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カテゴリ: 台湾棒球
先日の日記で、台湾の高校野球大会「高中聯賽」にはタイブレークがあることを書きました。
→[過去の日記] 台湾の高校野球にはタイブレークがある (1月1日の日記)

その後もいろいろ記事がありまして、ちょっとまとめるとこんな感じなのだそうです。

・このタイブレークは今回の大会から導入された新制度。
・先月に行われた高中聯賽の「金属バットの部」でひと足先に導入された。(今やっているのは「木製バットの部」)
・延長戦になったら10回から即、タイブレークに入る。
・無死満塁から、打席には1番打者が入る。

そしてもう1つ、タイブレークに関する実に独特な制度が導入されていました。今日はこれを取り上げます。それは。

・予選リーグの勝敗が同勝敗になったとき、タイブレークで再試合して順位を決定する。




●「三すくみ」のときはタイブレークで再試合

今回の高中聯賽(木製バットの部)、予選リーグのB組はこうなりました。

予選B組成屏秀嘉
成功商水×○○○ (3勝)
屏東中学●×○■ (1勝2敗)
秀峰中学●●×□ (1勝2敗)
嘉義高工●□■× (1勝2敗)

(□は延長タイブレークで勝利)
(■は延長タイブレークで敗戦)

3チームが1勝2敗で並んでます。当該対戦の結果も1勝1敗ずつで「三すくみ」。予選リーグ通過は2位までなので、順位をつけて予選通過チームを決めなければなりません。

パッと見ではタイブレークでない勝利のある屏東中学が2位でいいじゃないか、って思うのですが、そういうのは一切区別せずに1勝は1勝ってことらしい。

で、ここで去年までなら各チームの失点率(3試合の失点合計/イニング数)を計算して順位を決めるところ。しかし、この大会は今年からは3チームで改めてタイブレークだけの再試合をして順位を決めます。




1試合目:屏東中学vs嘉義高工
2試合目:1試合目の勝者vs秀峰中学

となりました。試合は最初からタイブレークで行われます。延長戦のときのタイブレークと同じく、無死満塁で開始。打席には一番打者が入ります。


●なぜ失点率ではダメか

去年まではこの大会、同勝敗のときの順位決定には失点率を使っていました。

「三すくみ」の場合に順位をつけるとき、失点を元に決めるというのはオリンピックでの野球競技や、ワールドカップなどのIBAF主催の国際大会でも使われている方式です(当該対戦だけの失点を合計するところが違いますが)。日本の社会人野球でも使っている大会があります。




2003年のこの大会で、こういうことがあったのです。
予選リーグB組は、最終1試合を残して以下の勝敗表でした。

予選B組善西東高三
善化高中×○●○○(3勝1敗、総失点11)
西苑中学●×○○○(3勝1敗、総失点17)
台東体中○●×○?(2勝1敗、総失点15)
高苑工商●●●×○
三民高中●●?●×

5チームのうち上位2チームが予選通過。

予選通過の可能性を残す台東体中が2位までに入るには、最後の試合で三民高中に勝ち、しかも相手を1失点以下に抑えないといけない。3試合で15失点もしている台東体中にはなかなか困難なことと予想されました。

が、結果は。

台東体中 1-0 三民高中

3チームが3勝1敗で「三すくみ」で並び、失点の順で台東体中が2位に入り逆転で予選リーグ突破。

3位に落とされ予選敗退した西苑中学は 「三民高中は台東体中と取り引きしてワザと完封負けしたんじゃないか」 と大会本部に正式に 抗議 、これがかなり物議を醸したようで、 林華韋 さんや [龍共]榮堂 さんが大会役員を辞任する事態になったみたいです。審議の結果、シロとなったようですけど。


こういうことを防ぐには、サッカーでやってるように予選リーグの最終日を同じ時間に試合開始するとか、総失点ではなくて当該対戦の失点だけを計算するとか、考えつきますが、これでも決定的ではないですね。


で、今回は、そもそも失点を調整するという勝敗以外の勘定をしながら試合をすること自体が学生野球の本質と外れていてケシカラン、勝つか負けるかの目の前の勝負にこだわりなさいって理由で、同勝敗の場合は再試合(タイブレーク)をするということになったのだそうです。

これで「八百長の可能性」や「不公平感」が解消され、監督の方々には好評なのだとか。


●タイブレークのためだけの打順

再試合は最初からタイブレーク。これは興味深いですねぇ。何が興味深いかというと。

打順の決めかた。

延長戦でのタイブレークはあくまで試合の続きなので、それまでの打順を維持しなければならないはず。

でも想像するに、試合の最初からタイブレークなら、タイブレークだけのための打順を自由に組むことができそう。さあ、どう打順を組めばベストなのか。「足の速い選手が一番」「三番四番は強打者」っていう常識は関係なさそうです。監督さんは試合前夜に頭を悩ませたんじゃないかしら。


とりあえず最初に打順が回って来る1番打者には誰を置きますかね。無死満塁ですからね。

確実に1点ってことでスクイズがうまい選手にするか。
とりあえずチャンスを潰さないように併殺打が少ない選手にするか。
一気に大量得点を狙うためにいちばんの強打者にするか。

想像もつかないなぁ。


ちなみに、1月2日に行われたタイブレーク順位決定戦の結果はこうなったそうです。

・屏東中学 4-1 嘉義高工(1回)
1回表・屏東中学、先頭打者が二塁打して2点先制、さらに2点追加して計4点。その裏、嘉義高工は牽制悪送で1点返すがスクイズ失敗で万事休す。

・屏東中学 8-4 秀峰中学(2回)
初回は双方3点ずつ取り合い、2回に3安打と犠飛で5点入れた屏東中学の勝ち。

屏東中学が2位となって予選通過。
2試合目は1イニングで決着がつかずに2イニング目にもつれ込んでますが、特に変わったことは起きなかったみたい。





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Last updated  2006年01月05日 00時58分22秒
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