マルスの遺言

マルスの遺言

少年犯罪に見る想像力の欠如



しかし、私なら最後の所だけこう書き換えたい。

彼らは、想像力が欠如しているにはしているが、人の痛みが分からない、あるいは人を殺したらその後どうなるか、刑務所に入って、一生指さされて・・・。そっちの想像力もそうだが、一番問題なのは、

「自分の人生に対する想像力の欠如なのだ」

彼らは、自分の人生の未来像を想像力豊かに、希望を持って描けないからこういう犯罪に走った。

それは、生きる意欲の湧く未来像を描けないような社会を作った政治家を始め、日本の大人たちがそうし向けたのだ。
教育を変える前に社会を変えなければいけない。

結局教育を提供できるのは社会の成功者たちで、彼らが富を独占しようとする限り、さらに富を求め、底辺の労働力の拡大に努めようと(金を稼いでくれる人間が増えれば増えるほど、特権者たちは上前をはねられる)働くマシーンの労働者を量産する教育システムしか提供できないに決まってる。

それに、そんな汚い大人たちが子供たちを教えようとしたってまともな教育が与えられるわけがないのだ。心の歪んだ教育しか与えられない。
哀しい事実である。

そんな中で、多くの子供たちが悩み苦しみ、そんな事が原因でいじめられ(しかもそのせいだと誰も分っていない)多くの子供たちが人生を早くに嘆き、命を絶っている!

みんなで良い社会を作ろうじゃないか。

一刻も早く!




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