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mool604
音楽やアニメ、ペット、ゲームなどのお話。
2007.08.11
カテゴリ： 日記
はかない恋心をよく表した物語があります。
その話を聞いた時は、感銘を受けたと同時にとても切なくなりました。
でも、美しい話だなぁと思いました。
色んな意味や感情が込められていて。
はっきりとは覚えてないけど、覚えている範囲であらすじを紹介しましょう。
昔、ある男が、町の娘に恋をしました。
もういてもたってもおれなくなり、男は娘に告白しました。
娘は、私の部屋の窓から見える所で、一年間ずっと待っていてくれたら気持ちを受け入れると言いました。
男は毎日毎日、娘の部屋の窓を見つめながら待ちました。
人恋しい秋の寂しさにも耐え、厳しい冬が来ました。
手足は寒さで紫色に変色しました。
飢えにも堪えてひたすら待ちました。
やがて春になり、ついに約束の日の前日になりました。
娘も、男の自分への愛が本物だと確信し、明日は男の愛を受け入れようと、化粧をし、髪を整え、明日が来るのを待ちました。
そして待ちに待った当日の朝、娘が窓を開けてみたら・・・・・
毎日垣間見ていた男の姿は消えていました・・・・・
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