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新年、明けましておめでとうございます!平成としては最後の元日を迎えました。5月には新しい元号に改められる予定の、貴重な1年の幕開けです。さて、元日には毎年恒例となる実業団対抗のニューイヤー駅伝が行われました。ここ2年は宮崎県延岡市に本拠地を置く旭化成が優勝しており、今大会ではV3を目指していました。その旭化成は2区の時点で8位と出遅れていましたが、3区で鎧坂哲哉が区間賞の走りを見せて2位に浮上し、4区の途中で市田孝がトップに踊り出ました。しかしそこへ長崎市に本拠地を置くMHPSの井上大仁が一気に追い抜くと、5区まではMHPSがトップとしてレースを引っ張ります。ところが6区の途中で旭化成の市田宏がトップに立ち、最終7区は旭化成の大六野秀畝とMHPSの岩田勇治が並走する展開となりました。並走は終盤まで続き、残り100mとなったところで大六野がスパートをかけてそのままゴールテープを切りました!結果、旭化成が3年連続24回目の優勝となりました!!新年最初のスポーツイベントで九州の2チームがレースを盛り上げたことは九州の2019年を元気づけるきっかけとなるに違いありません。今年は2020年東京オリンピックのマラソン日本代表を決めるMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)が行われますが、今回のニューイヤー駅伝参加者の中にもMGCの出場資格者がいます。できれば九州の実業団からMGCを勝ち抜く選手が現れて、東京五輪で日の丸を背負って走ってもらいたいと思います。それでは、2019年もどうぞよろしくお願いいたします。
2019年01月01日
2年後に行われる東京五輪のマラソン日本代表を決めるためのマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)を来年に控え、本格的なマラソンシーズンがスタートを迎えました。今日は12月の第1日曜日という事で毎年恒例の、福岡国際マラソンが福岡市内で開かれました。この福岡国際マラソンは昨年・今年の大会がMGCの指定大会となっており、・日本人順位1位~3位&タイムが2時間11分以内・日本人順位4位~6位&タイムが2時間10分以内となれば、MGC出場権を獲得できます。(既に出場権を獲得している日本人選手は除外しての順位。)既に12月に入っているというのに、今日の福岡市内の気温は20度と、とても12月とは思えないような暖かさの中でレースが行われました。マラソンは気温が低い(6度~8度くらい)方が良い記録を出せることが、海外の論文で発表されており、日本人でも10度以下が最適と言われていますので、この気温の高さは選手達を苦しめたと思います。レースはスタートから25Kmくらいまでは1kmあたり約3分のペースでしたが、30Kmを過ぎたあたりで先頭集団には日本人選手6人・アフリカ勢2人が入りました。その後32Kmを過ぎると先頭集団は服部勇馬(トヨタ自動車)とアフリカ勢2人になり、さらに36Km過ぎに服部が抜け出してそのまま平和台陸上競技場に飛び込み、2時間7分27秒で優勝しました!福岡国際マラソンで日本人選手の優勝は2004年の尾方剛氏(中国電力)以来実に14年ぶりとなりました!なお、上位10名の記録は以下の通りです。1位:服部勇馬(トヨタ自動車) 2時間7分27秒→MGC出場権獲得!2位:ツェガエ(エチオピア) 2時間8分54秒3位:メセル(エリトリア) 2時間9分45秒4位:設楽悠太(※)(ホンダ) 2時間10分25秒5位:園田隼(※)(黒崎播磨) 2時間10分31秒6位:山岸宏貴(GMOアスリーツ) 2時間10分42秒→MGC出場権獲得!7位:福田穣(西鉄) 2時間10分54秒→MGC出場権獲得!8位:佐々木悟(旭化成) 2時間11分40秒9位:橋本崚(GMOアスリーツ) 2時間11分40秒10位:川内優輝(※)(埼玉県庁) 2時間12分3秒(※:今回のレース前にMGC出場権を獲得している選手)というわけで、今年の福岡国際マラソンでは、新たに3選手がMGC出場権を獲得しました!特にこの気温で2時間7分台を出した服部選手はMGCでも優勝争いが期待されます。MGCで2名の代表が決定しますが、もう1人の代表を選考する対象のレースには来年の福岡国際マラソンが含まれていますので、場合によっては東京五輪を目指す選手達が最後の切符を争う大会になりそうですね。それでは、今日はここまで。
