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『ガスト』『バーミヤン』などのレストランを全国で展開しているすかいらーくホールディングス(以下、すかいらーくHD)は今日、北九州市発祥で九州各地を中心に『資(すけ)さんうどん』を展開している株式会社資さんの全株式を取得することを発表しました。買収額は240億円だそうで、順調に行けば10月上旬に株式譲渡が実行されます。『資さんうどん』の屋号や味、サービスは維持されるということです。現在、九州・山口以外では兵庫・大阪・岡山にそれぞれ数店舗があります。そして12月には東京・両国に進出することが発表されています。すかいらーくHDの力を借りれば九州のお店と同レベルの品質・品揃えを確保できるのではないかと思います。すかいらーくHDの和食店である『夢庵』『ゆめあん食堂』では、つい最近まであごだし(トビウオのだし)を使ったうどんが出されていましたが、これが資さんのうどんに変わるのであれば人気が出るのではないかと思います。まずは自宅の近くにある夢庵を資さんうどんに転換してもらいたいですね。それでは、今日はここまで。
2024年09月06日
『ご当地袋麺』のパイオニアとして九州で圧倒的なシェアを誇る、ハウス食品の『うまかっちゃん』が誕生してから、今月で45周年という節目の時を迎えます。ハウス食品ではこれを記念して有田焼の『うまかっちゃん特製どんぶり』を今日から12月までオンラインサイト限定で販売するそうです。デザインは福岡市博多区にある日本デザイナー学院九州校の生徒がコンテストを行い、うまかっちゃんのパッケージをデザインした故・西島伊三雄氏の長男である西島雅幸氏が審査を行って2作品が選ばれ、商品化されました。これから気温が下がってラーメンがおいしくなる季節になりますので、お好みの野菜や肉類、卵を入れてうまかっちゃんを作って、特製どんぶりで食べるとより一層おいしく感じるのではないかと思います。それでは、今日はここまで。
2024年09月05日
7月の3連休中、都内に期間限定のポップアップストアを出店したところ、整理券を求めて長い行列ができたことが話題となった、北九州発祥の資(すけ)さんうどんが、今冬に関東1号店を出店することが発表されていましたが、今日、その場所が両国となることが正式に発表されました!(資さんしあわせセット(肉ごぼ天うどん+カツとじ丼+ぼた餅))個人的には東京23区内ではなく郊外に出店するのかと思っていましたが、東京都墨田区となったことは驚いています。国技館はもとより、東京スカイツリーや浅草、秋葉原にも近く、集客面では問題ない立地と思います。あの慣れ親しんだ資さんの味が楽しめるのは嬉しいですが、懸念点もあります。まず提供価格の問題です。九州各地にある店舗の場合、主な商品の価格は以下の通りです。(いずれも税込)肉ごぼう天うどん:760円かしわうどん:620円月見うどん、わかめうどん:480円かけうどん:380円カツとじ丼(あおさみそ汁付):760円ぼた餅:160円これが大阪府や兵庫県に出店している店舗の場合は、上の価格に10円プラスされているようです。さらにぼた餅の単品が無い点も注意しなければなりません。(セットでついてくるミニぼた餅や、2個~6個セットのお持ち帰り用ミニぼた餅はあります。)つまり東京の場合はさらに単価が上がる可能性が非常に高いことになります。そして大阪府や兵庫県には細(さい)めんがありません。製造コストを考えるとうどんとそばだけで手いっぱいではないかと思います。さらに東京ではうどんのみとなる可能性も否定できません。そば好きの方は諦めてもらうかもしれません。また、品数も九州の店舗よりも抑えられていますので、主力商品以外を食べたい場合は注意が必要です。価格、品揃えと来ると営業時間も懸念点があります。九州の資さんうどんは24時間営業を行っている店舗が多く、夜遅くまで仕事をしている人や早朝から出かけなければいけない人には便利です。24時間営業も資さんの特色の1つでもありますが、両国の店舗は24時間営業にはならない可能性が高いです。出店エリアが中央・総武線の南側の飲食店街と想定すると、7時~25時の間の営業になるのではないかと思います。九州の店舗の価格・品揃え・営業時間をそのまま両国で・・・というわけにはいかないと思いますが、逆に両国限定のメニューも出てくると予想します。両国=国技館=相撲の街ということで、資さんうどん独特の甘めの出汁を使ったちゃんこ鍋(+〆のうどん)が提供されるのではないかと思います。今回の予想が合っているかどうかは、実際に店舗がオープンした時に確認してみます。それでは、今日はここまで。
2024年08月02日
明日は土用の丑の日にあたります。『土用』とは四立(立春、立夏、立秋、立冬)の直前の約18日間を指しますが、立秋の直前の約18日間の『夏の土用』のうち、十二支(干支)に基づく日付の『丑』の日に当たる日が『土用の丑の日』となります。十二支ということで12日に1回『丑』の日が来ることになりますので、年によっては土用の丑の日が年2回来ることがあります。ちなみに今年と来年は年2回丑の日が来ます。そのうち最初の日を『一の丑』、2回目を『二の丑』と呼んでいます。明日の土用の丑の日は『一の丑』にあたります。昔から土用の丑の日にはウナギを食べる習慣がありますが、すでに前日の今日から各地でウナギの蒲焼がたくさん店頭に並び、ウナギ料理のお店では炭火の香りが漂い食欲を誘います。以前は静岡県浜松市(浜名湖)がウナギの産地としては有名でしたが、最近のウナギの生産量は鹿児島県が1位、宮崎県が3位と、九州産のウナギが勢力を伸ばしてきています。ここ数年はシラスウナギ(ウナギの稚魚)の不漁や円安の影響で、価格の高騰が続いていますが、特大ウナギ蒲焼(約30cm)も店頭に並んでいます。これは家族でシェアして食べられるようにしたものだそうです。各種ビタミン・ミネラル・DHA・EPAが含まれる栄養豊富な九州産ウナギを食べて、連日続く猛暑による夏バテを吹き飛ばしましょう!それでは、今日はここまで。
2024年07月23日
今日から月曜日の海の日まで3連休となった人も多いと思いますが、なかなかすぐに思い立って遠くへ旅行するわけにはいかないのが現状です。九州北部はこの3連休、大気の状態が不安定になっているため、大雨の中で観光しなければならなかったり、交通機関が止まって帰れなくなるリスクがあります。そんな中、都内で九州の味を楽しむことができる期間限定のポップアップストアが3連休に出店します。まずは福岡を代表するうどんチェーンの1つである、資(すけ)さんうどんが神田にポップアップストアを出店しています。ただしメニューは肉ごぼ天うどん(900円)と、資さんしあわせセット(1200円)のみで、商品が無くなり次第終了ということでしたが、期間限定ながら待ちわびた関東初出店ということで人気が高く、初日の今日は10時の開店前に整理券配布が終了してしまいました。明日・明後日も整理券のために神田周辺で長蛇の列ができる可能性があります。(資さんしあわせセット(肉ごぼ天うどん+カツとじ丼+ぼた餅))3連休中に朝から神田で並びたくない人に朗報が入ってきました。何と今冬に関東圏に資さんが初出店することが発表されました!ただ現時点では具体的な場所が発表されていないため、詳細は決まってから記事にしたいと思います。一方、昨日から月曜日までの4日間限定で渋谷PARCOに、九州ではおなじみのファミリーレストランであるジョイフルが、スヌーピーとコラボしたメニューを提供する期間限定のポップアップストアを出店しています。少し前には赤坂見附に店があったのですがいつの間に無くなってしまい、東京では稲城・八王子・青梅まで行くか、埼玉・千葉に行かないと店が無いため、23区内にお住いの方は久々にジョイフルのハンバーグを楽しむことができるのではないかと思います。3連休はポップアップストアで九州の味を楽しんではいかがでしょうか?それでは、今日はここまで。
2024年07月13日
ゴールデンウィークが終わり、平静を取り戻しつつあるこの頃ですが、今年はGW期間中に九州に行くことができませんでした。そんな中で都内にあるJRの某ターミナル駅で九州物産展をやっていたので、旅行の代わりに九州のおいしいものを探しました。そこで熊本のブランド牛『あか牛』を使ったミートパイのお店が出店していましたので、思わず購入しました。直径9cmほどの大きさのミートパイですが、中身はしっかりと牛肉の味がしており、おやつやおつまみにも良いのではないかと思います。このほか熊本の地鶏『天草大王』を使った天草大王バターチキンカレーパイも購入したのですが、こちらもおいしかったです。なおパイを製造・販売しているのは熊本市にある『パイ専門店feal』さんです。他にもアールグレイアップルパイやマルゲリータパイがありましたが、こちらは今後、九州物産展で出展された時に購入したいですね。それでは、今日はここまで。
