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↑2月22日は 猫の日 でした。 ( AI 生成画像) (AI 初心者の) モノクロームです。 初夏の陽気に見舞われた三連休。 如何御過ごしでしょうか? 関東地方では春一番が吹き荒れ、 甲信地方では夏日が観測されたとの事。 異常気象が常態化して久しい昨今で有れば、 改めて驚くに当たらないのかも知れませんが、 ここ数日来の急激な気候変動にはやはり戸惑わずにいられません。 日本の四季ならではの情緒が次第に・・・確実に (それこそ不可逆的に) 失われつつ有るのを、 否応なしに実感させられます。 何よりも、 季節の移ろいに心を通わせるゆとり・・・自然な感性までが退嬰してしまいそうで、 些か物寂しい気分に浸っています。
February 23, 2026
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ペテルブルクの湿った夜気が、重たいカーテンの隙間から部屋に忍び込み、蝋燭の頼りない炎を揺らしていた。 フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー は、インクの染みと走り書きの原稿の山に埋もれた机の前で、深く項垂れていた。 偏頭痛がこめかみを万力で締め上げるように脈打ち、持病のてんかん発作の予兆が、神経の末端をちりちりと焦がしている。 だが、肉体の苦痛など、今の彼を苛む精神の地獄に比べれば物の数ではなかった。 彼の目の前には、彼自身が生み出した怪物、 ロジオン・ロマーヌイチ・ラスコーリニコフ が立ち塞がっていた。 「どうすれば……どうすれば、この男を救えるのだ?」 ドストエフスキーは呻き、両手で乱れた髪を掻きむしった。 指の間から見える原稿用紙には、老婆の頭蓋を斧で砕いた、あの青白いインテリ学生の冷徹な独白が書き殴られている。 ラスコーリニコフは頑強だった。 彼は、自らが構築した「非凡人の理論」という鋼鉄の殻に閉じこもっている。 彼の理性は、彼が犯した罪を「社会的な害悪の排除」として正当化し続けていた。 良心の呵責はあれど、悔悟はない。 このままでは、彼は単なる冷血な殺人者として破滅するか、あるいは、自らの論理の矛盾に押し潰されて狂気の中で死ぬしかない。「違う、そうではない。私が描きたいのは、単なる断罪ではない。魂の復活なのだ」 作家は、狭い部屋の中を檻の中の獣のように歩き回り始めた。 タバコの煙が部屋に充満し、彼の焦燥をさらに煽る。 彼には分かっていた。 ラスコーリニコフの傲慢な理性を打ち砕くには、並大抵の衝撃では足りない。 法律による裁きや、哲学的な論破では不可能なのだ。 彼の魂は、もっと根源的な、血を流すほどの痛みを伴う何かを求めている。 「論理の迷宮から彼を引きずり出すには、彼自身が否定した『生きた魂』を突きつけねばならん。だが、どうやって?」 ドストエフスキーの脳裏に、シベリアでの自らの体験がフラッシュバックした。 足枷の重み、酷寒の風、そして死刑執行直前の、あの絶対的な絶望と、その後に訪れた奇妙な生への渇望。 人間は、理性だけで生きているのではない。 苦悩を通じてしか到達できない境地がある。「受難だ……。彼には、徹底的な受難が必要なのだ」 彼は立ち止まり、虚空を睨みつけた。 彼の視線の先には、薄汚れた下宿屋の隅で震えている、あの娼婦の娘、ソーニャ の幻影が浮かび上がっていた。 彼女の無垢な信仰、自己犠牲的な愛。 ラスコーリニコフの論理からすれば、最も愚かで無力な存在。 しかし、ドストエフスキーの直観は告げていた。 あの傲慢な殺人者の魂を溶かすことができるのは、彼女のような、泥濘の中で輝く聖性だけだと。 「しかし、ラスコーリニコフは彼女の差し出す十字架を受け入れるだろうか? あのナポレオン気取りの男が、自ら大地に跪き、汚れた土に口づけをするだろうか?」 それは、作家自身の中にある「信仰と懐疑」の壮絶な闘争でもあった。 彼自身が神の存在と正義について懊悩し続けてきたからこそ、主人公を安易なハッピーエンドへと導くことは許されなかった。 嘘の救済は、最大の冒涜である。 ラスコーリニコフの救済は、彼が最も軽蔑していた「凡人」たちの苦しみの中へと、彼自身が堕ちていくことでしか成し得ない。 自意識の塔が崩壊し、裸の魂となって初めて、彼は再生の端緒につくことができる。 「そうだ。彼を追い詰めろ。論理が破綻し、神経が摩耗し、恐怖と孤独が極限に達するまで。彼が自らの『思想』の重みに耐えきれず、救いを求めて悲鳴を上げるその瞬間まで……」 ドストエフスキーは再び机に向かい、震える手でペンを握りしめた。 蝋燭の炎が、彼の蒼白な顔に深い陰影を落とす。 彼がこれから書こうとしているのは、一人の人間が地獄を通過し、新たな人間に生まれ変わるまでの、長く苦しい魂の遍歴の始まりであった。 作家は、自らの魂を削り、血をインクに変えて、ラスコーリニコフという十字架を背負う覚悟を決めた。 夜明けはまだ遠く、ペテルブルクの闇は、その深さを増していた。
February 9, 2026
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1881年 文豪 ・ ドストエフスキー 死去。↑(画像は AI 生成 によるものです) 『貧しき人々』 , 『罪と罰 』 , 『白痴』 , 『悪霊』 , 『カラマーゾフの兄弟』 等々・・・。 数多くの著作で知られ、 トルストイと共に19世紀ロシア文学の黄金期を築いた小説家である フョードル ・ ミハイロビチ ・ ドストエフスキー は、 是の日・・・ 露歴1881年1月28日 。 露都ペテルブルグの一街区に在る寓居に於いて、 愛妻 ・ アンナに看取られながら逝去しました。 享年61歳 (満59歳) 。 慢性的な呼吸器疾患に (コレも持病である) 癲癇の強度の発作が重なり、 惹き起こされた 肺動脈破裂 ・ 大量吐血が死因とされています。 因みに・・・。 ドストエフスキーの死から一ヶ月余が経過した 露歴3月1日 。 急進的革命組織 【人民の意志】 の犯行による (皇帝) アレキサンドル二世暗殺事件 が起きています。 特筆すべきなのは、 【人民の意志】 がアジトに使用していた部屋とドストエフスキーが居住していた部屋は、 同じ建物内に在り、 而も隣同士の位置関係を成していたという事実です。 両者の間に取り立てて密な交流はなかった模様ですが、 ドストエフスキーに取って天敵めいた存在であった 【第三部】 ・・・皇帝直属の秘密警察は、 この事実を逸早く (恐らくはドストエフスキーが気付くよりも先に) キャッチし、 監視の網を張っていたと云われます。 近年、 それらの特殊事情が絡み合い、 ドストエフスキーの病変の悪化に、 何らかの作用を及ぼしたのではないかとする言説が流布されていますが、 無論・・・今となっては検証する術もなく、 憶測の域を出るものでは有りません。 尤も、 二十代にして ペトラシェフスキー事件 (1849年4月) に連座し、 獄に繋がれてからの受難の日々・・・。 銃殺刑宣告 ・ シベリア流刑 ・ 兵役・・・と続いた、 ドストエフスキーの凄絶な来歴に思いを致すなら、 その終幕について不穏当な憶測が生じるのも、 或いは無理からぬ事なのかも知れません。
January 28, 2026
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寿永3年(1184年)1月、近江国粟津(現在の滋賀県大津市)。 琵琶湖畔に広がる冬の湿地帯は、薄氷と雪に覆われ、鉛色の空の下、凍てつく風が吹き荒れていた。 かつて「旭将軍」と称えられ、京の都を席巻した 木曽義仲 の軍勢は、もはや存在しなかった。 源範頼・義経 率いる鎌倉の大軍に追われ、数万を誇った兵力は、京を落ちる頃には数百に、そして今、この粟津の地に辿り着いた時、義仲の傍らに残る者は、わずか数騎となっていた。 その中には、最後まで義仲に付き従った乳兄弟であり、無二の忠臣、今井四郎兼平の姿があった。 そして、勇猛な女武者として知られた 巴御前 もいたが、義仲は「最後の戦場に女を連れていたとあっては末代までの恥」として、涙ながらに彼女を落ち延びさせた。( 『平家物語』の記述に基づく) 残されたのは、義仲と兼平、主従二人のみ。 周囲は、雲霞のごとく押し寄せる敵兵で埋め尽くされている。 もはやこれまでか。 死を覚悟した義仲は、兼平に言った。 「日頃は何とも覚えぬ鎧が、今日は重うなったぞ」 心身の極限の疲労を吐露する主君に対し、兼平は力強く励ました。 「御身もまだ疲れ給わず、御馬も弱っておりませぬ。何が重かろうはずがございましょう。あれに見える松原こそ、御自害にふさわしい場所。あそこまで駆けてゆき、静かに御最期をお迎えなされませ。お供は、この兼平がつかまつります」 兼平の言葉に、義仲は再び闘志の火を灯した。 「ならば、最後まで共に戦おうぞ」 二騎は、無数の敵陣の中へ、最後の突撃を開始した。 阿修羅のごとく駆け回り、敵兵を蹴散らすその姿は、まさにかつての旭将軍の輝きそのものであった。 しかし、運命の時は残酷に訪れる。 松原を目指して馬を飛ばしていた義仲の乗馬が、薄氷の張った深田(泥深い田んぼ)に足を取られたのである。 名馬といえども、冬の泥濘は深く、もがけばもがくほど馬体は沈んでいく。 義仲は、後ろを気にかけた。 「兼平は無事についてきているか」 そう思い、泥に足を取られた馬上から、後方を振り返ったその一瞬であった。 敵将・石田次郎為久(手塚光盛とする説もある)が放った強弓の矢が、義仲の面体を射抜いた。 「あっ」 短いうめき声とともに、旭将軍・木曽義仲は、馬の首にうつぶせに倒れ伏し、動かなくなった。 享年31。 あまりにも短く、激しい生涯の幕切れであった。 その光景を、遠目から見ていた今井兼平。 主君の壮絶な最期を悟った彼は、もはや戦う意味を失った。 「これを見よ、東国の武士ども! 日本一の剛の者の自害する手本よ!」 兼平はそう叫ぶと、太刀の切っ先を口にくわえ、馬から逆さまに飛び落ち、壮絶な自害を遂げた。 冬の粟津の原。 冷たい風が、主従二人の亡骸とあ、静まり返った戦場を吹き抜けていった。 かつて日の出の勢いと言われた男の、儚くも潔い、最期の情景であった。
