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「萌」の日なんですって。長年生きてきて気づかなかったとは、迂闊でした。
2024.10.10
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2016.03.03
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深夜3時。もう切り上げてもいいのに、意地になって1時間ほど余計にPCに向かったあと、眠る前にもう一度だけと、チーさんの様子を見にリビングに行くと、もう既に息はなく、体は硬くなっていました。老猫用の軟らかい餌をたくさん買って帰ってきたら、お風呂場の床に横たわっていたチーさん。一日に何度も失禁するようになったからなのですが、その時も体が濡れていたので、絞った濡れタオルで体を拭いてやり、目ヤニをぬぐい、息が苦しそうなので鼻もぬぐい。よく考えてみれば、目と鼻は相当弱っていてもイヤイヤをするのですが、していなかったなあ。そしていつものように歯ブラシで毛づくろい。もう一月ほど自分では毛づくろいができなくなっていて、自慢の毛並がよれたり、汚れたり。血行をよくし、母ネコに舐められたようにリラックスし、免疫力も高まると聞いたので、それ以来使い古しの歯ブラシで毛づくろいをしてやっているのです。大分毛並も整ってきたところで、いつもの「反対側もやって」とお願いするような寝返り。まだまだ自分で頑張れるかなと思ったところで、母がリビングに連れて行き、初めて購入した動物用のオシメをつけ、大河をドラマを寝ころんで見る父と母の間に横たわっていました。前足を少し父の足に乗せ、母に背中を撫でられている姿を見届けて、e-ラーニングを視聴しに部屋に籠りました。それが生きている最後の姿。18年生きました。わたしが心臓手術をした週に生まれたネコでした。わたしの「それ以降」の、いわば「第二の人生」とちょうど同じ年のネコでした。わたしは、それまでと同じ速度や活発さで生きることができなくなって、その時生まれた野良猫たちを、怖がらせないようにじっと待ったり、辛抱強く観察したり、こちらから強制できないものがあることを知ったり、ゆっくりと生きることをチーさんと暮らしながら発見していったのでした。チーさんと「さん」づけで呼ぶのは、彼女にそういう雰囲気があるからです。撫でてやると必ず舐めてお返しをしてくれるところ、意志の疎通ができるところ、イヤなことをされたら効果的な報復の仕方を知っていること、療養生活も、引っ越しも、火事も一緒に経験し、あまりにも多くの時間ともに過ごしました。子猫の時は、一つの枕に一緒に頭をのせて眠りにつきました。療養中に熱を出して、布団まで食事を運んでもらうと、容赦なくカレイの煮つけに飛び掛かってきて、母に首根っこをつかまれ、部屋から閉め出されました。花火デートの前日に用意した浴衣の上に、おしっこをされたこともありました。家の建て替えの時、解体直前の家の中に逃げ込んでしまい、必死に捕まえたこともありました。火事の時は本当によく逃げ延びてくれました。いつからか冷蔵庫を開けると、「ギューニュー」と鳴くようになりました。年老いてからは年に数回だけ、寒さに耐えられない夜だけ、わたしの部屋にやってきて布団の上で丸くなっていました。硬くなった体を、梨の入っていた段ボールにバスタオルを敷いて寝かせました。ありったけの保冷剤を体の周りに入れました。あと1時間早く切り上げていたら、看取ってあげられたかもしれなかったのにという後悔でいっぱいでした。両親が驚かないように、まだ四十九日前で納骨前の祖母の祭壇の横に箱を置き、夜が明けて、母が起きてくるのをじっと待ちました。母が起き出してきた時に、チーが亡くなったことを伝えました。母にも父にもそれぞれのお別れの仕方があるかと思い、自分の部屋に戻ると、いつの間にか眠っていました。昼前に、来客の気配があり、母がわたしを呼ぶ声がしました。泣き腫らした顔とぼんやりとした頭で、ようやく着替えて階下に降りると、もうチーの姿はありませんでした。市役所に連絡して、遺骸を引き取ってもらったそうで、母がわたしを呼んだのは、最後にお別れをしなさいということだったらしいのです。わたしはチーは庭に埋めるつもりでした。火葬の手続きも調べていましたし、両親がそこまではと考えるなら、そのまま深く埋めてもと思っていました。しかししとしとと雨は降り続きます。そして祖母の葬儀を終えたばかりで、両親は精神的にも体力的にも、また金銭的にももう死に向かいあうことが辛かったのだと思います。午後にはチーの姿もなく、使っていたトイレも、ネコベッドも片付けられていました。もう一匹のビワコは、なんとなくこの重たい空気を感じているようです。
2014.08.25
