全304件 (304件中 101-150件目)
9月7日の早朝、日本にとても嬉しいニュースが入って来ました。テニスの4大大会の1つである全米オープンの男子シングルス準決勝で、日本の錦織圭選手が、現在世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)に3-1で勝利し、日本人では初めてとなる4大大会の決勝戦へ進出を決めました!(シングルスでは男子・女子とも4強が最高でした。)この試合で錦織は第1セットは6-4で先手を奪いますが、第2セットはジョコビッチが6-1として取り返します。第3セットは両者相譲らず6-6となってタイブレークにもつれ込みましたが、これを錦織が取り、快挙まであと1セットとなりました。そして迎えた第4セットを6-3で錦織が取り、世界ランク1位を破っての決勝進出を決めました!男子テニスではジョコビッチの他にロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)、アンディ・マリー(イギリス)という『四天王』の誰かが、2005年以降の4大大会でタイトルを獲得してきました。しかし準決勝のもう1つの試合ではフェデラーがマリン・チリッチ(クロアチア)に0-3のストレートで敗れてしまったため、今年の全米オープン決勝は錦織vsチリッチとなり、久々に四天王以外の選手が4大大会のタイトルを獲得することが決定しました。錦織は世界ランク11位(大会開始前)、チリッチは16位(同)であり、過去の対戦成績も5勝2敗と錦織がリードしています。データ的にみれば錦織が有利に見えますが、油断せずに戦ってシングルスでは日本人初の王者になってもらいたいですね。日本時間9日の早朝に行われる決勝が楽しみです。是非とも錦織選手には自分の力を出し切って戦ってもらいたいと思います。それでは、これにて失礼。
2014年09月08日
サッカー日本代表の新監督に就任したハビエル・アギーレ氏が11日午後に初来日しました。目的は9月に行われる初陣のウルグアイ戦へ向けたJリーグの視察だそうです。羽田空港から日本入りしたアギーレ新監督は都内のホテルで会見を行い、これからのチーム作りについて「守備に力を入れたい。守備を固めて勝利を目指すことが目標だ。FW・MFにも守りを求める。とにかくボールを奪い試合に貢献する選手が必要。イレブン全員が守れて攻めるチームを目指す。」と語りました。ブラジル大会まで指揮を執ったザッケローニ前監督が攻撃重視だったことを考えると、今回は南アフリカW杯の岡田元監督以来の守備重視のサッカーに戻りそうですね。また、求められる選手像も守備ができて豊富な運動量を持つタイプのようです。ウルグアイ戦は準備期間が短いのでブラジルW杯メンバーを中心に編成されますが、それ以降の試合からはアギーレ色の強い構成になりそうです。4年後のロシアW杯では少なくともグループリーグを突破できるようにアギーレ新監督には素晴らしいチームを作ってもらいたいですね。それでは、これにて失礼。
2014年08月12日
先日まで行われた2014FIFAワールドカップブラジル大会で、日本代表は1勝もできないままグループリーグ敗退という散々な結果に終わりました。これを受けて日本サッカー協会は次の大会へ向けて新たな代表監督の選考に入りました。様々な人材が候補として挙げられましたが、結果的に本命と言われていたハビエル・アギーレ氏が就任することになりました!アギーレ氏はメキシコ人で2002年、2010年のメキシコ代表監督を務め、どちらの大会でもW杯でベスト16進出を果たしています。なおメキシコ人の日本代表監督は今回が初めてとなります。今回、日本サッカー協会は代表監督に、『日本人の良さを生かしたサッカーができる』事を求めており、そのスタイルを持つアギーレ氏はまさに適任だったわけです。またアギーレ氏は前線からのプレスやアグレッシブな守備も得意としており、守備がガタガタだった先日のグループリーグでの醜態を見ると、アギーレ氏の力で再び守備を強化してもらいたいですね。さらに個人的にはアギーレ氏がチームを率いることで次のW杯で好成績を残したら、代表監督を変えずにそのまま続けてもらいたいと思います。ブラジルW杯で優勝したドイツは10年間同じ監督が率いてきましたので、日本もドイツのように長期的な視点でチームを作ってもらいたいと思います。新生アギーレジャパンの手腕に期待したいですね。それでは、今日はここまで。
2014年07月24日
2014FIFAワールドカップは日本時間14日未明に決勝戦が行われ、ドイツが延長戦の末に1-0でアルゼンチンを破り、6大会ぶり4度目の優勝を飾りました!24年前の前回(1990年)は『西ドイツ』としての優勝であり、それから数か月後に東西ドイツが統一しましたので、統一してからは初めての優勝となりました。また南米大陸で開かれるW杯では初めて欧州の国が優勝しました。MVPには準優勝となったアルゼンチンのエースであるメッシが選ばれましたが、W杯を取れなかったためか、あまり嬉しくは無かったようです。てっきり優勝国ドイツの守護神であるGKマヌエル・ノイアーがMVPに選ばれるのかと思いましたが・・・なお、ドイツを率いたヨアヒム・レーウ監督は10年前に就任しており、実に10年かけてチームを作って来たことになります。日本も4年ごとに監督を代えるのではなく、ドイツのように長期的な視点でチームを作っていかないといけないのかなと思いました。4年後はロシアで大会が行われます。それまでに日本がグループリーグを突破できる力をつけられるかは不明ですが、その次の大会くらいを見据えた視点でチーム作りをしてもらいたいですね。それでは、今日はここまで。
2014年07月14日
2014FIFAワールドカップは日本時間7月2日朝の時点でベスト8が出揃い、強豪国同士の激突がいよいよ始まる展開となりました。一方1勝もできずにグループリーグを終えた日本では、アルベルト・ザッケローニ監督が退任を表明し、7月1日に故郷であるイタリアへ帰国することになりました。羽田空港には代表の主将を務めた長谷部誠選手と、内田篤人選手の2人が駆けつけ、ブラジルで共に戦った指揮官を見送りました。空港でザッケローニ(前)監督は、「4年間、素晴らしい時間を過ごさせてもらった。協会、チーム、選手らといい関係を作れただけに、離れるのは寂しい。」と語っていました。なお、気になる今後については、「サッカーへの情熱は尽きることはない。だが、引退という選択もある。」とも語っています。世界の強豪相手に戦うのは厳しいことが判明しましたが、この4年間で折角日本好きになってくれたことですので、どうせならJリーグのどこかのチームが監督にオファーしてはどうでしょうか?かつて日本代表監督を務めた外国人がJのチームの指導者になったという事例はあり、現在J3のFC琉球は元日本代表監督のフィリップ・トルシエ氏が総監督を務めています。ザッケローニ(前)監督、お疲れ様でした。他国の代表監督は難しいと思いますが、Jリーグのどこかのチームの監督として日本にまたやって来てもらいたいですね。それでは、今日はここまで。
2014年07月02日
2014FIFAワールドカップブラジル大会はグループCの最終試合が行われ、既に皆様のご存知の通りの結果となりました。既に決勝トーナメント進出が決まって余裕のコロンビアは主力を温存して控えの選手中心で日本と戦いましたが、それにすら日本代表が勝てなかったのは痛いと思います。もう、ここまで来ると特定の誰かが悪いとは言いません。今回の戦犯はザッケローニ監督と3試合に出場したすべての選手と言っても過言ではないでしょう。おそらく日本サッカー協会はザッケローニ監督を解任することですので、もう二度と日本代表に関わることはないでしょう。ですが選手達は現役を続ける限り召集される可能性があります。しかしここは日本国民を失望させた罪として、グループリーグ3試合のいずれかに出場し無様な結果を残した全ての選手を、今後永久的にA代表にしないようにした方がよいと思います。そしてザッケローニ監督と今回の日本代表に支払った全ての報酬と、この4年間にかかったすべての経費を彼らに全額負担させた方がいいでしょう。彼らには報酬を与えることすらバカらしいです。こうなったら4年後にロシアで行われる次のワールドカップへ向け、日本代表を立てなおす必要があります。その最初の仕事は新監督の決定になります。すでに日本サッカー協会は何人か候補を挙げているようです。2010年のメキシコ代表監督だったハビエル・アギーレ氏、ポルト監督時代にトヨタカップ優勝経験を持つビクトル・フェルナンデス氏、さらには日本と戦ったばかりである現コロンビア代表監督のホセ・ペケルマン氏や、Jリーグでのプレー経験を持ち、昨年までJ1名古屋の監督を務めた『ピクシー』ことドラガン・ストイコビッチ氏までもが候補に挙がっています。決めるならば早めに候補者に打診して優秀な人材を獲得し、4年後へ向けた体制づくりを行うことが、日本サッカー協会には必要だと思います。日本が4年後のW杯で優秀な監督と優秀な選手達の力で、これまで以上の結果を残してくれることを願っています。それでは、今日はここまで。
2014年06月25日
2014FIFAワールドカップブラジル大会はグループリーグの日程が進み、ぼちぼち決勝トーナメントへ進出する国が決定しつつあります。開催国ブラジルはもちろん、オランダやアルゼンチンが順調に決勝Tに進出を決める中、前回優勝国のスペインや過去優勝経験を持つイングランドが敗退するなど、大きな話題を呼んでいます。そんな中、日本が所属するグループCではコロンビアが決勝Tの最初の切符を手にし、残る1枚を日本・コートジボワール・ギリシャで争うことになります。しかしながら引き分けによる勝ち点1しか取っていない日本にとっては、決勝T進出への条件は大変厳しいものとなっています。日本が決勝Tへ進出できる条件は、・前提;日本がコロンビアに勝つ・条件1:ギリシャがコートジボワールに2点差以内で勝利・条件2:ギリシャがコートジボワールと引き分け、 日本が2点差以上で勝利というパターンしかありません。勝敗の組み合わせはもちろんですが、点差も決勝T進出の大きな分かれ目になります。日本としてはコロンビアに2点差以上つけて勝つことが当面の目的となります。両試合とも日本時間の午前5時キックオフですので、残り6時間を切ったことになります。大変厳しい可能性ですが、勝利の女神が日本代表に微笑んでくれることを願っています。それでは、今日はここまで。
2014年06月24日
