほどは寒くなく、それでもお山は真っ白に雪がつもっている那須でした。
寒いは寒いのですが、今年は年明けてからは意外に暖かで、日光では氷がはらず、名物の天然氷が作れず困っています。
さて、続きです。

恋人というよりも最初から婚約者同然だった一郎君と、交際3か月で結ばれたら、とにかく一緒に暮らしたくなった極普通の女の子の美奈子さんと、そんな心情を理解できないサヴァンの一郎君でした。
普通なら破局を迎えても不思議はなかったカップルなのですが、一郎君、人間的な心情は理解できませんが、やるべきことは即断即決で、美奈子さんとは、夫婦になることを予知していましたから、彼女が望んだこと、結婚を早めること、婚約指輪をプレゼントすること、結婚式場を見に行くこと…には喜んで応じたのです。
ですから、美奈子さんも、何を考えているのかわからないところのある彼に不安になりつつも、初めてまともに付き合って最後まで行った相手が彼で、普通の?男も、男女交際も知りませんから、こんなものなのだろう、いや、きっと自分は幸せなのだろうと思い込んで付き合い続けることができたのです。
ただ、不安が美奈子さんの場合欲望の方に転嫁されてしまい、彼の顔を見ると、セックスがしたくなるようになってしまったのです。
一応双方の親の許しも得ましたし、何だかわからない精霊のような存在にも結婚を認めてもらえたような気もしましたし、一郎君、私を捨てるようなことは絶対にないと何故か確信できましたから、タガが外れたように彼を求めたくなったのです。
純真無垢な雰囲気で、とても20歳とは思えぬ少女のような容姿の美奈子さんが、煽情的な表情で求めるのですから、普通の男なら喜んでセックスに励んだと思うのですが、一郎君は明らかに変人でした。

裸で美奈子さんと抱き合って、彼女の求めで乳房を触ったら、死ぬほど感じると言われても、どうにも信じられなかったほどです。
セックスだけでなく、キスにもハグにもそれほど快感を感じなかったため、スキンシップに積極的になれなかったのが一郎君の実感であり、大問題だったのです。
それが美奈子さんの不安を煽ることとなり、逆に彼とのセックスに依存する原因となったのですが、幸い彼は、彼女の別の面に快感を見出したのです。
それは何かというと、美奈子さんが感じてくれることだったのです。
顔を赤らめて恥じらいつつ見せる煽情的な表情も、快感に溺れつつも必死にあえぎ声を抑えようとしかめる顔も、ついつい漏れてしまう声も、その控えめな痴態はとても魅力的に感じたのです。
セックスそのものよりも、彼女が感じて満足してくれることに快感を、ひいては幸せを、感じたのです。
ですから、普通の男なら快感イコール性欲を満たすことになるのでしょうが、彼の場合、美奈子さんが満足してくれさえすれば快感でしたから、極端な話、セックスする必要は感じなかったのです。
山形から帰ってきてから、外でデートするよりも、自宅マンション待ち合わせでセックスすることを要求するようになった美奈子さんでしたが、デート代を節約して結婚資金に回せるようになったとともに、思わぬ効果を生んだのです。
それが何だったかというと、少し太めだった彼女が、適度にやせて、適度にやつれた結果、大人の美女に変身したのです。
一郎君は、見かけは全く気にしませんでしたが、美人の妻の方が好ましいから、歓迎していました。というか、最初からそうなった姿を幻視していたのです。

大学3年生の時に、一郎君の後輩の聖護院真智さんが、彼を誘惑というよりは幻惑してみようと、何時もかけている眼鏡をコンタクトレンズに変え、普段は薄化粧だったのをばっちり化粧し、はいたことのなかったミニスカートまではいて登場したところ、他の部員たちは、彼女が誰だか全くわからず、新人が見学に来たのかと噂していたのに、彼は一目で見破って、「おや、真智さん、今日はいつもと違うファッションだね。」の一言で、全然幻惑されなかったのでした。