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ワークショップデザイナー育成プログラムの受講が始まりました。当面はeラーニングといって、講義をPCから見で基本を学んで行きます。今日はその登録の締切日。この期間に、この勉強に集中したいと考えていたのですが、一件だけオーディションを受けることにしました。もともと散漫で、すぐにいっぱいいっぱいになる性質なので、好ましくないのではと思う一方、「是非受けて、舞台もやりながら、勉強して資格も取るべき。役者であるならば、そうやってやりおおせるべきだ」というようなことを、俳優の先輩でもあり、演出家でもあるダンナさんが主張するのと、そのカンパニーには過去何度も落とされてはいるのですが、「こういう作品だから、それを苦手とするあなたを使えない。別の作品だったら使いたいと思う」と言われたことがあって、演出家であるダンナさんとしては「演出家はあまりこういうことを言わないし、そういう演出家ならば続けて受けてみるべきだ」と背中を押してくれたことで、まずはと受けてみることになったのです。しかし、ずいぶんしていませんでしたね、芝居。ここのオーディションは半分即興に近いものがあるので、自分のボキャブラリーの無さなど、本当に思い知らされることが多くて。そう、そしてワークショップデザイナーの勉強をしたいと強く思ったことの一因に、ここでのオーディションの経験もあるのです。わたしは本当にグループワークというのが苦手で、グループでシーンを立ち上げなさいなんて課題を出されると、一言も意見を言わず、なんとなく皆に従うという感じになってしまうのです。身体表現を全面に押し出した作品のワークショップオーディションでは、全く何もできないで終わりました。自分にもマイナスですが、そういう人間が同じチームにいると他の人のパフォーマンスにも影響しますし。迷惑をかけないように一人、もしくは自分だけのテリトリーで芝居をしていくのか、人とものを構築していくという苦手に取り組むのか、そうならいつ、どんな形がいいのか、そんなことを考えている時に、中之条ビエンナーレのボランティアに参加したり、NPOの話があったり。そうやってたどり着いた手段だったわけです。そしてオーディション。課題はチェーホフです。チェーホフは中学の時にNHKラジオの朗読を聴いて、妙に面白くて短編をいろいろと読んだのが出会いです。ストーリーを追うことから始まり、人物の造形、人間関係、時代背景など読むたびに、「お、やるな」という驚きがありますし、芝居をやっている以上、何度も何度も読み返す機会にも恵まれます。今は、『三人姉妹』にしろ『桜の園』にしろ『ワーニャ伯父さん』にしろ、今の空気感に似たものを感じます。戦争のようなきな臭さでもあるし、もっと消費社会みたいなもの、都市型生活の転換点のようにも思うし、自分たちを息苦しくさせている何かの終焉、自分たちの次の世代かその次に迫っているものでまだ自分の視界には漠然とし過ぎて見えないものだけれども…。そして明るいものを女性に託すようなところなんかも。そう、そしてチェーホフは今のわたしの年齢で亡くなったんですね。あれほどたくさんの作品を書いて書いて書いて、もう終わりになる。そのことを思えば、同時にやってみようという勇気が湧いてきたりもするのでした。
2014.08.20
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横浜泊まりのプランが挫折したので、本日思いついて豊洲。地下鉄一本で。 豊洲。まだ学生の頃の舩橋淳監督の自主制作映画の撮影以来です。 ショッピングモール慣れしている埼玉県民ですが、プラスアルファの海(運河?)を楽しみに。 しかし折よくセール中。ダンナさんの大人買いに立ち合うことに。 便乗して、わたしもワンピース買って貰っちゃいましたが。 そして無駄な一日とならないよう、出掛ける前に、いい感じのグラスを買おうと決めてきたのですが、写真は購入した津軽びいどろのグラスです。透明に見えて深緑~グレイが入っている硝子。 何を注いだらきれいか、楽しんでいるところです。
2014.06.23
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北千住のシアター1010ミニシアターに『ベアトリーチェ・チェンチの肖像』観てきました。連休に引き続き、今週末も平日から披露宴の仕事が続いております。今日は通常より1時間早く出勤することを認めていただき、仕事を早退です。とはいえ開演時間に劇場の最寄駅につくギリギリのスケジュール。時間に挨拶をして、着替え、バス停まで走る。この間5分!予定していたより早いバスに乗れたものの大渋滞。原因はと前方を凝視していたら、先発のバスが接触事故とのこと。わたしの乗る後発バスに乗客を移します。ハラハラしながら駅前の停留所に着くとパスのチャージ切れ!バスの中では1千円札以外チャージできないとのこと、あせるあせる。そして駅に着くと今度は、強風のため電車が遅れているとのこと。しかしダイヤの乱れがよい方に転び、改札に入ってすぐ来た電車に乗れました。乗り換えでスマホ野郎に、前を塞がれ一本逃しましたが、劇場のある駅に着いたのは開演20分前。やきもきしつつなんとうれしい誤算でしょう。早退のために、とれなかった食事も済ませることができました。そして劇場までのエレベーターに乗り込むと、ばったりエムズクルーにもご出演いただいた優里さんと乗り合わせ…。ご一緒させていただくことにしました。そしてお芝居。『真珠の耳飾りの少女』のモデルになったとも言われている、『ベアトリーチェ・チェンチの肖像』。さまざまな作品に取り上げられているこの女性の話を、シンプルに、言葉と物語で見せていきます。言葉の明瞭さや力強さ、表情など、重量級の役者さんたち。ビジュアルも存在感たっぷりです。泣くとか、笑うとか、感動するとか、謎を解くとか、そういうものがないのに、非常に満足感が高いのですね。例えばもっと役者さんが際立つように、転換をなくすことも、照明をドラマチックにすることもできるだろうなと見ていて思われるのですが、これを例えば劇場以外の古い洋館のような施設で上演したりしても面白いかと思うのですが、見て、聴いて、時間を過ごして満たされてしまうというこの感じはなんでしょうね。