突然ですが、私は化粧が嫌いです。
自分がするのも嫌ならば、人がしているのも嫌。
ある程度年を重ねているならともかく、若い人がしているのは許せない。
……特殊メイクや仮装でなら許せるのですが(それなりの意義を感じる)
さて、私は女です。
どうしたものでしょう、この好き嫌いは。
化粧の粉っぽさがものすごく嫌で、制汗剤のにおいですら嫌。
私がここまで嫌いなものを、何故好き好んでやる人がいるのだろうか。と突如思いました。
で、考えてみた。
さまざまな考えが浮かんでは浮かんだまま消えずに残ったのですが……。
あたりさわりのない結論に達しました。
女の化粧は仮面だ。
素顔を隠し、自分をよく見せたいがためですな。
……と、この結論で気がすむような人ではございません。
当然のごとく変な考えが浮かびました。
だったら、蝶の形した眼鏡でもかけてりゃいいじゃんか。
と。
だって、いろんな条件満たしてますから。
まず被り物ってのは素顔を隠したりゆがめたりできますから。
そしてデザインによりますが、華があるわけです。
しかも、街中を歩いていれば十人のうち七、八人は振り返るでしょう。
百人もいれば一人くらいは、あなたの姿に釘付けになっているかもしれませんよ。
そしてお声がかかるやもしれません。しかも公務員。
名前とか、年齢とか、職業とか、いろいろ聞かれるかもしれませんね。
まぁ、人はそれを職務質問というそうですが。
※多分、変な格好をしている程度ではお声はかからないでしょうけれど。
理想と現実とのギャップは多少なりともありますが、条件満たせてますって。
さあ、世の中の女性達よ! 白昼堂々と仮面舞踏会を開きましょうや!!
って、誰も賛同する人いないだろうなぁ。