January 20, 2026
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1184年 源義仲敗死。源義仲 (1154~1184) 平安末期の武将。 為義の孫。 幼名、 駒王丸。 木曽山中で育ち、 木曽冠者と称される。 以仁王の 平氏討伐の令旨 を受けて、頼朝 ・ 行家に呼応して挙兵。 平維盛を倶利伽羅峠で破り、 京都に入って 朝日将軍 とよばれた。 しかし後白河院と対立し、 範頼 ・ 義経の追討を受け、近江国粟津で戦死。 ・・・。 (小学館 『日本大百科全書』 から) (AI 初心者の) モノクロームです。 源氏の勇将 ・ 義仲の栄達と凋落の軌跡については、 大分以前の事となりますが、 2011年1月20日 付の記事である 【 本日 (1月20日) の出来事 (続々) 】 に於いて詳述 (拙文で、 大変恐縮ながら) してありますので、 御参照いただければ幸いと存じます。 今回は、 その際に筆の及ばなかった部分である、 義仲の 最期の情景 を改めて AI に叙述して貰う事としました。 その全文を次頁に掲載致します。
January 20, 2026
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AI 初心者 ・ モノクロームです。 物語の主要登場人物の一人である ヘンリー ・ サイラス の南北戦争時代の上官という設定にしている、 ニューメキシコ州知事の ルー ・ ウォーレス について、 少しく触れさせていただきます。 読者の方は御存知かと思いますが、 歴史上に実在した人物であり、 伝説的アウトローの ビリー ・ ザ ・ キッド に関連する人物としては、 ジョン ・ チザム や パット ・ ギャレット と並んで、 必ず耳にする名前と云って良いでしょう。 サム ・ ペキンパー 監督の映画 『ビリー ・ ザ ・ キッド / 21歳の生涯』 では、 名優 ジェーソン ・ ロバーツ がウォーレスに扮していました。 個人的には チャールトン ・ ヘストン の演じるルー ・ ウォーレスを一度見てみたかったナと思っています。 (^o^) ٠٠٠ビリーが司直から追われる発端と成った リンカーン郡の銃撃戦 が発生したのは 1878年7月 の事です。 そして、 郡保安官のパット ・ ギャレットが放った銃弾に斃れたのが 1881年7月14日 。 ビリーが希世のアウトローとしてニューメキシコ州のみ成らず西部全域に名を轟かせた時期は、 図らずもウォーレスの在任期間とほぼ重なっています。 恩赦の発令を条件に投降を促す為、 ウォーレスはビリーと極秘裏に会見していたのではないかとは能く云われる所ですが、 真相は判然としません。↑ 今回はチョッとした遊び心から、 ウォーレスがビリーを食事に招き、 歓談している情景を AI に生成して貰いました。 当時の西部ではチキンはビーフより希少で高価であり、 極上の御馳走でした。 両者の会見が実現していたものと仮定して、 こんなにも和やかで打ち解けた雰囲気が醸されていたかどうかは分かりませんが٠٠٠。
January 18, 2026
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↑ 巨大翼竜 (ラプトル) の襲撃に遭い、 妖刀 ・ 村正 を抜き放って応戦するサイラス。 元合衆国軍人という設定に合わせ、 (刀身はその儘) 外装をサーベル仕様に修正するつもりです。 ٠٠٠さて、 前回に続いて、 (基本) オリジナルのファンタジー小説 ・ 『アメリオン戦記』 の構想の一部を開示致します。 今回は物語の主要舞台として設定されている アリエンド州 について、 少しく解説致します。 既に述べました様に、 現実の合衆国内には存在しない、 全く架空の州です。 ただ、 明敏な読者の方は御気付きの事と思いますが、 その地形 ・ 風土の造形については アリゾナ州 のイメージを色濃く投影させています。 ニューメキシコ州と境を接し、 メキシコとは地続きの長大な国境線を有している。 (後年、 核爆発の試験場に選定された程の) 広大な 砂漠地帯 が有り、 雄壮なロケーションを誇る 大峡谷 が有る。 また、 野牛 ・ 野生馬の群棲する豊穣な牧草地帯も有れば、 北米先住民の生活圏٠٠٠ 居留地 も有る。 加えて、 ゴールド ・ ラッシュ時代の名残りを留める廃鉱やゴースト ・ タウン (魔物が息を潜める舞台装置として打って付けの) も散在している。 何から何までアリゾナ州としか思われないジオグラフィー٠٠٠。 当初は アリエンゾナ州 とするつもりでしたが、 合衆国の一州のネーミングに伊予松山弁でもないナと思い直し、 アリエンド州にした次第です。 事程左様に٠٠٠。 人名 ・ 地名等の設定については余り深く考えないのが作者の流儀なので、 宜しく御含み置き下さい。 (^o^)↑ メキシコから越境して来た山賊の一団を撃退するサイラス。 今回は幾分劇画調の画像に成りました。 ٠٠٠妖魔の跳梁によって無政府状態と化したアリエンドの地は盗賊や無法者の解放区でもあった。 対魔戦のプロフェッショナルであるサイラスからすれば、 山賊退治などは余興の様なもの。
January 17, 2026
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↑ 物語の主要登場人物の一人である ヘンリー ・ サイラス が乗馬代わりにしている異次元駱駝 ・ ナラクーダ (御覧の通り飛びます。 翼は普段は隠しています) 時空の壁に生じた、 針で突いた様な穴を潜り抜け、 此方の世界へやって来ました。 一時、 マフディ (救世主) を名乗る以前の ムハンマド ・ アフマド が所有していましたが、 ムハンマドの強勢な思念を以ても手懐けられず、 持て余していたのを、 サイラスが譲り受けたもの。 サイラスとナラクーダは良好な関係性を保持しています。 ٠٠٠悪化の一途をたどるアリエンド情勢を深く憂慮するニューメキシコ州知事の ルー ・ ウォーレス は、 窮余の一策として、 南北戦争時代の部下であり、 今は放浪のガンマンに身を窶している ヘンリー ・ サイラス と連絡を取り、 一連の異変の究明を依頼する。 南北戦争中、 サイラスは有能な情報将校であったが、 分離主義者によるリンカーン大統領暗殺計画を阻止し得なかった責任を取り、 軍を退いていた。 以後十五年間、 サイラスは世界中の未開地を経巡りながら、 様々な退魔のノウハウをほぼ独力で修得し、 知る者ぞ知る٠٠٠妖魔討伐を専業とする狩人 (ハンター) として働いていたのである。 五芒星の刻印されたマント。 純銀製の銃弾を装填したライフルとピストル。 妖刀 ・ 村正 。 退魔戦闘用に特化した武装で身を固めたサイラスは、 異次元駱駝の ナラクーダ に打ち跨ると、 州軍も州政府も撤退し、 今や無法地帯と化しているアリエンド州へ向かうのであった。↑六千年の時を経て甦った魔物 ・ 魔アゾック 。
January 11, 2026
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AI 初心者 ・ モノクロームです。 前回に続いて、 (基本) オリジナルのファンタジー小説 ・ 『アメリオン戦記』 の構想の一部を開示致します。 本編の執筆開始は果たして何時になる事やら覚束ない所なのですが、 年内には取り掛かる所存でいます。 制作状況については、 当サイトにて随時御知らせ致します。 鬼モンガアによる被害の増大を重大視したアリエンド州政府は、 軍隊を大規模投入しての討伐作戦を展開するが、 どんどん強大化していく鬼モンガア軍団の威勢に圧倒され、 思わしい成果を挙げる事は出来なかった。 ٠٠٠する内に、 鬼モンガアのみならず、 巨大翼竜 (ラプトル) や怪鳥 ・ シュラバード も出現。 州全域が大混乱に陥ってしまう。 相次ぐ巨大生物の襲来は、 西洋文明の侵襲によって封印を解かれ、 数千年の眠りから醒めた太古の魔物 ・ 魔 (マ) アゾック によるものであった。 アリエンドの禍乱は、 北米先住民 ・ 合衆国騎兵隊 の従来からの対立 ・ 抗争をも呑み込み、 凄まじい勢いで隣接する諸州へと波及していく。
January 10, 2026
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AI 初心者 ・ モノクロームです。 松の内も明け、 小 ・ 中 ・ 高等学校の多くは本日より新学期を迎えている事と思います。 折から関東平野は強風に見舞われ、 ヤケに肌寒い一日と相成りましたね。 さて、 今回披露する AI 画像は、 1880年代初頭٠٠٠西部開拓時代も終幕に差し掛かった合衆国の辺境地域を舞台としています。 架空の土地である アリエンド州 。 異常発生した巨大ムササビ ・ 鬼 (キ) モンガア の大群に襲撃される幌馬車隊の情景を作画して貰いました。 目下、 (基本) オリジナルのファンタジー小説として構想中の 『アメリオン戦記』 の挿し絵に使用するつもりです。
January 8, 2026
