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このライン抜け。液晶ユニットの側面を押さえると治まることがある。この部分には、TABと呼ばれるフィルム状の基板が接続されている。ライン抜けはどうやらこの部分の接触不良のようである。

■MPC2000&MPC2000XL 液晶について
http://ghostinmpc.com/blog/2014/02/05/mpc2000mpc2000xl-%E6%B6%B2%E6%99%B6%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/
「液晶のライン抜けの原因は、液晶ガラス面端子と液晶を表示させる基板を繋ぐケーブルの接触不良にある。これが厄介で、導電性のテープを熱圧着する事によりケーブルと端子を繋いでいるのですが、このテープ部分が経年劣化により接触不良を起こす訳です。恐らく使用状況による温度変化、湿度なんかが関わってくるんでしょう。」
■LCDモジュール組立>パルスヒート接合の特長
http://www.avio.co.jp/products/assem/application/fpc/lcd/index.html

「LCD(ITOパターン)とTABの接続は、導電微粒子の入ったACF(Anisotropic Conductive Film)というテープ材を介して、パルスヒート方式により、接続を行います。高い加圧力と均一な圧力分布・温度分布がパルスヒート方式によって実現されます。」
調べてみると、この接続には「熱圧着」と呼ばれる技術が使われているようで、圧力をかけながら110度~130度の熱を加えて、接続するようだ。
この接続不良の解消には、「押さえながら熱を加える」必要があるが、調べてみると、アルミホイルと半田ごてを使って復旧させる強者もいるみたいだ。
■続・初代ゲームボーイの液晶ライン抜け修理のこと
http://www.tee-suzuki.com/gameboy_display_repair_v2.html
ゲームボーイの液晶とフレキの熱圧着部分をアルミホイルと半田ごてを使って、再圧着に挑戦した実践例を紹介。実際に液晶を点灯させながら再圧着する様子を動画でも紹介している。
要は、「押さえながら温める」ということなので、クリップで接続部分をはさんで、半田ごてを当ててクリップ自体を温めればいいのではないかと考え、早速実行。(どうせ失敗しても気にすることはない。廃棄される運命なのだから…。)
※接続部分をクリップではさんで、触れなくなるほど温めてみる。
結果は、ライン抜けと言えないくらい状態が悪化…。
これは、半田ごての熱によって、さらに接触不良が拡大したということか、つまり、もっとしっかり圧迫しないと、フィルムが浮いてしまうだけになるってこと。(しっかりと圧迫して温めることができれば、直せる可能性はあるってことでしょうか?)
続いて、アルミホイルを使って、直接半田ごてで温める方法も試してみたが、こちらはもっとリスキー。動作させながら効果を見ていくので、けっこう危ないんだけど…。
やっぱりうまくはできなかった。なにせ、圧迫できないので…、
※液晶ユニットとTABをつなぐ部分。これをしっかり熱圧着できれば…。
まあ、この液晶。処分ですね…。
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