2014FIFAワールドカップブラジル大会で、日本が入っているグループCで2つ目の試合が行われました。最初にコロンビアとコートジボワールの試合が行われ、2-1でコロンビアが勝利し早くも1つ目の決勝トーナメント進出枠が埋まってしまいました。残り1つの枠を狙う日本にとって、19日(日本時間20日朝7時)に行われたギリシャとの試合は『絶対に負けられない』試合でした。この試合でザッケローニ監督は香川を先発から外し、大久保を先発に起用します。そして日本にとって最大のチャンスが訪れます。前半38分にギリシャの主将であるMF・カツラニスが長谷部を倒したことで、この日2枚目のイエローカードを受け、累積警告で退場します。つまりギリシャは10人となり、数的には日本が有利となりました。ところが10人のギリシャ相手にしてもなかなかゴールを割ることができないまま90分が過ぎ結果0-0のスコアレスドローに終わりました。負けはしませんでしたが、やりきれない感じが残った試合となりました。数的有利になったのにスコアレスドローになった原因としては決定力の無さと交代の失敗だと思います。まず決定力の無さですが、1トップやトップ下が全員QBKだったのは痛かったです。今後日本代表はオフェンス陣の練習にキックターゲットを導入してはいかがでしょうか?毎日の練習でキックターゲットを行って成績が悪かったら罰を受けるなどすればどこにボールを蹴ることができるか分かってくるような気がします。そしてもう1つの交代の失敗ですが、この試合でザッケローニ監督は3つある交代枠を2つしか使わなかったのです。折角相手が10人になったのであれば、攻撃を1枚追加して積極的にギリシャのゴールを攻めに行けばよかったのに、それを行いませんでした。実際には3人目に青山を準備していたのですが、なぜか吉田を前に持っていったことで青山を結局投入しませんでした。むしろそこは吉田を下げて青山投入でよかったのではないかと思います。C組は2試合を終えた結果、日本が決勝トーナメントで進出するには日本がコロンビアに勝つことが絶対条件となりました。しかしコートジボワールがギリシャに勝利した時点で日本の決勝T進出の夢は断たれます。仮に引き分けになった場合やギリシャが勝利した場合は得失点差次第となりますので、日本はコロンビアに点差をつけて勝たない限り決勝T進出は厳しいことになります。最後の試合は24日(日本時間25日朝5時)に2試合同時に行われます。ここまで来ると決定力の無い日本にはかなり厳しい戦いになると思いますが、奇跡でも起きて日本に勝ってもらいたいですね。それでは、これにて失礼。
2014年06月20日
2014FIFAワールドカップブラジル大会はついに日本代表がグループリーグ初の試合を迎えました。相手はアフリカの強豪・コートジボワールです。初戦ということで是が非でも勝ち点3を取りたかったところですが、1-2で逆転負けを喫してしまいました・・・日本は前半16分に本田のゴールで先制し、そのまま前半を終えました。ところが後半17分にコートジボワールのエースであるドログバを投入した途端、一気に守備が乱れてたった2分の間に2点を入れられて逆転されてしまいました。ザッケローニ監督は逆転された後に大久保や柿谷を投入しますが時すでに遅く、結果的に痛い敗戦となってしまいました。今回の敗戦の原因としては守備のもろさと選手交代の要員・タイミングの悪さが個人的には大きいと思います。4年前の日本代表は『守りのチーム』の印象が強かったように思えます。守備を固める中で数少ないチャンスで得点を入れるパターンだったはずです。現在のザックジャパンは4-5-1(4-2-3-1)のフォーメーションを採用しており、どちらかと言えば攻撃重視の形です。ところが今日の試合は本田が先制したところまでは良かったものの、その後だんだんコートジボワールが攻撃する時間が長くなっていたように思えます。(しかもドログバ抜きで。)それどころか後半9分のところで長谷部を遠藤に変えたことで、守備が薄くなってしまいました。そこへドログバが投入されて相手の攻撃陣に厚みが増して一気に逆転されています。『雨でグラウンドコンディションが悪かった』というのは言い訳になるかもしれませんが、だったらそれこそ全然パス回しができていなかったトップ下の3人(本田・岡崎・香川)の誰かを下げて守備を1枚追加し(今野など)、虎の子の1点を守り抜くというサッカーもできたのではないかという気がします。攻撃面でもスタメンで出ていた1トップの大迫が結果的に何もできなかったことを考えると、大久保への交代のタイミングも、もっと早めに行えばよかったと思います。つまり今日の試合は攻撃面・守備面ともに選手交代のタイミングがまるでダメだった試合ではないでしょうか?8年前はQBKだけが戦犯でしたが、今年は複数の戦犯が出てきそうでなりません。次のギリシャ戦では何としても勝利して、わずかな望みを見出したいところですね。それでは、これにて失礼。
2014年06月15日
いよいよ明日から2014FIFAワールドカップブラジル大会が開幕します。まずはA~Hの8つのグループでグループリーグが行われ、各グループ上位2チームが決勝トーナメントへ進出します。出場国にとって最初の目標はこのグループリーグ突破となります。我らが日本代表は14日(日本時間15日)のコートジボワール戦が初戦となりますが、その試合のパブリックビューイングが全国各地で開催されることになりました。現地は地球の真裏ですし、治安があまり良くないため盗難被害に遭ったというニュースもちらほら出てきていますので、国内で応援した方が安全ですね。九州でも天神のラウンジバーやレベルファイブスタジアム、大分市にあるホルトホール大分『大分いこいの道』芝生広場などで15日にパブリックビューイングが行われることになりました。今回の日本代表には九州出身の選手が7人います。福岡県:大久保嘉人選手長崎県:吉田麻也選手大分県:西川周作選手、清武弘嗣選手宮崎県:伊野波雅彦選手鹿児島県:遠藤保仁選手、大迫勇也選手23人中7人ですので、計算すると約3割になります。彼らの活躍がパブリックビューイングで見られるといいですね。ちょうどvsコートジボワール戦は日曜日ですので、朝早く起きて多くのサポーターと一緒に日本代表を応援してはいかがでしょうか?それでは、これにて失礼。
2014年06月12日
間もなく2014FIFAワールドカップブラジル大会が開幕します。日本代表は14日(日本時間15日)にコートジボワールとの試合からグループリーグを戦います。そんな中、我々日本人にとって誇らしいニュースが入って来ました。FIFAはW杯初日の試合を裁く審判団を発表しましたが、開幕戦でもあるブラジルvsクロアチア戦では主審:西村雄一副審:相楽亨、名木利幸の日本人トリオが担当することが発表されました!西村主審や相楽副審は前回の南アフリカ大会でも審判を務めており、名木副審は初めてW杯で審判を務めます。W杯では対戦国が所属する大陸連盟以外から審判が選ばれますので、開幕試合の場合は南米や欧州以外から審判が選ばれることになり、結果、AFC所属である日本の審判団が選ばれたことになりますが、全世界が注目する開幕試合で審判を務めることは審判にとって栄誉なことだと思います。選手と同様の運動量とコミュニケーション力、そして判断力を要求される審判は試合を作るという重要な役目を担っています。個人的にはこれまでの日本人審判の国際大会での実績が、今回の開幕戦の審判抜擢につながったのではないかと思います。W杯では日本代表の選手達の活躍に注目が集まりますが、西村主審ら日本の審判団も『日本代表』として、的確なジャッジで試合を作ってくれることを期待しています。それでは、これにて失礼。
2014年06月11日
アメリカ・フロリダ州タンパでW杯直前合宿を行っているサッカー日本代表は、6日(日本時間7日)にザンビア代表と最後の強化試合を行いました。この試合はザンビアと同じアフリカで、日本がW杯本戦で戦うコートジボワールを想定しての試合でした。しかしDF陣が精彩を欠き、前半30分までに2失点と厳しい試合となりました。前半40分に本田のゴールで1点を返し、1点ビハインドのままで前半を終えました。後半、ザッケローニ監督はそれまで1トップだった柿谷を下げ、大久保を入れました。後半28分、香川が左サイドから切り込み、大久保へクロスを放ちますが、大久保の足には触れずにそのままゴールに入り、同点に追いつきました!それからすぐに本田が今日2点目のゴールを決め、ついに日本が初めてリードを奪いました!このまま終わればよかったのですが、後半44分にザンビアに追いつかれてしまいました。同点で最後の試合が終わるのか・・・と思いきや、アディショナルタイムに入った後半46分、青山のロングフィードから大久保が勝ち越しのゴールを決めました!結果4-3で日本が勝利しました!勝ちはしましたが、立ち上がりで不安定という課題点が残りました。高温多湿なタンパでこの様子では開催国ブラジルでも苦戦しそうです。日本代表は試合後に決戦の地、ブラジルへ向かいました。最初の試合・vsコートジボワール戦があるまで1週間あります。この1週間で現地の気候に体を適応させて、本来の力を見せてもらいたいですね。それでは、これにて失礼。
2014年06月07日
アメリカ・フロリダ州でW杯本番へ向けた合宿を行っているサッカー日本代表は、6月2日(日本時間3日)に同じくW杯に出場するコスタリカと国際親善試合を行いました。現時点で日本のFIFAランキングは47位、コスタリカは34位ですので、格上の相手と試合を行う形となります。日本は大迫(1860ミュンヘン)を1トップに据え、トップ下に本田(ACミラン)、右MFに大久保(川崎)、左MFに香川(マンチェスターU)を据えるなど、キプロス戦とメンバーは若干変わるものの4-5-1の布陣で試合に臨みました。なお、長谷部(ニュルンベルク)が別メニューで調整中のため、キャプテンマークは本田がつけました。日本は前半から何度もシュートを放ちますが得点には結び付きませんでした。それどころか前半31分にコスタリカに先制のゴールを許してしまいました。結局このまま前半を終えました。後半にザッケローニ監督はメンバーを入れ替えてきました。ボランチの青山(広島)を遠藤(G大阪)に、大久保を岡崎(マインツ)に入れ替えます。この交替が好機を産み、後半15分に遠藤のゴールで同点に追いつきました!さらにザッケローニ監督はDF陣を入れ替えます。今野(G大阪)を長友(インテルミラノ)に、内田(シャルケ)を酒井宏樹(ハノーバー)にそれぞれ入れ替えました。さらに1トップを大迫から柿谷(C大阪)に入れ替えました。すると後半35分に柿谷とのワンツーで抜け出した香川が相手GKと1対1になり、見事に勝ち越しのゴールを決めました!さらにロスタイムに入った後半47分には柿谷もゴールを決め、結果3-1で日本が勝利しました!香川と柿谷がゴールを決めたのは大きい収穫だと思います。この調子を本番までキープしてもらいたいですね。あとは本田が結果を残してくれればいいんですが・・・日本代表はこの後6日(日本時間7日)にザンビアと最後の練習試合を行った後、ブラジルに入って調整を行います。格上相手の勝利に自信を持って、本番でも活躍してもらいたいと思います。それでは、これにて失礼。
2014年06月03日