2018年12月02日
2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップまで残り1年を切りました。試合が行われる各開催地では今週末に色々なイベントが行われます。また、一般向け抽選販売の申し込みも開始されました。ここでは先行販売の売れ行きによって人気度が出ているようですが、世界最強のニュージーランド代表(オールブラックス)の試合が行われる大分は別として福岡と熊本で開催される試合の人気が低いのです。そもそも他の地域は5試合だの6試合だの開催しているのに対し、福岡は3試合、熊本は2試合と試合数がそもそも他より少ないうえ、対戦カードもしょぼいものしか割り振られていません。確実に売れる日本代表の試合は九州では開催されず、他の人気カードもほとんど九州で行われません。日本ラグビー協会は九州を蔑ろにしていると言っても過言では無いでしょう!やれ『何で日本ではラグビー人気が無いんだ』とかほざいていますが、根本的原因が分かっていないようですね。九州で日本代表の試合をしない限り、ラグビー人気は盛り上がらないでしょう。おい、ク○ラグビー協会!何で五郎丸の試合が地元で見られないんだよ!!もっと九州の扱いを良くしろよヴォケ!!!それでは、今日はここまで。
2018年09月22日
2018FIFAワールドカップロシア™大会は決勝トーナメントに入りました。強豪国ではアルゼンチンがフランスとの対決に敗れ、スペインが開催国のロシアに敗れるという結果になりましたが、優勝候補のブラジルは順当に勝ち上がりました。そのブラジルの対戦相手を決める試合が、日本vsベルギーの試合となりましたが、2-3で敗れ、日本は惜しくも8強進出を逃しました。結果だけを見れば、FIFAランキング3位のベルギー相手に61位の日本はよく1点差で済んだと思いますが、内容はあまり評価できるものではありませんでした。0-0で迎えた後半3分に原口、7分に乾がゴールを入れ、一時は2-0だったのが、後半24分以降に立て続けにベルギーにゴールを奪われ、最後の3点目はロスタイムでのカウンターによる失点でした。短絡的に言えば、パンチング多用のGK川島とカウンターに対応できなかったDF陣が戦犯ですが、長期的に見ればここがW杯8強を目指すための最大の課題だと思います。特にGKの川島がやり玉に挙げられていますが、川島は現在35歳で、さすがに全盛期に比べると落ちる点は否めません。しかし今の日本では川島以上のGKが育っていないことも事実です。言い換えればGK育成をおろそかにしてきた日本サッカー協会が最大の戦犯ということになります。そもそも日本には「お前デブだからキーパーな。」という考えが根強く残っていることや漫画『キャプテン翼』ではMFが主人公なので皆MFばかりやるようになったことなど、日本の文化的な側面にキーパーを軽視する部分があります。(GKが主人公なのはゲーム『イナズマイレブン』くらいです。)先日、野球漫画の金字塔とも言える『ドカベン』が46年の歴史に幕を閉じましたが、個性的なキャラが多かった『ドカベン』の主人公・山田太郎はキャッチャーでした。サッカーのキーパーと同じく、守備の要で地味な存在であるキャッチャーの地位を高めることができたのは『ドカベン』の功績であると言っていいでしょう。ですが、キーパーの地位も高められないことは無いと思います。今の日本サッカー界に必要なものは、世界的にも通用するレベルの高いゴールキーパーの育成です。今回のW杯ではそれを気づかせてくれた点でいえば収穫があったと思います。そもそも開幕数か月前でハリルホジッチ解任という暴挙により、グループリーグ全敗の可能性もあったわけですからね。4年ではたぶんキーパーは育たないと思いますので、中学高校レベルから素質のある選手を見出し、8年後にベスト8を目指してもらいたいと思います。それでは、これにて失礼。
2018年07月03日
