もえうぉっち

もえうぉっち

2009.01.12
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テーマ: 『BLEACH』(619)
カテゴリ: 自作の劇物(!)
今日はさぶぃ~ですねぇ~。

ふと気づくと鰤関連の日記ばかりになっております。

サイトの方でカカイりすぎ、ココで息抜きしてるっぽぃ。
う~ん。
ブログで「交流」というものに慣れているので
反応がナイってのがどうも・・・。
パチなんかで反応があるのはあるんですが・・う~ん。

ちょっとグチでした。
好きでやってるクセにねぇ・・・へへへ。



数日前に「兄様を出してくで!」というご要望がありましたが
こたえられるかどうかわからないのでイラストで。

兄様!

なぜアニキカレンダーにわたしがおらぬのだ・・



ムダにでけぇ・・・
もうすぐ義妹さんのお誕生日。描けるかなぁ・・。
もちろん兄様は気合いれて描かせていただきます!



では。
ギンイヅがナニかわからない方は回れ右で。
有名少年漫画の登場人物とは無関係ですよ!



へーきなかた。



あそんでください。






参考までに<1>は コチラ
参考までに<2>は コチラ
参考までに<3>は コチラ




<4>



藍染がやってきた。

「何してるんだい」

「ちょっと暇潰しに剣術でも稽古つけたろ思いまして」

「君にしては殊勝な心掛けだね」

「たまには副隊長らしいことでもしとかんと、おかげさんで退屈で」

「随分気に入っているようだね」

吉良のことを言っている。

「ボク、ちっこい頃からいっぺんカナリヤ飼ぅてみたかったんですわ」

キレイな鳥。
輝く羽とキレイな声で飼い主を喜ばす。

「極楽鳥を選ぶかと思ったんだが。そちらのほうが鮮やかじゃないかい?」

「あぁ、あきません。あれは勝手に飛び回る」

それよりもカナリヤの羽根を切って、遠くへ飛べなくして、それをみた極楽鳥の歪む顔を見たほうが面白い。
藍染の意表をつけたことが楽しくて堪らない。

 ―なんでもお見通しの藍染はん 

 ―少し面白くなさそうなあんたの顔が、ぼくには嬉しゅうて仕方ない

「吉良くんを道場で待たせてますんで、ほな」

大層愉快な心持ちで、部屋を後にする。


道場に足を踏み入れると、吉良のスっと通った背中が見えた。
お行儀よく正座をして精神統一でもやっていたのだろう。

「市丸副隊長」

「あぁ、吉良くん、またせてもうて」

「いえ、お気になさらないでください」

どうやって羽根を切ってやろうか。
羽根を切られた瞬間、このカナリヤはどんな声で楽しませてくれるだろう。

 ―絶望

 ―できるだけ悲痛な絶望の叫びがいい

それを聞くために、今はできるだけ持ち上げようと決める。

市丸は、吉良の前に立ち、スっと霊圧を凝縮させた。
始まりも終わりもなく、ただそれをみなぎらせる。
吉良の戸惑いが伝わるが、そんなことには構わない。
市丸が道場に踏み入った時点で、稽古は始まっている。
吉良がそれを察しサっと剣を構える。
斬魄刀をまだ持っていない吉良に分があるとは思えないが、虚は戦歴を考慮してはくれない。

一本目。
市丸の斬魄刀は一閃で吉良の浅打を薙ぎ払った。

「はよう、拾い」

圧倒的な実力差で手加減はナシ。
せいぜい刺し殺さないという程度だ。

二本目。
カンがいいと見えて吉良は市丸の一打を辛うじて薙いだが、早すぎる二打目に手が追いつかない。
浅打はカラカラと転がった。

「ほれ、なにしてんのん。拾わんかったら丸腰でもいくで」

三本目。
今度は数打防いだが、最後は払われた。
一度も打ち込むことはできない。剣が軽すぎるのだ。

肩で息をする吉良に市丸は近づき、腕をガっと掴んだ。

「吉良くん、君なぁ、もちっと腕力つけなあかんよ。稽古にもなれへんやろ」

「も・・申し訳ありません」

「いやぁ、しゅっと見目よいのはいいけどなぁ。そんな理由で席官なんかになりとないやろ?」

「イヤです」

吉良はキっと市丸を見た。
ゾクっとした。

そこそこ見目のよい吉良は、そういう誘いを何度かかけられたに違いない。
実際そんな理由で大した実力もなく席官入りした者もいないわけではないのだ。

 ―そうか、そうか。そんなに嫌か。ほなお望みどおり、そないしたろか。

「連打につきおうたるから、はよう剣拾い」

「はいっ!」

市丸は自分も道場の浅打を手にとって頭上で横に掲げる。
打ち込みは小一時間続いた。





意外に体育会系な市丸副隊長。剣道部か?!?!
続きはネタのない未来へ・・・!!!













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最終更新日  2009.01.12 21:31:42
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