2014FIFAワールドカップブラジル大会へ向けて、サッカー日本代表が、直前合宿の地であるアメリカ・フロリダ州へ向けて出発しました!29日夜、成田空港にはアルベルト・ザッケローニ監督と代表選手23人が集結しました。航空会社の女性社員から花束を渡されたザッケローニ監督は、「アリガトウゴザイマス。イッテキマス!」と日本語であいさつしました。そして一行は駆けつけた約700名のサポーターに見送られながらチャーター機で日本を離れました。ザックジャパンは高温多湿なブラジルにより近い環境であるフロリダ州タンパで合宿を行い、6月2日にはコスタリカと、6日にはザンビアと強化試合を行います。そして翌7日にブラジルに入り、1週間後にW杯初戦であるコートジボワール戦を迎えます。今大会でザックジャパンが、日本中の期待に応えて今までの日本代表の中で最高の結果を残してくれることを祈っています。それでは、これにて失礼。
2014年05月30日
間もなく開催される2014FIFAワールドカップブラジル大会へ向けて、サッカー日本代表が27日に埼玉スタジアムで国内最後の試合を行いました。相手はキプロス代表でしたが、このチームの特徴は守りが固いことで、日本代表としては仮想ギリシャ(W杯で2試合目の相手)として捉えていたようです。ザックジャパンはこの試合、4-5-1の布陣で臨みました。柿谷を1トップとして香川・本田・岡崎をトップ下に据えました。前半は何度か日本にチャンスが巡って来ますが堅守のキプロスに何度も阻まれます。そんな中でも前半43分にDF・内田篤人選手(シャルケ)がゴールを決め、日本が先制しました!後半に入って13分、ザッケローニ監督は1トップの柿谷を下げ、久々に代表入りしたFW・大久保嘉人選手(川崎)がその代わりに入りました。指宿での合宿ではトップ下に入って練習を行っていましたが、いきなり1トップに入ったことには本人も驚いていたようです。得点には結び付きませんでしたが、本田や香川らと攻撃を組み立てたり、相手DF陣を崩す方法について相談し合うなど、ブランクを感じさせないプレーを見せました。結果、1-0で日本が勝利しましたが、先発で1トップに入った柿谷については物足りなさを感じました。大久保の動きが良かったためにその想いがなおさら強くなった気がします。柿谷には1トップとしてもっと試合を引っ張っていく力をつけてもらいたいですね。勝つには勝ちましたが、攻撃面を中心に課題が残りました。米フロリダでの最終合宿ではそのあたりを修復して本番に臨んでもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2014年05月27日
間もなく始まるFIFAワールドカップ2014ブラジル大会を戦うサッカー日本代表に明るいニュースが入って来ました。ベトナムのホーチミン市で行われていた女子アジアカップ決勝戦で、女子日本代表ことなでしこJAPANがオーストラリアと戦い、1-0で勝利し初優勝を飾りました!なでしこJAPANは前半28分にDF・岩清水梓選手(日テレ)がヘッドを決めて先制します!結局これが決勝点となり、これを後半まで守り切ったなでしこJAPANが14回目のアジアカップ出場にして見事初優勝を決めました。これによって来年カナダで開催される女子ワールドカップの出場権を獲得し、前回王者として連覇を目指すことになります。大会MVPに輝いた主将のMF・宮間あや選手(岡山湯郷)は、「これが男子のワールドカップの弾みになればいいな、と思います。」と語っていましたが、27日に行われるキプロスとの壮行試合のために埼玉スタジアムで練習していた男子日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督は、「なでしこジャパンのアジア杯優勝におめでとうと言いたいし、佐々木監督にもおめでとうと言いたい。我々男子にとっても刺激になる。」と語っていました。男子日本代表メンバーにとってもこの朗報を刺激として見事にW杯で最高の結果を残してもらいたいと思います。最後になでしこJAPANの皆さん、アジア杯初優勝おめでとうございます!!
2014年05月26日
FIFAワールドカップ2014ブラジル大会へ向け、21日から鹿児島県指宿市で行われていたサッカー日本代表の国内合宿が終了しました。たった5日間ではありましたが、密度の濃い練習が行われたようで、主将のMF・長谷部誠選手(ニュルンベルク)も「ハードだった。」と語っていました。久々の代表入りとなったFW・大久保嘉人選手(川崎)は、「きついけど、オレ国見(出身)っすから。」と、高校サッカー界では全国トップクラスのハードな練習で知られる長崎・国見高校時代の事を思い出していたようです。24日には海外リーグを戦っていたため合流が遅れていたFW・本田圭佑選手(ACミラン)、DF・長友佑都選手(インテルミラノ)、GK・川島永嗣選手(スタンダールリエージュ)の3人が合宿に合流し、ようやく代表メンバー23人が揃いましたが、その日の午後にDF・酒井高徳選手(シュツットガルト)が右膝を負傷し病院に搬送されました。ケガの具合によってはDFを予備メンバーから追加召集する可能性があります。代表メンバーは25日のうちに東京へ戻りました。27日に埼玉でキプロスとの壮行試合を行った後、最終合宿地の米フロリダへ向かいます。酒井(高)選手のケガは心配ですが、他のメンバーはきちんと調整して本番のW杯でその力を如何なく発揮してもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2014年05月25日
来月行われるFIFAワールドカップ2014ブラジル大会へ向けサッカー日本代表の選手達が、今日から鹿児島県指宿市で合宿を行います。鹿児島空港にはアルベルト・ザッケローニ監督をはじめ、MF・香川真司選手(マンチェスターU)ら海外組、地元鹿児島出身のMF・遠藤保仁選手(G大阪)をはじめとする国内組らが次々と姿を現したことから、駆けつけたファンからフラッシュを浴びていました。指宿市が合宿地に選ばれた理由として、開催国ブラジルを想定して気温が高いところであることや2002年のW杯の時にフランス代表が合宿地に選ぶなど環境が整っていることなどが挙げられます。合宿は午後4時ごろから行われましたが、ザッケローニ監督は、「ブラジルに長くいられるように準備したい。」と語っていました。なお練習の様子は冒頭の15分だけ報道陣に公開されましたが、それ以降は報道陣を締め出して非公開となりました。指宿での合宿は25日まで行われ、27日に埼玉スタジアムでキプロスとの壮行試合、29日に米フロリダ州へ移動してコスタリカ代表、ザンビア代表と強化試合を実施、そしていよいよ決戦の地ブラジルに入ることになります。W杯で素晴らしい結果を残せるように、日本代表の選手達が今回の指宿での合宿で力をつけてもらいたいところですね。それでは、今日はここまで。
2014年05月21日
日本中が注目を集めた瞬間がやって来ました。今年6月に開催されるFIFAワールドカップ2014ブラジル大会を戦う日本代表メンバー23人の名前がアルベルト・ザッケローニ監督から発表されました!その選手達は以下の通りです。(敬称略)<GK>川島永嗣(ベルギー・スタンダールリエージュ)西川周作(浦和)※初出場権田修一(FC東京)※初出場<DF>今野泰幸(FC東京)伊野波雅彦(磐田)※初出場長友佑都(イタリア・インテル)森重真人(FC東京)※初出場内田篤人(ドイツ・シャルケ)吉田麻也(イングランド・サウサンプトン)※初出場酒井宏樹(ドイツ・ハノーヴァー)※初出場酒井高徳(ドイツ・シュトゥットガルト)※初出場<MF>遠藤保仁(G大阪)長谷部誠(ドイツ・ニュルンベルク)青山敏弘(広島)※初出場山口蛍(C大阪)※初出場<FW>大久保嘉人(川崎)岡崎慎司(ドイツ・マインツ)本田圭佑(イタリア・ACミラン)香川真司(イングランド・マンチェスターU)※初出場清武弘嗣(ドイツ・ニュルンベルク)※初出場柿谷曜一朗(C大阪)※初出場齋藤学(横浜FM)※初出場大迫勇也(ドイツ・1860ミュンヘン)※初出場ということで、海外組12人・国内組11人の構成となりました。初出場の選手は14人もいますが、驚いたことに香川も初出場だったんですね。(前回はサポートメンバーとしてチームには帯同。)この中でもサプライズは約2年も代表から遠ざかっていた大久保の選出です。ザッケローニ監督は大久保について会見で、「非常に経験があり、嗅覚があり、どこに行けばチャンスが生まれるか分かっている選手。」と評価していました。やはり昨年のJリーグ得点王の実績が買われたのでしょう。今日5月12日は大久保の父・克博さんの一周忌であり、昨日は故郷の北九州市にある墓前を家族で訪れていました。遺書にも『日本代表になれ』と書かれていただけに、これでひとまず天国のお父さんに良い報告ができそうですね。さて、見事選ばれた23人の選手達には2つの使命があります。1つは前回(ベスト16)より上の結果を残すこと、もう1つは選ばれなかった選手達の分まで活躍することです。ザックジャパン23名がその力を如何なく発揮し、W杯で素晴らしい結果を残してもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2014年05月12日
日本のスポーツ界に新星が誕生しました!昨日まで熊本県・熊本空港CCで行われたゴルフ国内女子ツアー第7戦の『KKT杯バンテリンレディスオープン』で、鹿児島高校1年のアマチュア・勝みなみ選手が、通算11アンダーで初優勝を飾りました!勝選手は15歳293日で優勝を果たしましたので、国内女子ツアー史上最年少記録を更新しました。(男子では石川遼選手の15歳245日が最年少記録です。)勝選手は6歳の時に祖父からゴルフを教えられ、その後メキメキと上達していき、中学時代には九州大会や全国大会で優勝するなど実績を挙げ、日本ゴルフ協会のナショナルチームのメンバーにもなっていました。憧れる選手は自分と同様にアマチュア時代に優勝経験を持つ宮里藍選手だそうです。見事快挙を成し遂げた勝選手は、「育ててくれた両親、おじいちゃんのおかげ。」と両親や祖父に感謝し、将来の夢として「オリンピックに出て金メダルを取りたい。」と語りました。2016年のリオデジャネイロ五輪からゴルフは正式種目になりますが、勝選手が22歳になる2020年の東京五輪ではおそらく主力選手の1人として競技を行っているかもしれませんね。これからの勝選手の活躍に期待しています!それでは、これにて失礼。
2014年04月21日
