もえうぉっち

もえうぉっち

2005.12.15
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カテゴリ: 絵主体の本
これは何で知ったのか、いまや定かでない。


みなさま歴史でご存知の聖徳太子(厩戸皇子)をモチーフに
超能力、フォモ、近親相姦とヨダレジュルジュルな逸品。

日出処の天子 全11巻 山岸凉子/作
日出処の天子 全11巻 山岸凉子/作


古来、 男色は神聖なモノ だったらしいです。
女色は穢れとされていたんですけどね。
(僧などは戒律で女色を禁じられていたけど、
 男色は別に禁じられてなかったし)


カレのお相手は蘇我蝦夷(そがのえみし)蘇我馬子の長子です。
これがナカナカ。蝦夷が ドンカン なんですわ。
だからこそ、それまで誰も近づけなかった厩戸と
触れ合えたんですけどね。

もう、美人厩戸がこれみよがしに「好き好き」と表現しているのに
蝦夷ったら嫌がりもしないし、「ボクも」とも言わない。
フォモには否定的なんだよなー、コイツ。
飛鳥の時代のヒトなのに。
この頃は性も解放的でしょ?(偏見?)

そのくせ、厩戸の笛をとって吹いて間接キッスしてみたり

厩戸、ドキドキやーーん★
でも、物部のオンナと子供つくったり。実の妹と子供作ったり。
蝦夷ひとりのせいじゃないけど、蝦夷の繊細さのなさが招いたコトだよ。
ひどいやつーーー!
厩戸ったら報われないんですー。 かわいそー。
切なくて、マジ泣きした作品です。


内容は政争とか宗教とか、性とか宇宙の理とか
とにかく、絵も妖艶で話も壮大な、すばらしい作品です。

あー、わたしの腐女子道はコレで完成した模様。
次回からは、他のマンガをご紹介します。








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最終更新日  2005.12.15 20:35:33
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