2024年05月14日
毎年、この時期になると新宿の京王百貨店では『元祖有名駅弁と全国うまいもの大会』が開催されています。今年は新型コロナウイルスが5類に移行してから初めての大会ということで、昨年まであった入場制限がなくなり、コロナ禍前の状態に戻った感じがしました。そして折尾駅・東筑軒のかしわめしも久々に出店していました!ただし購入には整理券が必要になっていました。今日は11時ごろに会場に来たのですが、まだ整理券は残っていたのでゲットし、無事に午後2時過ぎに実物をゲットしてきました!!(折尾駅・東筑軒のかしわめし(外装、2017年のものです。))外装はいつもの見慣れたデザインだったのですが、包み紙を外すと下のような紙が入っていました。そしてふたを開けてみると、奈良漬け・うぐいす豆・昆布のプラスチックトレーは変わりませんが、何とご飯の部分もプラスチックトレーに入っていました!つまりご飯の部分だけ温めて食べられるようになっていました!!昨年2月に小倉駅新幹線改札内で購入して食べた時は、ご飯の部分は直接器に盛られていたと記憶しています。(2017年のかしわめし、ご飯が直接盛られています。)というわけでご飯の部分のトレーを取り出してラップをかけて500Wレンジで1分30秒ほどチンしてから器に戻して食べたところ、ご飯があったかくてやわらかくて甘くておいしかったです!京王百貨店の駅弁大会は1月22日まで開催されています。今回は博多駅や鳥栖駅のかしわめしも販売されていますが、16日からは折尾駅のかしわめしのみになりますのでご注意ください。それでは、今日はここまで。
2024年01月14日
1976年(昭和51年)に開店して今年で47年目を迎えた、JR小倉駅前の老舗ベーカリー『シロヤ』小倉店が老朽化に伴う店舗改装を行うため1カ月の間休業していましたが、2日間のプレオープンを経て今朝からリニューアルオープンしました!(改装前の『シロヤ』小倉店、今年2月撮影。)リニューアル記念で先着300名に食パン2枚と、限定ステッカーがプレゼントされることもあり、朝10時の開店前から長蛇の列ができていました。そして開店と同時に人気商品であるサニーパンや、オムレットなどが飛ぶように売れていきました。改装後の店舗は壁のタイルや吊り下げ式のライトで温かみを感じさせるつくりとなっており、今年10月からのインボイス制度に対応するためのスマートレジも入りました。リニューアルに合わせて金曜日~日曜日は営業時間を1時間延長して午後7時まで営業するそうです。リニューアル後の店舗を撮影する機会があれば、撮影してこようと思います。それでは、今日はここまで。
2023年11月22日
ここ数年、全国の地域限定で販売されているご当地パンがブームになっています。福岡ではJR博多駅構内に行列のできるパン屋さんがいくつもあります。有名どころでは『ミニヨン』『三日月屋』『シロヤ』が挙げられますが、実は3店とも発祥は北九州市なのです。博多駅の中央改札を出ると甘い匂いがただよい、その店の前には二重にも三重にも行列ができているクロワッサン店『ミニヨン』は、最近首都圏にも複数進出しており、新宿・池袋・大宮などでも購入できます。これを展開しているのが小倉北区に本社があるクラウン製パンで、北九州市とその周辺の学校給食用のパンも製造しています。『三日月屋』も名前からわかるようにクロワッサンの専門店です。こちらは若松区に本社があり、小倉駅の新幹線口や北九州空港にも店舗があります。そして今月博多駅に2店舗目がオープンしています。『シロヤ』は何と言っても小型のフランスパンに練乳を入れた『サニーパン』とふわふわの生地にホイップクリームをたっぷり挟んだ『オムレット』が人気商品の2トップですが、総菜パンなどほかの商品も美味です。『シロヤ』は八幡西区に黒崎店・藤田店と2店舗ありますが、JR小倉駅前の商店街にもお店を構えており、毎日行列ができています。なお『シロヤ』と『ミニヨン』の店舗は非常に近いところにあります。(上『シロヤ』小倉店、下『ミニヨン』小倉店、ともに今年2月撮影。)『シロヤ』小倉店は1976年(昭和51年)に開店して今年で47年となるのですが、このたび店舗改装のため明日から一時休業することになりました。期間は3~4週間を予定していますが、その間はJR小倉駅1F改札前に臨時店舗を構えて営業するそうです。また、小倉店以外の店舗は通常通り営業します。改装前の店舗の様子を撮影しておいてよかったです。そしてリニューアル後の店舗がどうなるかも非常に楽しみですね。それでは、今日はここまで。
2023年10月22日
今日10月4日は『い(1)わ(0)し(4)』の語呂合わせで『イワシの日』だそうです。昔はイワシの漁獲量が多く、庶民でも比較的安価で買える大衆魚でしたが、いつの間にか漁獲量が減ってしまい、高級魚となってしまいました。そんなイワシですが九州とも縁が深く、令和2年の時点で長崎県がイワシの漁獲量で全国2位と健闘しています。実は長崎県は煮干しの生産量が日本一であり、その煮干しの原料となるカタクチイワシも多く獲れるということです。また鹿児島県阿久根市では『イワシの日』にちなんで、地元の園児ら104人が阿久根市の名物であるイワシの丸干し作りの体験を行いました。その後は丸干しやイワシを使ったさつま揚げ、つみれ汁などのお昼ご飯も楽しみました。福岡県でもイワシ明太やイワシのぬか炊きと言った名物がありますので、そう考えると九州各地で様々なイワシ料理があることを改めて感じました。そのうちまたイワシの価格が下がって多くの方に食べられるようになってもらいたいですね。それでは、今日はここまで。
2023年10月04日
世界三大珍味の1つであるキャビアは、チョウザメの卵巣をほぐしたものの塩漬けで、現在では島国である日本の各地で養殖がおこなわれています。その中でも宮崎県は1983年からチョウザメの養殖技術に着手し、2004年に全国で初めて完全養殖に成功しました!2011年にはチョウザメの稚魚を養殖業者に安定的に供給する技術を確立し、10年前となる2013年には『MIYAZAKI CAVIAR 1983』という名前で養殖の国産キャビアを全国へ向けて販売しました。2016年の伊勢志摩サミットでは『MIYAZAKI CAVIAR 1983』が食事会に提供され、各国の首脳へのアピールの場となりました。翌2017年には国産キャビアとして初めて香港へ輸出され、2019年にはアメリカへの輸出も始まりました!そして今年の11月から2か月間にわたり、日本航空(JAL)が運航するニューヨーク発羽田行きのファーストクラスで機内食として提供されることになりました!これをきっかけにJALの他の国際線路線にも『MIYAZAKI CAVIAR 1983』を提供して、宮崎県産のキャビアが世界に広まっていってもらいたいですね。それでは、今日はここまで。
2023年10月03日
今日は9月19日ですが、『く・じゅうく』と読むことから、長崎県佐世保市では『九十九島の日』として制定していますが、佐世保市の銘菓『九十九島せんぺい』を製造・販売している九十九島グループは、日本記念日協会に9月19日を『九十九島せんぺいの日』として登録を申請し、今年3月に認定されました!そして迎えた最初の『九十九島せんぺいの日』である今日、九十九島グループは佐世保市長を表敬訪問し、登録を報告しました。九十九島グループによると、「『九十九島』を『つくもじま』と読み間違える人もまだまだ多いので、記念日認定をきっかけに『くじゅうくしま』と正しく読んで貰えるようにPRしていきたい。」と意気込みを語っていました。西海国立公園の一部であり風光明媚な九十九島を官民挙げてPRして観光客の増加につなげてもらいたいと思いますそれでは、今日はここまで。
2023年09月19日
福岡県田川市発祥のチロルチョコは今も昔も多くの人に親しまれています。コーヒーヌガーやミルク、BISなどの定番商品に加えて、秋・冬の季節限定商品として『きなこもち』があり、こちらも人気を集めています。そんなチロルチョコ『きなこもち』は今年で発売20周年を迎え、様々な商品とコラボレーションを行っています。今回佐賀県小城市に本社がある竹下製菓の看板商品であるブラックモンブランとのコラボ商品が発売されることになりました。すでに九州ではセブンイレブンで入手可能だそうです。中身はきな粉風味のアイスで、中央部は餅ソースとなっており、外側はクランチときな粉チョコでおおわれています。九州生まれのチョコとアイスがコラボした商品が早く全国で発売してもらいたいですね。それでは、今日はここまで。
2023年09月14日