2018FIFAワールドカップロシア™大会はグループリーグ終盤です。すでにグループA~Fまでは決勝トーナメント進出チームが決まりました。残りはグループGと、日本が入っているグループHの進出チームが昨日の夜から今日未明にかけて決まる形でした。グループHは今大会の中ではかなり混戦のリーグとなっており、日本は28日のポーランド戦で勝つか引き分けで無条件に決勝トーナメントに進出できます。仮にポーランドに負けてもコロンビアとセネガルの試合の状況次第で決勝トーナメントに進出できる可能性がありました。日本vsポーランド、コロンビアvsセネガルの試合は同時刻に始まり、前半は2試合とも0-0で終えました。このままで行けば日本は引き分けとなり決勝進出が決まる訳です。ところが後半14分に日本はポーランドに先制を許してしまいます。この状態では日本の決勝トーナメント進出への道は断たれてしまう状態でしたが、もう一方の試合で後半29分にコロンビアが先制しました。ここで西野監督は大きな賭けに出ました。それは『試合をこのままで終わらせる』ことです。この状態で試合が終わったと仮定すると、1位はコロンビア(勝ち点6)となりますが、日本とセネガルが勝ち点4で並び、さらに得失点差でも並び、直接対決では引き分けとなっていることから、フェアプレーポイントの差、つまり警告や退場による累計ポイントの差で順位が決まります。このフェアプレーポイントでは日本が有利となるため、あくまでも『この状態で試合を終わらせる』ことが決勝T進出のカギとなります。ただ、この作戦でもリスクはあります。セネガルが追いついて向こうの試合が引き分けになると元も子もありませんが、そのような事態にはならないと西野監督は考えたのでしょう。後半37分、西野監督はFWの武藤を下げてキャプテンのMF・長谷部を投入します。長谷部の投入は『試合をこのままの状態で終わらせる』ことをピッチの選手に伝えるための伝令役の意味合いだったのでしょう。その後試合終了までの約10分間、日本はパス回しばかりを行いました。当然会場は大ブーイングの嵐でした。しかし、無理に攻めに行けばポーランドのカウンター攻撃で失点する可能性や、余計なファウルを取られてフェアプレーポイントの差によるセネガルに対する優位を失う可能性がありましたので、この戦術は苦渋の選択と言えるでしょう。格闘技に例えると『猪木アリ状態』のようなものだったのかもしれません。そして2つの試合が終了しました。ポーランド1-0日本、コロンビア1-0セネガルという西野監督の思惑通りの結果に終わり、W杯史上初めて『フェアプレーポイントの差』で日本が決勝トーナメント進出を決めました。そして気になる決勝トーナメント最初の相手はグループGの試合の結果、FIFAランキング3位のベルギーに決まりました。日程は7月2日の深夜(7月3日午前3時)です。日本がどこまで戦えるかは分かりませんが、行ける所まで行ってもらいたいですね。それでは、これにて失礼。
2018年06月29日
2018FIFAワールドカップロシア™大会はグループリーグの中で、2戦目で決勝トーナメントを決めた国がいくつか出てきました。最初の試合でコロンビアに勝利した日本代表(FIFAランク61位)は、2戦目のセネガル(FIFAランク27位)との試合で勝てば文句なしで決勝トーナメント進出が決まります。前半11分に相手キャプテンのマネに先制のゴールを許してしまいますが、前半34分に乾のゴールで日本が追いつきました!結局前半は1-1で終えました。しかし後半にセネガルのワゲにゴールを決められ、日本は苦しい展開となります。ここで西野監督は香川に代えて本田を出場させます。すると後半33分にその本田がゴールを決めて再び同点に追いつきました!結局2-2で日本はセネガルと引き分けました。本来なら勝利して勝ち点3を取りたかったところですが、前の試合で勝利しているセネガルと引き分けてそれぞれ勝ち点1を獲得し、グループHの同率首位に立ちました。なお、もう1つの試合であるコロンビアとポーランドの試合は、3-0でコロンビアが勝利し、ポーランドのグループリーグ敗退が決まりました。これで日本が決勝トーナメントに出場するためには、ポーランド戦で引き分け以上が条件となります。仮に敗れてもコロンビアとセネガルの試合の状況次第で可能性があります。ポーランド戦は6月28日(木)の日本時間23時にキックオフとなります。ぜひとも勝利して決勝トーナメント進出を決めてもらいたいですね。それでは、これにて失礼。