先日、ソチオリンピックが無事閉幕を迎えましたが、その閉会式に参加していた日本選手団が本日午前9時30分ごろに、チャーター機で帰国しました!成田空港に到着したチャーター機は滑走路で放水によるアーチの出迎えを受けました。到着ロビーでは1000人近くのファンがつめかけ、労をねぎらいました。フィギュアスケート男子で金メダルを獲得した羽生結弦選手や、スノーボード女子パラレル大回転で銀メダルを獲得した竹内智香選手といったメダリスト5人は都内に移動して下村博文文部科学相を表敬訪問しました。その後ホテルで帰国会見を行いました。会見で羽生選手は、「金メダルをかけて日本に帰ってこれたことを誇らしく思う。」と語りましたが、4年後の平昌については「2連覇とかは考えず、日々精進して、目の前の世界選手権(3月26日開幕)でまず金を取れるように、オリンピックチャンピオンにふさわしい人間になれたらいいと思います。」と抱負を語りました。また金メダルの報奨金300万円の使い道については、仙台出身ということもあってか「(東日本大震災の)被災地への寄付やスケートリンク建設のための寄付に使いたい。」と、19歳と思えないくらいの立派な使い道を明らかにしました。また竹内選手も銀メダルの報奨金200万については、「コーチとサービスマンで取ったメダルなので、報奨金は3人で分け、自分の分は今後の活動費などに使いたい。」と語っていました。ただでさえ日本のメダル報奨金は他国と比較してもかなり少ないのに、その報奨金ですら全額自分で使わず他の人や社会のために使うというのは素晴らしいですね。一方、同じ便で帰国したフィギュア女子の浅田真央選手は、都内の日本外国特派員協会で帰国会見を行いました。まず五輪での演技についてですが、「SPの後は気持ちがどん底まで落ち込んだ。フリーは不安や恐怖心があった。それを乗り越えての最高の出来だったのでホッとし、嬉しさのあまり最高の気持ちになった。(フリー演技後の涙は)本当は笑顔が良かったが、前日の気持ちも消えたわけではなかったので、泣いてしまった。」と語りました。また現役引退については「今のところハーフハーフ。」と語りました。3月には世界選手権を控えているため、そちらに向けて専念するようです。一部の選手達は現役引退を表明していますが、多くの選手達にとってはソチ五輪は通過点の1つと考えられていたように思えました。自分達がメダルを獲得するという目標はありますが、自分達の活躍によって、その競技が国内で知られることで、日本での練習環境が整備されることも目標の1つとしているように思えました。竹内選手やリースタイルスキー女子ハーフパイプで銅メダルを獲得した小野塚彩那選手の会見から、その想いが現れていました。ソチ五輪では海外開催の五輪では最多のメダル獲得数を記録しましたが、その記録をさらに更新するためには、競技環境の整備と選手層の増加がポイントになってくると思います。2006年のトリノ五輪フィギュア女子で金メダルを獲得した荒川静香選手や、今回金メダルを獲得した羽生選手らは日本スケート連盟が開催する強化合宿に小学生のころから参加し、力をつけてきました。こうした取り組みが他の競技でも行われれば、これからの五輪で日本のメダル増産も夢ではないのではないかと思いました。改めて選手・関係者の皆さん、本当にお疲れ様でした。そして多くの感動を与えてくれてありがとうございました。それでは、今日はここまで。
2014年02月25日
およそ半月にわたって行われたソチオリンピックでしたが、先程全日程が終了し、閉会式が行われました。開会式ではセレモニーの中で五輪のオブジェのうち1つが開かずに『四輪』となるハプニングが世界中で話題となりましたが、閉会式のセレモニーではそれを逆手にとって、五輪のうち四輪しか開かない状態から最後の1つが開き、閉会式で見事『五輪』が完成するという粋な演出を見せました。日本選手団では前日フィギュアスケートでエキシビションを行った男子フィギュア金メダリストの羽生結弦選手をはじめ、フィギュア勢ではソチが最後となる五輪で入賞を果たしエキシビションに出場した、高橋大輔選手・町田樹選手・浅田真央選手らが閉会式に参加しました。次回の冬季五輪は4年後に韓国・平昌で開催予定ではありますが、五輪開催自体が危ぶまれているところでもあります。最大の問題点は現地は降雪量が少ない点で、仮に暖冬になった場合は雪が全く降らない可能性があるという冬季五輪としては致命的な事態になりかねません。それにジャンプ競技やボブスレー・リュージュ・スケルトンなどの競技コースを設計するというノウハウが韓国には全く無く、失敗したら命の危険性があるこれらの種目の開催も無事に行われるかどうか大きな不安があります。またスピードスケート・ショートトラックでは他国選手の腹部に蹴りを入れたり、フィギュアでは前回大会で自分達のやったことについてはそっちのけでジャッジがおかしいなどとのたまわるなど、この国自体が公正な五輪を行う資質があるかも根本的に見直さないといけないところではないでしょうか?それはさておき、日本選手団はソチ五輪で金1、銀4、銅3と合計8個のメダルを獲得しました。これは1998年に行われた長野五輪の10個に次ぐ冬季五輪歴代2位の記録で、自国以外で開催された冬季五輪では最多記録となりました。またスノーボードでは平野歩夢選手が15歳で銀メダルを獲得し、ジャンプでは葛西紀明選手が41歳で銀メダルを獲得したことで、冬季五輪で日本のメダリストの最年少記録と最年長記録が一気に更新されました。一方でスピードスケート競技については何度かメダルの可能性があったものの結果的には1つもメダルが取れませんでした。ジャンプや複合などノルディックスキー勢の復活や、スノーボード勢の躍進の影で浮き彫りとなった、スピードスケート勢の不振は今後への課題となります。またフィギュアスケート勢では高橋大助選手・浅田真央選手・鈴木明子選手がソチを最後に現役引退を表明しており、後進の育成が必至になっています。多くの感動を与えたソチ五輪ですが、これからの日本の冬季五輪へ向けた取り組みにも新たな成果と課題が生まれた大会だったのではないかと思います。2020年の東京五輪の成功へ向けて、冬季五輪でも多くの成果を出せるようにJOCには強化を図ってもらいたいと思います。ソチ五輪に出場した日本の選手・関係者の皆さん、本当にお疲れ様でした。それでは、これにて失礼。
2014年02月24日
ソチオリンピックもそろそろ閉幕に近づいてきています。メダルが期待されていた女子フィギュアスケートは散々な結果に終わりましたが、地元ロシアの選手が金メダルを取れたのはせめてもの救いでしょう。これであの国のあの選手がまた金メダルを取っていたら不正まみれの五輪になってしまいますからね。日本にとってはメダル獲得の可能性が消えたかと思われましたが、新たなメダリストが生まれました。フィギュア女子と同じ時間に行われたフリースタイルスキー女子ハープパイプ決勝で、小野塚彩那選手が銅メダルを獲得しました!この競技は五輪では新種目でしたが、その競技で日本がメダルを獲得しました。フリースタイルスキーでのメダルは2002年のソルトレークシティー五輪で女子モーグルで里谷多英選手が獲得した銅メダル以来となります。小野塚選手はもともとアルペンスキーの選手でしたが、ハーフパイプがソチで新種目になるということで2011年に転向しました。持ち前のジャンプ力を生かして昨年の世界選手権でも銅メダルを獲得しましたが、五輪でもそのテクニックが冴えわたり、見事に銅メダルを獲得しました!インタビューで小野塚選手は、「びっくりしたのと信じられない気持ちが入り交じっている。メダル取って初めてメジャーになると思うので、それが達成できてよかった。」と語っていました。国内にはフリースタイルスキーのハーフパイプを練習する環境がまだ無いため、小野塚選手は海外で練習を行い、試合も海外でこなしてきました。そこで実績を作ったことで、昨年4月にようやく日本でもナショナルチームができました。そうした苦労があってのメダルでしたので、喜びもひとしおなのではないでしょうか?小野塚選手がメダルを獲得したことで、現時点でソチで日本が獲得したメダルの数は8個(金1、銀4、銅3)となり、1992年アルベールビル五輪で獲得した7個を抜き、海外開催の五輪では最多獲得数を更新しました!これをきっかけに日本でもフリースタイルスキーのハーフパイプの練習環境が整い、小野塚選手に続くメダリストの育成に力を入れてもらいたいですね。それでは、これにて失礼。
2014年02月21日
来週日曜で閉幕を迎えるソチオリンピックはそろそろ日程的にも終盤を迎えつつあります。18日の競技を終えた段階で日本選手団のメダルの数は6個(金1、銀3、銅2)で、自国開催の長野(10個)、アルベールビル(7個)に次ぐ3位となりました。ですが19日の競技でも日本にメダルがもたらされました。スノーボード女子パラレル大回転の決勝で、竹内智香選手が銀メダルを獲得しました!これまでソチでの日本のメダリストは全員男性でしたが、ソチでは日本初の女性メダリストとなりました。まあ他の競技でもメダルの期待はあったんですが残念ながら届きませんでしたので、ようやく女性選手でメダルの獲得となりました。今大会スノーボードでは男子ハーフパイプで平野歩夢選手が銀メダル、平岡卓選手が銅メダルを獲得していますが、竹内選手が女子で日本初のメダルとなりました。また竹内選手自身にとっても4度目の五輪で初のメダルとなりました。そして竹内選手のメダル獲得で日本のメダル数は金1、銀4、銅2となり、アルベールビルの7個に並び2位タイとなりました!フィギュア女子の結果次第では追加もあるかと思われましたが、世界中が望まない結果となってしまったため、追加は難しいと思われます。ですが冬季五輪としては日本にとってメダルラッシュとなった大会でしたね。フィギュア女子のメダルは絶望的ですが、それ以外の競技で何とかメダルを獲得し、日本選手団の歴代獲得数単独2位の記録を達成することができればソチオリンピックは大成功の大会となるのではないかと思います。将来は平野・平岡・竹内各選手のようにスノーボードでも日本がメダルを増産できるよう、JOCでも強化してくれるといいですね。それでは、これにて失礼。
2014年02月20日
ソチオリンピックでは先日、ノルディックスキージャンプ男子個人ラージヒルで、葛西紀明選手が個人では初のメダルとなる銀メダルを獲得しました。他の選手達も決勝に進出しており、17日に行われた団体競技でも1998年の長野五輪以来となるメダル獲得が期待されていました。1回目のジャンプで日本は清水礼留飛選手、竹内択選手の2人が跳躍を終えた段階で4位でしたが、伊東大貴選手が130mの跳躍を見せて3位に浮上、トリを務めた葛西選手は134mの大ジャンプで3位をキープしました。2回目のジャンプでも日本は4人とも130m越えとなり、ドイツ、オーストリアに次ぐ3位で銅メダルを獲得しました!葛西選手の2回目のジャンプが終わった後、他の3選手が葛西選手に歩み寄り4人でメダル獲得の喜びを分かち合い、互いの健闘をたたえ合いました。インタビューで葛西選手は嬉し涙混じりに、「嬉しいです。もうみんな頑張ってきたんで。(清水)礼留飛も悔しい思いしてきて、この団体メンバーに選ばれて良かったと思いますし、(竹内)択も病気で、団体選ばれて一緒に出られて嬉しく思います。(伊東)大貴も膝痛めて、その中でみんな4人で力合わせて、メダル取れたことが嬉しいし、本当に取らせてあげたいと言ったんで良かったです。」と語っていました。長野五輪のジャンプ団体で金メダルが決まった時に、原田雅彦選手が涙を流して喜んだシーンが再現されたように感じました。葛西選手は1992年のリレハンメル五輪のジャンプ団体で銀メダルを獲得していましたが、ソチでも2個のメダルを獲得したことで、冬季五輪のメダル獲得数は長野のジャンプ団体金メダルの船木和喜選手、原田雅彦選手に並びました。葛西選手を除く3選手は長野五輪を見て育った世代でもあります。41歳の葛西選手が、20代の他3選手の精神的な支柱になり、『日の丸飛行隊』復活の狼煙を上げたように思えました。ベテランと若手がうまくかみ合い、まさに『4人で獲得した』メダルだったと思います。葛西選手はまだまだ現役続行を希望しておりますので、4年後は自身初の金メダルを目指し頑張ってもらいたいと思いますし、『日の丸飛行隊』のますますの活躍を期待しています。それでは、これにて失礼。