ロシアによるウクライナ侵攻は1年以上たった現在でも続いています。ウクライナを支援している日本はロシアと現在敵対関係にありますが、2016年には故・安倍晋三首相(当時)とプーチン大統領が日露首脳会談を行っていました。いったい何がロシアをああいう風にしてしまったのでしょうか?こうなったのもすべてパリーグをつまらなくしたオリックズとヘボピーのせいです。この2球団が一昨年からのペナントレースで不正に勝利した試合をすべて無効にして国内から永久消滅しない限り世界平和はあり得ないでしょう!この時のワーキングディナーで両首脳が乾杯の際に飲んでいたのが、大分県宇佐市安心院(あじむ)のぶどうから作られたスパークリングワインです。大分県宇佐市安心院(旧・安心院町)は昼と夜の温度差の激しい盆地という特色を活かし、ぶどうの栽培が昔から行われてきています。そしてこの時期には『安心院葡萄酒(ワイン)まつり』が行われてきました。ここ数年は台風とコロナ禍の影響で4年間中止となっていましたが、今日、市内の『家族旅行村』で実に5年ぶりに開催されました!祭りではこの日のために仕込んだオリジナルワインや、ワインによく合う豊後牛のステーキもふるまわれました。またぶどうの早食い大会や地元の高校生が企画したイベントが行われました。九州には安心院のように素晴らしいワイナリーがたくさんありますので、その良さが1人でも多くの人に広まるといいですね。それでは、今日はここまで。
2023年09月10日
今日7月30日は土用の丑の日にあたります。もともとこの日には『う』のつくものを食べるという習慣があり、かつては瓜やうどんを食べることが多かったのですが、江戸時代に平賀源内がうなぎを食べることを広めたという説があり、それが現在に至るまでずっと続いています。日本各地で気温35度以上の猛暑日が続く中で、うなぎを食べて夏バテを吹き飛ばそうと考える人が多いのか、うなぎ料理店には日中から行列ができていました。うなぎの産地と言えばかつては静岡の浜名湖が有名でしたが、現在養殖うなぎの4割は鹿児島産です。特に大隅半島はうなぎの養殖を行うための、・温暖な気候・シラス台地に育まれた良質な地下水・広大な土地という好条件がいくつも揃っています。しかし今年は養殖で使用される稚魚のシラスウナギが不漁であることなどから鹿児島市内の老舗うなぎ店では春に値上げに踏み切りましたが、うなぎを食べようと多くの人が店の前に行列を作っていました。私も今日の昼はうな丼を食べました。ただ、今日うなぎが食べれなかった人がどうにかなるわけではありませんので、明日以降でもうなぎが食べられる機会があれば食して猛暑・夏バテを吹き飛ばしましょう!それでは、今日はここまで。
2023年07月30日
先日の日曜日は母の日ということで、花屋さんはもちろん、小売店や飲食店でも母の日商戦が繰り広げられていました。そして早くも来月の父の日に向けた商品がお店に並び始めました。そんな中、お父さんの大好きな九州の商品同士がコラボした商品が登場しました。『黒霧島』などの本格酒造を製造・販売している霧島酒造(宮崎県都城市)は、棒ラーメンで知られるマルタイ(福岡市)とコラボした、その名も『キリシマルタイセット』を霧島酒造のオンラインショップ限定で販売開始しました!『黒霧島』や『金霧島』など霧島酒造の焼酎1本とマルタイラーメン1袋、そしてラーメンが食べやすいように工夫された特製の『キリシマルタイ箸』がセットになっています。(『黒霧島』『赤霧島』『白霧島』のセットにはハイボール用のグラスもつきます。)霧島酒造の本格焼酎を楽しんだ後に、〆のラーメンまでついているというお酒好きなお父さんへのプレゼントにうってつけなセットとなっています。日頃居酒屋や屋台で飲んでいるお父さんも、これさえあれば自宅で居酒屋や屋台にいるような気分を味わうことができますので、父の日のプレゼントを何にしようか迷っている人にはぜひおすすめしたいですね。それでは、今日はここまで。
2023年05月16日
九州ではすっかりおなじみとなっているチョコレートバーアイスの『ブラックモンブラン』ですが、製造・販売している竹下製菓(本社:佐賀県小城市)が数年前に埼玉県のアイス製造会社を買収したことで関東の一部スーパーでも買えるようになりました。九州およびその近辺では手に入りやすい『ブラックモンブラン』ですが、関東・(セブンイレブンで販売している)関西以外ではなかなかお目にかかれません。しかしその味を堪能できる機会が明日から訪れます。全国各地に展開している愛知県発祥のコメダ珈琲店が、『ブラックモンブラン』とコラボしたメニューを明日から販売開始されることになりました。コメダの名物である『シロノワール』『クロネージュ』に『ブラックモンブラン』のチョコレート、さらにザクザクのクランチをトッピングした『シロノワール ブラックモンブラン』『クロネージュ ブラックモンブラン』が登場します!『ブラックモンブラン』が手に入らない地域にお住まいの方はその味を楽しめる絶好の機会だと思います。今回のコラボメニューを食べて『ブラックモンブラン』のファンが増えるといいですね。それでは、今日はここまで。
2023年04月25日
このところ色々なものの値上げがずっと続いていますが、『物価の優等生』と言われてきた卵(鶏卵)が全国的な鳥インフルエンザの流行によって供給不足に陥り値上げに踏み切ったのです。そしてこれが外食産業にも大きく影響しており、卵を使ったメニューの停止が相次ぎました。また卵を使ったお菓子にも影響が出始めており、福岡の銘菓として全国的に有名な『博多通りもん』や『博多の女(ひと)』も、販売が制限されている状態となりました。さらに九州各地で販売されている駅弁のかしわめしは、ご飯の上に錦糸卵を乗せることが多く、これが無くなってしまったら茶色(鶏飯、かしわ)と黒(のり)しかなくなってしまい、彩り的な意味でもインパクトが無くなってしまいます。(折尾駅(東筑軒)のかしわめし)そんな中、鳥栖駅や新鳥栖駅でかしわめしを販売している中央軒は、錦糸卵の部分を同じ黄色のコーンに変えた『錦糸卵が無くなった場合のかしわめし』という新商品を作りました。明日から鳥栖駅や新鳥栖駅の売店と中央軒本社販売所で発売開始します。なお、中央軒では明日から全部このかしわめしになるわけではなく、普通の(錦糸卵の)かしわめしも販売するそうですが、今後卵の入荷量がさらに減った場合は、コーンのかしわめしの割合が増えるかもしれないということです。コーンのかしわめしも食べてみたいと思いますが、やはりかしわめしは錦糸卵と鶏飯を一緒にほおばるのが一番です。どうにか錦糸卵のかしわめしが継続して販売されることを願っています。それでは、今日はここまで。
2023年04月07日
今週9日からいよいよ第5回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)が開幕します。日本代表(侍ジャパン)は第1次予選から東京ドームで戦いますが、今は京セラドームで阪神との接待試合を楽しんでいることでしょう。侍ジャパンにはメジャーリーガーもメンバーにいるためか、日本にはMLBの公式記者がわざわざ来日して取材を行っています。そんな中、宮崎市内で取材を行っていた記者の1人が、ホテルのコンビニで購入したカルビーの『ポテトチップス 九州しょうゆ』をSNSで絶賛していました。もともと小腹がすいた時のために購入したらしいのですが、・今までに食べたことのない味だった。・袋を開けた時はしょうゆ味とは気づかず、 一口食べて少し驚いた。 でもすごくおいしくて大好きな味だった。・(ポテトチップスの袋に描かれている)ジャガイモが 市長選に出たら1票投じる。とコメントしていました。『九州しょうゆ』はその名の通り九州の甘口の醤油を使っていますが、さらに鹿児島県産地鶏で取ったコクの深い鶏だしも使われています。九州に甘口の醤油が多いのは江戸時代に唯一海外との交流があった長崎・出島を擁し、砂糖が比較的手に入りやすかったことや、気温が高いことから汗を多くかき、不足した糖分と塩分を補うために甘口の醤油が料理に頻繁に使われたことも挙げられます。また鶏肉を使った料理は九州各地に幅広く存在しており、福岡県:水炊き、かしわ飯大分県:とり天、中津からあげ宮崎県:チキン南蛮、鶏の炭火焼鹿児島県:鶏飯(けいはん)と人気メニューが生まれています。そうした九州の食文化を凝縮した『九州しょうゆ』味のポテトチップスが海外の方にも絶賛されたことは、九州の郷土料理を出しているお店にも励みになるのではないかと思います。『九州しょうゆ』味のポテトチップスを通じて多くの海外の方が、九州の食文化に触れてファンになってもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2023年03月06日