芸術的とみせかけて、エンターテイメント的な素養のしかりした方が演じていらっしゃるからでしょうか。今自分が劇場以外の場所で演劇を上演することをずっと考えていて、昨年はトリエンナーレの会場で上演されたらしいこの芝居を、自分だったらどんな場所でやってみたいか、お客さんをどんな風に配置して、どんな時間と空間を作りたいのか、そんなアイデアが刺激されていくようでした。今回の作品は大劇場で上演しても何の遜色もない完成度とスケール感です。でもそんな満足のいく作品を、さらに特定の場所に結び付け、そこを訪れるたびに反芻できるような思い出を作るには?もしかしたらもっと不完全でも、言葉や役者以外が印象に残ってもいいのかもしれない。そんなことを考えながら、ふと自分が役者だったら自分の体と言葉で、どれだけ見に来た人を満足させられるのだろうかという恥ずかしさに思い至りもし。とにかく久しぶりにつらつらと芝居のことを考えることができました。そして画家グイド・レーニ役を演じた岸田研二くん、演出の田丸くんとも久しぶりに会って話せてうれしかった。立夏を過ぎて、体が丈夫な時期になってきました。こういう時間が増えていきますように。
2014.05.09
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10日ほどお酒を飲まない日々が続いていました。お店でお酒の棚の前に立っても、全く買う気が起らない。連勤で体力が心配なせいもあったし、消費税が上がって購買意欲に水をさされたせなのかもしれないし、久しぶりのワークショップで体を動かして健康志向になっているのかもしれません。でも…飲めましたね。おいしくいただきました。連勤明けのつかのまの休日、整体でちょっと骨盤を正してもらった後、久しぶりに浦和まで食事に行きました。今回が3回目のフレンチのお蕎麦屋さん。「お酒を飲まない人の入店はご遠慮ください」と看板が出ているお店です。飲んだのはいちばんお手頃なお値段のオーストラリアワイン、ジンダリー。このラベルがなかなか気に入っているのです。以前に働いていたところのソムリエの方に、「6000円以上のワインを飲んできちんと味わってみなさい」と諭されたことがありますが、未だに手がでないままです。2000円以内で飲めるおいしいワインにはずいぶんお金をかけましたけれど。。そして妙にオーストラリアのワインに落ち着いて。天才ではないんだけれど、留学もしないし、親がお金持ちでもないけれど、努力を怠らず、マニュアルもきちんとこなせる優等生みたいな感じ。なんとなく埼玉の人間の心開きやすいワインのように思います。お店の名前の由来は、フランス語で、「ちょとずつ」という意味なんだそうですが、美味しいものをちょっとずついただき、命の洗濯とさせていただきました。先週はいろいろなイベントがあって、仕事をして、次の仕事のために体を休めることに毎週追われていたループが、ばっつりと断ち切られたような、一週間というものは自分をこれだけ変えてしまうんだということを改めて実感した経験でした。なんとか「仕事」「つらい」「休む」だけの日々に埋没しないようにと、改めて思った時間でした。
2014.04.18
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ワークショップの開始時間の一時間前に会場の最寄り駅に着いてしまいました。 何事にもギリギリに駆け込む性分と生活態度のわたしには珍しいこと。 電車の窓からまだ川沿いに桜が残っているのを眺め、堤防を目で追いながら、下車してそのまま歩いてきました。 なかなかに気持のよい景色です。土手には小さな白い花がたくさん咲いています。 そうそう、ワークショップでジャン・サスポータスさんが「壁まで伸ばして」と歌うように日本語で言うのを、ずっと「川辺まで伸ばして」だと思って、ジャンさんって詩的だなあと勝手に思っていたんですよね。 そして今日はその川辺まで。 先週もやはり早めに着いて満開のさくら坂を散策してからワークショップに行きました。 へんな緊張や疎外感(アウェイ感)がやわらぎ、リラックスしていい感じに始めることができました。ジャンさんと世間話もできましたし。 これからもオーディションなり仕事なり、こういう感じを習慣づけていきたいなあと思うのでした。
2014.04.07
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お正月3日目。昨年から介護施設に入居しているおばあちゃんのところへ。こちらの施設で洗濯もしていただいているのですが、いろいろなトラブルを避けるために、冬の衣料品はウールなどを持ち込んではいけない決まりになっているのですね。なのでこれまでの、おばあちゃんのおしゃれ着の代わりに、ガンガン洗濯機で洗える暖かい服を母と探しに行きました。そこはフリースでしょうと母と一緒にユニクロへ。先日「フリースってなあに?」とびっくりするような発言をした母に実物を見せるためにも。母は「暖かい」「色がたくさんある」と大喜び。祖母には紫のジップアップを、母は自分のためにピンクのパーカーを購入しました。どちらもフリースデビュー。写真は97歳フリースデビューの祖母です。
2014.01.03
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2014.01.02