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↑(画像は AI 生成によるものです) ・・・水師営の会見 。 日露戦争の激戦地、 旅順要塞の攻防戦が終結した直後、 明治38年 (1905年) 1月5日 に持たれたこの歴史的な会見の情景は、 日本の歴史において 「武士道精神の極致」 「昨日の敵は今日の友」として、 長く語り継がれてきました。 その場の空気感、 情景を以下に描写します。季節と場所 : 凍てつく冬の満州、 荒廃した民家 時は厳冬の1月。 満州の荒野を吹き抜ける風は刃物のように冷たく、 地面は凍り付いていました。 会見の場所となった 水師営 (旅順の北にある小さな村) にあった建物は、 決して華やかな外交の舞台ではありませんでした。 それは、 激しい砲撃戦の余波で壁が崩れ、 屋根には弾痕が残る、 粗末な一軒の中国農民の土屋 (民家) でした。 部屋の中は薄暗く、 土間の冷気が足元から這い上がってきます。 窓には障子紙の代わりに新聞紙などが貼られ、 隙間風を防いでいました。 部屋の中央には、 どこかから調達してきた簡素な木の机と、 不揃いの椅子が数脚。 暖を取るための火鉢が置かれていましたが、 その熱は、 部屋の冷え切った空気を温めるには到底足りません。 そこにあるのは、 硝煙の匂いと、 土埃、 そして戦争の現実そのものでした。二人の将軍 : 勝者の謙譲と、 敗者の威厳 その薄暗い部屋に、 二人の司令官が姿を現します。 日本側 : 乃木希典大将 勝者である日本軍第3軍司令官。 しかし、 その表情に驕りは一切ありません。 小柄ながら背筋を伸ばし、 端然とした軍服姿。 その目は深く静かで、 長きにわたる激戦の指揮と、この戦いで二人の愛息を失った深い悲しみを、 鋼のような自制心で胸の奥底に沈めていました。 「武士」 としての矜持そのものが服を着ているような佇まいです。 ロシア側 : アナトーリ ・ ステッセル中将 敗者となった旅順要塞司令官。 大柄な体躯には、 長期間の籠城戦による疲労の色が濃く滲んでいました。 しかし、 彼もまた帝政ロシアの軍人としての誇りを捨ててはいません。 敗北の無念さを噛みしめつつも、 毅然とした態度を保とうとしていました。会見の空気 : 静謐な敬意 会見が始まると、 部屋を支配したのは、 張り詰めた緊張感ではなく、 奇妙なほど静謐で、 厳粛な空気でした。 これが後に美談として語られる所以ですが、 乃木大将はステッセル中将に対し、 徹底して 「礼」 を尽くしました。 本来、 降伏する指揮官は武装を解除されるのが常ですが、 乃木はステッセルに 「帯剣」 を許しました。 これは軍人にとって、 相手の名誉を重んじる最大級の敬意表現でした。 通訳を介して言葉が交わされます。 最初は降伏に関する事務的なやり取りがありましたが、 それが終わると、 二人の間には人間同士の対話が生まれました。 互いの軍の勇敢さを讃え合い、 長い戦いの労をねぎらう言葉。 そして、 ステッセルが乃木の二人の息子の戦死に弔意を示すと、 乃木は静かにそれを謝し、 祖国のために命を捧げたことを誇りに思うと語りました。 その瞬間、 部屋の冷たい空気の中で、 国籍も立場も超えた、 同じ地獄を見た 「戦人 (いくさびと) 」 同士にしか分からない共感が、 静かに流れたといいます。結び 粗末な土屋、 凍える寒さ、 質素な机。 外ではまだ多くの将兵が傷つき倒れている現実。 しかし、 その小さな空間だけは、 憎しみではなく、 互いの武勇を認め合う、 静かで気高い精神性 が満ちていました。 それが、 後に文部省唱歌にもなり、 日本人の記憶に刻まれた 「水師営の会見」 の情景です。
January 5, 2026
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1905 (明治38) 年 水師営の会見 行われる。 AI初心者のモノクロームです。 今回は試験的に、 日露戦争のハイライト ・ シーンの一つである【水師営の会見】 の情景を 生成AIツール (Gemini) に叙述して貰いました。 その全文を次頁に掲載します。 ・・・七十の手習い。 年金生活者の気紛れと御了承下さい。
January 5, 2026
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身内からの勧めも有り、 不慣れながら AI作画 なるものを始めてみました。 ・・・巨大な鷲の背に乗ったアメリカライオンの仔が、 巨大なムササビと翼竜の混成軍を蹴散らしている光景。 ・・・と指示を出して、 出来上がった画像がコレです。 壮絶バトルの筈なのに殺伐とした要素は皆無で、 どう見ても、 じゃれ合ってる様にしか見えませんね。 (^_^;) また、、、 ムササビの前脚の本数が可怪しい。 尤もコレはコレで、 牧歌的な興趣が捨て難く、 調和と至福の感情に満たされた世界を織り成しているかの様でも有り、 如何にも新年らしくて良いかナ・・・と思い、 アップする事にしました。 何れにしても、 まだまだ精進が必要な様です。 さて、 最後になりましたが、 皆様の御多幸を心より御祈りして、 新年の挨拶とさせていただきます。
January 4, 2026
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前半は 【米騒動】 。 後半は 【熊騒動】 。 開幕当初から様々な騒動に見舞われ、 終わって見れば、 壮大な空騒ぎでしかなかったかの様な 【万国博覧会】 。 ・・・その他、 政局も、 外交も、 世相全般も、 悉くが喧しく、 騒動ならざるはなかった2025年ですが、 せめて心静かに見送ろうかと思います。 来年こそ、 日本に取って、 皆様に取って、 明るい、 希望に満ちた年と成ります様、 衷心より祈念する次第です。
December 31, 2025
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異常な暑熱の中、 【審判の日】 を迎えました。 各種メディアの事前予測では、 政権与党の過半数割れは最早・・・不可避の形勢に有る様ですね。 また、 事実上の 政権選択選挙 と位置付けている向きも有りますが、 如何なものでしょうか。 個人的には・・・微妙哉?と思って居ります。 今回選挙の結果が直ちに 政権交代 を促し、 ( 1993 年 ・ 2009年に続く) 自民党の下野及び (三度目の) 野党連立政権 の成立に結び付くかと成ると、 先行きは未だ不透明であると云わざるを得ません。 1993年 ・ 2009年の折とは大きく異なり・・・。 現在の野党は、 一枚岩の強固な結束を示しているわけではないでしょう。 【維新の党】 も 【国民民主党】 も、 野党を標榜してはいますが、 内実は政権与党の 【補完勢力】 でしかない。 衆 ・ 参両院に於ける 与野党逆転 若しくは 与野党伯仲 状況の中で、 いわゆる キャスティング ・ ボード を握る存在としての自己をアピール。 あわよくば自 ・ 公連立政権への参入 ( 従来 【公明党】 が占めていた座を脅かす格好で) を策しているものとしか思えないからです。 まア・・・何れにせよ、 政局が大きく動き出す事は確かでしょう。 大勢が判明した明日以降・・・。 大変興味深い観物が見られるのではないかと思われます。
July 20, 2025
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2月7日11時55分 (米国東部時間) 日米首脳会談 開催。 米国ワシントンD. C. を訪問中の 石破茂総理大臣 は、 ホワイトハウスに於いて、 ドナルド ・ トランプ大統領 と会見。 → 経済 ・ 安全保障両面での連携強化を確認。 米国第一主義 を鼓吹し、 近隣諸国に対して、 関税を武器とする 【恫喝外交】 を展開中のトランプ政権。 日米間にも、 安全保障から人的交流 ・ 貿易 ・ 投資等・・・多岐にわたる重要懸案が横たわって居り、 どんな厳しい要望を課して来るのか分からない怖さが有りました。 初めての会見に臨む石破総理は内心・・・微かな戦慄を覚えていたのではないかと思われますが、 終わって見れば、 懸念されていた様な波乱もなく、 無難に乗り切った印象が有ります。 恐らくは、 次官級 ・ 局長級の外務官僚による入念な準備・・・事前折衝が進められて来た成果でも有るのでしょうが、 石破総理としては、 一定の外交力を評価された格好と成りました。 暴君 にも、 赤鬼 にも擬えられるトランプ大統領ですが、 根が (敏腕にして海千山千の) 実業家であるだけに、 抜群の対人センスを備えている。 往なすとか、 宥めすかすとか、 魂胆の見え透いた小手先の技は通用しない。 良好な関係を築こうとするなら、 御為ごかしでない、 真摯かつ誠実な態度で向き合う事が何よりも肝要と思われます。 誠意有る言葉は人を動かすと云われる。 信頼は饒舌からは生まれない。 今回の会談で、 終始鷹揚に構えた総理の態度は、 トランプの眼鏡に適うもので有ったのでしょう。 きっと。
February 9, 2025
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1月20日 ドナルド ・ トランプ、 第47代米国大統領に就任。 → (第二期) トランプ政権発足。 大統領就任と同時に・・・。 (地球温暖化対策の国際的な枠組である) パリ協定 からの離脱や WHO (世界保健機関) からの脱退を謳った大統領令に矢継ぎ早に署名。 前政権の外交政策から急旋回する 米国第一主義 の守護者たる姿を誇示しました。 また、 移民問題 への対策として、 米 ・ 墨間国境に於いて 非常事態宣言 を発令。 中南米から流入する不法移民の増加が米国内に急激な治安悪化をもたらしている・・・との短絡的な主張に拠るものです。 そして、 是と併行して、 米国内に居住する 【不良外国人】 の一掃を目標に掲げて、 対象者の大量拘束に踏み切る等・・・強権的措置を発動しています。 1月24日 大統領報道官は 史上最大の強制送還作戦 を展開中と発表。
January 26, 2025