同じように、美奈子さんがばっさり髪を切ってパーマを当てて、座敷童からジャネット・ジャクソンに変身した時も、何時も顔を合わせている同じ職場の先輩たちが誰だかわからず遠巻きにして見ていたのに、一郎君だけが一目で見破ったこともありました。
美奈子さん、真智さんと違って全く化粧をしないところは、優佳さんと共通していました。
そもそも、サヴァンの一郎君は、見かけの容姿ではないもので人を見分けているらしく、いくらお化粧しても無駄でしたから、お化粧をしない女性の方が好みだったのです。
その点では、摩耶美紀子さんは普通にお化粧していましたから、それでも彼が気に入ったという点では異色の女性だったのです。
女性に優しいものの、誰にも手を出さなかった一郎君が、美紀子さんのことを気に入った理由は、彼女は自分とは魂の双子、ツインソウルだからとのものでしたが、ツインソウルと言われても、一般人には理解不能でした。


友人の松井君子さん、彼女からそのことを聞いて驚きつつも、確かに美人になっていましたから、わかるような気もしました。
美奈子さんは、相手の名前は明かさなかったものの、君子さん、その3人が誰だかは、察せられました。
何のことはない、その男たち、以前から美奈子がとてもいい子であることは認めていましたが、田舎っぺ丸出しとか、高卒と馬鹿にして、相手にしていなかったのです。
そんな彼女が美女になったからプロポーズしたこと丸わかりで、「男って、単純で嫌ね。」と笑っていました。
でも、一郎君は最初から美奈子のことしか見ていなかったこともよくわかりましたから、不思議な男だなあと改めて感心し、美奈子さんには、「最初からあんただけを見ていてくれたし、あんたには望んでも得られないような男なんだから、絶対逃しちゃだめよ。」と再度アドバイスしました。
美奈子さん、君子さんに交際上の悩みはないかと乗せられて、つい、一郎君がセックスには積極的でないことを白状してしまったため、彼女、当世女子大生には常識の、セックスの手練手管を懇切丁寧に教授したのです。
美奈子さん、一郎君を喜ばせたい一心で、とんだあばずれだと誤解されかねないようなことも、君子さんの言葉を信じて一生懸命挑戦したのです。
でも、全く知識も経験もなかった美奈子さんが初めてやってうまく行くはずがありません。
相手が一郎君だったのが幸いで、美奈子さんはきっと君子さんに教えられたとおりのことをやっているだけだろうとまで見抜いて、「無理しないでいいんだよ。一緒に居られるだけで十分幸せなんだから。」と優しく声をかけました。
元々、美奈子さんはそんな行為が恥ずかしくてたまりませんでしたから、それ以上エスカレートせずに済みました。
現実としては、美奈子さんの涙ぐましい努力は、一郎君にとっては快感どころか痛いだけだったのです。
彼女が何をしたかは、推して知るべし。

ちなみに君子さんは、見かけや学歴も重視していましたが、実家が裕福であることを最重要視し、お眼鏡にかなった男性にアタックし、見事その男性と結婚して幸せになりましたから、愛よりお金は大変賢明な選択だったと思われます。

続く。
画像は、我が家の冬の風物詩、遠赤外線ヒーター「サンラメラ」の前であったまる猫たちです。
このヒーター、べったりひっついても火傷しませんし、火事になる心配もない優れものです。
我が家の猫たち、「サンラメラ」の宣伝に登場しています。





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Last updated  Aug 6, 2023 11:16:21 PM
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Yoko@ Re:ヤマトタケル異聞1(09/21) ずうずうしくリクエストをしたYokoです。 …
Yoko@ Re:ヤマトタケル?2(04/19) 21日のご返信に気が付かず、ご返信せずに…
神坂俊一郎 @ Re[1]:ヤマトタケル?2(04/19) YOKOさんへ アメーバブログも確認したら全…
神坂俊一郎 @ Re[1]:ヤマトタケル?2(04/19) YOKOさんへ 既に発見されたかも知れません…

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