秋は食材の宝庫、その中でめったに口にできないのが白トリュフ。
そんな白トリュフの案内が来ましたので、レッジョ・ネレミリアに行ってきました。
友人にも声をかけて、4人での訪問です。

ワインも持ち込み、ワイン会風に。
口取り

タラとジャガイモのブランタート
芽ねぎとの組み合わせに和を感じましたが、味は当然イタリアン。
にんにくの香りを結構感じました。

食事の前に、この日使う白トリュフを持ってきてくれました。
グラスに蓋をされた状態です。(笑)
蓋を取った瞬間、個室がトリュフの香りに包まれます。

この香りで、ワインが飲めそうです。
でもこのままですと香りが飛ぶし、部屋がトリュフの香りに占拠されてしまうので、
再びワイングラスで蓋されて隣のテーブルで出番を待ちます。

自家製カラスミの冷製カッペリーニ
何ヶ月もかかってできた自家製カラスミ、思いのほか塩が控えめ。
このほうがパスタの味が、まとまるそうです。
でも僕的には、もう少し塩が効いててくれた方が好みかな?
さてこのときが来ました。
アルバ産白トリュフの手打ちタリアテッレ
先にパスタがきて、秤で量りながら上からかけていきます。
トリュフの香りが爆発的に支配してきます。
何度も量りながらなので、ちょっとイライラしながら待ちます。
えーい!細かい事は気にせず、一気にかけて持ってこい!!
と、言いたいぐらい長い時間待ったように感じます。

でも至極です、何も言葉が出ません。
またタリアテッレの味も絶妙です。
できれば白トリュフを、スライサーでもう少し厚めにしてもらえるといいな。
そのほうが香りも、長く感じることができそうな気がする。
でもそのためには、もっともっとお金を出さなければいけませんが・・・。

ぱりぱり鱗の甘鯛と魚貝のカプチーノ
魚貝のブイヤベースをたっぷりつけて甘鯛を食べると、
今度は海の幸を満喫。

蝦夷仔鹿とフォアグラのロースト ポルト酒の焼きリゾットと共に
贅沢です。
メインの4連発ですね。
「仔鹿ってどれくらいの大きさなんでしょう?」
「杏くらいかな~?」
などとちょっと背筋が冷たくなるような話をしながら、美味しく仔鹿を食べる僕って残酷?
素晴らしいの一言です。
さて持ち込んだワインは、

SP フランチャコルタ・ブリュット・ブラン・ド・ブラン・サテン2002 アグリコーラ・カヴァッレーリ
R バローロ・ブリッコ・ロッケ・ブルナーテ1997 チェレッと
W エドゥメア2006 イル・カルナちぇーと
R ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ1999 カステッロ・ディ・ロミトリオ
我ながら見事なチョイスだったと思います。
白トリュフにバローロがバツグンに合いました。
若干早かったのですが、飲み頃になってました。
エドゥメアは少し熟成していて、いい色に。
でもまだまだ酸がしっかりしてるので、もう1本はもう少し寝かせましょうね。
ブルネッロは、力強い。爆発的な果実味が嬉しい。
そしてもうひとつのたのしみ、デザート


大変美味しゅうございました。
ご馳走さまでした。
レッジョネレミリア
名古屋市千種区 猫洞通3-11 メゾン猫洞1F
052-757-3660
定休日:水曜日 第1・第3木曜日
PR
Calendar
Keyword Search