男臭とフェロモン の巻
わははは!何だかタイトルを見ると怪しい勧誘ですね(大笑)!!
2月22日NHK PM23:15~の、ものしり一夜づけ、
「香りにまつわるさまざまな話題の特集」
をご覧になりましたか~??
私は睡魔と戦いながらも見る事が出来ました~♪
興味深い内容で面白かったと思います。
*****
3つのキーワードに分かれていまして、それに基づいて香りと
深く関わっている人達の紹介をしていました。
キーワード1 上海
NHKでは「香水の国際コンテスト」という表現をしていましたが
多分POLAが主催していますフレグランスコンペティションの
事ではないかと思います。
2年に一度テーマに基づいて、調香師達が香りを作り
それを競うコンテストで、今年のテーマが上海・・・。
----POLAさんに確認したのですが、2004年に募集して、22日の
放送は2005年度の受賞を撮ったものだそうです----
上海というテーマで香水を作る・・・。絵画や、お笑い(笑)、
香り以外の事からインスピレーションを得て、参考にしながら
1つの香りに仕上げていく様子を丁寧に撮っていました。
その調香師の方の【香り作りの極秘テク】は、
「良い香りのものに、少しだけ臭い香りを継ぎ足す」
と言う事で
天然のジャスミン(これが糞尿の香りらしい!)香を若干継ぎ足して
いる様子を撮影していました。実際に天然ジャスミンの香りを嗅いだ
ディレクターが一言
「臭い・・・」
天然の~ジャスミンの~と聞くと、良い香りのような気がしますけれど、
実際はそんな事がないのですね!知らなかった~!
そのちょっとしたスパイス(笑)が香りに深みをもたらすのだそうですよ~!
ヘ~~~!!
ちなみにその調香師さんは、準優秀賞を受賞していました。
タイトルは「タイムビート」。上海のパワーを表現した、
ウッディアンバーの香りなのだそうです・・・。
(香りを嗅いだ三宅裕二さんが「歌舞伎座の匂い!」と言っていました・笑)
私は香りの調香・・・はもちろん詳しくないですし、やった事が無い
のですが、自分だけの香り作りをしてみたいとは思っています!
やはり良い香りだけで作ると、香りが一辺倒になるのでしょうか。
ちょっとしたアクセントって必要なのですね!!
キーワード2 判定士
臭気判定士
ってご存知ですか??私は知らなかったのですが、
臭気にかかる環境保全と、快適な生活環境の創造を課題として
設立された、何と「国家資格」である香りのプロなのですって!
例えば、マンションの1Fが飲食店の場合。
どうしても香りって、マンションの住人に届くものです。
その香りで誰かが迷惑する事になると、その飲食店も営業
する上では致命的な事にまで発展しますよね。その「誰かが
迷惑と思っているかもしれない香り」について的確なアドバイス
を送る事が出来るのが、この臭気判定士。
以前は工業臭などでの苦情があったのですが、一旦落ち着き、
また近年になって、個人間での苦情が増えたと言う事でした。
香害という言葉もあるくらいですものね。
最近は香りに対して何かしら敏感になった人が増えている・・・と
番組では言っていましたね。私は、先日日記に書いた
「良い香り、時に健康被害」
の事を思い出しながら見ていました。
キーワード3 あっきうさん
誰?あっきうさん?
あっきうさん(可愛い女性)とは4コママンガ家さんなのだそうです。
そのあっきうさんは、当初「男臭には抵抗があった」らしいのですが、
最近ボクサージム?みたいな所に通うようになって、 「男臭ラブ!」
に
体質?が改善された!と言うような事を言っていました。
この 男臭
とは。
番組内ではちょっと企業さんが分からなかったのですが(見ていなかった)
男性特有の「ちょっと汗臭い?」と思うような・・・何て言って良いの?
男臭と聞くと・・・何となく「あ~あの香りね」と分かるような香り・・・
を研究している様子を撮影していました。
数人の男性・女性が着ていたTシャツを集めて、その香りを
「酸っぱいね~」とか「うんうん、臭い」とかしかめっ面しながら
研究員さんが嗅いでいました。スゴイお仕事ですね!
この不快な香り成分の正体というのをライオンさんが特定する事に成功
していまして、その物質とは「アンドロステノン」という物質
なのだそうです。このアンドロステノンは、汗や脂に混ざる事で臭気が
いっそう強くなるのだそう!フエ~~~!
このアンドロステノンを抑制する物質も、ライオンさんが発見
していまして、それは「キョウニン(あんずの種)」なのだそうです!
少し他で見たのですが、消臭とか、体臭改善とかで検索すると、
消臭剤などの成分に結構キョウニンと言う成分が入っています。
もちろんライオンさんでも「メンズバンシリーズ」などでこれらの
成分を入れています。
男臭=迷惑?
それがですね~、この男臭自体を完全に消してしまうと、
女性を引きつけるフェロモンまで消されてしまうのですって!!
つまり、異性を引きつけるフェロモン=不快成分アンドロステノン!
・・・と、ここで昨日私が一人で興奮していた(笑)精子の話しが
出てくるわけです。番組ではネズミの精子で実験していたの
ですが、その精子が入った容器の中に、香り(フェロモン)を
付けた物質を置くと、その香りに向かって精子が集まってくるでは
ないですか!
「香りに向かって、精子が泳いでくる!!」
すごくショッキングな映像でした。これは何と人間の受精メカニズム
にも当てはまるのだそうですよ~!え~ビックリ!!
マンガ家あっきうさんも、男性臭さに慣れてしまい、今ではこの
香りが無ければ「生活が成り立たない」とまでおっしゃていました。
これね、何となく分かる気がしますよ。
私の旦那様は45歳。加齢臭を気にする年でして、実際本人も
すごく気にしている様子です。あまり香水を付ける人では
無いのですが、前の日記でも触れていた通り「資生堂」の
コロンをバシャバシャ付けていたので、やはり自分では分からない
「香り」について敏感になっているものと思います。
でもね~、私はその男臭さ、嫌いではないのですよね。
最近は男所帯に慣れたのかな(苦笑)。妙に安心するのですよ。
不思議ですね。
←アンドロステノン配合フェロモン香水!!
感想聞かせて下さい(笑)・・・。
*****
30分番組でしたが、内容が濃くて面白かったです。
この番組を見て、感想を一言!!
「香りの可能性って、もっと解明されていくのだろうな~」
そのうち、花粉症に根本的な所から効く香りとか、フェロモン香水
では無いけれども、体質的に改善される香りがもっと研究されて
出てくるかもしれないですね。
痩せる香り~とか、リラックス出来る香り~とかありますものね~。
haru-sora香りについての日記
2004.9.27 可能性を持った香り!
もご覧下さいね~♪