2018年06月25日
2018FIFAワールドカップロシア™大会が先週から開幕しました。日本代表はグループHに入っていますので、グループリーグの開始が昨日という日程でした。その日本の初戦の相手は4年前にも対戦しているコロンビアです。FIFAランクで言えばコロンビアは16位、日本は61位ですので、『まともに戦えば太刀打ちできない』相手でした。しかし試合は3分経過後に大きく動きました。日本がコロンビアゴールを攻めいていた時に、コロンビアの選手がペナルティエリア内でハンドの反則を取られました。この結果レッドカードが出されて一発退場となり、コロンビアは残り87分以上を10人で戦わなければいけない状態となりました。さらに、この反則で日本はPKの権利を得ました。ここで香川がPKを決めて日本が先制しました!しかしコロンビアは10人でも手強い相手でした。前半39分にはゴールを決められ、結局1-1で折り返すことになりました。後半25分に西野監督はベンチスタートだった本田を香川に代えて出場させます。すると後半28分にその本田のコーナーキックから、大迫が頭でゴールを決めました!その後、5分のアディショナルタイムを含めた約20分の間、日本は『10人のコロンビア』の猛攻に耐え抜き、2-1で日本が勝利し、貴重な勝ち点3をゲットしました!!勝ち越し点を入れた大迫は鹿児島出身のれっきとした九州男児で、鹿児島城西高校時代に出場した高校サッカーでは相手選手に、「大迫半端ないって!」と言わしめるほどでしたが、昨日の試合でもこれが再現されました。一時的には勝利に酔いしれてもいいかもしれませんが、コロンビアが11人だったらどうなっていたかということを意識しなければいけません。次の相手のセネガル(FIFAランク27位)はポーランド(FIFAランク6位)に勝っており、今回の試合で課題となった部分を修正しないと勝てない相手です。是非ともセネガルに勝利してグループリーグ突破を決めてもらいたいと思います。それでは、これにて失礼。
2018年06月20日
先週6日から10日まで北九州市立総合体育館で開催されていた荻村杯国際卓球選手権大会(ジャパンオープン)で、快挙が達成されました!というのも、シングルス男子で張本智和選手が、シングルス女子で伊藤美誠選手が、それぞれ初優勝を決めたのです!!この大会は国際卓球連盟(ITTF)も主催に加わる国際大会という事で世界中の選手が参加するのですが、とりわけ卓球大国の中国勢は何度も優勝しています。そんな中で、張本・伊藤両選手はともに、決勝で中国の選手を破って優勝しました!張本に至っては2012年ロンドン五輪王者の張継科を倒しての優勝です!!日本勢のアベック優勝は2013年の塩野真人選手、福原愛選手以来ですが、今回は両方とも10代(張本選手14歳、伊藤選手17歳)での快挙であり、2年後の東京五輪でのさらなる活躍が期待されます。昔は卓球でここまで盛り上がることは無かったと思いますし、お世辞にも交通の便がそこまで良くない総合体育館で行われた世界大会に、日本全国から大勢のファンがやって来たこと、そしてその声援に応えて若い日本勢がアベック優勝したことは、大いに評価すべきではないかと思います。東京五輪でも張本・伊藤両選手がアベック金メダルを獲得してもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2018年06月12日
今朝、複数のスポーツ紙でも一面で取り上げられましたが、サッカー日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督の、電撃解任が日本サッカー協会の田嶋幸三会長から発表されました。後任には現在技術委員長を務める西野朗氏となりました。夕方に行われた田嶋会長の会見によると、解任の原因は「国際親善試合(3月のvsマリ戦、vsウクライナ戦)でコミュニケーションや信頼関係といった問題が出た。」だそうです。確かにマリとの試合では1-1のドロー、ウクライナには1-2で敗れました。だからと言って、ロシアW杯まで残り2か月足らずで、突然解任するのはあまりに短絡的だと思います。