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1971年 ガブリエル ・ シャネル死去。シャネル (1883~1971) フランスの服飾デザイナー。 20世紀を代表するデザイナーの一人。 愛称 ココ ・ シャネル 。 帽子デザイナーから出発し、 第一次世界大戦後の社会変化を反映した、 機能的でシンプル なジャージーの服を発表し、 新しい女性らしさの概念 を打ち出した。 1920年から30年代にかけて活躍・・・。 第二次世界大戦後、 創作活動を休んでいたが、 54年カムバックすると、 60年代の世界的なシャネル ・ スーツのブームを起こし、 死の直前まで、 パリ ・ モード界の女王 として君臨した。 彼女の一貫した 「働く女性のための服」 というファッション哲学は、 カーディガン ・ タイプのいわゆる 「シャネル ・ スーツ」 を生み、 これは 20世紀女性服のプロトタイプ として高く評価される。 ・・・(小学館 『日本大百科全書』 から) 2009年の夏から2010年の初めにかけて・・・。 ガブリエル ・ シャネル をヒロインとする劇場用映画が三本、 立て続けに公開され、 日本でもチョッとしたシャネル ・ ブームが捲き起こりました。 私の様に、 モード界の事情に全く疎く、 シャネル・・・と聞いても、 高級服飾雑貨のブランド名という程度の認識をしか持ち合わせていなかった者でも、 シャネルの人と生涯について、 或る程度のアウトラインを把握する事が出来たのは、 そのブームの余沢と云えます。 個人的に、 結構楽しませて貰ったものです。 (^.^) 因みに・・・。 私が映画に求めるのは、 常に 娯楽 としての効用で、 それが映画愛好家としての基本スタンスでもあって、 サブ ・ カルチュアなどと戯れにも意識した事は有りません。 成る程・・・特定の事歴について、 多少の理解が深まる利点こそ有るものの、 それは副次的な効用でしかないと思っています。 強いて云うなら、 作品によっては、 カルチュア ・ テキストとしての接し方をも十分に可能にしてしまうのが、 映画の持つキャパシティの広さであり、 頼もしさでもあるのでしょう。 (^.^)(編集中)
January 10, 2025
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今更云うまでも有りませんが、 私達が身を置いているのは喧 (かまびす) しいばかりの 情報化社会 です。 雑多な情報の氾濫する日常の中で、 ともすれば自分自身を見失い勝ちとなる。 押し流されまいとして抗う程に、 身も心も疲弊していく。 そんな時は、 意識の深層に横たわる原風景の場所まで降りて行き、 自己を見詰め直してみるのが肝要かと思います。 一種の自己防衛手段で有り、 別段・・・ メディア ・ リテラシー 等と御大層な御題目を唱える気は更々有りません。 単純に、 トレンドに振り回され、 ランキングに踊らされるのが頗る億劫と云うか、 酷く馬鹿馬鹿しく感じられるだけです。 海棲生物の ラッコ を想像して下さい。 過日、 国内の某水族館で飼育されていた人気者ラッコが亡くなったと報じられましたが・・・。 あのラッコに (ほんの少しながら) 似ていなくもない。 野生のラッコは、 (海藻類の) 昆布を自らの身体に巻き付けて、 海面にプカプカと浮かびながら眠る習性を持っています。 何とも牧歌的な情景ですが、 あの昆布はラッコの 命綱 なんです。 昆布の葉状部は、 種類によっては全長十数メートルにもなるのですが、 大元は海底の強固な岩場にピッタリと付着している。 時化に見舞われ、 強勢な波浪が襲い来たっても拐われる懸念はなく、 安心して波間に漂っていられるわけです。 私の場合も同様に 【昭和】 の遠い記憶に繋がる事で、 猛り狂う情報の奔流に呑み込まれる事から免れている。 ・・・等と云うと、 ソレこそ 【昭和世代】 特有の 懐古癖 (若しくは現実逃避) でしかないと嗤われるかも知れませんが・・・。
January 5, 2025
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空前の米価騰貴を始めとする物価高が消費に影を落とす中・・・。 2025 (令和7) 年を迎えました。 今年は 【昭和暦】 に換算すると、 ちょうど 100 年の節目。 同時に、 終戦後 80 周年でも有る事から、 各方面で記念行事が企画されています。 過去に誠実に向き合い、 現在の意味を問い直し、 明るい未来に繋げる、 有意義な一年となる事を祈念する次第です。 さて、 私事で恐縮ながら・・・。 数えで 70 に成りました (昭和31年生まれですので) 。 いわゆる 【団塊の世代】 の後続世代。 ひと頃は 【空白の世代】 (ブランク ・ ジェネレーション) 等と呼ばれたものです。 今や、 等し並に 【昭和世代】 なる呼称で括られる身では有りますが・・・。 【団塊の世代】 が中心的役割を演じた 新左翼運動 の終熄後・・・。 大人達の創り上げた社会秩序の枠内で、 その価値観に順応し、 絶えず 商業メディア に感化されながら培養された最初の世代とでも云えるでしょうか。 私自身の幼 ・ 少年期を振り返るなら、 ひたすら 高度経済成長 の恩恵に浴し、 大衆消費社会 のメリットを享受しながら過ごした、 真に幸福な境遇で有った様に思われます。 決して、 物質的に充足していたわけでは有りませんが、 強固な社会秩序に守られている安心感が有りました。 そうした好適な環境下で、 秩序への信頼及び社会への帰属心なり公徳心なりが、 自ずと培われて行った様な気がします。 私が高校を卒業した年・・・1975 (昭和50) 年。 ちょうど半世紀前に成りますね。 (^.^) 映画 『青春の門』 (東宝 ・ 浦山桐郎監督作品) が封切られた事で、 チョッとした五木寛之ブームが起きました。 それで、 その時分は五木文学に傾倒・・・という程では有りませんでしたが、 随分と読み耽ったものです。 昼は工場で旋盤を回し、 夜は通信制大学のレポート作成に勤しむ毎日の中で、 寸暇を惜しんで。 然し、 デラシネ゙ (根無草) の生き様を体現する作中人物に共感は覚えても、 肖 (あやか) ろうと迄は考えませんでした。 無頼派にも、 ボヘミアンにも、 所詮は成れないと悟っていました。 秩序への回帰。 その強烈な願望と原体験としての 【昭和】 の記憶が結び付いて、 意識の深層部に巨大な岩盤を形成しているからです。
January 5, 2025
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12月14日 韓国議会、 大統領 ユン ・ ソンニョル に対する (二回目の) 弾劾訴追案を可決。 → ユン大統領の職務権限停止。 韓国憲政史上三例目となる大統領弾劾。 その可否については 憲法裁判所 の判断を待つ事となり、 政局は尚流動的と云えます。 大統領自身は、 この期に及んでも強気の姿勢を崩していませんが・・・。 一方に於いては、 内乱罪 での立件を目指す検察 ・ 警察当局による捜査の網は急速に狭められている様子であり、 現職大統領の逮捕という前例のない事態も起こり得る情勢となっています。
December 15, 2024
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さて、 45年振りに宣布されるも、 たった六時間での解除と相成った、 韓国の 【戒厳令】 。 国及び国民の安全を守る為に存在する筈の国軍が・・・。 権力機構の最高位に在る人物の意思に依って、 将に 【暴力装置】 として用いられ、 国民の自由と権利を抑圧 ・ 蹂躙すべく機能せしめられた、 今般の事態。 あの忌わしい 光州事件 の様に・・・。 国軍兵士が一般市民に銃火を浴びせるという最悪の事態。 流血の大惨事に繋がる危険性を十二分に孕んでいました。 その危機を回避し、 議会の尊厳を守り得たのは、 矢張り・・・1987年の 民主化宣言 を経て、 政治的状況も、 社会を構成する諸条件も、 (1979 ・ 80年当時とは) 全く様変わりしていた事が大きかったのでしょう。 国会の機能停止を策しての特殊部隊投入。 大統領府の作戦が蹉跌を来たしたのは・・・。 国会議員 ・ 市民が一致団結し、 迅速果敢な行動を起こした事に有ります。 実に特殊部隊の展開より迅速に・・・。 逸早く国会の封鎖を破り、 本会議場に集い、 【戒厳令】 解除を求める決議を行った与 ・ 野党議員190名。 自然発生的に参集し、 議事堂を取り巻いて、 臆する事なく軍の特殊部隊と対峙した無数の、 無名の人々。 そして、 作戦に投入された特殊部隊の側も、 上級指揮官から個々の隊員に至るまで、 少なからぬ葛藤を抱えていた事が明らかになっています。 一般に、 軍人は言挙げが出来ない。 職務上の命令には 【絶対服従】 。 些かなりとも疑義を呈してはならない。 批判精神を持つ事は禁物。 余程潰しが効く者でないと 【意見具申】 も儘ならない。 然りながら、 受領した命令が全く 理に合わない ものである事もまた明瞭・・・。 明瞭過ぎる程に明瞭でした。 12月4日未明・・・。 議事堂に突入した特殊部隊は激しい抵抗に遭遇し、 退却を余儀なくされます。 多少の抵抗は想定内の事で、 特殊部隊の実力を以てすれば、 強行突破も、 議場制圧も、 然程の困難を要さなかった筈です。 ・・・にも関わらず、 退いた。 この時、 指揮官を躊躇させたのは、 命令の妥当性に対する 疑念 で有ったかと思われます。 本来、 軍人が抱いてはならない 疑念 。 消極的ながらも、 この 疑念 が国防相の発した命令・・・。 延いては国軍の統帥者たる大統領の命令に違背する行動を取らせるに至った。 結果的に 【暴力装置】 として機能する事を拒絶したのです。 そして、 国会の制圧に失敗し、 ( 【戒厳令】 の解除を求める) 議決 を阻止し得なかった、 この時点で・・・。 【戒厳令】 に籍口した、 大統領府によるクーデターの成否は決しました。 独裁的権力掌握の目論見は脆くも潰え去り、 (韓国は) 四十余年前の悪夢の再来から間一髪で免れたのです。 否・・・抑 (そもそも) 、 大統領府の立案した作戦自体が拙速且つ杜撰で、 暴挙 と呼ぶしかないものでした。 綿密な計画性もなく、 周到な準備もなく、 場当たり的に強行された作戦に (当初から) 成算など有ろう筈がなく、 至短時間で破綻すべく運命付けられていたとも云えるでしょう。
December 8, 2024