今日2月10日は色々な語呂合わせの記念日がありますが、その1つが『みやざき地頭鶏(じとっこ)の日』です。『みやざき地頭鶏』は名前の通り宮崎県を中心に飼育されている地鶏です。元々江戸時代にこの地域で飼育されていた『地頭鶏』という肉がおいしい品種がありましたが、生産数が少ないことから1943年に天然記念物に指定されました。その後1985年にこの『地頭鶏』を原産種とした宮崎県の地鶏の開発が始まり、熊本県・大分県・宮崎県の3県で共同開発された『九州ロード』と最初に開発された品種とかけ合わされて2004年に『みやざき地頭鶏』が誕生しました!(ちなみに『九州ロード』からは熊本県の『天草大王』も誕生しています。)そして2010年に『じ』=2、『と』=10の語呂合わせから2月10日を『みやざき地頭鶏の日』にすることが決まりました。秋田県の『比内鶏』(天然記念物)に対する『比内地鶏』と似たような経緯ですが、『みやざき地頭鶏』はすでに『比内地鶏』の生産羽数を超えているそうです。『みやざき地頭鶏』の代表的な調理法が炭火焼ですが、この『みやざき地頭鶏』の炭火焼をはじめ、宮崎産のピーマンや柚子胡椒を使った『宮崎ケンミン焼ビーフン』が、今日『みやざき地頭鶏の日』に再販されることになりました!もともとはおととしに期間・地域限定で発売されたのですが反響が高く、昨年にも期間・地域限定で再版され、今回で3度目の販売となります。発売されるのは九州各地のスーパーマーケットのほか、ケンミンの通販サイト、ケンミンの本社や工場に設置されている自販機、さらに新宿などにある宮崎県のアンテナショップでも発売されます。また宮崎港と神戸港を結ぶ宮崎カーフェリーでは、船内レストランのバイキングでも提供されるそうです。これほどまでに人気が高いのであれば、いっそのことレギュラー商品化してもっと全国の方にも食べてもらいたいですね。それでは、今日はここまで。
2023年02月10日
総務省は今日、昨年の家計調査の結果を発表しました。これは全国の世帯を対象とする調査で、何にお金をかけたかという、消費傾向が分かるものと言われています。例えばラーメン(中華そば)の世帯当たり年間支出額(外食)では昨年、新潟市が山形市を抜いて初の1位に輝きましたが、今年は山形市が逆転しており、激しい争いが続いています。そして餃子の購入額は以下の通りとなりました。1位:宮崎市 4053円2位:宇都宮市 3763円3位:浜松市 3434円4位:鹿児島市 2999円これで宮崎市は昨年に続き2年連続で餃子購入額1位となりました!さらに餃子の年間購入頻度も888回と、3年連続で1位に輝きました!!また鹿児島市も4位に浮上するなど健闘しています。宮崎では現在、ソフトバンクホークスをはじめとしたプロ野球各球団が春季キャンプを行っており、まもなくWBCを控えた侍ジャパンも合宿を行う予定であり、野球ファンが訪れる機会が増えているのではないかと思います。宮崎の空の玄関口である宮崎空港でも2年連続日本一のセレモニーが行われましたが、その宮崎空港では『2023 みやざき餃子まつり』が3月27日まで開催されており、県内20社の餃子が楽しめます。宇都宮や浜松など有名どころを押しのけて堂々と2年連続1位になった宮崎市で、これからも餃子をつかった地域活性化が行われるといいですね。それでは、今日はここまで。
2023年02月07日
今日11月29日は語呂合わせで『いい(11)肉(29)の日』です。そして肉の中は何と言っても牛肉は幅広い世代で人気があります。それを証明するかのように日本各地でブランド牛が生まれましたが、九州各県のブランド牛はいずれも人気が高いですね。先日開催された『和牛のオリンピック』で、見事日本一となった『鹿児島黒牛』には勢いがあります。今日は鹿児島市内でJA直営の精肉店が新たにオープンし、開店記念セールで鹿児島黒牛が4割引で販売され、開店前から長い行列ができていたそうです。さすがに鹿児島までは遠いかもしれませんが、今はネットでおいしいブランド牛肉が購入できますので、『いい肉の日』にちなんで九州のいい牛肉を食べてみてはいかがでしょうか?それでは、今日はここまで。
2022年11月29日
毎年11月の第3木曜日はボジョレー・ヌーボーの解禁日であり、今日の午前0時には日本各地でフランス南部ブルゴーニュ地方にあるボジョレー地区のブドウから作られた今年のワインの新酒がふるまわれました。ただ、ボジョレー・ヌーボーをありがたがって飲んでいるのは世界中でも日本人しかいないとも言われています。お正月の某格付けチェック番組でも長い時間をかけて熟成したワインの方がものすごい値段がついていることからもそれはわかります。江戸時代より日本では初物が好まれる土地柄であり、『初物を食べると75日寿命が延びる』などと言われてきました。ただ今年はウクライナ情勢や円安の影響もあって、例年に比べると値段は高めらしいです。それならばワインのようにフルーティーな香りや味わいをもった日本酒を味わってはいかがでしょうか?日本各地に銘酒はありますが、『焼酎王国』の印象が強い九州にも日本酒の銘酒があります。佐賀県鹿島市の富久千代酒造が作っている『鍋島』は、1998年に登場した比較的新しい銘柄ではあるものの2011年にインターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)の日本酒部門で最優秀賞を受賞したことがあります。そんな『鍋島』ですが、品質を重視した少量生産を貫いているために、蔵元が認めた特約店でしか購入できない『幻の酒』と言われています。日本酒でありながらメロンや洋ナシやマスカットを思わせるようなフルーティーな香りを持ち、味わいはジューシーながらもすっきり辛口な仕上がりで、さながら白ワインのような感じだと思います。合わせる料理も白ワインと同様に魚介類が良いのではないでしょうか?佐賀県は北に玄界灘、南に有明海があり、海の幸にも恵まれていますので、地の物も一緒にお取り寄せしてお酒を楽しむのがおすすめですね。それでは、今日はここまで。
2022年11月17日
先日都内の某駅にて、『チロリアン』という洋菓子の量り売りをやっていたので、懐かしく思い、つい買ってきてしまいました。チロリアンは福岡の老舗菓子店の千鳥屋で販売されています。元々千鳥屋は千鳥饅頭や丸ボーロ、カステラなどを製造・販売していましたが、千鳥饅頭に並ぶ主力商品として1962年から販売を開始しました。1980年代には↓のように夕方6時台のニュースでCMもやってました。千鳥屋は元々福岡県飯塚市で創業しましたが、創業者一家の子供達が次々とのれん分けし、東京や大阪にも進出しましたが東京の会社はすでに廃業しています。そのため東京でチロリアンを見かけることができたことに懐かしく感じます。・・・と思ってたら今後も結構都内で量り売りをやっていることが分かりました。子供のころにチロリアンを食べたことがある人はもちろん、福岡土産でチロリアンをもらってファンになった人にも食べてもらいたいですね。それでは、今日はここまで。
2022年11月15日
11月に入り、だんだん気温が低くなってきましたが、こういう時に食べるラーメンというものは本当に体も心も温まります。九州は各地にラーメンのおいしい店がありますが、袋麺ではうまかっちゃん(ハウス食品)がダントツの人気です。オリジナルのとんこつ味はもちろんのこと、熊本風の『香ばしにんにく風味』や、鹿児島風の『黒豚とんこつ鹿児島焦がしねぎ風味』といった、九州各県のラーメンの特徴を活かした味の商品も出されています。そんな中、ハウス食品では来週7日から2か月限定かつ九州・山口限定で新味の商品を出すことが発表されました。今回は『うまかっちゃん』を製造している工場のある福岡県古賀市に本社を置く醤油メーカーのニビシ醤油とコラボした『うまくち醤油とんこつ味』を出すそうです。ニビシ醤油の主力商品である『特級うまくち』を粉末状にしたものを、『うまかっちゃん』の粉末スープに絶妙なブレンドで配合しました。ちなみにハウス食品によるとこの味の開発に2年かかったそうです。せっかく2年もかけて開発した新味をたった2か月しか販売しないのは勿体ない気がします。新味の人気が出たら販売期間延長や、九州以外への販売展開をぜひ行ってもらいたいですね。それでは、今日はここまで。
2022年11月04日