残り2か月で西野新監督が代表メンバーを吟味して集め、『勝つための』戦術を組み立てるなんて、どんな名伯楽でも無理でしょう。それにW杯までの任期を待たずに解任する事で違約金が発生しますし、こんな辞めさせ方をしたら海外から監督を呼べなくなってしまいます。海外組を中心に代表メンバークラスからも、この解任劇に不満の声を上げています。また世界各国からこの暴挙に批判の声が集まり、W杯で対戦する各国も驚いていました。今回の決断は明らかに日本サッカー協会の決断ミスと言っていいでしょう。たとえW杯グループリーグ全敗で敗退してもハリル監督のサッカーを最後まで貫き通した後で、次の大会へ向けたチーム作り、監督選びをしても良かったのではないかと思います。今年のロシア大会が最後のW杯となる訳じゃないんですよ!今回のハリル監督電撃解任には、熊本県のマスコットキャラクターであるくまモンがtwitterで、「ハリルさん、今までありがとうだモン。ボクのバッジを付けて、熊本のことをいつも励ましてくまさり、本当にうれしかったモン。ボクも、ハリルさんのことをずっと応援しているモン。」と感謝のメッセージを送っていました。日本サッカー協会の無能共には怒りを覚えても仕方ありませんが、ハリルホジッチ氏にはどうか、くまモンをはじめとする純粋な日本のファンや日本そのものを嫌いにならないでもらいたいです。今大会もW杯本戦に導いてくれた事には大変感謝しています。W杯が終わって騒動も落ち着いた時に、また日本に来てもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2018年04月09日
日本各地の小学生達による投票によって決まった2020年東京オリンピック・パラリンピックの大会マスコットをデザインした福岡出身で現在も福岡市に在住している谷口亮氏が、今日福岡県庁を訪問し、小川洋・福岡県知事に受賞を報告しました。トレードマークのどてら姿で知事と対面した谷口氏は、「マスコットが選ばれたことで仕事が増えた。」と語り、多忙のあまりにわずか13分しか対談の時間が無く、すぐに次の仕事へ向かいました。なお、大会組織委員会からはマスコットが描かれた垂れ幕が福岡県に寄贈され、今月いっぱいまで県庁のロビーに展示されるそうです。本番まであと2年となりましたので、この2年間で谷口氏が手掛けたオリンピック・パラリンピックのマスコットが、子供達の間に浸透するといいですね。それでは、今日はここまで。
2018年03月22日
先日、平昌冬季オリンピックが閉幕を迎えました。この次に開催されるオリンピックは2020年の東京五輪です。その東京五輪およびパラリンピックの大会マスコットは3つの最終候補から全国各地の小学生による投票が行われました。その結果が今日発表され、最多得票となった『ア案』に決定しました!日本伝統の市松模様が特徴の近未来的なア案は、福岡出身・在住のデザイナーである谷口亮氏が手掛けました!谷口氏は高校卒業後に渡米して現地の学校でデザインを学び、帰国後も福岡を拠点として活動されてきました。ベネッセの子供向け教材のキャラクターデザインや、博多警察署の防犯キャラクターのデザインなどを手掛けています。早速今日行われた記者会見で谷口氏は、「選ばれた瞬間は頭が真っ白になった。今まで賞を取ったことがなかったので、『夢じゃなかろうか』と思った。近未来感と伝統をうまく融合したものが日本、東京らしいイメージなんじゃないかなと考えた。シンプルなものがデザイン的に強いと思っている。」と語りました。マスコットの名前についてはこれから募集され、今年の夏に決まる予定です。日本の子供達によって選ばれた谷口氏デザインのマスコットが、世界中でも愛されるようになるといいですね。それでは、今日はここまで。
2018年02月28日