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12月3日23時 韓国大統領 ユン ・ ソンニョル 、 【戒厳令 (非常戒厳) 】 の宣布を発表。 韓国議会、 【戒厳令】の即時解除を求める緊急動議を可決。 12月4日未明 ユン大統領、 【戒厳令】 の解除を表明。 【暴力装置】 なる (政治学上の) 学術用語。 その概念は、 政治が 調整機能 と化して久しい日本では、 全く風化してしまった感が有ります。 ・・・今回、 隣国の韓国で突発した事態をどう受け止めたら良いのか。 各種メディアは当初・・・その距離感を掴みかねている様子でした。 日本でリアリティを失っていたものが、 恰も 真昼の亡霊 の様に眼前に立ち現われた事に、 少なからず戸惑いを覚えたのではないでしょうか。 事の重大性に度肝を抜かれたと云うよりも、 リアリティの希薄さに呆気にとられた様な按配で、 初動対応に於いて、 海外メディアに遅れを取る格好となりました。 SNS界隈の反応となると云わずもがな。 何やら、 今年度の 【流行語大賞】 に非を鳴らす言説で賑わっている有り様で、 良くも悪くも、 日本は何て平和な国なの哉・・・と、 今更ながらに認識させられた次第では有ります。
December 8, 2024
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さて、 大変唐突では有りますが・・・。 総理の寝落ちに絡めて、 ふと思い起こされるのは、 児島襄の長編ノンフィクション 『平和の失速 大正時代とシベリア出兵』 に叙述されている 明治天皇 御不例の際の情景です。 (持病である) 糖尿病由来の 尿毒症 を発し、 病臥する直前の 1912 (明治45) 年7月15日 。 数日来の不調を押して、 枢密院本会議に臨御されるのですが・・・。 宰相 ・ 西園寺公望以下の閣僚 ・ 枢密顧問官等・・・数多の列席者の眼前で、 度々意識混濁の状態に陥ります。 議長である陸軍元帥 ・ 山県有朋がサーベルの鞘先で床を衝くと、 その音響で覚醒しますが、 程なくして又も瞑目する。 その光景が繰り返されたとの事です。 19日、 病状は更に悪化。 高熱を発し、 昏睡状態に陥ります。 翌20日、 御容態は 重篤 との宮内省発表。 日本国中が激しい動揺に見舞われます。 そして、 30日・・・ 崩御 が報じられるのです。 天皇としての御公務は真に多忙を極めるものでした。 殊に 日露戦役 前後の其れは常軌を逸する計りに苛酷で、 重なる疲労 ・ 心労が、 帝の健康を著しく損ねたで有ろう事は想像に難く有りません。(渡辺邦男監督作品 『明治天皇と日露大戦争』 ) 明治天皇は、 近代立憲主義国家に於ける君主の在り方を身を以て示された御方でした。 国際社会との融和 ・ 協調に御心を砕かれる一方・・・。 常に国民全体の意思を慮られ、 国民と共に歩まれる事を念願とされて御出でした。 御自身の事は顧みず、 不摂生も厭わず、 御無理を重ねながら御公務に臨まれていたのでしょう。 御病気の顕著な症状に接しながら、 御不例に至る前に、 適切な医療措置を講じられなかった事は何とも残念です。 翻って、 今日・・・。 石破総理の身についても、 何らかの異常が生じているのでは有るまいかと懸念される次第です。 総理大臣としての執務も苛酷の一語に尽きる。 かてて加えて、 衆院選惨敗の責任を問う喧しい声に取り巻かれ、 突き上げられ、 心身の疲労は極に達しているのではないでしょうか。 先般は南米歴訪中の (各国首脳に対する) 振る舞いが物議を醸しましたが、 【外交失点】 と苦言を呈する前に、 重大な病変の兆候を察知する気遣いが必要なのではないかと思われます。
November 17, 2024
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11月11日 特別国会召集。 衆議院本会議場にて 総理大臣指名選挙 の投開票実施。 第103代内閣総理大臣に 石破茂 を選出。 → 第二次石破内閣発足。 米国大統領選挙とは異なり・・・。 此方は事前予測に違わぬ、 意外性皆無の結果と成りました。 何の捻りも感じられず、 特筆に値する様な事もまるで見当たりませんが、 強いてピック ・ アップするなら・・・。 第一回投票の最中、 TVの中継画像に映り込んだ石破総理の寝落ち姿がチョッとした波紋を呼んだ事位でしょうか。 感冒薬の副作用に因るもの・・・と官房長官は釈明に努めましたが、 総理の健康状態について懸念を抱かずにいられない一幕では有りました。 否・・・居眠りが不謹慎であるとか、 問責するつもりは更々有りません。 野次と居眠りは国会名物の様なものですから。
November 17, 2024
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米国大統領選挙 は、 老いて尚盛んな ドナルド ・ トランプ 候補が激戦州の全てを制し、 大差を以て勝利。 大統領職への復帰を果たしました。 敗れた カマラ ・ ハリス 候補は、 代理候補ながらも、 非常に善戦したと思います。 ハッタリと外連味が物を云う大統領選の大舞台で、 千両役者のトランプ候補を向こうに回し、 毫もたじろがずに渡り合い、 【歴史的大接戦】 と報じられた苛烈な状況を終始アグレッシブなスタンスで戦い抜きました。 然し、 結局の所・・・。 インフレーション ・ 物価高騰に苦しむ中 ・ 低所得者層の悲痛な声を十分に汲み取れなかった事が・・・ バイデン大統領 の選挙戦撤退の遅れと共に大きく響いて、 支持を伸ばす事が出来ませんでした。 米国史上初の 女性大統領 誕生への期待感は、 然程の追い風とは成り得なかった模様です。 八年前の大統領選に於いて、 やはり民主党から出馬し、 やはりトランプ候補 (当時) と競り合った ヒラリー ・ クリントン 女史の場合の様なフィーヴァー ( 【ヒラリー旋風】 と呼ばれた) は今回起こりませんでした。 あの時のクリントン女史と比較したら、 大変遺憾ながら・・・華が感じられないし、 貫禄も不足していた様に思われます。 否、 それ以前に・・・有権者はズッと醒めていました。 それでも選挙戦の全期間を通じて、 トランプ陣営に拮抗し、 大いに脅かす勢いを保持し得ていたわけですが、 それは決してハリス候補の個人的資質によるものではなく・・・。 民主党が党組織の総力を挙げてバック ・ アップに努め、 なんとしてもトランプ再選を阻止しようとする、 コアな民主党支持者による直接 ・ 間接の支援が大きく作用した結果と見るべきでしょう。 また、 トランプ候補が相変わらずの 暴言 を連発し、 自らの立場を危うくする場面が度々見られた事も、 事前予測を困難なものにしたと云えます。 とも有れ、 トランプ圧勝 という結果で米大統領選は幕を下ろしました。 果たして、 歴史の審判 に耐え得るや否や。 米国民が自己責任に於いて選択した結果です。 世界はこの事実を受け容れるしかないでしょう。 どの様に向き合い、 どの様に身構えるかは各々の判断に委ねられているわけですが・・・。
November 10, 2024
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昨日に続いて好天に恵まれ、 全国的に絶好の行楽日和となりました。 さて、 既に御承知の事と思いますが・・・。 今回衆議院選挙の投票率は 53. 85% 。 前回選挙を下回る、 記録的な (戦後第三位の) 低投票率 となりました。 一体に、 投票率は低ければ低い程、 政権与党に有利に作用すると云われて来たものですが、 今回その定説が見事に覆される仕儀となったわけです。 加之 (しかのみならず) ・・・。 野党側は共闘体制を取り得ないママ選挙戦に突入し、 激しく鬩ぎ合う有り様。 与党側としては漁夫の利を得る形で結構な集票が見込めた筈でした。 ・・・にも関わらず、 与党過半数割れ という事態を免れなかった。 この結果は、 いわゆる 【政治と金】 ・・・ 政治資金問題 をめぐって巻き起こり、 吹き荒れた逆風が如何に強勢で、 凄まじい破壊力 (与党 ・ 自民党にとって) を伴うもので有ったか、 それを如実に物語っていると云えるでしょう。 とも有れ、 衆議院に於ける 一強多弱 の構図は刷新されました。 少数与党に転落した自民党は 【補完勢力】 の取り込みに躍起となっていて、 政局は尚も流動的と云えます。 来週11日召集予定の特別国会に於いて実施される 首相指名選挙 の結果が注目される次第なのですが・・・。 既に、 日本の青少年層の関心は自国の政局を去り、 5日 (日本時間6日) に迫った 米国大統領選挙 の行方に重心をシフトさせている模様です。 これは今に始まった事ではなく、 私の青年期 (カーター政権誕生の時期) からズッとそうで有った様に思います。 (^.^) 青少年にとって関心の度合いがより高いのは、 日本のトップ選出の行事ではなく、 米大統領選の方なのです。 総裁選やら首相指名選やら・・・。 大統領選の有する圧倒的熱量とダイナミズムを前にすると、 瞬時に霞んでしまう。 堪らなく矮小化されて見えてしまうのです。 或いは、 日本の政治からは到底得られないカタルシスを、 米大統領選に求めているのかも知れません。 閑話休題。 歴史的な大接戦と報じられる、 今回の米大統領選。 両陣営の勢いは全く拮抗し、 予断を許さない情勢となっていて、 此方からも眼が離せません。
November 4, 2024
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一有権者としては・・・。 今回の総選挙を 【政権選択】 の選挙と認識しているわけでは有りません。 大いに期待するのは、 甚だしい 【歪 (ゆが) み】 の解消です。 一強多弱 ・・・と云われて久しい、 衆 ・ 参両院に於ける与 ・ 野党の勢力図。 その上に傲然と胡座を掻き、 民意を等閑にし、 己が利益の拡充に汲々として来た、 政権党の面々。 傲慢 ・ 怠惰 ・ 貪欲・・・。 諸々の悪徳を培養する土壌と化している、 歪んだ勢力図。 その歪んだ構図を、 心有る有権者の手で描き換える。 それこそが今回総選挙の最大の意義に成るものと思われます。 政権党を絶えず揺さぶり、 安閑としている事を許さない、 不断の緊張状態を創り出す事が先ず必要なのです。 然る後に・・・必ずや 【政権交代】 は実現するでしょう。 さて、 本日は投開票日。 微力ながらも、 自分の行動が 【歪み】 の解消に繋がるものと信じつつ、 一票を投じる所存です。 将に・・・悪夢の様な 一強政治 ・ アベ政治 に対して、 遂に引導を渡す時が廻り来たった・・・との熱い想いと連れ立って、 これから投票所に足を運びます。