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昨日の神楽坂散歩の途中に、千年こうじやさんで買った舞茸だしでスープを、かぐら南蛮を使ったネギ南蛮を白いご飯にのせての昼ごはん。 お出汁を味見したダンナさんが、「ちょっと薄口醤油買ってくる!」と飛び出していくほど。 ネギ南蛮も初めて食べたのですが、辛すぎず香ばしく、ご飯に合います! なかなか豊かなランチタイムになりました。
2013.11.29
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例のごとく、くたくたであります。 そんな仕事終わりに、おうちでいただくのは実はビールではなく、デルモンテのトマトジュースです。 夏場は夜だけで一本飲み干します。 今の季節は3分の2くらいを。 披露宴の仕事が続く時は、お酒を飲んでしまうと返ってどっと疲れて体力が消耗してしまうのです。 最初はお酒の代用品としてペッパーやレモンや岩塩を加えて飲んでいたのですが、この体にしみていく感じがなんともいえません。 もしかしたら自覚していないだけで、仕事中にけっこう汗をかいていて、塩分を欲しているからかもしれません。(あ、だからデルモンテなのか!) ドロッとした液体が、他の飲み物よりも、ゆっくりと確実に体に流れこみ、吸収されているという実感と満たされていくという癒しにも似た感覚。きっとこんなに疲れてうらぶれたわたしでもリコピンのご加護は期待できそうなこと。 そう、そうやってわたしの血は週末だけトマトジュースでできているのです。
2013.11.23
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秋はなかなかに忙しくて、先月受けたホルター心電図(24時間ポータブルな計器をつけて心電図をとる)検査の結果をようやく聞きにいくことができました。夏あたりから、「あれっ?自分今息してなかった!」と夜中にはっとすることがあったので、就寝中の無呼吸の検査もしてたりして、そちらは全く問題ありませんでした。心電図の方はといえば面白いことに、ある時間からわたしの脈拍は倍以上に。その時間とは、あの日の就業開始時刻ではないですか!(飲酒とは関係なくてよかった!) 「遅刻ギリギリに駈け込んで、荷物を置きに階段を駆け上がるからかな」と考察するわたしに、「いえ、このあと3時間以上ずっとこの脈拍のままです」とお医者さま。この日は確か翌日の準備のためだけに出勤して、数を数えたり、拭いたり、整えたりするだけの気楽な作業だけだったはず。でも「この脈拍数は100メートルを全力で走っているようなものですよ」と。いつもなかなかスイッチが入らない人みたいに言われることが多いのですが、 自分の心臓のこのスイッチの入り方!数字で見てびっくりしました。ちゃんとわたし全力でオンになっているんですよ、見た目ではわかりにくいけれど。(緊張しがち、もしくは職場に強いストレスを感じている可能性もあるそうですが) 逆に普段の人目のない、安静時の自分の血圧や脈拍数が爬虫類なみで、人としてのスイッチが完全にオフになっている状態かもしれませんが。他の人がわたしの体に成り代わったら、オフの状態にはなかなか耐えられないとも思いますが。しかしなんだか、わたしが、わたしの体のまま、お芝居を続けられている自分でも謎のところを垣間見たような気がしました。この結果を機に、少し薬を飲むことになりました。うまくいけば「100メートル全力疾走のわたし」をうまくコントロールして長距離選手に育てていけるかもしれません。ついでにインフルエンザの予防注射も受け(予約を入れようとしたら「やってく?」とフランクに誘われたのがおかしかった)、異常なしの結果とともに、一安心して冬を迎えられそうです。
2013.11.21
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3カ月ぶりの散髪に行ってきました。これまで青山や銀座のサロンに通っていたのですが、こちらに事務所を越してきて約2年。馴染んできた江戸川橋の、製本工場の倉庫を改装したという、とても江戸川橋的なサロンに初めてお世話になることにしました。さすが文京区、いやさすが地蔵通り商店街、お客さまに、おばあさまや、おばさま、子ども連れのお母さんが多くて、かと思えば出版関係であろう雰囲気の男性がまじっていたりもします。わたしもモデルさんやオシャレに敏感な一部の人が通うお店に行っていた時期もありますが(撮影などの仕事のときはやはり便利だし安心できますし)、最近は自分の仕事なんかもそんな感じなんですが、お年を召した方も、赤ちゃんも、そういう人に付き添う人、いろいろな年代の人が一緒にサービスを受けられる場所や活動みたいなものを欲していたりして。そういう最近の自分の心境にとても添った環境のお店でうれしかったです。そして地元ということで、スタッフの方々と地元トーク。みなさん、まずこのへんで外食とかされますか?と訊いてくださる。前日に商店街に毒蝮三太夫さんが来たことは個人的には大イベントでしたが置いておいて、最近神楽坂の観光受けを狙ったようなお店にがっかりすることが多く、江戸川橋で食事をする機会がまた増えてきたので、たっぷり情報交換できて楽しかったです。それに神楽坂の話というのは地元以外の人ともできますが、江戸川橋の話はなかなかこういう機会がないとできません。髪の毛の方も、カラーにカットにパーマ、しっかりやっていただきました。写真がちょっと大きくなっちゃいましたが、いかがでしょうか?