北九州市八幡西区に本店があるシロヤは、地元の人間なら知らない人はいないほど有名な老舗パン店です。JR小倉駅南口の小倉中央商店街のアーケード入口のところや、JR博多駅筑紫口の『博多いっぴん通り』に店を構えています。フランスパン生地に練乳がたっぷりしみこんだ『サニーパン』やふわふわの生地にたっぷりの生クリームをはさんだ『オムレット』が人気で、ここ数年全国放送のバラエティ番組でもとりあげられています。コロナ禍が始まった2020年からは通信販売も開始されましたが、生産能力に限界があるのか、9か月ほど先まで予約が埋まっているそうです。そのため、シロヤのパンを食べたいのであれば直接現地へ行くか、まれにある出張販売を待つしかありません。(前回は先週土曜日に東京・大井町の阪急でやってたそうです。)しかし最近は世界情勢が不安定になったことや原材料価格の高騰、光熱費や物流コストの悪化などもあり、このところ各地で相次いでいる商品の値上げをせざるを得ない状況となり、シロヤでは7月4日から一部商品を値上げすることになりました。主力商品のサニーパンヤバタークリームパンなど、1個100円だった商品は120円に値上げされ、各種コッペパンは20円から40円の値上げとなります。また博多駅で販売されている2個入りのサニーパンは210円から255円に値上げされます。一方、オムレット(5個入りで220円)や食パン(1斤520円)は値上げせず価格据え置きとなるそうです。また、来年の春には冷凍工場を稼働させる予定で、そうなれば通販でも容易にシロヤのパンを入手可能になるのではないかと思います。値上げは止むをえませんが、多くの方にサニーパンやオムレットを味わってもらい、さらに人気のベーカリーになってもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2022年06月12日
昨日8日に2021年の家計調査が総務省から発表されましたが、47都道府県の県庁所在市&全政令市の餃子の年間購入金額で、宮崎市が初の1位に輝きました!ちなみに2位は浜松市、3位は宇都宮市ということでしたので、餃子で有名な2市を押しのけて堂々の1位ということになりました。家計調査で支出金額の対象となるのは、2人以上の世帯が生餃子や焼き餃子を店で購入して家庭で食べるケースであり、専門店やラーメン店などでの外食や冷凍食品の金額は含まれません。こうして集計された金額は、宮崎市:4184円浜松市:3728円宇都宮市:3129円でした。前年の宮崎市は『2強』に次ぐ3位でしたので1年で大躍進したことになります。市内の餃子専門店や関連業者でつくる『宮崎市ぎょうざ協議会』では、悲願達成へ向けて自治体と協力して県内外でイベントを何度も開催し、『宮崎餃子』をアピールした結果が見事に花開きました。宮崎は畜産王国ですので餃子の材料となる豚肉は県内で調達可能であり、にらやニンニクも県内産をそろえることが容易であるほか、キャベツも夏場を除いて県内産を調達できますので、地元の食材をふんだんに使うことが特徴です。つまり宮崎の餃子の購入量が増えれば販売した店だけでなく豚肉の生産者や野菜をつくる農家も潤うことになります。宮崎市内の百貨店では早速『日本一イベント』を開催し、県内の餃子店が複数出店して焼きたての餃子を販売していました。イベントは宮崎空港などでも開催される予定です。近年は新型コロナウイルスの感染拡大で外食の機会が減少した代わりに、テイクアウトをする機会が多くなりましたが、宮崎の餃子はこれをうまく利用したように思います。せっかく初めての日本一になりましたので、一過性のブームで終わらせることなく、プロ野球で日本一奪回を狙うソフトバンクホークスの宮崎キャンプに出店したり、九州各地の百貨店でも日本一記念イベントを開催したりして、『新たな餃子の街・宮崎』をアピールしてもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2022年02月09日
今日は秋分の日の祝日でお彼岸の中日にあたります。お彼岸にご先祖様へぼた餅(おはぎ)をお供えするのが一般的ですが、春の彼岸は『ぼた餅』、秋の彼岸は『おはぎ』と呼ぶことが多いようです。これは春の彼岸の頃に咲く『牡丹』の花に、秋の彼岸の頃に咲く『萩』の花に、それぞれ見立てて呼ばれるという説があるようです。福岡県内を中心にチェーン展開しているうどん店の『資さんうどん』では、春・秋の彼岸に関わらず1年を通して『ぼた餅』と呼んで製造・販売しています。(資さんの『ぼた餅』、2012年3月撮影。)資さんは本来うどん店であり、福岡では一般的な柔らかいうどんと、甘めの透き通った出汁のマッチングが素晴らしいうどんを出すほか、麺はそばや細(さい)めんを選択できてトッピングも豊富であり、かつ丼やカレーなどご飯もの、そして各種おでんも食べることができますが、ぼた餅も名物の1つであり、1個から注文できます。毎年お彼岸の時期になると店頭にはたくさんのパック入りのぼた餅が並び、複数購入して持ち帰る人で賑わいを見せていますが、福岡県は新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令中で、店舗に客が集中すると『密』になってしまいます。そのため資さんでは今年JR九州とタッグを組み、JR博多駅・姪浜駅・小倉駅の構内で今日まで限定販売していました。しかし福岡県や周辺各県以外の資さんの店舗が無いところは、コロナ禍の中で県境をまたいで無理して移動するわけにはいきません。しかし資さんは楽天市場にも出店していますので、コロナ禍で移動が制限される中でもぼた餅を購入できます。さすがにお彼岸の期間には間に合わないかもしれませんが、1度でも資さんのぼた餅を食べてその味の虜になった方も、ネットやテレビ、口コミで資さんのぼた餅のことを知って興味をひかれた方も、ぜひネットでお買い求めください。それでは、今日はここまで。
2021年09月23日
昨日夜に日本テレビ系列で放送された『1億3000万人のSHOWチャンネル』で、芸能人パンマニアが選ぶNo.1パンとして、北九州市にあるシロヤの『サニーパン』が選ばれました!本店は八幡西区の藤田という、JR黒崎駅からやや小倉寄りのところにあるのですが、有名なのはJR小倉駅南口にある小倉店です。商店街の入り口、マクドナルドが入るビルの隣に店舗を構えていますが、通常でも行列ができるほどの人気でしたので、テレビで取り上げられて一夜明けた今日は渋谷のワクチン接種待ち程ではありませんが、いつもよりも長い行列ができていたのではないでしょうか?見事No.1に輝いた『サニーパン』ですが、片手で楽々持てる小さなフランスパンの中に、練乳がたっぷりと入っており、食べ慣れていないと練乳がこぼれ落ちてしまうくらいです。ちなみにお値段は1個100円という手ごろな価格です。(昔はもう少し安かったんですけどね。)シロヤでは『サニーパン』だけではありません。白いクリームをふわふわしっとりとした生地で包んだ『オムレット』(1個40円)や、ロールパンに風味豊かなバタークリームを挟んだ『バタークリームパン』(1個100円)も人気商品であり、甘いパン以外にも食パンを使ったサンドイッチなどがあります。北九州市内だけではなく福岡市内にも、JR博多駅構内の『いっぴん通り』に店舗を構えており、本州や九州各地から博多駅を利用する皆様にも愛されています。新幹線に乗り込む前におやつや軽食として購入される方も多いようです。コロナが終息したらぜひ、シロヤのパンを味わうために訪れたいですね。それでは、今日はここまで。
2021年08月29日
今や全国的に有名になった博多豚骨ラーメンの『一蘭』が、このたび初の『カップ麺』を2月15日から発売することを発表しました。一蘭と言えば『元祖ソーシャルディスタンス』ともされている『味集中カウンター』でも有名ですが、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言発令で都市部は営業時短を余儀なくされ、来店者数が落ち込んでいます。飲食店ではテイクアウトで落ち込んだ売り上げをカバーしようとしていますが、さすがにラーメンは時間が経つと麺がのびてしまうこともあり、一蘭ではこれまで袋入りの乾麺が発売されていました。その一方でカップ麺の開発も20年前から行われてきましたが、麺やスープが一定の水準に達したことから、ついにカップ麺の発売に踏み切りました。麺は特注のノンフライ麺で、スープは粉末と液体を混ぜ合わせることで、一蘭の濃厚な豚骨スープを再現することに成功しました。そして一覧のラーメンに欠かせない赤い『秘伝のたれ』もついています。こうして麺とスープに強いこだわりを追求した結果、1杯490円で具材は無しだそうです。とはいえ、普通に一蘭の店舗でラーメンを食べるよりは安いですし、スーパーで青ネギやチャーシューを買って再現するのもいいかもしれません。一蘭のカップ麺は15日から全国のコンビニや小売店のほか、一蘭の店舗や通販サイトで発売されます。なかなか外出ができないのなら、せめて行った気分だけでも味わいたいですね。それでは、今日はここまで。
2021年02月06日