October 27, 2024
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一強に挑む一票 豊の秋 第50回衆議院議員総選挙の投開票日が愈々・・・ 明日に迫りました。 1993 年と 2009 年。 二度の下野から何一つ学ばなかった事の必然的帰結と申しましょうか。 政権与党 ・ 自由民主党 は十五年振りの逆風に見舞われ、 気息掩々の状態に陥っています。 司法機関による追及は竜頭蛇尾に終わった感の有る 政治資金問題 ですが、 汚名も疑惑も一向に晴れてはいない。 あからさまな不正を国民は忘れるべくもない。 同じ様な不祥事を際限もなく繰り返す没倫理性。 自浄能力の欠如した政権党への批判は噴出し、 支持率は急落。 各種メディアの事前予測では、 議席は単独過半数を割り込むものと見られています。 また、 与党の 【補完勢力】 としての存在感を増しつつ有った 維新の会 も党勢振るわず。 自民党とは別次元の猛烈な逆風に喘いでいます。 維新の会と同様の 【補完勢力】 ながら、 勢いの著しいのは 国民民主党 で、 一挙に議席を倍増し、 維新 ・ 公明と肩を並べる存在に伸し上がろうとしています。 さて・・・ 比較第一党を目指す 立憲民主党 は議席を大幅に増やすものと見込まれますが、 自民党に対する逆風が必ずしも立民党にとっての追い風とは成り得ていない模様で・・・。 誠に遺憾ながら、 【政権交代】 を唱えるのは時期尚早と、 個人的には思わざるを得ません。 その心意気には大いに感じ入る次第ですが・・・。
October 26, 2024
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冷え込みの厳しい一日と成りました。 つい先日まで、 専ら冷房装置として涼を取る為に用いていたエアコンですが、 今日は機能を 【暖房】 に切り換えて寒さを凌ぎました。 少々後ろめたさを覚えましたが、 まア・・・痩我慢はせぬ事にしました。 正直な所、 こんなに早く暖房器具の御世話になろうとは思っていませんでした。
November 12, 2023
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老の身を削りつ夏を生き延びぬ 三連休の最終日は雨。 十月初旬とも思われぬ、 肌寒い一日となりました。 【狂える夏】 が漸く終息し、 今年も生き延びたナ٠٠٠とホッとしていた矢先の気候の急変。 恰も冬の装いへの移行を急き立てられるかの様で、 些か戸惑いを覚えずにいられません。 蓋し、 近年の季節の移ろいの慌ただしさには驚かされるばかりです。 (^.^;) 私が子供の頃の笑い話に٠٠٠。 (質問) 夏と冬の間になぜ秋が有るの?(回答) プール場をスケート ・ リンクに改装する時間が必要だからサ。 ٠٠٠というのが有りましたッけ。 そうした牧歌的なネタで間を持ち堪えられる、 古き佳き時代が有ったのです。 地球的規模の気候変動に見舞われ、 季節感に狂いの生じつつ有る昨今からは想像し難い事かも知れませんが٠٠٠。
October 9, 2023
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1927年 チャールズ ・ リンドバーグ、 大西洋無着陸横断飛行に成功。 大西洋無着陸横断飛行に挑戦し、 ニューヨーク市ルーズヴェルト空港から飛び立った チャールズ ・ リンドバーグ の操縦する単発機 スピリット ・ オブ ・ セントルイス号 は、 是の日・・・1927年5月21日。 3600万哩の空路を経て、 目的地であるパリ市の上空へ到達。 市郊外のル ・ ブルージュ空港に着陸した。 単独飛行時間33時間39分20秒。 不眠不休で成し遂げた前人未到の壮挙であった。 それまで無名の存在でしかなかった米国人操縦士リンドバーグは、 一躍···空の英雄として、 全世界から熱狂をもって迎えられる事となる。 いわゆるレシプロ機···。 複葉機を含む旧型プロペラ機に寄せる愛好家の想いには格別のものが有る様です。 一対の翼に命運を託し、 無限の大空へ羽ばたく雄々しさが、 悠揚たるロマンとして胸に迫って来るのでしょう 。 金属音を轟かせ、 雲海を切り裂いて行く超音速ジェット機の場合···。 先進テクノロジーの粋を結集して天空を制圧するという不遜な願望と表裏を成している様でもあり、 操縦士が巨大メカニックの部品にしか感じられなくなってしまい、 ロマンとしての醍醐味が希薄なのかも知れません。 無論、 優劣を論じるべきものでない事は重々承知しています。 (超音速機の) 操縦士にとって、 コックピットがいかに精神の緊張と体力の消耗を強いられる苛酷な現場なのか、 常人の想像を絶するものがある事も٠٠٠·。 然し、 自らの技量と勇気を恃みに、 人類が初めて空に羽ばたいた時、 依然として、 そこは聖域でした。 レシプロ機の今一つ垢抜けないフォルムからは、 初期の飛行士達が大空に抱いた敬虔な感情と自然への謙虚さが伝わって来る様です。 スペース ・ シャトルの時代になっても、 レシプロ機が愛好家を惹き付けて止まない大きな理由が示唆されていると云えるでしょう。
May 21, 2023
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三密 の呪縛断ち切れ揚雲雀 5月5日 コロナ緊急事態宣言 解除。 世界保健機関 (WHO) は、 三年三ヶ月余に及んだ、 新型コロナ ・ ウィルスを廻る 【国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態】 の終了を宣告。 5月6日 英国王チャールズ三世の戴冠式が、 ロンドン市内ウェストミンスター寺院にて挙行される。 ٠٠٠国内に於いても、 能登半島地震等٠٠٠目まぐるしい報道に明け暮れた大型連休では有りました。 個人的には、 前年来の値上げラッシュ٠٠٠原材料費 ・ 物流費の高騰やら円安やら種々の要因が絡み合っての記録的な物価高。 その物凄まじい現状を否応なしに実感させられる日々と相成りました。 5‚ 000品目を越える食料品の値上げ。 アルコールの様な嗜好品なら切り詰められもしますが、 毎日の食卓に欠かせないものとなると、 そうは行かない。 取分け痛いのは、 鳥インフルエンザの影響で供給難に陥っている 卵 でしょう。 “価格の優等生” とか今更めかしい表現を用いるまでもない。 消費者にとって、 分け隔てなく微笑みかけて貰える、 食品売場の 【女神】 の様な存在でした。 然しながら昨今、 その微笑みが消え、 余所余所しくなった様に感じられるのは、 気のせいでしょうか? 販売する側が購買者を選別し始めた兆候とするなら、 大変寂しく思われます。
May 7, 2023
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今から三年前の御話になります。 当室が、 政権及び政権党に対して、 事有る毎に 【悪態】 をついていた時期٠٠٠。 【 2020年4月20日 付記事】 の冒頭部分に掲示した二句。栄落は予測し難し春の闇公僕の矜持何処ぞ朧月 ···について、 懇意にしていた方から感想とも質問状とも付かぬ御便りを頂戴した事が有ります。 要約すると···。 ―今般の 麻雀賭博問題 をまるで予見していた様な句ではないか。 ―斯かる句を、 事実が明るみに出る一ヶ月も前に、 どうして詠む事が出来たのか? ―モノクロームには 予知夢 を見る力でも有るのではないか? ··⋅と些か突飛な方向へ振られてしまって、 ほとほと困惑したのを覚えています。 当時、 大変な物議を醸した 【麻雀賭博問題】 ですが、 その詳細を記憶している人は今や希少と云えるかも知れません。 ざッと御浚いして見る事にします。 2020年5月、 東京高検検事長 ・ 某 が報道関係者複数名と共に (緊急事態宣言下で有るにも関わらず) 賭け麻雀に興じていた事実が発覚。 法秩序の維持を担う検察官。 法令を遵守し、 身をもってその範を示すべき立場の者に有るまじき行為と、 世人から指弾されたのは云うまでも有りません。 然し、 それ以上に問題視されたのは٠٠٠。 某検事長が、 その直前まで世を騒がせていた 【検察庁法改正問題】 の当事者であり、 当時の総理官邸による検察人事への介入を象徴する様な人物でも有った事です。 事態が政治問題化するのは必至かと思われましたが、 某検事長は逸早く辞表を奉呈し、 強引な幕引きが図られました。 ٠٠٠さて、 前掲の二句は、 恰もその顛末を見透して詠んだとしか思われない٠٠٠と些か大仰なリアクションをいただいたわけですが٠٠٠。 不肖モノクロームには 予知夢 とか 千里眼 に類する様な人並外れた力など何ら備わって居りません。 成る程··· ウィリアム ・ アイリッシュ の異色ミステリー 『夜は千の眼を持つ』 は学生時代からの愛読書です。 ラヴクラフト や 香山滋 のクラシカルな幻想小説を愛好しています。 また、 【テレパス】 を主人公にした創作小説を執筆してもいますので、 それやこれやの印象がない交ぜにされて、 上述の様な錯覚を抱かれたのかも知れませんが···。 取り立てて驚く程の事は何もないのです。 あの二句は、 その二年前···いわゆる 森友 ・ 加計疑惑 及び 公文書改竄問題 が連日メディアを賑わしていた時期に詠んだもので、 二句とも、 さる俳句結社の同人誌 (2018年7月号) 上に発表されたものです。 それが、 2020年5月20日٠٠٠麻雀賭博疑惑が報じられるに及んで、 何やら予言めいた色合いを帯びたとするなら、 極めて皮肉な成行と云わざるを得ません。 歴代最長記録を樹立した政権が、 その全期間を通して、 同じ様な不祥事を、 いかに性懲りもなく繰り返していたのか、 その証左たるに他ならないからです。 そもそも、 こんな際物めいた話題を、 今頃になって持ち出したのは、 偏にそれを云いたかった為でも有ります。 今回は、 久々に 【悪態】 をつきまくる所存ですので、 何卒御了承のほど御願い申し上げます。 