2013.11.20
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今週の仕事も無事に終わりほっと一息。
2013.11.17
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母の再入院と5連勤が重なって、しばらく車で仕事に通っています。夜は夜で妙に眠れなくてラジオを聴き、朝は時間を確認するためにラジオを聴きながら身支度をするのが長年の習慣で、車の中でもやはりラジオを聴く。ずっと家ではAMだったのですが、車ではFMを聴くようになり、iPodにradikoが入ったことで曲名をチェックするのが楽になったこともあって、よっぽど深夜に人の話し声がききたいというときでなければ部屋でもFM局を聴くことが多くなりました。自分は音楽にセンスも造詣もないので、とにかくなんでも聴いてみるのですが、これまでにずっと聴きそびれていたくるりのこの曲を聴いたら、ちょっと気に入ってしまいました。自分が車に乗るようになったからかなと思いつつ。
2013.11.09
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飲食店や接客・サービス業で長いこと働いてきたわたしが、お客さまから言われて一瞬フリーズしていまう言葉があります。他愛ないことですが「ペン貸してください」って言葉です。友人や同僚だったら、「返してね」って言えるんですけれど、世の中にはペンを借りたことをびっくりするくらい取るに足らないことだと思っていたり、忘れてしまう人がたくさんいるのです。ホテルやちょっとお高めのお店で働く人は、きちんとしたペンを支給されたり、自前である程度高級に見えるペンを携帯することを義務づけられています。もちろんそれはお客さまに貸すことと、見られることを前提にしてのことなんですが、返ってこないとかなり痛いのです。値段もさることながら、急に何人もの人から全く違うオーダーを受けるかもしれないし、「このお皿は下げないでください」などの書置き、口に出してはいけないことをこっそり伝達するための手段などなど。。だから「貸してください」と言われたら、まずこの人はペンを返してくれる人かどうか(酔っていないかも含めて)判断します。飲食がらみの接客の仕事は、ひとつの場所に停止していることができないことが多いのですが、返してもらえなそうな人の場合、用が済むまでその場で待っているのが有効です。そこで用が済まなくても、ペンは返してもらえるのでしょうかというアピールです。でも今日は、貸した相手が受けとるやいなやどこかに行ってしまいました。酔ってもいたし、かなりテンションもあがった状態でした。でもかなり直しの多い進行表を持っていらしたので、会社から支給されたペンより、個人的な5色ペンを貸した方がいいと思ったんですよ。わたしは自分のうっかりの多さを自覚しているので、色を変えて視覚的な刺激で取りこぼしをなくそうと長年多色ペンを携帯しているのです。現在のものは震災の後から2年以上使っているもの。太さや色を何度も試行錯誤して、現在の仕様にたどり着いたところだったのです。すべての仕事が終わったあと、ペンがどのテーブルにも残されていないことを確認して、疲れがどっと襲ってきました。逆に返ってきたら、妙に元気になっちゃったりするんでしょうけどね。ガザツで大雑把な自分が、妙にボールペンごときに固執するのは、おかしくもあるんですけれど。もともとは万年筆好きがベースにあるのかもしれませんが、ここが数少ないわたしの細かいこだわりなのかもしれません。職場のいろいろな方が、そのことを察してくださって、捜索をかけてくださったことが本当にありがたく、このへんですっきり新しいペンにリニューアルするつもりです。
2013.11.08
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中之条ビエンナーレでいい影響というのはたくさんあったのですが、「手を動かす」ことへの興味というか意欲が出てきたことも、そのうちの一つだと思います。ひと月ほど前に、新宿のオカダヤで、ボタンを選びに選び、今夜やっとお気に入りではあったものの、ボタンが薄くて華奢過ぎて、前を留めて着ることができなかったシャツ(体にぴったりとした伸縮加工のデザインの為開けたまま着ることもできなかった)のリメークをはじめました。実際、買ってきたボタンは、シャツのボタン穴を通らないので、ホックをつけるという作業をしています。そしてホックを縫い付けるという作業自体生まれて初めてに近い経験です。これまで不器用なりに舞台衣裳は自分でなんとかしてきました。それらの作業の目的はまず経費削減!とにかく必死だったので、手仕事の楽しみを感じる余裕はありませんでした。そして手元に、直しても本当に着る予定があるのかという13年前に買った服があります。ずっと買った時から「ボタンは飾りにして多めのホックで留めたら、この服はもっとキレイに着られるだろうな」と思っていたものです。なんと長い時間眠らせておいた計画だろうと思いますが、ついに立ち上がったこの思いつき、粛々と楽しんでおります。
2013.11.04
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連勤のさなか、11月3日はダンナさんの誕生日ということで、夕方から外食へとくりだしました。わたしの誕生日にしっぽりと浦和の老舗で鰻をいただいて以来、だいぶ大宮の増えすぎてしまったチェーン店や、人の多さ、若者の多さに疲れてしまっていたこともあって、妙に浦和の落ち着き感が気に入ってしまったのでした。(大宮育ちとしては、浦和レッズファンの多そうなお店は、注意して避けますけれど。)で、いろいろと散策した結果、ナカギンザセブンという小路にたどり着きました。20年以上吉祥寺で暮らしたダンナさんには懐かしい、ハモニカ横丁のような通りです。お目当てのお店が開店するまで、ちょいと香ばしい焼き鳥屋さんで一杯。そしてフレンチだけれどお蕎麦屋さんという「庵浮雨」さんというお店へ。10人も入ればいっぱいのお店でしたが、ワインを開け、少しずつ美味しいものをいただきました。久しぶりのプライベートなハシゴでした。帰宅してマーくんの活躍を観戦、ダンナさんの「父親の亡くなった年齢を越える」節目の誕生日を、こうやって無事に過ごすことができました。
2013.11.03
