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2013年05月10日
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カテゴリ: カテゴリ未分類

ミキの先天性心疾患のお話です

長引かせていますが これでもかー3なりに整理してるつもりです

翌日 院長は午前中は市の集団狂犬病予防接種のため不在

ミキを 1秒でも早くお迎えに行きたかったのですが

お話 説明等が有るかと思い 午後の部に出向きました

診察室に入るとミキを連れた院長が待っていました

何時もは温和なお顔の院長が 険しい顔つきです

院長「昨日から血尿は一度も観られませんでした 

准教授にもエコー診察して頂ましたが 呼吸が苦しそうで

酸素吸入をしながら立たせたままでエコー診察しました

間違いなく動脈管開存症で 他にも

僧房弁にも奇形が有り機能してなく血液が逆流状態です」

かー3「えぇっー、、、、、

じぁーどうなるのですか?」

院長「手術は無理です

これからずぅーと 投薬で様子を診るしかありません」

かー3「、、、そうですか、、、、、」

頭の中は真っ白

目の前は真っ暗

手術すれば普通の生活が、、、希望から

なすすべがない、、、絶望へ 突き落とされました

院長「お薬を取りあえず1週間お出しします」

かー3「はい、、、」

ミキを連れ帰るのにカゴの中に移したとき

キュンと鳴き倒れこみました

院長「これはダメだ このままお預かりします」

そう言うと同時に ミキを連れ奥の方へと行きました

直ぐに戻って来て どうぞと案内された場所は

以前 メグが噛まれて入院していた酸素室

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ミキは 湿度60% 室温24度 酸素濃度30%に設定されていました

横になったまま大きく喘いで息をしているミキを見て

自然と涙がこぼれてきます

暫くの間 頭を撫でていましたが 明日来るからねと帰宅しました

翌日はクリニックは休診日

お昼の休憩時間は無いので面会も可能

オジジも行ける時間なので二人して面会に

昨日とはうって変わって元気が有りそうです

食事も残さず大喰らいしてるそうで

 暫く入院すれば元気に連れ帰れるなと 思ったほどです

次の日はかー3だけで面会

フードは最初連れて来た時に預けてあったので

トッピング用の 蒸しササミと茹でた鳥レバーを持って

どれだけ食べてくれるかなと楽しみに行きました

しかし 状態が悪いです

朝は食欲が無かったようです

何かが詰まった様に吐き気の仕草

喉に詰まらせたら大変なのでフードは取り上げました

酸素室の片腕がようやくの小窓から ミキの頭を撫でてやる

腕にもたれ掛って甘えてくる

千切れるくらいに円を描くように振る尻尾

時折 小窓から身を乗り出してくる

抱っこをしてほしいのでしょう

でも抱くと胸を圧迫されて苦しむでしょうね

そして モタッと立ち上がっては狭い酸素室を歩き回る

心臓の鼓動は 背中を触ったくらいでも響いてくる

クリニックのスタッフが居る場所とガラス越しの病室

時折 院長も女医さんも心配そうに此方を見ている

帰り際 

かー3「どうせならみんなが居る所で、、、

でも帰り着く前にダメでしょうね」と言いましたが

涙声ではっきりした言葉になりません

院長も頷きながらこのままで、、、と

電話連絡がない事を願いつつ 翌朝一番で面会に行きました

昨夜も今朝も食べていない

日に日に悪い状態

ずっと傍に居たいけど 他の子も居る

家に居る子たちではなく 他の入院している子の面会者

女医さんが疲れるからと椅子を用意してくださる

座ってたら ミキを撫でてやれない

かー3「夕方も合いに来て良いですか?」

院長「ぜひに来てあげてください」

夕方 仲間たちには早めの食事タイム

今日は遅めに行って 閉院まで付いていよう

そろそろ出かけようかな

電話が鳴る、、、ビクッ、、、出たくない、、、でも、、、

反射的にとった受話器の向こうで

院長「ミキちゃんの呼吸と心臓の状態が悪いです」

かー3「今 出るとこでした 直ぐ伺います」

院長「お気を付けていらしてください」

やはり  とうとう 覚悟はしていました

クリニックについて どうぞと言われて酸素室に向かおうとしたら

此方ですと 案内されたのは手術室(処置室)

酸素と強心剤のチューブがミキの体に付いてる

すでに呼吸は停止していました

心臓の鼓動も 手には伝わってきません

でも とっても暖かい 暖かいよ ミキ

抱っこしてあげられなくて ごめんね

ボタボタ落ちる涙で声が 言葉になりません

頑張れと 言ってやれなかったね

院長「ミキちゃんは分ってますし 十分頑張りました」

院長のツブラナ瞳(小さな目)が -の様に お顔はクシャ

そんな院長に かー3とんでもない事を話しだしました

思い出して頭が錯乱しますので

続きは後程

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最終更新日  2013年05月12日 07時44分05秒


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