勿論、 読み飛ばしていただいても結構です。 実際、 あれ程だらしのない政権は見た事がない。 自浄能力など期待するのが無理と云うもの。 まるで手の付け様がない域に達していました。 欺瞞だらけの政治手法に対する国民の憤懣は頂点に達していたのに、 謙虚な姿勢で問題点に向き合おうとしない。 総理 (当時の) 個人に徳が欠けていたのは云うに及ばないのですが、 側近も、 取り巻きの議員連も、 無神経 で、 無責任 で、 無節操 なのばかりが良くも揃ったものだと感心させられたものです。 その関心事は、 彼等にとっての運命共同体である政権の延命にのみ向けられていたかの様でした。 因みに⋅⋅⋅。 その年の夏、 平成最大の豪雨災害となった 【平成30年7月豪雨】 が発生しているのですが、 その初動対応に於いても、 総理 (当時の) 及び与党議員連は 醜態 を満天下に曝しています。 京 ・ 阪地方を中心に避難指示が発せられている只中に有って、なんと総理 (当時の) を取り巻いて酒宴に興じていた。 然も、 一部参加者が、 その画像を、 臆面もなく、 自身のフェイスブックにアップした事で、 (又候) 物議を醸す事となりました。 酒宴の催された場所⋅⋅⋅ 【赤坂自民亭】 の呼称と共に記憶に確と刻印されているのですが、 当事者等は、 五年前の事など、 (麻雀賭博問題と同様に) もう国民の大方は忘れてしまった⋅⋅⋅と多寡を括っているかも知れませんので、 その醜悪な情景を詠んだ句を掲げ、 改めて自戒を促す事にします。穀象虫 民を忘れて酒を汲む
April 30, 2023
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1989 (昭和64) 年 昭和天皇崩御。 昭和終焉。 34年前の朝。 普段通りに、 玄関のドアを押し、 戸外に踏み出したのは午前6時前・・・。 当時、 片道二時間を要する長距離通勤者であった私は、 その時刻には必ず自宅を出ていたのです。 街路は闇に覆われていました。 その闇が払われる頃、 将に 諒闇 が到来したのですが、 それを知る事なく、 私は通勤列車に揺られていました。 仮眠を取っていたと思います。 今上崩御 の報に接したのは、 職場に到着してすぐの事でした。 それは少しも唐突なものではなく、 来たるべき日が遂に来たか٠٠٠との感慨を改めて催す程度でしかなかった様に思います。 その前年から陛下は病臥されていて、 重篤な状態が続いていましたから、 何時その報せが有っても不思議ではない状況だったのです。 本部からの通達に従い、 その日の業務は午前を以て終了となりました。 帰宅してテレビのスイッチを入れると、 丁度、 小渕官房長官(当時)が、 【平成】 と記されたボードを頭上に掲げている、 アノ場面が映し出されている所でした。 ・・・ナドと書いたら、 いかにも御都合主義的な記述に思われるかも知れませんが、 有りの儘の事実なのだから仕方がない。 要するに、 その日は国営 ・ 民営を問わず、 どのテレビ局も、 専らその報道に明け暮れていたという事の証左でもある訳です。 急拵えの黒いリボンを結び付け、 ベランダに弔旗を立てたのを覚えています。 因みに・・・。 百世帯を越す入居者を抱える、 そのマンションで、 弔旗を掲げたのは私の部屋だけでした。 そもそも国旗を所有している世帯は幾らもなかったかも知れません。 さて、 翌8日改元。 三十年間に及ぶ 平成史 が幕を開けるのですが、 その早々に、 私達が目撃する事となったのは٠٠٠。 ベルリンの壁崩壊 に象徴される東欧諸国の激変であり、 イラク軍のクウェート侵攻を契機とする 湾岸危機 の発生であり、 湾岸戦争 の勃発であり、 ソ連邦の解体 ・ 消滅٠٠٠ 東西冷戦の終結 と云った、 それこそ数十年に一度と思われる様な世界史的な変動の嵐でした。 そして国内的には٠٠٠。 昭和末期に完成型に達し、 絶頂期を謳歌した日本経済の立ち腐れていく姿であり、 金満大国 ・ 日本の奢りが微塵に粉砕される光景に他成らなかったのです。
January 7, 2023
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七 草 ・・・春の7種の菜、 すなわち芹 (セリ) ・ 薺 (ナズナ) ・ 御形 (ゴギョウ) ・ 繁縷 (ハコベ) ・ 仏座 (ホトケノザ) ・ 菘 (スズナ) ・ 葡蘿 (スズシロ) の称。 古くは正月7日に羹 (アツモノ) にした。 後世は、 これを俎 (マナイタ) に載せて囃 (ハヤ) してたたき、 粥に入れて食べた。( 『広辞苑』 ) 早いもので、 もう七草を迎えました。 (^.^) 寓居にて、 七草粥ならぬ 【白粥】 を炊いて、 息災を祈念して居ります。 さて、 例年の事なのですが٠٠٠。 この日になると、 粥を啜りながら、 ふっと脳裡に去来するものが有ります。 何気なしアルバムの頁を繰る様に、 脈絡もなく甦る情景。 昭和最後の日 の断片的記憶です。 個人的に、 取り立ててドラマティックな体験をしたわけではない。 因って、 激しい感情の発作を伴う、 生々しい記憶では有りません。 それでいて、 何か特別な瞬間に立ち会ってでもいるかの様な、 ささやかな興奮に終日浸っていた事はよく覚えています。
January 7, 2023
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賀状に紛れて、 【電力 ・ ガス ・ 食料品等価格高騰緊急支援給付金】 (50, 000円) の支給通知書が届きました。 政府 ・ 自治体からの篤志٠٠٠或いは【御年玉】とでも呼んだら良いのでしょうか。 緑寿を越してからの 【御年玉】と云うのも幾分気が引けるものですが、 有り難く頂戴する事と致します。
January 1, 2023
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コロナ禍と値上げラッシュ。 二正面で切り結び、 押し返しながら、 年の瀬を迎えようとしています。 東京都内に於ける新型コロナの感染者総数は、 今や四百万を突破する寸前٠٠٠。 TVの報道番組等で、 都心の雑踏風景を眼にする度、 少々肌寒い気分を覚えます。 映し出されている群衆の3.5人に1人が罹患者であるかの様な錯覚に、 つい陥ってしまうからです。 因みに、 私の在所である埼玉県の場合、 総人口に占める感染者総数の割合は、 21.9%。 罹患者は4.5人に1人٠٠٠と、 全国的に見ても高い比率を示しています。 東京のベッドタウンとして発展して来た自治体は数多く、 その付けを支払わされている格好です。 私の周辺でも罹患者が散見されるようになりました。 今まで、 ワクチンの効能によってか幸運によってか、 事なきを得て来た身ですが、 【ドッジボール】 に例えるなら被弾 (罹患) の順番が近付いているの哉٠٠٠と、 最悪の場合も念頭に置きつつ年越しの仕度に取り掛かっています。 いくさ火も疫病 (えやみ) も止まず年移る とも有れ٠٠٠。 来たる年こそ静穏な一年と成ります様、 衷心より祈念する次第です。
December 31, 2022
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感謝祭(Thanksgiving Day) 米国やカナダで、 1年間の神の恵みに感謝するために定められた祝日。 米国では11月の第4木曜日。 ・・・( 『広辞苑』 ) 11月25日 感謝祭翌日の金曜日。 通称٠٠٠ブラック ・ フライデー。 クリスマス商戦開幕。 値上げラッシュの真っ只中で迎えた、 今年の 【BLACK FRIDAY】 。 近傍のドラッグストアや家電量販店では、 それぞれに、 尋常ならざる気合いを込めて (商戦に) 臨んでいる様子が窺えました。 購買する側としては真に嬉しい限りで、 液体洗剤等٠٠٠生活必需品を格安でgetする絶好機をモノして悦に入っている次第です。 因みに、 【ブラック ・ フライデー】 の “ブラック” は黒字の “黒” を意味するとの事。 恥ずかしながら、 最近になって漸く知りました。 ハイ。 (個人的には) 昨日の事の様に記憶に新しい 【ブラック ・ マンデー】 (1987年10月19日) や世界大恐慌の端緒となった 【ブラック ・ サースデイ】 (1929年10月24日) をつい連想してしまい、 何か不穏な印象を抱いていたものですが٠٠٠。 【ブラック ・ フライデー】 の場合、 “ブラック” がポジティブな意味合いに転化されて用いられていると解り、 認識を改めるに至りました。 そして、 歳末の恒例行事として定着しつつ有るのもまた結構な事と思います。 実際、 空騒ぎの為の空騒ぎとしか思われない 【ハロウィン】 よりも、 こう云った催事こそが有意義に感じられる昨今の世情ですので。
November 27, 2022