2014年02月18日
ソチオリンピックでは前日男子フィギュアスケート個人で、羽生結弦選手が金メダルを獲得するなど、日本選手団の活躍が連日見られるのはいいことだと思います。スノーボードで銀メダルを獲得した平野歩夢選手、同じく銅メダルの平岡卓選手、そして羽生選手を含め、10代の選手達の活躍が目立ちますが、今度はベテラン選手がメダルを獲得しました。ノルディック複合ジャンプ男子個人ラージヒルの決勝で、日本選手団の主将である41歳の葛西紀明選手が銀メダルを獲得しました!ジャンプ競技での日本のメダルは1998年長野五輪で船木和喜選手が金メダルを獲得して以来、実に16年ぶりとなりました。また7度目の五輪出場である葛西本人にとっては、1994年リレハンメル五輪のジャンプ団体で銀メダルを獲得して以来のメダルであり、個人としては初のメダルとなりました!!予選免除で臨んだ決勝で葛西は、1回目に139mの大ジャンプを見せ、140.6点で2位につけ、2回目のジャンプでも133.5mを飛んで277.4点を獲得し、一時首位につきましたが、カミル・ストッホ(ポーランド)に抜かれ2位となりました。葛西は銀メダル決定後のインタビューで、「ありがとうございます!ノーマルヒルではメダルを取れなかったんですけど、本当にメダルを取るという難しさをすごく感じていて、今日も本当にレベルの高い試合だったので、失敗したらどうしようとか、メダル取れたらどうしようとか、たくさん頭に過ぎっていて、でも2本ともいいジャンプができたと思います。」と語っていました。7度目の五輪出場と言うことで『レジェンド』と呼ばれている葛西ですが、「金メダルを取って本当に『レジェンド』と呼ばれたいなと思っていたんですけど、まだまだ目標がまたできたんで、その金メダルに向かってまた頑張りたいなと思っています。」と現役続行の意欲を示しています。今大会では冬季五輪日本最年少メダル獲得の記録更新がありましたが、葛西の快挙により冬季五輪日本最年長メダル獲得の記録も更新しました!本人としては金メダルを目標としていますが、41歳での銀メダルも十分素晴らしいと思いますし、日本選手団の主将としても素晴らしい結果を残したのではないかと思います。葛西選手、銀メダル本当におめでとうございます!それでは、これにて失礼。
2014年02月16日
ついにソチオリンピックで日本待望の瞬間が訪れました!フィギュアスケート男子個人はショートプログラム終了時点で、羽生結弦選手が史上初の100点越えで首位に立ちました。そして日本時間の今日未明からフリースケーティングの演技が行われ、ショートとフリーの合計点で最終的な順位が確定します。ショート上位6名が滑る最終組が始まる前の時点で、デニス・テン(カザフスタン)が首位、日本の町田樹選手が2位でした。最終組で高橋大輔選手の演技が終わった後、満を持して羽生が登場しました。羽生は最初の4回転サルコーは転倒してしまいましたが、その後の4回転トゥループは成功させました。トリプルフリップでは両手をつく場面もありましたが、残りのジャンプはミスなくこなしました。結果羽生のフリーは178.64点でした。ショートの101.45点を加算して280.09点で暫定首位となり、直後に滑るショート2位のパトリック・チャン(カナダ)の結果を待ちました。羽生と4点差のチャンはノーミスならば逆転の可能性もあったかと思いますが、4回転の1つで両手をついてしまい、最後のダブルアクセルでも体制を崩しました。そしてチャンの合計点は275.62点と羽生には及ばず、この時点で羽生の金メダルはほぼ確定しました。そして最終競技者の得点がで終わった直後、羽生の金メダルが確定しました!!!今大会では日本選手団初の金メダルであり、日本男子フィギュア初の金メダルとなりました!なお町田選手は5位、高橋選手は6位とそれぞれ入賞を果たしています。表彰式は翌日行われる予定ですが、ソチに日の丸が揚がり、君が代が流れることになるのは本当に素晴らしいことだと思います。羽生結弦選手、金メダル本当におめでとうございます!
2014年02月15日
連日熱戦が繰り広げられているソチオリンピックですが、花形競技の1つであるフィギュアスケート男子個人競技が始まりました。日本人選手の活躍が期待されるこの種目ですが、彼らの演技の前にライバルの1人であり、地元ロシアのエフゲニー・プルシェンコ選手が腰痛の悪化で演技直前に棄権するという波乱が起きました。プルシェンコは昨年椎間板ヘルニアの手術を受けましたが、その腰痛が再発した模様です。初の団体戦でロシアに金メダルをもたらした代償は大きかったようですね。プルシェンコはその後、現役引退を表明しました。トリノ五輪でも個人で金メダルを獲得した、世界トップクラスの選手の最後にしては、あまりにも残酷な結末だったのではないかと思います。ロシアの『皇帝』のまさかの棄権により日本勢のメダル獲得の可能性が高まりました。日本勢で最初に登場したのはエースの羽生結弦選手です。最初の4回転トゥループを成功させた羽生は勢いに乗り、その後のトリプルアクセルや、トリプルルッツ→トリプルトゥループのコンビネーションも見事に成功させ、ノーミスで演技を終えました。その羽生の得点はショートプログラム史上最高得点となる101.45点をマークし、暫定首位に立ちました!羽生は自分の演技に関して「まだまだ。」と評価しつつも、「やはりオリンピックということもあって足が震えていたりもした。やれることはやれたので日本人として、このショートの結果を誇らしく思いたい。」と語っていました。もう1人のライバルであるパトリック・チャン選手(カナダ)はミスもあって、97.52点と、羽生に約4点差に迫り2位につけました。なお他の日本勢の結果ですが、使用曲がゴーストライター騒動で話題となってしまった高橋大輔選手はラスト前に登場し、4位とメダルを狙える位置につけました。ラストに登場した町田樹選手はミスもあって11位と出遅れた形となりましたがフリーでの挽回に期待したいところです。翌日にはフリースケーティングが行われます。町田は日本時間15日2時59分、高橋は3時23分に演技を行う予定です。そして金メダルの期待がかかる羽生は3時32分、チャンはその次の演技となります。羽生にはぜひともフィギュア日本男子史上初の金メダル獲得を果たしてもらいたいですね。高橋・町田両選手もメダルを獲得して、表彰台に立ってもらいたいと思います。それでは、これにて失礼。
2014年02月14日
ソチオリンピックでは前日、日本選手団初のメダルを獲得し、そろそろ盛り上がってきそうな気配を見せています。そして第6日ではノルディック男子複合ノーマルヒル個人・決勝が行われ、渡部暁斗選手が銀メダルを獲得しました!ノルディック複合競技では、1994年のリレハンメル五輪で河野孝典選手が銀メダルを獲得して以来20年ぶりのメダルとなりました。渡部選手が所属しているのは北野建設で、かつて1992年のアルベールビルと1994年のリレハンメルで複合団体の2連続金メダルを獲得した荻原健司氏が監督を務めています。そしてテレビ中継では荻原健司氏の双子の弟である荻原次晴氏が解説を務めていたのですが、銀メダルが決まった瞬間号泣していました。3連覇がかかっていた1998年の長野以降、日本は複合競技では1つもメダルが取れない状況でした。(日本が勝ち過ぎたため欧州人に有利なルールに変更されたのが原因です。)そんな複合競技の低迷期に次晴氏は日本復活のために多大な貢献をしました。若手育成のために自腹でスクールを開き、渡部暁斗選手と弟の善斗選手はそのスクール出身でもありますので、次晴氏にとっては愛弟子にあたります。また次晴氏は国会議員になっていた兄を説得して指導者として復帰させたり、選手を置いてくれるようスポンサーに土下座までしていたそうです。こうした地道な努力が少しずつ実り、2009年の世界選手権では1995年以来となる団体での優勝を果たすなど復活の兆しが見えてきました。この2009年の世界選手権優勝メンバーに渡部暁斗選手がおり、ソチ五輪ではまさに『日本のエース』としての活躍が期待されていました。そしてその期待に応え渡部暁斗選手は見事、複合競技で20年ぶりとなるメダルを獲得しました!この快挙は複合競技のパイオニアである荻原兄弟の力が大きかったと思います。次晴氏が涙を流して喜んだのも納得いきますね。なお、複合競技はこの後ラージヒル部門が行われます。こちらでの日本選手団のメダル獲得も期待しています。渡部選手、銀メダル獲得おめでとうございます!!それでは、これにて失礼。
2014年02月13日
先週から始まっているソチオリンピックですが、5日目にして日本選手団の初のメダルが出ました!現地時間11日(日本時間12日未明)に行われたスノーボード男子ハーフパイプ決勝で平野歩夢選手が銀メダルを 平岡卓選手が銅メダルを獲得しました!日本選手団としては今大会初のメダルであり、スノーボードが五輪競技となってからは初めての日本のメダルでもあります。さらに平野選手は15歳、平岡選手は18歳ということで、1998年の長野五輪でショートトラック男子500mで金メダルを獲得した西谷岳文選手(当時19歳1カ月)よりも若い年齢でのメダル獲得となったため、冬季五輪日本選手最年少記録を更新しました!(夏季五輪では1992年バルセロナ五輪女子平泳ぎで金メダルを獲得した 岩崎恭子選手の14歳0カ月が最年少メダル獲得記録です。)一方、メダル獲得の期待が集まっていたジャンプ女子ノーマルヒルの高梨沙羅選手は4位となり、惜しくもメダル獲得を逃しました。ですが高梨選手も17歳と若い選手ですので、これからメダル獲得のチャンスは何回もあると思います。いつか金メダルを獲得できるよう、頑張ってもらいたいと思います。平野選手&平岡選手の活躍に刺激されてほかの日本代表選手も奮起し、1つでも多くのメダルを獲得してもらいたいですね。平野選手&平岡選手、メダル獲得おめでとうございます!!それでは、これにて失礼。
