May 11, 2011
カテゴリ： 東北関東大震災
ねったいや？ あつくて ねつけず ねぶそくや～
チワワン レクサス（♂） やで～。
昨日、一昨日と、とっても暑くて、夜でも ２２度
レクサスはハウスに入っても、なかなか寝付けず、
ガサゴソガサゴソ…。
ハァハァ…。
同じく、人間もなかなか寝付けなかった～
で、寝不足なようです…。
（朝のレクサス）
あ～～寝不足やわぁ～。二度寝したろ～。
まぶしいと寝心地悪いねん…。
顔だけ隠して寝とくわぁ。
今日はちょっと肌寒いぐらいだから、寝やすいかな～
でも、体調に注意しないと、気温差にやられそうです
あの震災の日から、今日でちょうど２ヶ月。
その悲惨な状況を見ては、涙が止まらなかったです。
私が泣いたって仕方ないのに。
微々たる節電をしたり、これまた微々たる募金をしたり。
ブログで皆さんとワンコも避難所に入れるように、
署名を送ったり。（ 『今、ワンコ飼いができること』 ）
茨城の旦那の実家でも、瓦が落ち、ずいぶん長い間、断水でした。
ブログで知り合ったお友達の中には、
家中の食器が割れ、長い間、電気も止まってしまった方、
かろうじて家は無事だったものの、ご自宅の庭先まで津波の水が来た方も
いらっしゃいます。
ただ悩んでいました。
メールやお電話で、何かお送りしたいと言っても、
申し合わせたかのように、
『ウチは大丈夫だから～。
ｍさんところの備えとして準備して♪』
なんて言われてしまうのが、嬉しくもあり、悲しくもありました。
私の想像で必要そうなものをかき集めて送っても、
被災地に捜索隊として自衛隊の旦那様を送り出すブロ友さんもいます。
私には、そんな力も能力も持ち合わせていなくて、
思いは空回り。
そんな思いとは裏腹に、友人から届いた画像を載せた日記
『地震後の函館港』 をアップしたら、訪問者数が過去最高となりました。
喜べないですが…。
こんな私にできるのは、 せめて買える物は被災地産を選ぶ。
岩手のお米
宮城のお酒
そんな中、被災地のブロ友さんが紹介していた本があります。
東海新報社という岩手県の大船渡市、陸前高田市と、気仙郡住田町を
対象にした地域新聞社が発行した 『羅針盤の針は夢に向け』
岩手県大船渡市に生まれ育った、モスバーガーの創業者・櫻田慧さんの
人生を描いた本です。
発売されたのは４月１日ですが、もともとは３月１２日、
あの震災の翌日に発行される予定だった１冊です。
東海新報社さんは震災後、当然ながら、
それまで新聞を配っていたお宅の多くが津波にのまれ、
配ることができず。
広告収入のモトであった企業や商店も、
広告どころか、稼動できる日が来るかどうか分からない状態。
それでも、あの震災の翌日から、何とか出勤できた半数ほどの社員さんで、
号外を作り、手分けして避難所に無料で配り歩いたそうです。
この『羅針盤の針は夢に向け』は、記者の木下繁喜さんが
２０年にもわたり構想を練って、たくさん取材して、
３年間１５０回にわたって新聞連載された記事の集大成。
在庫の多くも流され、木下繁喜さん自身、自宅も車も流された一人です。
神格化された経営者の成功物語ではなく、短所を持ち、
時に悩み迷い、失敗もする櫻田慧さんが、
希望に向かって粘り強く道を切り開いていく姿。
それはきっと、被災地の方だけでなく、私たちにもきっと
大きな励みになると思います。
残念ながら、まだ今日届いたばかりで、
中身の素晴らしさは書けませんが。
収益の一部は義援金となります。
もちろん、この著者の方だけが大変な思いをしているわけじゃない。
この新聞社さんだけが、頑張っているわけじゃない。
今、被災地の方全員がものすごく大変な思いをし、
小さな商店さんも、大きな企業さんもものすごく頑張っている。
だからこそ、この１冊の本だけが被災地のためになるわけじゃない。
できる限りで被災地産を買うこと。
それが、私たちが今できる、長くできる小さなこと。
ただ、このタイトルのように、
被災地の方たちの羅針盤の針が、
どうか復興という夢に向いてくれることを祈って、
皆さんにも手に取っていただく機会になればと思います。
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