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1871 (明治4) 年 岩倉遣外使節団、 米欧視察旅行に出発。 右大臣 ・ 岩倉具視 を全権大使とし、 木戸孝允 ・ 大久保利通 ・ 伊藤博文 等を副使とする、 大規模な外交使節団が横浜港を発ったのは、 是の日・・・1871 (明治4) 年11月12日の事でした。 欧米先進国を始めとする世界の実情を、 新政府の首脳自らが見聞し、 併せて、 進んだ制度 ・ 技術の導入を図る、 近代化の道を模索する新政府の旺盛な意気込みが発現した、 それ自体が覇気に満ちた一大プロジェクトと呼んで良いものでした。 それは取りも直さず、 近代国家建設事業が号令一下٠٠٠本格的に始動した事を告げる出来事でもあったのです。 使節団は、 決して、 親善と視察が本義ではなく、 安政年間に旧幕府が諸外国と結んだ不平等条約 (日本に取っての) を改正する為の予備交渉に着手する事が最大の眼目でもありました。 然し、 結論から云うなら、 国力の伴わない弱小国家が欧米と対等の関係を結ぼうとしても、 取り合っては貰えない事を痛感させられた外遊でも有りました。 先ず米国の土を踏んだ使節団は、 国を挙げての歓待に浴しますが、 肝心の条約改正について切り出してみても、 やんわりとかわされるばかりで、 前途は多難である事を悟らざるを得ませんでした。 条約改正は明治期を通じての最大の外交懸案として持ち越され、【富国強兵】 のスローガンの下、 経済的 ・ 軍事的に欧米諸国と並び立つ事が至上命題とされるのです。 また、 一方に於いて、 使節団派遣は国内危機の進行に対して余りに無頓着でした。 廃藩置県断行から僅かに四ヶ月・・・。 政治 ・ 経済 ・ 社会その他各方面にわたる改革の余熱が未だ冷め遣らぬ、 不安定な情勢下で、 政府首脳の大半が (実に・・・一年十ヶ月余の長きに渡って) 海外に出払ってしまうというのは如何なものでしょうか。 その間に国内で重大事が突発しても、 柔軟な対応が取れないという大きな問題を孕んで居り、 後顧の憂い と連れ立っての外遊でもあったのです。 事実、 旧藩常備軍の解体等・・・士族層にとって死活に関わる諸改革が進行中で、 鬱積する憤懣と相俟って、 不穏な空気が醸造されつつ有りました。 そして、 留守を預かる政府要人達の中で、 その呪詛 ・ 怨嗟の波動をまともに受け、 想像を絶する重圧を背負わねばならなかったのが、 近衛都督 ・ 西郷隆盛 でした。 自身が管掌する近衛部隊の去就すら危ぶまれる有り様で、 西郷は唯ならぬ苦衷の真っ只中に置かれていました。 日成らずして、 太政官政府を分裂の危機に立ち至らしめる事となる 征韓論 が俄かに台頭して来るのは、 その退っ引きならない情勢下に於いてでした。
November 12, 2022
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祇園精舎の鐘の声諸行無常の響あり沙羅双樹の花の色盛者必衰の理をあらはす奢れる人も久しからずただ春の夜の夢の如し( 『平家物語 ・ 巻頭』 )
September 27, 2022
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9月8日 英国女王エリザベス二世逝去。 享年96歳。9月10日 (王室の諮問機関である) 枢密院の 【王位継承評議会】 は、 新国王チャールズ三世即位を正式に宣言。
September 11, 2022
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緑陰の白いベンチに死が澱む 新型コロナワクチンの4回目接種を昨日済ませました。 有難い事に、 今に至るも尚、 コロナ罹患を免れています。 いや、 実際⋅⋅⋅。 (重症化リスクが高い) 高齢者への接種を優先的に推し進める政府の取り組みは大いに評価しますし、 素直に感謝してもいるんです。 【国葬】 については断固反対ですが。 ⋅⋅⋅コロナ感染者数は全国的に減少傾向を示しているとの事。 然し、 来年の話をすればコロナが嗤うと云われる昨今ですから、 依然として予断を許さないものが有ります。 東京都内で感染が確認された人の総数は三百万に迫る形勢。 実に、 全都民の五人に一人以上の割合を示している事実に、 改めて驚かざるを得ません。 高度成長期以来の宿痾とも云うべき、 東京の人口密度の高さが、 感染爆発を惹起する要因となっているのは明らかで、 三密の回避等···小手先の技による抑止効果も限界に来ているとの感を強くします。 メガロポリスの特質として云えるのは、 直下型地震と感染爆発に対して極めて脆弱であるという事でしょう。
August 28, 2022
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9月3日 内閣総理大臣・菅義偉は、今月29日に予定されている自民党総裁選への立候補を辞退する意向を表明。 是により、党総裁の任期満了を以て総理の職から退く事となる。 事実上の退陣声明でもある。
September 5, 2021
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青年は、概して、内閣の成立などに関心を示さない。 政治家は、できもしない綺麗ごとを並べ立てる ホラ吹き だと大体の相場がきまっているせいでもある。 上記は、私の高校時代の愛読書であった 五味川純平 の大河小説 『戦争と人間』 からの抜粋です。 今般の自民党総裁選の茶番劇を垣間見る内、久々に想い出してしまった次第です。 嘗て、派閥の領袖の談合によって、次期総裁が取り決められる時代が有りましたが⋅⋅⋅。 どうやら、その弊風が息を吹き返した様子ですね。 政治家が掲げた理想は、政治の目標ではなくて、ほとんどの場合が国民を欺くための看板にすぎないという点で、政治家ほど 醜悪な業種 は他には見当らないからでもある。
September 16, 2020
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秋暑し遂に投げ出す負け将棋 8月28日 内閣総理大臣・安倍晋三は、健康状態の悪化を理由に総理の職を辞任する意向を表明。
August 30, 2020
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そもそも、コロナ・ウィルスは⋅⋅⋅。 二流の政治パフォーマンスの道具立てに用いられる様な代物ではないのです。 それを御用達メディア宜しく、容易に操縦出来ると決め込んでいたとするなら、思い上がりも甚だしいと云わざるを得ません。 国も都も、今般のコロナ禍に際しては愚行を重ねるばかりで、国民の生命を守る為に必要と思われる措置をまるで講じていない。 五輪やら都知事選やら⋅⋅⋅。 自身の政治的思惑・打算を絡めてしか、コロナ禍に向き合わない。取り組もうとはしない。 小心翼々と地位の保全に励むのみで、具体的な感染防止対策を何ら打ち出していない。 国政・都政両面に及ぶ【無責任】と【無為無策】の連環が、今日の事態⋅⋅⋅感染拡大に繋がっていると云えないでしょうか? 今や⋅⋅⋅国も都も、ひたすら【夜の街】に責任を負っ被せるのに躍起となっていますが、その一方で (国と都が) 責任を擦り付け合い、亀裂を深めている有り様は、何とも見苦しい限りです。 自分が何者と戦っているのか? 政治的な思惑も打算も、姑息極まりないノウハウも、そんなものなど全く通用しない相手である事。 為政者は、先ず⋅⋅⋅それを知る事から始めなければならないでしょう。
August 10, 2020
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新型肺炎ウィルスの感染者数 (一日当たり) が五日連続で千名を超え、禍乱の終息からは程遠い現状が浮き彫りにされていますが⋅⋅⋅。 国も自治体も、不条理喜劇としか思われない、相変わらずの【迷走】を繰り返すのみです。 第二波襲来と色めき立つ向きも見られますが、何の⋅⋅⋅第二波などでは有りますまい。 沈静化したものと多寡を括っていた第一波が振り返し、卒然として牙を剥くに至ったものに他成りません。 祝勝気分で戦闘機隊を飛ばしたり、恣意的に【アラート】を出したり引っ込めたり、頓珍漢な事バカリやらかしている間に、ウィルスは自らの運動性に則って、黙々と増殖を続けていたわけです。 コレこそがコロナ・ウィルスの真の恐ろしさと云えるでしょう。
August 2, 2020
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各種メディアに因りますと、自民党ウェブサイトが【憲法改正】の必要性を訴えるに際して、その意義をダーウィンの【進化論】と無理矢理に結び付けて解説する四コママンガを掲載した事で、またぞろ物議を醸している模様です。 改憲の是非はさて置くとして、ダーウィンの学説が著しく歪曲されて用いられているのは看過出来ない⋅⋅⋅と学界を含む各方面から批判が相次いでいるとの由。 詭弁・曲解・牽強付会・【春秋の筆法】は安倍政権の常套とする所ですから、今更驚くにも及びませんが、天下の政権党がその広報サイト上で、斯かる【珍論・奇論】を臆面もなく開陳するに至っては、最早何をか云わんや⋅⋅⋅でしょう。 ここ最近の安倍政権たるや、やる事・成す事その悉くが間の抜けた印象を与えずにいないものバカリだったのですが、愈々以て焼が回って来たかとの感を深くします。
June 21, 2020
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粽食む異形の雲に怯えつつ 5月18日 政府・与党は、激しい世論の反撥を招き、国民的規模の抗議行動を呼び起こしている 検察庁法改正案 について、今国会での成立を断念すると表明。 5月21日 麻雀賭博疑惑 渦中の人物である東京高検検事長・黒川某、事実を概ね認め、辞表を提出。 ···翌22日、閣議は是を承認。 非常に目まぐるしい一週間でした。 ···国家権力と、それを行使する人間と、一般国民との 不公平な関係性 。 然し、国民の側には 物申す権利 が有る。 今回は、この国民の 物申す権利 が力を得て、矯慢な政権を揺るがし、その暴走に歯止めを掛けた、極めて稀有にして、極めてモニュメンタルな事例に成ったかと思われます。 矯激な言辞を弄する 煽動者 などはいませんでした。 静かに上がった告発の声。 その真摯な声が、たちまち共感を呼び、数多の賛同を得て、急速な輪の広がりを見せ、国民的な規模を有する抗議運動へと発展していった。 ネットの底力 と云うのでしょうか。 本物のネットの力。 その本来有るべき姿が、将に有るべき形を伴って顕現されるのを、目の当たりにしたかの様で、少なからぬ感動と興奮を覚えてもいます。 ···電脳の闇の部分に巣食う徒輩が一方の側にいる。 【アベノ応援団】とか呼ばれる連中も含めて、彼等が常套とする、低劣で姑息極まりない 情報操作・印象操作 など及びも付かない。 そうした手合いとは完全に一線を画する、豊かな創造性・可能性に満ちた 正真正銘 のネットの力···そのほんの一端を、今般の抗議運動に際して、垣間見せて貰った様な気が致します。
May 24, 2020
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