2014年02月12日
4年に1度開催される冬季スポーツの祭典であるソチオリンピックが開幕しました。開会式は現地時間で7日20時14分に始まりましたが、現地と日本との時差は5時間あるため、日本では翌日深夜1時からとなりました。開会式では5つの花が開いて輪になり、五輪マークが出るという演出があったのですが、1個だけ開かず四輪になるというハプニングがあったりもしましたが、最後の聖火リレーは無事成功しました。ソチはロシアの都市ということで、参加国・地域の選手入場はロシア語のアルファベット順となりましたが、この順序では日本は最後の入場順となるため、最後に入場する開催国ロシアの直前に入場しました。ロシア語で『日本』は『Япония』(イポーニア)と書くそうです。さて、今大会は色々メダル獲得が期待される種目があるようですが、日本選手団がいくつメダル獲得できるか気になるところです。どの選手も全力を出して戦うとともに、五輪を楽しんでもらいたいですね。それでは、今日はここまで。
2014年02月08日
来年行われる2014FIFAワールドカップブラジル大会の1次リーグ組み合わせ抽選会が日本時間7日未明に行われました。気になる日本代表の組み合わせですが、組み分けではC組に入り、対戦相手と試合日程は以下の通りとなりました。6月14日:vsコートジボワール(17位)6月19日:vsギリシャ(12位)6月24日:vsコロンビア(4位)(いずれも現地時間、数字はFIFAランク。ちなみに日本は48位。)日本は奇跡的に対戦相手がいずれも異なる大陸(南米・欧州・アフリカ)で、過去にW杯優勝経験が無い国同士のグループに入ることができました。日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督はこの抽選結果について、「抽選の時は一喜一憂することなく冷静に行方を見るのが自分のスタンスだが、まあこんなものかな、という感じ。南米の強豪チーム、アフリカ大陸の強いチームが同じ組に入ってきた。その代わり、欧州のところでは一番と言えないチームが入ってきた。ただ、当然ギリシャのことを過小評価するつもりはない。スタートダッシュに成功するのは大切な要素。試合会場は暑いということで、アフリカの選手たちは慣れていると思うので、我々もしっかりとした準備が必要になる。」と語りました。1次リーグは比較的楽なグループに入ったとされる日本ですが、仮にこれを突破しても決勝トーナメント1回戦では、イタリア・ウルグアイ・イングランドのいるD組のどこかと対戦しなくてはなりません。前回の南アフリカ大会以上の成績を残せるよう、ザックジャパンにはさらなる力をつけて来年の本大会に臨んでもらいたいと思います。それでは、これにて失礼。
2013年12月07日
久々にボクシング、しかもあの一家絡みの記事を書きます。現在世界のボクシング世界王座認定団体はWBA・WBC・IBF・WBOと4つありますが、これまで日本ボクシング協会(JBC)ではWBA・WBCの2つしか加盟していませんでした。しかし今年4月1日からIBF・WBOの2団体にも加盟することになり、JBCのライセンスを受けた選手がこれらの団体の世界タイトルにも挑戦可能になりました。そして今年9月に行われたIBF世界スーパーフライ級王座決定戦で、あの亀田一家の次男である亀田大毅選手(亀田ジム)が当時の王者を破り、IBF加盟後初の日本人王者になりました。そして昨日、WBA世界スーパーフライ級王者のリボリオ・ソリス(ベネズエラ)とWBA・IBF王者統一タイトルマッチが行われたのですが、判定1-2で亀田が破れてしまいました。通常は亀田は王者を奪われるはずでしたが、それを覆す驚愕の裁定が下されました。実はソリスは前日の計量に失格しており、この時点でソリスはWBA王座剥奪となり、3日の試合でソリスが勝った場合はWBA・IBFともに空位になると発表されていました。ところが試合後にIBFから亀田がIBF王者のままであると発表されたのです。IBFのルールによると『挑戦者が体重超過した場合は王者が試合で勝っても負けても王座を保持する。』となっており、このルールにより亀田が事実上王座を防衛した形となりました。かつてプロレスの世界最高峰のタイトルであるNWA世界ヘビー級王座で反則負けでは王座移動しないというルールがあったことを思い出します。計量の時点で一方が失格となればタイトルマッチ自体行う意味がありませんので、本来ならば試合自体中止になるのでしょうが、興行的にはそうもいきませんので、せめてノンタイトルとして試合を行う等の措置があっても良かったと思います。IBFの発表自体が胡散臭いですが、亀田一家が絡むとその胡散臭さが余計に増すような形となってしまいました。(今回は亀田側には全く落ち度はなかったと思いますが・・・)JBCはもっとIBFとルールなどについてきちんと話をしておくべきだったのではないかと思います。それでは、今日はここまで。
2013年12月04日
今日から12月になりました。今年ももう残り1ヶ月なんですね。さて、12月第1日曜日は毎年福岡市内で福岡国際マラソンが開催されました。今大会では昨年同様『市民ランナーの星』である川内優輝選手(埼玉県庁)と、『プロランナー』の藤原新選手(ミキハウス)の激突が実現しました!序盤は共に先頭集団に入っていたのですが、15Kmを過ぎたあたりで藤原が一度足を止めて歩き出しますがすぐさま走り始めました。しかしそれも長くは続かずに藤原はコースを離れ、無念の途中棄権となりました。一方川内は中間点でペースメーカーが離れるとすぐさま先頭に出てきました。これをヘンリク・ゾスト(ポーランド)が追いかけ、博多駅付近では2人のデッドヒートが見られましたが、30Km前に3位集団に追い付かれて再び集団での走りとなりました。その後マーティン・マサシ(スズキ浜松アスリートクラブ)とジョセフ・ギタウ(JFEスチール)の2人が集団から抜け出します。川内もその後集団から抜け出してスパートをかけますが、結局間に合わず、1位マサシ、2位ギタウ、3位川内という結果になりました。川内は日本人トップでゴールしたものの、タイムが2時間9分5秒と目標の2時間7分30秒以内には届きませんでしたが、日本人で唯一2時間9分台を出したことで、日本陸連では来年のアジア大会の日本代表有力候補に推す声も上がりました。目標タイムに届かなかった場合は代表を辞退する可能性もあった川内でしたが、アジア大会、そしてその先にあるリオデジャネイロ五輪出場へ向けて意欲を示しました。代表に選ばれた時には最高のコンディションでレースに出場して悲願の金メダルを獲得してもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2013年12月01日
12月の福岡の風物詩でもある福岡国際マラソンですが、今年の招待選手が発表されました。招待選手には今年の世界陸上に出場した川内優輝選手(埼玉県庁)や、堀端宏行選手(旭化成)、そしてロンドン五輪代表の藤原新選手(ミキハウス)が含まれています。この3人は昨年も福岡でレースを行っており、堀端が日本人トップの2位で、藤原は4位、川内は6位という結果でした。この3人がフルマラソンで勝負するのは昨年の福岡以来です。昨年は世界陸上の代表決定レースでしたが、今年は来年行われるアジア大会の代表決定レースとなりますので、熾烈な代表兼争いが繰り広げられるのではないかと思います。そして昨年の覇者であるジョセフ・ギタウ(JFEスチール)も出場します。しばらく日本人選手の優勝者が出ておりませんので、前年覇者を破って日本人選手が優勝となれば盛り上がるのではないかと思います。12月1日(日曜日)まで、待ち遠しいですね。それでは、今日はここまで。
2013年10月26日
モスクワで開催されている世界陸上は、17日に男子マラソンが行われました。日本からは5人の選手が出場しましたが、中本健太郎選手(安川電機)が日本人トップの5位入賞を果たしました!序盤は中本や川内優輝選手(埼玉県庁)らが先頭集団に入っていましたが、20Kmを過ぎると川内がその集団から離脱してしまいます。しかし中本はアフリカ勢に混じって先頭集団に残り、メダルこそ逃しましたが、昨年のロンドン五輪6位入賞に続いて今年も大きな大会で入賞を果たすことができました。ちなみに五輪と翌年の世界陸上での連続入賞は日本人初の快挙です。他の日本人は藤原正和選手(ホンダ)は14位、前田和浩選手(九電工)は17位、川内は18位で堀端宏行選手(旭化成)は残念ながら途中棄権となりました。試合後中本は「嬉しいのが半分、悔しいの半分。メダルが見えていただけに残念。」と語っていました。今年2月、中本と川内は別府大分毎日マラソンでデッドヒートを繰り広げ、結果川内が優勝し中本は2位となり、悔しい思いをしましたが、今回「日本人1位にこだわった。」という中本の思いは結実しました。中本が所属する安川電機の本社には快挙を祝う垂れ幕がかかるのではないでしょうか?(ロンドン五輪の時にも中本応援の垂れ幕が黒崎バイパスから見えていました。)中本の次の目標はやはりメダル獲得になりますね。このところアフリカ勢の強さが目立っていますが、2年後に北京で開催される世界陸上では表彰台に立てるといいですね。それでは、今日はここまで。
2013年08月18日
昨年のロンドンオリンピックで28年ぶりとなる銅メダルを獲得したバレーボール全日本女子ですが、そのメンバーの1人である竹下佳江選手が今日、現役引退を表明しました。竹下選手は北九州市門司区出身で、大牟田にある誠修高(当時は不知火女子)を経て、卒業後にNECレッドロケッツに入団してから1年で全日本の代表に選出されました。バレーボールといえば長身の選手が活躍するのが当然でしたが、竹下選手の場合は159cmと小柄です。しかしその高速かつ正確なトス、高いレシーブ力を武器にセッターとして活躍します。ところが正セッターとして臨んだ2000年のシドニー五輪の最終予選で敗退しその責任を感じて一時はバレーボールから離れていました。ですが当時JTマーヴェラスの監督を務めていた一柳昇氏から現役復帰を勧められ、再びバレーボールの世界に戻ってきました。その後2004年のアテネ、2008年の北京と2度の五輪に出場します。特に北京ではキャプテンに指名され、若い選手たちを引っ張りました。北京五輪の後はキャプテンを離れてコーチ兼任選手となりますが、2012年にロンドン五輪の代表に選ばれ、見事銅メダルを獲得しました!なおプライベートでは銅メダル獲得後にプロ野球・広島カープの江草仁貴投手と結婚したことを明らかにしています。ロンドン五輪の後、竹下選手は休養に入りました。また今年5月には現役選手としては珍しく日本バレーボール協会理事に就任し、今後の去就が注目されていましたが、今日ついに現役引退を表明しました。会見で竹下選手は、「中途半端なままなのが嫌だった。やり切った、という思いが強かった。『小さい、小さい』と言われ続けてきたけど、バレーボールと向き合った時間はすごく濃かった。」と語りました。背の低さをハンデとせずに、全日本女子の司令塔として長い間活躍してきた彼女の姿は多くの人々に夢・希望・感動を与えたと思います。今後は協会理事としてバレーボールの普及にあたるそうですが、ゆくゆくは指導者としても活躍されることを願っています。できれば全日本女子の監督として五輪に出場してメダルを獲得してもらいたいですね。竹下選手、約17年の現役生活お疲れさまでした。