佐賀県小城市に本社を置く竹下製菓は12月2日、埼玉県幸手市のアイス製造会社・スカイフーズを完全子会社化しました。竹下製菓と聞いて何の会社かをすぐに思いつく人は残念ながらあまり多くないと思いますが、九州では定番の人気アイス『ブラックモンブラン』を作っているところです。『ブラックモンブラン』は九州のコンビニやスーパーでは当たり前のようにアイスのコーナーに置いている商品ですが、それ以外の地域では今いろんな意味で話題のドンキホーテでたまに売ってたりする以外はほとんど目にしない商品です。しかし今回、スカイフーズの子会社化で関東に生産拠点を確保したことになり、関東への本格進出が期待されます。昨年は九州北部豪雨で佐賀県が大きな被害を受け、竹下製菓の工場周辺も浸水したことから、非常時の生産拠点としても期待されます。関東でも『ブラックモンブラン』や姉妹商品『ミルクック』などがスーパーやコンビニで手軽に買える日が来ることを期待しています。それでは、今日はここまで。
2020年12月04日
昨日10月2日は『とん(10)こつ(2)』と読む語呂合わせから、『とんこつラーメンの日』とされています。これはとんこつラーメン発祥の地とされている福岡県久留米市が、市の認知度を上げてとんこつラーメンを地元で味わってもらうことを目的として、記念日として制定されました。久留米市内のラーメン店主らで構成された『久留米・ラーメン会』では、この日に合わせて市内にある水天宮で、とんこつラーメンのスープを作る時に使われた豚の供養祭を行っています。今年は『久留米・ラーメン会』の会員の他、九州各地からラーメン店の店主が集まり、各店が使っているどんぶりを祭壇に並べて、豚に日頃の感謝の気持ちを伝えるとともに、ラーメン文化の発展を祈願していました。久留米で生まれたとんこつラーメンは九州各地に広がって少しずつ変化をしながらも九州の食文化に大きな影響を与えてきました。現在は九州だけでなく日本全国にとんこつラーメンの店ができ、先日はラグビーワールドカップで来日しているニュージーランド代表『オールブラックス』が、都内のとんこつラーメン店に出没したというエピソードもあります。ラグビーW杯をきっかけにとんこつラーメンが世界中に知れ渡るといいですね。それでは、今日はここまで。
2019年10月03日
大分県中津市は現在『唐揚げの聖地』と呼ばれるほど唐揚げの消費量が多く、市内各地に唐揚げ専門店があり、町おこしの一翼を担っています。なぜ中津市で唐揚げが多く食べられているのかについては諸説ありますが、有力な説として、戦後の食糧難の時期に政府が養鶏を推奨したことから中津市内に多くの養鶏場があったこと、旧満州からの引揚者によって鶏肉に衣をつけて油で揚げるという中国の調理法が取り入れられたためとされています。そんな中津市で昨日から『からあげフェスティバル』が開催され、中津市内はもちろん、各地の名店の唐揚げを楽しむことができます。このイベントの一環としてギネス世界記録奪還企画が行われました。もともと、過去のからあげフェスティバルで1日に1076Kgの唐揚げを供給してギネス世界記録に認定されましたが、その後2017年に鳥取県の会社がイベントで1530Kgの唐揚げを作り、ギネス世界記録が更新されてしまいました。今回はこの記録をさらに更新することが目標でしたが、中津市だけでなく宇佐市、豊後高田市を含めた大分県内の18店舗が集結し、15日朝5時から仕込みを始め、約5時間かけて1667Kgの唐揚げを作り、見事ギネス世界記録を奪還しました!この時に作った唐揚げは1パック400円でからあげフェスティバルの来場者に販売され、余った唐揚げはスタッフ、ではなく店舗関係者でおいしくいただいたそうです。鶏肉だけにギネス世界記録を『鶏』戻す事ができた関係者には笑顔がこぼれていました。中津がこれからも『唐揚げの聖地』として輝き続けることを願っています。それでは、今日はここまで。
2019年09月16日
とんこつ味の袋ラーメンの草分け的存在であるハウス食品の『うまかっちゃん』は、今年で発売から40周年を迎えることになりました!『うまかっちゃん』は現在もハウス食品の福岡工場でのみ生産されていますが、それまでは醤油味のインスタントラーメンしか製造しておらず、工場の食堂でも自社製品を食べないという状態でした。それを見かねた当時の工場長がハウス食品の福岡支店長に対して、「九州で売れる製品を作ろう!」と提案し、地元の豚骨ラーメン屋を食べ歩いたり、主婦への試食テストを重ねた結果、豚骨スープのインスタントラーメンがついに完成しました!商品名は福岡出身のグラフィックデザイナーである西島伊三雄氏によって『うまかっちゃん』と博多弁でネーミングされたほか、現在でも使われているパッケージのデザインも西島氏が担当しました。こうして誕生した『うまかっちゃん』はわずか5カ月でインスタントラーメンで九州のシェアトップに立ち、ロングセラー商品となりました。ほとんどは九州・山口のみでしか見かけませんが、アンテナショップや都内の一部の小売店でたまに見かけます。そんな『うまかっちゃん』発売40周年を記念して、様々なコラボ企画が行われることになりました。まずはJR九州のICカードであるSUGOCAとコラボして、『うまかっちゃん40周年記念SUGOCA』や『すごかっちゃん』といった記念グッズがキャンペーンの景品としてプレゼントされることになりました。他にも同じハウス食品の人気スナック菓子である『とんがりCorn』や山口油屋福太郎の『めんべい』ともコラボが予定されています。現在では色々なメーカーが豚骨スープの袋入りインスタントラーメンを発売していますが、パイオニアである『うまかっちゃん』の功績があってこそではないかと思います。これからも九州だけでなく、全国的に愛される商品であってもらいたいですね。それでは、今日はここまで。
2019年08月07日
今日は土用の丑の日にあたります。ちなみに今年は今日1日のみとなっています。そもそも土用というのは、立夏・立秋・立冬・立春の各直前約18日間であり、十二支が丑の日に当たる日が『土用の丑の日』になります。つまり本来ならば土用の丑の日は年に4回以上発生するのですが、近年では立秋直前である夏の土用の丑の日のことを指す場合が多くなりました。土用の丑の日にはウナギを食べる習慣が日本に根付いていますが、有力な説として江戸時代の有名な発明家である平賀源内が、知り合いの鰻屋から暑い時期に脂っこいウナギを売る方法について相談を受けた所、『土用の丑の日に鰻を食べると滋養になる。』と言って広めたのがきっかけと言われています。今では鰻料理店だけでなく、スーパーや牛丼店などでもこの時期になるとウナギのかば焼きやうな重が大量に出回ります。ちなみに元棋士の加藤一二三氏は大のうな重好きで知られており、医者に止められるまでは40年にわたって、対局中の食事としてうな重を好んで食べたと言われています。その理由としては『確実に届き、すぐ食べられる』からだそうです。ウナギの産地と言えば静岡・浜名湖が全国的に知られていますが、実は生産量日本一は鹿児島県なのです。ちなみに3位が宮崎県と、九州が2県もランクインしています。だから大河ドラマ『西郷(せご)どん』でウナギを捕るシーンがいっぱいあったのか。元々ウナギの養殖は浜名湖で始まったのですが、1960年代に大不漁が発生し、その際に養殖業者が各地に散らばったところ、鹿児島県や宮崎県で続々参入者が増え、現在はともに静岡県を上回る生産量を誇るようになりました。まだ夕食を食べていない方は鹿児島産や宮崎産のウナギにしてはいかがでしょうか?それでは、今日はここまで。
2019年07月27日
タイヤメーカーとしても知られるミシュラン社が出しているレストランやホテルを格付けしているガイドブックの『ミシュランガイド』が日本国内の各地を対象にしたものを出していますが、2014年に『福岡・佐賀版』が刊行されて5年が経ちますが、7月13日に最新版が刊行されました。しかも今回は福岡・佐賀に加えて長崎のお店も掲載されることになりました。まず飲食店での3県の掲載店とランクは以下の通りです。福岡県:掲載288軒(うち三つ星:2軒、二つ星:10軒、一つ星:46軒)佐賀県:掲載 71軒(うち二つ星:1軒、一つ星:10軒)長崎県:掲載軒(うち二つ星:2軒、一つ星:10軒)最高ランクの三つ星は2014年に続き、福岡で2軒のみでしたが、うち1軒は前回から入れ替えがありました。またジャンルとしては九州らしく『ラーメン』『ちゃんぽん』があったり、『もつ料理』『おこぜ料理』『五島うどん』といった他のエリアには無いジャンルも追加されました。一方で佐賀・長崎は飲食店の三つ星はありませんでしたが、五つ星旅館が佐賀県で1軒、長崎県で2軒ありました。五つ星旅館のうち、雲仙にある『旅亭 半水盧(はんずいりょ)』は、料理でも1つ星を獲得していますが、これは昨年刊行された熊本・大分版に掲載された別府市の『亀の井別荘』に続く国内2例目の快挙となりました!余談として、福岡県のうち久留米では21軒(うち一つ星が3軒)あったようですが、ミシュランガイドのフランスから来た調査員の中には、久留米がライバル会社(ブリヂストン)のお膝元であることを知っている人がいたのか気になるところですね。今回の三つ星も福岡の2軒のみでしたが、次回刊行されるガイドには、1つでも多くの三つ星料理店が増えるといいですね。それでは、今日はここまで。
