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みよしけい
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2025.08.26
カテゴリ： 書道
3月：弥生（やよい）
動画 弥生
🌸
木草弥や生ひ月
（きくさいやおひづき）」
という表現から来ていて
「草木が
いよいよ生い茂る月」
いよいよ生い茂る月」
という意味があります
旧暦の3月
つまり春の終わりから
初夏にかけての時期を指し
自然の生命力が
満ちてくる季節
満ちてくる季節
を象徴しているんです
🕊️
この言葉には
「成長」「希望」
「新たな始まり」
「新たな始まり」
といった意味が
込められていて
名前としても
人気があります
人気があります
子どもが
のびのび育つように…
のびのび育つように…
そんな願いが
込められている
込められている
ことも多いんですよ
🏺
「弥生時代」という言葉も
ありますね
これは1884年
東京の弥生町
（現在の文京区）
（現在の文京区）
で発見された土器に
ちなんで名付けられました
その土器は
縄文土器とは違い
縄文土器とは違い
薄くて硬く
シンプルな文様が特徴
そこから
新しい文化の始まりが
新しい文化の始まりが
認識され
「弥生時代」という
歴史区分が
歴史区分が
生まれたんです
🌱
この時代は稲作が始まり
鉄器や青銅器が
使われるようになり
集落や社会構造が
大きく変化した時期
まさに「草木が生い茂る」
ように
日本の文化が
ぐんぐん育って
ぐんぐん育って
いった時代ですね
✨
弥生時代の人々は
魏志倭人伝によると
入れ墨を
していたそうです！
していたそうです！
これは魔除けや
身分の印だった
身分の印だった
とも言われています
🌅
弥生土器は
「蒸す」調理も
可能だったとか
可能だったとか
縄文土器よりも実用的で
暮らしの知恵が
詰まってますね
詰まってますね
🌾
弥生文化の魅力
金属器が使われるように
なって
集落や社会構造が
ぐっと複雑に なった時代
ぐっと複雑に なった時代
たとえば
福岡の板付遺跡では
水田跡が見つかっていて
稲作の技術が
しっかり根付いて
いたことがわかる
しっかり根付いて
いたことがわかる
この時代の人々は
農業を通じて協力し合い
集落を築き
やがて「クニ」へ
と発展していったんだ
「弥生やよい」
という言葉には
という言葉には
春の生命力と
日本文化の転換点
🌿
弥生町の由来は和歌から？
弥生時代の名前の由来
となった「弥生町」は
実は水戸藩主・徳川斉昭が
詠んだ和歌の詞書に
「春弥生」という表現が
あったことから
名付けられた
名付けられた
つまり
歴史の時代区分の名前が
和歌の一節から
生まれた町名に
生まれた町名に
由来してるという
なんとも雅な話！
🌞
弥生の別名が詩的すぎる件
旧暦3月＝弥生には
他にも美しい呼び名が
たくさんあるんだ
たくさんあるんだ
🎋
花惜月（はなおしみつき）
散りゆく花を惜しむ心を
表した名前
🎎
禊月（けいげつ）
ひな祭りの起源
「上巳の節句」にちなみ
身を清める月
🌾
花飛（かひ）
風に舞う花びらの儚さを
表現した呼び名
🖌
名前としての「弥生」
「弥生」は女の子の名前
としても人気があるけど
そこには
「草木のように
すくすく育って
すくすく育って
ほしい」
という願いが
込められている
込められている
文字に命が宿るかも
🍵
弥生時代の銅鐸
（どうたく）
（どうたく）
弥生時代の象徴とも言える
青銅器「銅鐸」は
ただの鐘じゃなくて
豊作を祈る儀式に
使われていた
使われていた
その形や模様には
当時の人々の祈りや
自然への 畏敬が
込められている
自然への 畏敬が
込められている
📜
「弥生」という言葉には
季節、歴史、文化、
そして人々の願いが
ぎゅっと詰まってる
🌸
弥生にまつわる詩歌・文学
夏目漱石
『濃かに弥生の雲の
流れけり』
流れけり』
春の空に浮かぶ雲の
濃密さを 詠んだ一句
濃密さを 詠んだ一句
漱石らしい写実と情緒が
混ざった句で
混ざった句で
弥生の空気感が
伝わってくる
伝わってくる
正岡子規
『春風のとり乱したる
弥生哉』
弥生哉』
春風に心が揺れるような
ちょっと感情的な
弥生の描写
弥生の描写
子規の句は
自然と人の心が
重なる瞬間を
重なる瞬間を
切り取るのがうまい
与謝蕪村
『色も香もうしろ姿や
弥生尽』
弥生尽』
弥生の末日＝
「弥生尽」を
「弥生尽」を
美人の後ろ姿に
なぞらえた句
なぞらえた句
春の終わりの儚さ
と美しさが重なって
なんとも雅な雰囲気…
古今和歌集より
『やよひの
つごもりがたに、
つごもりがたに、
山をこえけるに
山河より花のながれ』
これは
「弥生のつごもり
（晦日）」を
（晦日）」を
詠んだ和歌で
春の終わりに
山を越えて見た花
山を越えて見た花
の流れが描かれてる
惜春の情がにじむ一首
【ひと言】
草木が芽吹くように
筆先から命が宿る瞬間
(⌒ｰ⌒)o
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