2013年07月25日
先日、フィギュアスケート界に大きなニュースが入って来ました。かつて世界選手権を2度も制した安藤美姫選手が、今年4月に女児を出産していたことが判明したのです。しかも父親の名前は非公表となっており、マスゴミ共が『父親探し』に躍起になっています。そんな彼女が7月6日からマリンメッセ福岡で開催されているアイスショー『ファンタジー・オン・アイス』に出産後初めて出演しました。当然ながら事務局には問い合わせの電話が殺到し、非公式で行われたリハーサルにいたっては厳戒態勢が敷かれ、記者会見も中止となってしまいました。本番のアイスショーで彼女はゲスト歌手AIの『ママへ』という曲にのって母親になった自分に重ね合わせた演技を、ほぼ満員となったマリンメッセ福岡の5500人の観客の前で披露しました。『ファンタジー・オン・アイス』は7日まで開催されますが、安藤選手8日は同じ福岡市内のパピオアイスアリーナで行われる東日本大震災復興支援のチャリティーショーに出演する予定です。彼女はソチ五輪に出場して現役引退することを考えていますが、その道はかなり険しいものとなっています。というのも昨シーズンは大会に1度も出ていないため、現時点で五輪選考会となる全日本選手権に出場する資格すらありません。もし彼女がソチ五輪に出場したいのであれば、まず10月に開催される関東選手権で上位に入賞し、さらにその後に開催される東日本選手権でも上位に入り全日本選手権に出場して好成績を収めないといけません。さらにコーチも決まっていないためフリープログラムの演目も決まっておらず、産後3か月の状態でショートとフリーの両方を滑り切る体力が戻っているか、マスゴミ共の執拗な取材をかいくぐって練習を行うことができるか等を考えると、数多くの課題を抱えたままとなっています。本人としてはこうした難関が待ち受けていることを覚悟した上で『未婚の出産』を決めたことだと思いますので、できるところまでやり切ってもいいのではないかと思います。外野がとやかく騒ぎ立てずに見守ることが彼女にとってもいいのではないかと思います。とにかく今は、出演予定のアイスショーを無事にこなしてくれることを願っています。それでは、今日はここまで。
2013年07月07日
サッカーの2014FIFAワールドカップブラジル大会の本大会出場を開催国のブラジルを除くと世界最速で決定したアルベルト・ザッケローニ監督率いる日本代表でしたが、日本時間16日(現地時間15日)にそのブラジルで開幕したFIFAコンフェデレーションズカップ2013でブラジルと戦い、カナリア軍団に0-3と完敗してしまいました。この結果についてザッケローニ監督は、1.試合開始直後にブラジルに先制され、入りのところでつまずいてしまった。2.(W杯最終予選のイラク戦を行った)カタールからのロングフライトと、この試合までの日数が短かった。と、敗戦の原因を分析していました。そしてザッケローニ監督は「ピッチで何が起こったのか、選手と話してみたい。」と語っていた通り、試合翌日の練習中にMF・遠藤保仁選手やMF・香川真司選手らと当日の状況や戦術論について語り合いました。特に当日の試合で精彩を欠いた遠藤とは20分以上の激論を交わしました。今回の敗戦は本大会開始1年前時点での、日本と世界の実力差を見せつけられました。ザッケローニ監督による敗因の分析は言い訳じみた感じがします。日本とブラジルでは明らかに個々の選手のレベルに差があったことが敗因ではないかと私は思います。ですから、今のままで本大会に出場すると予選リーグ突破すら危うい気がします。ただ現在のA代表がそのまま来年のW杯に出る訳ではないと思います。例えばU-23代表などに活きのいい選手がいればA代表に召集するなど、『血の入れ替え』も必要になってくるのではないかと思います。ひょっとしたら岡ちゃんの『外れるのはカズ』のように、思い切ることも必要になってくるのではないでしょうか?1年という限られた時間で、いかに日本代表と世界との差を縮めることができるか?ザッケローニ監督に与えられた課題は重いものだと思いますが、最高の結果を残してくれるよう、尽力してもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2013年06月17日
昨年6月から始まった2014FIFAワールドカップブラジル大会のアジア最終予選ですが、日本代表はB組で4勝1敗1分の首位をキープしていますが、今夜埼玉スタジアム2002で開催されるホームでのオーストラリア戦に勝つか引き分けるかで他試合の結果にかかわらずW杯出場が決定します。その運命の試合ですが、前半戦は両者得点できず0-0のまま終わりました。仮にこのまま引き分けになれば日本のW杯出場が決まるところでしたが、後半36分にオーストラリアに先制ゴールを許してしまいます。残り時間10分を切った状態での失点は日本にとって大きなダメージでした。しかし、最後まであきらめない気持ちが奇跡を起こしました。後半が終了しようとする間際、オーストラリアゴール前で、オーストラリアの選手がハンドをしてしまい、日本がPKのチャンスをゲットしました!同点ゴールの期待がかかるPKを蹴るのはMF・本田圭佑選手でした。本田はゴール真ん中へのPKを見事成功させて日本が土壇場で同点に追いつきました!このままアディショナルタイムを乗り切って1-1のドローとなり日本代表は5大会連続5度目のW杯出場を決めました!ちなみに日本は世界最速でのW杯出場決定でした。本田のここぞという時の決定力が日本をW杯出場に導いてくれたのではないかと思います。ここは本田△と叫ばせてください。日本代表のみなさん、W杯出場おめでとうございます!来年の本大会でも活躍してくれることを期待しています!!
2013年06月04日
先日現役引退を表明していた元サッカー・イングランド代表のデイヴィッド・ベッカム選手ですが、19日に所属しているフランス1部リーグのパリ・サンジェルマンのホーム最終戦に出場しました。ベッカムは後半36分までプレーした後選手交代でピッチを後にしましたが、その際に感極まって涙を流すシーンも見られました。試合終了後にはチームメイトから胴上げされ、会場に来ていた多くのサポーターからスタンディングオベーションを受けました。母国イギリスはもちろんのこと、スペイン、アメリカ、イタリア、フランスと世界各地のクラブでプレーしたベッカムですので、おそらく引退ツアーが行われることになると思われますが、日本のサッカーファンに大きなニュースが入ってきました。来月16日に国立競技場で開催される、Jリーグ東日本大震災復興スペシャルマッチに被災地にクラブがある仙台・鹿島とその2チーム以外の被災地出身の選手で構成された『TEAM AS ONE』の一員として参加することがJリーグから発表されました。(相手は仙台・鹿島以外から選ばれるJリーグ選抜です。)この東日本大震災復興スペシャルマッチでは昨年、『TEAM AS ONE』の一員として元イタリア代表のアレッサンドロ・デルピエロ選手がゲストとして出場しました。今年Jリーグはベッカムにゲストのオファーを申し込んだのですが、ベッカムはこのオファーを快諾したそうです。そしてこれがベッカムにとって日本での『引退試合』となりそうです。Jリーグでプレーしているわけではない大物選手が、日本に来て引退試合を行うというのは異例のことだと思います。実現すればサッカーファンにとってはもちろんですが、当日国立のピッチでプレーする選手たちにとっても忘れられない試合となることは間違いないのではないかと思います。チャリティマッチではありますが、ベッカムが来るということで、入場券は一気にプラチナチケット化するのではないでしょうか?国立競技場で活躍するベッカムの雄姿を期待しています。それでは、今日はここまで。
2013年05月25日
サッカーの元イングランド代表で現在フランス1部リーグのパリ・サンジェルマンに所属しているデイヴィッド・ベッカム選手が現地時間5月16日に現役引退を表明しました。引退を決意したきっかけについてベッカムは、「(アルゼンチン代表の)リオネル・メッシにかわされた時。」という冗談を言いましたが、「シンプルな話で、チャンピオンとして去っていきたい。今がキャリアを終える適切なタイミングだと感じている。」とその心境を明らかにしました。イギリス・ロンドン出身のベッカムは、現在香川真司選手が所属するマンチェスター・ユナイテッドでデビューし、チームをプレミアリーグで6度の優勝に導き、1999年には欧州チャンピオンズリーグでも優勝を果たしました。またイングランド代表として多くの試合に出場し、キャプテンを務めたこともあります。FIFAワールドカップには1998年、2002年、2006年と3回出場しています。特に2002年は日本で開かれた大会であり、大会前に代表が合宿を行った淡路島には日本国内から多くのベッカムファンが押し寄せました。それに合わせて当時のベッカムの髪型がベッカム・ヘアーと呼ばれ、この時期に日本国内で流行ったこともあります。2003年にはマンUからスペイン・リーガエスパニョーラのレアル・マドリードに移籍し、銀河系軍団の一員として活躍しました。さらにアメリカのロサンゼルス・ギャラクシー、イタリア・セリエAのACミランとチームを渡り歩き、今年1月にパリ・サンジェルマンに移籍しました。ACミラン以外の各チームではリーグ優勝を果たしており、英国の選手としては初めて4カ国のリーグ優勝に貢献した選手となりました。容姿端麗であったベッカムはサッカー以外でも活躍し、日本でも多くの会社がCMに採用していました。ロンドン五輪では代表入りは実現しませんでしたが、開会式でテムズ川を渡り、聖火をランナーに渡す役割も果たしました。まさに世界トップクラスのサッカー選手でもあったベッカムでしたが、全盛期に現役を引退することは彼なりに思い悩んで決断したことだと思います。日本のサッカー界でも中田英寿氏が同じように全盛期に現役引退しています。ベッカムはサッカーの歴史に確実にその名を刻んだ選手だと思います。世界中の多くの人々を感動させたプレーを我々は忘れないでしょう。21年にわたる現役生活、本当にお疲れ様でした。それでは、今日はここまで。
2013年05月17日