2019年07月16日
福岡のお土産品は和洋のスイーツからご飯のお供、そして麺類やアルコールと種類が豊富で、博多駅や福岡空港のお土産屋さんは連日にぎわっています。そんな福岡土産の中で平成の30年間の間に定番商品に成長したのが明月堂の『博多通りもん』です。(発売開始は1993年(平成5年)です。)発売開始から25年以上経ち、すっかり定番となったこの『博多通りもん』が、『昨年最も売れたあんこのまんじゅう』としてギネス世界記録に認定され、本日ギネスの職員から表彰されました。明月堂は今年で創業90周年を迎えたことをきっかけにギネスに記録を申請し、これが認められた事で今日の表彰が行われました。昨年1年間の売上額は75億9126万1769円で、現在は年間約6400万個を生産しているそうです。『通りもん』は薄皮で白餡を包んだものですが、白餡にはバターや練乳が入っている、和洋折衷のお菓子です。これなら和菓子好きの人も洋菓子好きの人も楽しむことができますので、日本国内はもちろんのこと、インバウンド(訪日外国人旅行)のお客様にも人気となったことがきっかけではないかと言われています。これからも世界中の人々に愛される『通りもん』を作っていってもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2019年06月03日
皆さんは『ブラックモンブラン』というアイスをご存じでしょうか?ブラックモンブランは佐賀県小城市に本社を置く竹下製菓が製造・販売しており、バニラアイスをチョコレートで覆い、その外側にクッキークランチをまぶしたアイスバーで、九州で知らない人はいないくらいに有名です。今年は発売開始から50周年という記念すべき年ということで、ブラックモンブランのカップアイスを発売することを発表しました。九州では圧倒的な知名度を誇るブラックモンブランですが、九州以外ではなかなか入手できないアイスで、私の知る限りでは都内のドンキホーテに置いているのを見たことがあります。しかし竹下製菓によると、発売50周年を契機にして首都圏への本格進出を目指すそうです。ということは首都圏でも今よりももっと多くの店舗でブラックモンブランを買えるようになりそうですね。それでは、今日はここまで。
2019年03月18日
福岡県はラーメン以外にも、うどん店が多いところでもあります。そしてその麺は讃岐うどんのように強いコシがあるわけでなく、やわらかいという特徴があります。すでにウエストは関東に進出しており、千葉県を中心に店舗を展開し、東京も町田に1店舗ありますが、ウエスト以外はなかなか九州以外の場所に進出してきませんでした。そんな中、北九州市を中心にチェーン展開している資(すけ)さんうどんの株式を投資ファンドの『ユニゾン・キャピタル』が取得したとのニュースが入りました。『ユニゾン・キャピタル』は回転寿司チェーン店である『あきんどスシロー』の企業再生に成功した実績を持っています。このノウハウをもとに資さんうどんを全国展開させる意向を表明しています。これはやわらかい福岡のうどんに慣れた人や好きな人にとって、朗報以外の何者でもありません!!資さんうどんが都内に進出したらすぐにも行きたいと思っています。そしてかしわうどんやぼた餅を久々に注文し、懐かしい味を楽しみたいと思います。それでは、今日はここまで。
2018年04月10日
観光やビジネスで福岡を訪れた方の多くが、博多駅や福岡空港、高速道路のサービスエリアなどでお土産を買って帰ることだと思います。ラーメンや明太子なども定番ですが、和洋スイーツは歴史あるものから新興のものまで多岐にわたり、如水庵『筑紫もち』も定番の福岡土産の1つです。その『筑紫もち』が発売開始40周年を記念して山崎製パンとタッグを組み、何と人気商品『ランチパック』の新商品にラインナップされたのです。商品名は『ランチパック 筑紫もち風』で、パンに求肥(ぎゅうひ)ときな粉クリーム、そして黒蜜クリームをはさみました。すでに1月30日から発売しているのですが、残念ながら九州限定販売となっています。全国の筑紫もちファン、そしてランチパックファンのためにも早く全国販売に切り替えてくれることを切に願います。それでは、今日はここまで。
2018年02月05日
毎年新宿の京王百貨店で開催されている『元祖有名駅弁と全国うまいもの大会』ですが、昨年私がこのブログで取り上げた『佐賀牛ロースステーキ&カルビ弁当』(JR佐世保線・武雄温泉駅)が、実演販売の駅弁の中で売上個数3位を記録しました!そして今年、この駅弁を製造しているカイロ堂が、またも新たな駅弁を引っ提げて戻って来ました。その名も『佐賀牛霜降りと赤身のステーキ弁当』です!以下の写真は昨年の様子ですが、今年もこんな風に佐賀牛が鉄板の上でどんどん焼かれていました。そして気になる中身は以下の通りです。昨年は半分がステーキ、もう半分がカルビでしたが、今年は全面ステーキです!買う時にいくつか、肉の焼き具合の違うものが用意されて、お客さんの好みに合わせて選べるという事でしたので、レアに近い方を選びました。中身はそのまま佐賀牛と白いご飯を一緒に味わうのもいいですが、右上にある特製ソースをかけて味を変えて楽しむのも良かったです。特製ソースは佐賀のメーカーが作る醤油やレモン、それに玉葱をブレンドしたもので、あっさりしていました。京王百貨店の駅弁大会は23日(火)まで開催されています。昨年よりグレードアップした佐賀牛の駅弁を皆さんも味わってみてください。それでは、今日はここまで。
2018年01月20日
今年も新宿・京王百貨店で『第53回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会』が先週木曜日から開催されています。今回の目玉企画の1つは、新宿・京王百貨店梅田・阪神百貨店熊本・鶴屋百貨店の3つの百貨店でそれぞれ『牛肉』をテーマにした新作駅弁を監修し、各百貨店の駅弁大会でそれぞれの駅弁の販売数の合計を競うものです。このブログでは当然ですが鶴屋百貨店の駅弁を応援したいと思います。鶴屋百貨店は九州新幹線・出水駅の駅弁を販売している松栄軒とタッグを組みました。そしてできたのがこの『熊本あか牛と鹿児島黒毛和牛の牛肉めし』です。駅弁大会会場の松栄軒のブースには隣のコーナーにまで続く長い行列ができていました。実演販売では黒毛和牛を秘伝のたれを使ってすき焼きにするところが見られます。(残念ながらブースは撮影禁止のため写真はありません。)熊本あか牛は備長炭を使って炭火焼に、鹿児島黒毛和牛は地元の醤油や酒を使ってすき焼きに仕上げました。甘辛く仕上げた鹿児島黒毛和牛のすき焼きと、付属の醤油ダレ&わさびを使って食べる熊本あか牛の炭火焼は両方とも牛肉の旨みを生かした逸品となっていました。京王の駅弁大会は1月23日まで開催されます。その後1月24日から30日まで梅田・阪神百貨店の駅弁大会と、1月31日から2月14日まで熊本・鶴屋百貨店の駅弁大会で、『熊本あか牛と鹿児島黒毛和牛の牛肉めし』を購入できます。皆さんの力で『熊本あか牛と鹿児島黒毛和牛の牛肉めし』を盛り上げて販売個数トップを勝ち取ってもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2018年01月14日
今夜、私は会社の方々と忘年会に行ってきたのですが、そこは九州の郷土料理を専門に扱っているところでした。・辛子明太子・ぶりの刺身・きびなごの唐揚げ・がめ煮(筑前煮)と美味しい九州の郷土料理を楽しんだ後、最後にはもつ鍋が出されました。(もつ鍋。※写真は1人用です。)そして『締め』にちゃんぽん玉が用意された事が個人的には良かったと思います。鍋料理の『締め』といえばご飯(雑炊)やうどん玉を思い浮かべる方が多いですが、もつ鍋の『締め』はちゃんぽん玉が福岡では定番とされているのです。なぜこうなったのかは諸説あり、・もつ鍋屋の客が試しにちゃんぽん玉を 入れて食べてみたらおいしかった。・ある建物の2階にあるもつ鍋屋の店主が 1階の中華料理屋で使われているちゃんぽん玉を 入れて食べてみたらおいしかった。という逸話があるようです。もつ、にら、キャベツから出る旨みとちゃんぽんの柔らかい太麺の相性が良かったことが、もつ鍋の締めにちゃんぽん玉を使うようになったようです。皆さんももつ鍋を楽しんだ後の締めには、ぜひちゃんぽん玉を入れてみてください。それでは、今日はここまで。
2017年12月13日