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今日は買い物ついでに仕事用の靴を新調しました。当初は修理して履く予定で、自分の靴はたいてい何度も何度も修理して履き続けているのですが、仕事用の靴(庭も歩けば、厨房も歩く)の傷み具合があまりにも激しく、なんだか人に見せるのが憚られる感じがしたのでした。で、「オフィスワーカー」です。イトーヨーカドーです。これが3代目になります。靴での立ち仕事に慣れず、何度も靴を変えていたときに、ベテランの派遣さんに教えてもらったのが、このオフィスワーカーという靴なのです。形はシンプルな黒のパンプス、ヒールの高さは3cm(もっと高い種類もあります)、そして足幅はなんとEEEEというゆったりさ、そして中のクッション等は買うごとに進化しているようです。成長期に剣道に明け暮れ、長年の和食店勤務で足袋と草履の生活、それ以外は気楽なスニーカー暮らしと、そんな気ままでこらえ性のないわたしの足でも、なんとか10時間立ち仕事がこなせるようになりました。今年もこれでもう一頑張りです。そして今日は久しぶりに自転車で出掛けていました。いつも写真を撮る動物病院の前の坂の桜の木が、根だけ残してなくなっているのに気がつきました。この前の前の台風の後に、この木の写真を撮ったばかりだったのに。先日の台風で折れたり倒れたりしたのでしょうか?ソメイヨシノの寿命が70年くらいだと聞いたことがありますが、だとしたらこの町の桜のほとんどは戦争直後に、わたしの祖父やその周辺の有志の方々が植えたものなので、どれもダメージを受けやすくなっているでしょう。できれば手入れや手当をして少しでも長生きさせてあげてほしい。しかし国や自治体が植えたものではなく、所有者もいないということで、これまでも道路整備の際に通達なく伐採されたり、愛されている割には大事に扱われていないような印象もあります。どこか超高齢化社会に似ている気がします。春が来るたびにお祭りのように桜の名所は賑わいますが、そう遠くない将来桜の木は朽ちてしまって、「かつて桜の名所だった場所」になるのかもしれません。祖父たちが「焼け跡にきれいなものを」と植えた桜があったことを知っている人はわたしの年代でいなくなってしまうかもしれないし、桜が植えられていたのは、現在の町の動線とは異なる動線沿いで、そのあたりがとても賑やかだったことも、想像できなくなるのかもしれません。過疎の村のようではないけれど、自分たちの町にもそうしたものがきちんと進行している。でも、わたしたちが現実に向かい合うときはもう取り返しのつかないことがたくさん起こっているような気がします。もちろん、その対処はもっと切実に向かい合っているたくさんの場所と人から学ぶことができると思うんですが。そんな自転車の休日でした。あ、先日の違反の罰金も払ってきましたよ。
2013.10.28
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今日の仕事中、お客さまに呼び止められて「おねえさん、さっきからずっと思ってたんだけど佐々木希に似てるね」って、おじさんどうかしてるぜ!最近「中山エミリ似」を言われなくなったので、新機軸かと思いましたが…いやいや調子に乗ったりいたしません。。すみません。。
2013.10.27
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Twitterに「あまロスならぬ中之条のビエンナーレロスが心配」とあったように、わたしも毎日山にいる夢や、全く新しい仕事をしているリアルな夢ばかりみたりして、心配はしていたものの、仕事が立て込んできて目まぐるしい日々を送りつつあります。まあ、酷使するのは体ばかりなんですけれど。今日は仕事の合間の一日に、ホルター心電図を装着してきました。この夏の猛暑で、心臓がひどく弱ってしまって、さまざまな症状が出るようになって、だましだましが利かなくなる前にようやく重い腰を上げたのでした。しかし検査の申し込みをしてから、実施まで3週間。その間に山と平地の往復の日々があったり、風邪をひいたり、ぐったりしたり、長かった。。。明日はこのまま仕事に行きます。そしてそろそろこのへんで、秋冬の計画を立てなければいけないところです。たいへん申し訳ないのですが、ビエンナーレや体調の悪化、地元での週末の仕事が休めないことが重なって、ほとんど都内に観劇に行くことができません。最近は平日に家から歩いていける距離の、黒テントの番外公演が最後でした。これだけ都内に足を運ばないで暮らすというのは自分としても初めての経験です。行動範囲が狭くなったかといえば、車で移動できるようになり、先日のように渋川~中之条を一人ドライブしたり、まったくこれまでと違う腰の上げ方もできるようになりました。電車にさえ乗ればまっすぐ東京に行ける、いつもその線の上に生活があり、価値観が形づくられていましたが、それを切り替えるには少々時間が必要なようです。地元で仕事をするということにここ数年こだわってきましたが、ボランティアを経験してみたら、「暮らす実感」「繋がる実感」は働くことにこだわらなくてもいいのかもしれないと思うようになりました。まだまだ答えはでないので、ここしばらく手につかなかった読書など。今日図書館でセレクトしてきたのは、『魔の系譜』谷川健一、『「魔」の世界』那谷敏郎、ハヤカワ演劇文庫の清水邦夫1、『ポートレイト・イン・ジャズ』和田誠・村上春樹、『ドン・キホーテ 前篇』セルバンテス。 最初の2冊は完全な趣味です。幻想文学と民俗学的な読み物が好きということと、朗読する(したい)作品の頭のベースづくりです。 清水邦夫はリハビリというか、声を出していく準備をしていくテキストのようなもの。しかし10代20代のころに観たり読んだりした『楽屋』の今読むとなんと泣けること! そしてジャズ読み物。この趣味も細々と続いています。 で、セルバンテス。恥ずかしながらずっと「ドンキ・ホーテ」だと思っていました。物語を語るということはどういうことか考えるなら読んでおいた方がいい名作と勧められての挑戦です。今回は全冊読破して無事返却となるか?子ども頃や、思春期には、自分で買ったり借りたりした本を読まないでいるなんてあり得ないことだったのに、いつから積んどくだけができるようになったんでしょうか。読み終われましたらまたご報告します。
2013.10.24