佐賀県鳥栖市に本拠地を置くV・プレミアリーグ女子の久光製薬スプリングスが、昨日ボディメーカーコロシアム(大阪府立体育会館)で開催された黒鷲旗全日本選手権の決勝で勝利し、6年ぶり3度目の優勝を飾りました!なお2012-2013シーズンで久光製薬は、リーグ戦優勝&皇后杯優勝も達成しているため、女子バレー史上初となる3冠を達成しました!!!今シーズン、久光製薬は元日本代表である中田久美監督が就任し、技術面や戦術面だけでなく精神面も鍛えられました。中田監督の言葉を受けて選手達の意識が変わり、その結果3冠を達成しました。ですが、選手達の最終目標は国内で3冠になることではなく、世界で活躍できる選手になることだそうです。2016年のリオデジャネイロ五輪では久光製薬から多くの選手が代表に選ばれ、そして1976年のモントリオール五輪以来の金メダルを取ってもらいたいと思います。(ちなみに日本代表の眞鍋政義監督も以前久光製薬の監督をされていました。)佐賀から世界へ、夢が大きく膨らむといいですね。それでは、今日はここまで。
2013年05月07日
先月まで行われていたロンドンオリンピックの体操男子個人総合で金メダルを、団体と個人個別種目(床演技)で銀メダルを獲得した内村航平選手が、地元の長崎県諫早市で19日に凱旋パレードを行いました。内村選手はパレードに先立ち県庁で県民栄誉賞特別賞を受賞し、市役所前の広場で市民栄誉大賞を受賞した後、市中心部のアーケード街を白いオープンカーに乗ってパレードを行いました。沿道には約12,000人(市発表)が集まり、地元の英雄に大きな声援を送っていました。「銀座で1回すごいパレードを経験しているので、逆に僕が圧倒したいなと思います。」と語っていた内村選手でしたが、内村選手が乗車したオープンカーの周りには多くの人が集まり、こちらでも圧倒されたのではないかと思います。五輪後初めての大会となった全日本社会人選手権では2位に圧倒的な差をつけて優勝し、気持ちは4年後のリオデジャネイロでの金メダル獲得に向かっていることだと思います。内村選手が4年後にも金メダルと獲得し、再び地元で凱旋パレードを行ってくれることを願っています。それでは、今日はここまで。
2012年09月20日
先日ロンドンオリンピックが閉幕を迎えましたが、今度はそのロンドンでパラリンピックが開幕しました。今大会は史上最多となる164カ国・地域から約4200人の選手が参加する予定です。開会式ではイギリス出身で『車いすの宇宙物理学者』として知られるスティーブン・ホーキング博士によるスピーチも行われました。日本選手団は134人中、翌日に試合を控えている選手達を除く102人が、旗手の木村敬一選手(日大)を先頭に入場しました。なお聖火の最終点火者は第1回パラリンピックのアーチェリー競技で金メダルを獲得した地元イギリスのマーガレット・モーンさんでした。早速30日は柔道や競泳などの種目で競技がスタートしています。オリンピック同様、日本が多くのメダルを獲得できるといいですね。それでは、今日はここまで。
2012年08月30日
先週閉幕したロンドンオリンピックでは、金7、銀14、銅17と史上最多の38個のメダルを獲得しました。これを受けて日本オリンピック委員会(JOC)では、応援してくれた応援してくれたファンに感謝の思いを伝えるために、東京・銀座でメダリスト達の凱旋パレードを行うことを発表し、今日、そのパレードが行われました。パレードには71人のメダリストが参加し、1台のオープンカーと5台のオープンバスに分乗して、銀座通り口交差点から銀座8丁目交差点までの約1Kmをパレードしました。銀メダルのなでしこジャパンや体操・フェンシングの男子団体、銅メダルの女子バレーボールなど団体競技でのメダリストもいるため、参加人数が獲得したメダルの数を上回りましたが、メダリスト達が一堂に会しての凱旋パレードは初めてということもあり、沿道には約50万人(主催者発表)が集まったそうです。体操男子個人総合で金メダルを獲得した内村航平選手は「ほんのちょっとアイドル気分を味わえた。」と笑顔で語り、卓球女子団体で銀メダルを獲得した福原愛選手は「生まれて初めてあんなに多くの人を見た。びっくりした。」と驚きの表情を見せていました。4年後のリオデジャネイロ五輪の時はロンドンより多くのメダリストが生まれて再びこのようなパレードが行えるように頑張ってもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2012年08月20日
数々のドラマを生み出してきたロンドンオリンピックは、いよいよ最終日を迎えました。ここまで日本は毎日のようにメダルを獲得していましたが、その記録が最終日まで続くことになりました。男子レスリングのフリースタイル66kg級で、米満達弘選手が金メダルを獲得しました!男子レスリングの金メダルはソウル五輪の佐藤満氏、小林孝至氏以来となる28年ぶりの快挙となりました。かつて『お家芸』と呼ばれたレスリングの完全復活も近いのではないかと思います。あとはメダルを公衆電話に置き忘れることなく持ち帰ってきてもらいたいと思います(爆)。これで今大会の日本の獲得メダル数は史上最多の38個(金7、銀14、銅17)となりました!また米満選手が獲得した金メダルが、日本が五輪で獲得した400個目の記念すべきメダルになりました。また、男子マラソンも行われましたが表彰台はアフリカ勢が独占しました。日本は中本健太郎選手がアジア勢トップの6位に入賞しました。日本の選手の入賞はアテネ五輪以来8年ぶりとなりました。このあと日本時間で8月13日4時30分から閉会式が行われます。思えば今大会は日本の選手が連日メダルを獲得するという素晴らしい大会となりました。しかし柔道の不振など、新たな課題も残った大会となりました。4年後のリオデジャネイロ五輪では、ロンドン大会で樹立した38個を上回る数のメダルを獲得し、できれば金メダルをたくさん獲得してもらいたいと思います。メダルを獲得した選手の皆さん、おめでとうございます。メダルを逃した選手の皆さん、お疲れ様でした。そして(政治問題を五輪に持ってきた某国以外の)すべての国の選手の皆さん、感動をありがとうございました!それでは、今日はここまで。
2012年08月13日
あと少しで大会の全日程を終えるロンドンオリンピックは大会16日目を迎え、各競技で決勝戦が行われました。その中でボクシングも各階級の決勝戦が行われ、ミドル級で村田諒太選手が見事に金メダルを獲得しました!日本にとってボクシングの金メダル獲得は1964年東京五輪の桜井孝雄氏(バンタム級)以来48年ぶりの快挙です!近年、日本の選手があまりメダル獲得の機会の無い競技で金メダルが獲得できたことは大きいと思います。これを機会に日本でもアマチュアボクシングを強化して、リオデジャネイロではもっと多くのメダルを持ち帰ってもらいたいと思います。一方女子バレーボールでは3位決定戦が行われ、日本が銅メダルを獲得しました!女子バレーのメダル獲得は1984年のロサンゼルス五輪以来28年ぶりです。かつては『東洋の魔女』と呼ばれていた女子バレー日本代表ですが、久々のメダル獲得は日本中に感動を与えたのではないかと思います。ここまでで日本が獲得したメダルの数は37個となり、それまで最多だった2004年のアテネ五輪に並びました!日程的には最終日しか残っていませんが、最終日に誰かがメダルを獲得してメダル獲得数の記録を更新してもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2012年08月12日
閉幕まであとわずかのロンドンオリンピックは大会15日目を迎えました。男子レスリングではフリースタイル55Kg級の試合が行われ、湯元進一選手が銅メダルを獲得しました!ちなみに双子の兄・湯元健一選手は北京で銅メダルを獲得しており、日本史上初の双子メダリストが誕生しました!!マラソンの宗兄弟でもノルディックスキーの荻原兄弟でも成しえなかった快挙です。またボクシングではバンタム級・ミドル級の準決勝が行われ、ミドル級の村田諒太選手は逆転で勝利して決勝に進出し、銀メダル以上が確定しました。一方バンタム級の清水聡選手は判定で敗れましたが、日本にとってボクシングでは44年ぶりのメダルとなる銅メダルを獲得しました!村田選手にはぜひとも48年ぶりとなる金メダルを獲得してもらいたいと思います。一方、男子サッカーでは3位決定戦が行われましたが、U-23日本代表は相手チームのラフプレーにも苦しみましたが、スペインを破ったときとはまるで別人のような不甲斐無い試合を行い、メキシコ依頼となるメダルを逃しました。他の国に負けるならまだしも、あの国に負けたらダメでしょう。こうなったら日本に帰る時は荷物室に入って帰ってきてください。ビジネスクラスはもちろんエコノミーに座らせるのも勿体無いです。(ちなみになでしこの場合は行きはエコノミーでしたが、銀メダル獲得によって 帰りはビジネスクラスにランクアップされるそうです。)さて、16日目はボクシング村田選手のメダルが確定していますが、それ以外の競技でもどんどんメダルを獲得してもらい連日のメダル獲得を継続してもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2012年08月11日
ロンドンオリンピックもいよいよ終盤の大会14日目を迎えました。前日、伊調馨選手の3連覇で盛り上がった女子レスリングでは、55kg級の決勝戦が行われ、伊調選手ともに3連覇がかかっていた吉田沙保里選手も見事に五輪3連覇を達成しました!!!ちなみに世界選手権を含めると12連覇となり、あの『人類最強の男』アレキサンダー・カレリン(ロシア)に並びました!金メダルが決まった瞬間、吉田選手はセコンドについていた父・栄勝さんを肩車で担ぎあげて喜びを表現していました。子供の頃からレスリングを教えてきたお父さんにとっても最高の瞬間だと思います。一方で72Kgに登場した浜口京子選手はまさかの初戦敗退となってしまいました。こちらはお父さんが気合を入れ過ぎたこともあったのかもしれません。本人は現役続行を示唆しているようですが、ここは思い切って浜口道場を出た方が良い結果になるような気がします。リオデジャネイロでは38歳となり年齢的には厳しいかもしれませんが、自分が納得のいくまで頑張ってもらいたいと思います。さて、女子サッカーでは決勝が行われ、昨年の女子ワールドカップに続く連覇がかかっていたなでしこジャパンでしたが、1-2でアメリカに敗れ、惜しくも銀メダルとなりました。なでしこは前半にアメリカに1点を先制され、後半にも追加点を許します。その後大儀見のゴールで1点を返しますがあと1点が遠く、結果的にワールドカップの借りを返された形となってしまいました。男女含めて史上初の日本勢のサッカーの金メダルは実現しませんでしたが、この4年間で戦力をさらに強化してリオデジャネイロではぜひとも金メダルを取ってもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2012年08月10日
全304件 (304件中 101-150件目)