新作映画『ジョン・ウィック:チャプター2』のジャパンプレミアム出演のために来日中の俳優キアヌ・リーブスさんは、ハリウッド屈指のラーメン好きとしても知られていますが、今回の来日でもラーメン屋を訪れました。そして今回訪れたラーメン屋は赤坂にある『九州じゃんがら 赤坂店』でした。出演した映画の監督ら6名と14日昼にお店を訪れたキアヌさんは、『こぼんしゃん』全部入りと生中を注文しました。『こぼんしゃん』とは九州じゃんがらの人気メニューの1つであり、濃厚なとんこつベースのスープに鶏がらのスープと、自家製マー油(にんにくの焦がし油)を合わせたスープになっており、熊本ラーメンに近いです。とんこつラーメンを堪能したキアヌさんは店長に『Good!』と言い、たまたま居合わせた他のお客さんと記念撮影に応じていました。また、この情報が伝わると九州じゃんがらのサイトにアクセスが集中してサーバーがダウンするといった事も起こりました。できればキアヌさんにはいつか九州に来てもらい、本場のとんこつラーメンをたっぷり堪能して、世界中にとんこつラーメンのおいしさを伝えてもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2017年06月15日
現在、JR東日本の駅売店(NewDays、KIOSK)で、『ハッケン!九州フェア』が開催されています。九州各県の食材を使ったおにぎりや弁当、パン類などが期間限定で販売されています。その中でも特に目を引いたのが、先週土曜日によく使っている駅のNewDaysで見かけた、『博多ナイルカレー監修カレーパン』です。『ナイルカレー』とは、創業昭和36年の老舗カレー店で、かつては博多駅名店街や天神、そしてヤフオクドームにも出店していましたが、現在は博多阪急の地下にイートインを備えた店舗があるのみです。懐かしいロゴを見てすぐに購入し、食べてみましたが、独特の旨みがある程度は再現されているように思えました。今回のフェアの一環として、明日から24日までJR東京駅地下・動輪の広場付近で、『九州うまかもん祭り』が開催されます。九州各地の銘菓や九州限定商品などを東京駅で手に入れられるチャンスです。春休みやゴールデンウィークを利用して九州へお出かけになる予定がある方は、九州のおいしいものに触れて『予習』してみてはいかがでしょうか?もちろん、フェアで先に九州グルメに触れて九州へ行く計画を立ててもOKです!!それでは、今日はここまで。
2017年03月14日
新宿・京王百貨店で開催されている、『第52回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会』は2週目に入っています。今日はイベント期間中最後の週末ということもあって開店前から長い行列ができていました。そして週末の特別企画ということなのか、JR肥薩線・人吉駅で駅弁の立売りを行っている菖蒲豊實さんが京王百貨店に来場されていました。菖蒲さんは人吉駅での駅売りと同じスタイルで、人吉駅を代表する『鮎ずし』『栗めし』の2つの駅弁を販売していました。残念ながら今回はお財布とお腹と相談し購入を断念しましたが、来年また来られるのであれば直接菖蒲三から購入したいと思います。さて、今回は九州から数少ない実演販売での出店である『かごんま黒豚角煮とみそ焼き弁当』(九州新幹線・出水駅)を購入しました。中身はこんな感じです。真ん中の味玉を挟んで左側に豚の角煮、右側に味噌味の焼肉が乗っています。鹿児島名物の黒豚を2つの味で楽しめるお得な弁当でした。実はこの『かごんま黒豚角煮とみそ焼き弁当』は今日食べたわけでは無く、金曜日に食べたものです。今日の朝から駅弁大会に行った本当の理由は、これまで整理券が取れずに食べられなかったかしわめし(JR鹿児島本線・折尾駅)の整理券を獲得するためでした。開店15分前位に新宿駅に到着するとすでに行列ができており、開店後必死でエスカレーターを駆け上がって会場に入るのですが、整理券を取るための行列がものすごく長くなっていました。少しずつ行列の前の方に動くのですが、坂本屋角煮めし(JR長崎本線・長崎駅)や南鉄とり飯弁当(南阿蘇鉄道・立野駅)の整理券配布が終了したという係員のアナウンスが流れた時は心配しましたが、無事にかしわめしの整理券を獲得することができました。鶏のだしで炊いたご飯の上に鶏肉(かしわ)の茶、錦糸卵の黄、海苔の黒、そして付け合わせの紅生姜の赤、うぐいす豆の緑と、お弁当をおいしく見せる5つの色が使われています。ちなみに駅弁大会で売られているかしわめしは770円の商品のみですが、実際に折尾駅や周辺の駅では一回り小さい670円の商品や、おかずがさらに増えた1030円の商品なども取りそろえています。駅弁大会は火曜日まで行われています。(最終日は18時まで。)最終日までもっと多くの方に九州の駅弁を食べてもらいたいですね。あとできれば来年以降は九州からの実演販売をもっと増やしてもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2017年01月22日
今年も残すところあと少しとなりました。私が勤めている会社では今日が仕事納めでした。明日には九州の実家に帰省することになり、しばらくラーメンは食べられないだろうと思い立ち、近所の一蘭に行ってきました。当然食べるのは豚骨ラーメンです。今回はややこってり目のスープにしましたが、オーダーシートであっさり味にもできますので女性も安心です。そう言えば先週、西鉄太宰府駅の隣に『一蘭 太宰府参道店』がオープンしたのですが、ここでは学問の神様・菅原道真公を祀る太宰府天満宮の最寄りであることにちなみ、・『合格』になぞらえて五角形のどんぶり・59cmの長さの『合格麺』の他、店内も色々縁起を担いでいるそうです。もうすぐお正月です。太宰府天満宮へ初詣に来られた際には、(混んでいなければ)一蘭に立ち寄って縁起をかついだラーメンを食してはいかがでしょうか?それでは、今日はここまで。
2016年12月28日
博多ラーメンの有名チェーン店である一蘭が10月19日にアメリカ・ニューヨークに出店することを発表しました。(30日に下北沢店で食べた一蘭のラーメンです。)ライバルの一風堂は12の国と地域に海外店舗を展開していますが、一蘭はこれまで香港に2店舗のみ展開していました。ニューヨークの店舗はアメリカ1号店で、ニューヨークのブルックリン地区になります。この店舗は工場を併設しており、食材の多くを現地で調達します。一蘭の特徴的な『味集中カウンター』はもちろんながら、屋台風のテーブル席も設置するそうです。10月にはアメリカでも味集中カウンターでラーメンを食べる風景や、替え玉を注文するときのチャルメラ音が聞こえることになります。一蘭の味がニューヨーカーにも伝わり、博多ラーメンのファンが増えるといいですね。それでは、今日はここまで。
2016年09月30日
九州で袋ラーメンと言えば『うまかっちゃん』を思い起こす人が多いと思いますが、その『うまかっちゃん』が今年8月から、包装をリニューアルしていたことが判明しました。(上の画像はこれまでの包装です。)1979年9月に発売開始された『うまかっちゃん』は1988年に包装のデザインを上の写真のようにリニューアルして28年間親しまれてきました。新デザインは名付け親である故・西島伊三雄氏がデザインした博多祇園山笠のイラストはそのままですが、・左上にハウス食品のロゴが入った。・ラーメンのどんぶりが大きくなった。の2点が大きな変更点です。ハウス食品では通常、上のように包装の分かりやすい位置に会社のロゴを入れていますが、『うまかっちゃん』はこれまで、あえて会社名を前面に押し出すことはありませんでした。しかし今回、『うまかっちゃん』のブランド力にあやかりたいという目的で、左上にハウス食品のロゴがつけられました。カレー、シチュー、とんがりコーン、ウコンの力などのイメージが強いハウス食品が、リニューアルした『うまかっちゃん』を自社のイメージといかに上手に結びつけられるかが問われることになると思います。果たしてこのリニューアル、吉と出るか凶と出るか気になるところですね。それでは、今日はここまで。
2016年08月23日
昨日、帰りが遅くなったので、某チェーン店で餃子を食べて、帰宅して家でテレビを見ていると、『秘密のケンミンSHOW』で、福岡の餃子について取り上げられていました。取り上げられていたのは一口餃子と鉄鍋餃子でした。ただ、鉄鍋餃子は博多でもポピュラーであることが伝えられておらず、北九州市内は小倉だけでなく八幡の餃子も取り上げてもらいたかったですね。余談ですが、宇都宮に餃子を広めた旧帝国陸軍第14師団は、もともと小倉で結成されており、ともに現在餃子が愛されているのは不思議な縁を感じます。餃子でメジャーな浜松や宇都宮といったところ以外にここまで餃子が人気な場所があるということが、今回の放送で少しでも伝わるといいですね。それでは、今日はここまで。
2016年07月29日
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