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冬の間どうせ引きこもるのならと、やっと通い始めた自動車教習所。間もなく第一段階が終了し、修了検定と仮免試験が迫ってきました。意外に思ったより乗れてます。19歳で挫折した頃は、生まれてから家にずっと車のない生活でしたが、妹が免許を取り、家に車が来て、そのうち母も免許を取り、結婚するとダンナさんが小さなシトロエン君に乗っていたので、だんだんと周辺に慣れていったという感じがします。もうひとつはお芝居をしていることも関係して、体を使って習得していくプロセスを何度も繰り返して経験しているので、自信のようなものがどこかついてきているような気がしています。例えば数年前のスキー。14歳の林間学校でしか経験したことのないスキーを、20年ぶりにやってみたこと。同行した家族は別行動でたった一人。スキー板を装着するのに30分、数メートル降りるのに2時間。ハの字とはどちらにハの字かもわからず、止まり方も曲がり方も体当たり。その日にスキーをしている人間の中で世界一下手だという自信がありました。でもどこかに、今日が終わるまでには絶対に滑ることができるようになるという感じがあって、もしかなわなかったらもう役者なんか辞めてしまおうと思ったりして。結局一日かけて、周り(特に子供)を観察しながら、転びに転んで、リフトも止めながら、やっと転ばずに、「楽しい!」と思いながら滑れるようになったわけです。ゲームをしないので語弊があるかもしれませんが、攻略するという感じではない、自転車に乗れるようになっている喜びみたいな感じ。つまり、いつのまにか台本一冊全部覚えていたというような頭と体の使い方なのです。この喜びを繰り返し味わう仕事だからこそ、昔ほど怯えていないのです。しかし本日、修了検定受験に必要な効果測定(ペーパーテスト)が76点と振るわず。こちらの方は、これまでの人生の適当さがかなり反映されていることを反省しています。桜が咲くころまでには、運転免許が取れますように。次に大分に帰った時は自分で運転しますというお義姉さんとの約束が果たせますように。今月はちょっと受験生気分で頑張ります。
2013.02.07
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月曜は休日。 道の向こう側の図書館でなく、わざわざ芝生の上で本を読むのは、ビールをいただくから。 そして声に出して読んでしまうから。
2012.09.10
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お酒を飲む。音楽を聴く、映画を観る。スポーツに没頭する。散財する。どうしても心が晴れずもやもやしている時。お酒はもうとうに飲み続けてしまったし、(泣きながら買いに行ったよ)音楽や映画は、結局受け身だし、観たもの聴いたものに影響を受けるし、どんくさい割に長距離走をえんえんと走るのだけは好きだったわたしも、今は身体障害者だし、今この時期に散財できないし。で、今日図書館に行ったついでに、花屋で大きなダリヤが目に留まりました。1本500円かと思ったら、1束で500円。鋭角的な花びらにアカシヤやユーカリを合わせるのもギスギスするし、ここは柔らかいグリーンで。そして紫のカスミソウもつけたら、同系色のトルコキキョウも合わせたくなってしまう。これだけ買ったのに、全部で1600円でした。家に帰って、ベランダに花を広げ、花瓶に活けていきます。活けるたびに、フラワーアレンジメントか華道をしっかり習いたいと思うのです。バイト生活を言い訳に、こういった人生の教養から少しずつ離れていってしまうようで。誰に見せる(思いっきり見せてますが)わけでもないので、投げ込み流で続けている訳ですが。でも、思えば自分の生活の中に花はいつもどこかに存在しています。実家には必ず何かの花が活けられているか、庭に咲くかしているし、以前5年ほど勤めた料亭には花守さんが、今の職場にはフラデコさんという専門の方がいて、常に花のある場所で働いているということになります。花をいけるのは本当に、無心になれる時間です。なんの心得もありませんけれど。何かに心を占拠されるような受け身の行為でもないし、どうしてやろうという作為も先に立たない。ただ植物に触れているという行為がどうしてこんなにも落ち着くのかと思います。そして本日は6月後半に誕生日を迎える2匹のネコたちの首輪も新調。夏至の今日、また気分を新たに下半期も過ごしていこうと深呼吸できたようでした。
2012.06.21
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月曜からもんもんとしていて、火曜日に一気解決しようと思いきや、行きつけの整体が火曜休みだったのでした。台風一過とはいえすっきりとして晴天になることもない天気の中、行きつけの整体へ。2週間分の疲れを貯めたんですもの、1時間コースも惜しくはありません。しかし腰痛と顔の真ん中にできている吹き出物(皮膚科のお医者さん曰くほぼ腫瘍)、奥歯の腫れを考慮していただき、あくまでソフトタッチで施術していただきました。考えないようにすること、何かに集中しようとする手段がゲームのみという、ひどくバランスの悪い状態。しかし今日の夕食にカレーを作ります。タマネギを炒め、ナスを素揚げし、牛肉とキノコ類のアクを丁寧にとる。そこまでやってからカレーのルーを買いに外に出ました。やっと青空がのぞく夕方です。でもまだわたしにはもう少し休養が必要なようです。
2012.06.20
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2012.06.10
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来週から稽古が始まるので、働き貯めしています。ちょっと記憶がおぼつかないくらい週末は働きづめ。その中で唯一の記憶といえば、この曲。ドラマの主題歌だった『NAMInoYUKISAKI』。仕事中聞き流していたら、ふわっと鳥肌がたってしまい。でも探してみたら、バージョンがいくつもあって(ドラマの放送回ごとに)、どれが自分にとっての鳥肌バージョンだったか今探しております。NAMInoYUKISAKI-TV SPECial COLLECTION-YouTubeこういうのも好きだったんだあと。まだまだiPodにもスペックはありますから。たくさん埋めていきます。
