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2022/07/16
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カテゴリ: もる
我が家には神棚がない。
勿論、仏壇もない。

永田実家も、どちらもない。
義両親とも長子ではないので現状お墓すらない。

なので我が永田一族的にはイベントとしての初詣やお盆のキリコはするけれど
宗教行事としては捉えていないので、ただ世間に合わせてやっておくというくらいの認識だ。

翻って永谷実家では
弟が早逝したというきっかけで父母は信心深く毎朝晩の読経を欠かさなかった。
神棚は当然のこと、でっかいお仏壇もありお墓もある。

施餓鬼やら年回忌やらアレヤコレヤ。
初詣は各所を周り、御札を納めては御札をもらい
それが毎年の恒例行事であった。

それを特になんとも思っていなかったのだが
父が亡くなったのを機に、私の中の宗教観がガラリと変わった。

というのも、父母が信心していたのをA教としよう。
弟が亡くなった頃からなので、もう40年以上はそのやり方で法事を行ってきた。
母が亡くなった時にも父はその宗派で葬儀を行い、弔ったので
当然父は自分もその宗派でそのようにされると信じていたろう。

それがだ。


話は少し逸れるが

そん時に葬儀を行ったのはたまたまその頃縁のあったお寺のご住職だったのだ。
そこはA教ではない。
B教としておく。
そんなわけで姉は自分自身もB教で弔って欲しいと言っていて
だんなさんもまたそこで供養してもらうこととなったのだ。


家族とはいえ宗教には立ち入らないのがマナーである。
もっといえば小姉ちゃんはキリシタンであるが誰も何も言わない。


で、父が亡くなり
さあどうしようとなった時
「B教のご住職呼ぶでね」
と喪主の大姉ちゃん。

えっ。

まあ確かに残された我々が決めてもいい世界ではあるし
父も最近のA教の住職にいい感情を持っていなかったのは聞いていたが
だがしかし。

モヤモヤとしたものを抱えつつ葬儀を終え
大姉ちゃんはA教との離檀を提案してきた。
反対する理由はない。
そのまま信仰を続けるならば毎月の法要やアレコレに関して足を運び出費しなくてはならない。
法要もタダじゃないからね。
それができる余裕は私にも姉妹の誰にもない。


母も弟も今、父と共にB教のお寺に永代供養されているのだ。


宗教って何なんだろうな。
実家の、教祖の像が無くなり父母と弟の位牌だけが置かれた仏壇の前で
毎度私は自問自答する。

自分が信じて拝んできたところではないところで拝まれてしまっている父。
ある日突然見も知らぬお寺に移動され全く違った読経で拝まれている母と弟。

拝まれているならいいのかな。

それなら私も毎朝、写真に向かって手を合わせているから
究極それでよくない?

私も辛い時、苦しい時
神様仏様たすけて
と思ったこともあるし、お詣りに行ったことだってあるけど
普通に考えて助けてもらったことはないなと思う。

どうにもならない時に現実逃避するには宗教は丁度いいのかもしれない。
でもそうしたら別に宗教じゃなくていいのでは。

アイドルだってロックバンドだっていいのでは。

と今日も私は贔屓のバンドやアイドルに課金する。
いやお布施だ。
お布施。

ラブアンドピース。





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Last updated  2022/07/16 10:20:59 AM
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