私は狼
はぐれた獣
ハンパに綺麗な想いよりも
純正なる孤独を望む
私は兎
仲間と共に
一人ぼっちは嫌だから
甘いぬくもりに身を浸す
私は人間
山から下りて
兎の耳と
狼の牙とを併せ持つ
「内に広がる深淵に
暖かなココロを注ぎ込み
ただひとつの魂沈め
永久(とわ)なる孤高を詠うのです」
私たちは人間
結ぶは契約
絆はいつでも
真(まこと)の闇を纏っている
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結婚=契約
と考えている百瀬です。
この詩、読みに困る漢字が二つも……
どうしたものかと迷いつつ、読み仮名を書いておいてみる。
よし、これでいいんだ。これで……
それにしても繰り返すものが好きだな、自分。
対句法というやつか。いや、そんな高尚なものじゃないけど。