「俺たちダンクシューター /SEMI-PRO (2008) 」
■監督は、ケント・オルターマン。 「ヒストリー・オブ・バイオレンス (2005)」や「リトル・チルドレン (2006)」などのシリアス路線の政策総指揮を務めていたかれですが、それと相対する「マスク2 (2005)」や本作の製作総指揮も努めています。シリアス路線は結構地味ながら良い作品を手がけているのに、コメディ路線はちょっとセンスに欠ける感じですね(笑)
■主演は、 ウィル・フェレル。 「オースティン・パワーズ (1997)」シリーズ、「プロデューサーズ (2005)」、「俺達シリーズ(邦題で勝手にですけど)」など濃ゆいコメディキャラが彼の持ち味ですが、「主人公は僕だった (2006)」など真面目な堅物を演じるのはちょっとNGでした(笑)
■ウディ・ハレルソン。 「スタンドアップ (2005)」やハビエル・バルデムの怪演が記憶に新しくアカデミー賞作品賞、助演男優賞他に輝いた「ノーカントリー (2007)」にも出演していましたね。
■アンドレ・ベンジャミン。 ジョン・トラボルタの「Be Cool/ビー・クール (2005)」などに出演している他「シャーロットのおくりもの (2006)」でカラスのエルウィンの声を演じています。
Story : 1970年代、アメリカではNBAとABAの2大プロ・バスケットボール・リーグがあった。過去にヒット曲を出したシンガーのジャッキー・ムーンは、ABAのチーム「トロピックス」のオーナーであり、なおかつ監督兼選手だ。試合前に歌を披露してショーアップするも、チームの試合成績と観客動員は悲惨な状況。ある日、ジャッキーはリーグの会合で、NBAに吸収合併される上位4チームを除き、ABAは解散と告げられ…。
「2008年8月9日公開 」ー 作品情報より ー
日本で勝手にシリーズ化?(原題はまったくシリーズ的ネーミングされていないからです(笑)・・・)している「俺達~」シリーズの第3段といったところですが。
かくいう私は、第一作目の「俺たちニュースキャスター/ANCHORMAN: THE LEGEND OF RON BURGUNDY (2004) 」はおろか、第二作目の「俺達フィギャースケーター」も未見でした(笑)
第一作目「俺たちニュースキャスター/ANCHORMAN: THE LEGEND OF RON BURGUNDY(2004) 」は日本では劇場公開されていませんしね。
しかし、第2作目「俺たちフィギュアスケーター/BLADES OF GLORY (2007)」がアメリカでシュマッシュヒットを飛ばしたのを受け、日本でも2007年12月に単館系での公開が実現しました。
また、単館系にも関わらずこの手の根強いファン層の心をわしづかみ?(笑)ってほどでもないけど、評判は上々でした。
二匹目のドジョウを狙った本作は、「ドッジボール(2004) 」を超える面白さ・・・との評判を聞きつけて、見たくてたまらなかった私でしたが・・・・
これ・・・面白いかぁ~?(笑)
あんまり未成年にも見せたくないし、お笑いのセンス系統は「ドッジボール(2004) 」というよりは、どちらかと言うと「ボラット(2006)」系統でしたね。
この手のコメディはちょっとお下品・・・・
同じコメディでも、「ボラット(2004)」で笑えた人には面白い作品かも~っと言う感じです。
原題の「SEMI-PRO」があらわすように、NBAのプロリーグではない実在のセミプロリーグのABAのパロディだそうです。
ABAのチーム「トロピックス」のオーナーで、監督兼選手までこなすジャッキー・ムーンは、肝心なバスケの試合よりもエンターテイメントに命をかけてトロピクスを盛り上げて客寄せに余念がないのですが、その時にウィル・フェレル演じるジャッキー・ムーンが歌う歌がなかなか魅力的なのです(笑)
公式HPでも繰り返し流れていますので一度聴いてみてください☆
NBAに吸収される4チームの中に入ろうと万年びりっけのチーム「トロピクス」があの手この手で奮闘する様が結構笑えると言えば笑えるかな。
~ おしまい ~
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