2012.04.15
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本日は初めての自主制作ではない、お仕事としての映画の撮影でした。早朝から多摩の方で撮影です。でも始まってみると、やることは全然変わりません。自主制作でも、撮影所でセットを組んだり、ロケバスが出たり、たくさんの本職のスタッフがつくこともあるし、その人たちが使う機材も通常の撮影で使われるものなので、「映画に出る人になりたかった」思春期からの思いみたいなものより、久しぶりの懐かしさと、映画というものに対しての運動不足感を感じておりました。たくさんの自主制作映画に出演し続けた20代の自分の遺産をふいに手に入れてしまったような気分にさえなりました。今のわたしは、後のわたしに何を残せるのでしょうか?しかし自主制作と違うところは、監督が同年代もしくは年下ではないこと。おじいさんの監督というのはやはり初めてのことでしたよ。それから自主制作ではずっとメインキャストで、作る過程で話し合ったり、完成後も作品の顔として活動するという、確かに作品に参加しているという自負があったのですが(どれだけ現場にいたっていいんですし)、お仕事としては数シーンだけ登場するパーツになるわけです。参加しているという自負じゃなくて、職人というか、自分がどこまで仕事をするかという感覚。例え全体像を知ることが演じている時はわからなくても。この感じもまた楽しんでいかなければならないんだなあと知りました。今回は、偶然にもブログのトップページにも貼ってある『HOPE03』でご一緒した小野孝弘さんも出演されていました。けっこう緊張していたのですが、現場に明るい小野さんが現れたら、表情がゆるみました。『HOPE03』では江古田でのオーディションから一緒で、共演して、ニアミスも多かったのですが、こういう場で再会できて嬉しかったです。撮影の帰りの地下鉄の中で、メクダシ・カリルさんの東京メトロのCMが目に入って、10年くらい前に眞島秀和さんなどと映画を撮ったことを思い出し(眞島さんも小野さんもわたしもPFFの受賞作品に出ているという共通項がそういえばあった)、そういう人たちと再びこういう形で再会する希望もあるんだなあなんてふと思ったりしたのでした。もっと磨いていきたい、揉まれていきたいと思いました。これだけ時間がかかったんだから、つらいことなんかないと思う。お金も貰わずに、やりたいという気持ちだけで、本当にたくさんのことをしてきたから。そして早起きの眠い目をこすりながら、お昼には神田川の水面の桜を眺めていました。西新宿にいても、江戸川橋にいても、この季節にはこの光景をみるのだなと感慨深かったです。
2012.04.13
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週末だけ集中的に働くわたしにとって、月曜日は完全なる休日です。完全というより、家の中で疲労困憊でのびているってだけかもしれませんが。でも、このあたたかな休日に、どうしても行かなければなりません。今回は少し楽をして、ニューシャトルで向かいます。宮原駅前通りの桜並木も満開です。この並木は地元のわたしのおじいさんにあたる世代の方たちが、終戦後の荒廃の中、キレイなものを自分たちの手でと有志で植えたものなのです。わたしの祖父も亡くなり、祖母も90後半ですから、この桜を植えた方のほとんどは、もう生きていないということになり、それをとても不思議に思います。子供の頃は、この桜を植えた人たちに囲まれて生活していたのですから。途中でフレシネのハーフと、軽いお惣菜を買って、ビニール袋に氷を詰めて冷やしながら移動します。だって一応お花見ですので。。駅から少し歩いて、無線山に到着しました。無線山のまわりはスピードを落とした車がゆるゆると連なっています。秋や冬の間は、高原の丘陵地のように人気のなかった木立に、ボンボリが吊るされ、音楽が流され、花見を楽しむ人が集まっています。露店も出ているし。そしてなにより白くてこんもりとした桜の花が、普段とはまったく違う光の含み方をしています。2列に並んだ桜の間を歩いてから、芝生の上で一人乾杯です。以前近くに住んでいた吉祥寺の井の頭公園や新宿の中央公園などとは人口密度が違います。雰囲気ものんびりしたもので、小学校の入学式の帰りのままだったり、老夫婦のお散歩途中だったり、アルコールを飲でいる人は本当に少ないです。隅田川や東京湾の花火がすごいのはわかっているけど、川越の伊佐沼の花火も充分楽しめて落ち着けるしみたいな雰囲気の違いでしょうか。無線山は大好きな場所なのですが、花の下にずっと座っているのは初めての経験でした。スパークリングワインをもの珍しげに眺めに来る子供たちと遊んだり、隣の乗馬クラブの馬たちを眺めたり、写真を撮ったり、音楽を聴いたり。屋台のお兄さんとお喋りをしたり。暖かくて、本当に頭をからっぽにして、全部桜に預けて、春の午後を楽しみました。もしかしたら初めてきちんとお花見をたんのうしたかもしれません。本当に心が軽~くなりましたよ。
2012.04.09
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2012.03.31
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2012.03.30
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2012.03.29
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2012.03.28
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2012.03.27
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2012.03.26
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2012.03.25
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2012.03.21
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