新年、明けましておめでとうございます。今年は平成30年です。平成ももう30年経つことに時の速さを感じ、その平成も来年4月末に終わりを迎えることを考えると少し寂しさも感じます。さて、元旦といえば毎年恒例となっているニューイヤー駅伝が開催されました。昨年は旭化成(宮崎県延岡市)が18年ぶりの優勝を決めました。前年覇者として臨む今年は連覇に注目が集まることと思いますが、他のチームも強力なだけにどういったレースになるか注目されました。そのレース、旭化成は1区で9位と出遅れましたが、唯一の外国人選手が出場できる2区で、今回から新加入となったチーム初の外国人選手のアブラハム・キャプシスが一気にトップに躍り出ました。続く3区では市田孝が区間賞を取る好走を見せました。4区では箱根駅伝でも名をはせた設楽悠太(Honda)が猛追しピンチになりますが、5区では村山謙太が区間賞の走りで突き放しました。そのまま6区の市田宏も独走し、最終7区では鎧坂がトップでゴールインしました!結果、旭化成が2連覇を達成しました!!九州からの出場チームでは他にトヨタ自動車九州(福岡県)が4位に、MHPS(三菱日立パワーシステムズ・長崎県)が8位に入賞しました。旭化成の2連覇は九州にとって明るいニュースだと思います。彼らの活躍に刺激を受けてソフトバンクホークスも2連覇を達成してくれることを、2018年の年頭において心より祈念します。2018年もどうぞよろしくお願いします。m(_ _)m
2018年01月01日
12月第1日曜日の今日、福岡市内で毎年恒例となっている福岡国際マラソンが行われました。この大会は東京マラソンやびわ湖毎日マラソンと並び、IAAF(国際陸連)が最高位のゴールドラベルに認定している大会です。そのため日本のマラソン選手は福岡国際マラソンで上位に入賞することで、世界選手権や五輪の出場権を手に入れる事ができます。そして今年と来年の大会は2020年東京五輪のマラソン日本代表を決めるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権を得るための対象レースに指定されました。なお、来年と再来年の別府大分毎日マラソンも出場権対象レースです。これらのレースで日本人上位3位以内で2時間11分以内、または同上位4~6位で2時間10分以内となればMGC出場権を手に入れる事ができます。対象レースで出場権を得た選手達は2019年9月に行われるMGC大会に出場し、そこで優勝した選手は無条件で東京五輪出場が内定し、2位と3位のうちMGC派遣設定記録を突破した最上位の選手が2人目の内定者となります。最後の1枠は再来年の福岡国際などの3レースが対象となるMGCファイナルチャレンジで派遣設定記録を上回り、最も早い記録を出した選手となります。つまり福岡国際マラソンの今年からの3大会のいずれかから、東京五輪のマラソン日本代表が出る可能性があります!そんなわけで今大会は東京五輪出場枠を争うMGC参加権をめぐり、佐藤悠基選手(日清食品グループ、東海大出身)大迫傑選手(ナイキ・オレゴンプロジェクト、早大出身)設楽啓太選手(日立物流、東洋大出身)神野大地選手(コニカミノルタ、青学大出身)と、大学時代に箱根駅伝で名を挙げた選手達が多数参加しました。これに加えて今年の世界陸上を最後にマラソン日本代表引退を表明した公務員ランナーの川内優輝選手(埼玉県庁)も昨年の大会で3位ということで招待されました。注目のレースは中間点に入る前に川内や神野が先頭集団から離され、30Kmに到達する前に佐藤も先頭集団から遅れる形となり、先頭に残った日本人選手は大迫のみとなりました。大迫は32Km付近で先頭からやや遅れましたが、40Km前に追い上げを見せて日本人最高の3位に入りました!タイムは日本歴代5位となる2時間7分19秒でした!!また、6位に上門大祐選手(大塚製薬)(タイム2時間9分27秒)が、7位に竹ノ内佳樹選手(NTT西日本)(タイム2時間10分1秒)がそれぞれ日本人2位・3位で2時間11分以内に入り、ここまでの3選手が今大会でのMGC出場権を手に入れました!なお川内が9位、初マラソンの神野は13位という結果に終わりました。大迫らMGC出場権を獲得した選手達はMGC大会までの間で、余裕を持って調整できますが、それ以外の選手達はMGC出場権をめぐり別大マラソンや東京マラソン等MGC出場権を得るためのレースへの出場が必須です。東京五輪マラソン日本代表が決まるまでの2年間、選手達がそれぞれ力をつけて日本全体のレベルが上がるといいですね。それでは、今日はここまで。
2017年12月03日
来年開催されるFIFAワールドカップ2018ロシア大会の組み合わせ抽選会が日本時間の本日未明から行われました。そして抽選の結果、日本はH組に入り、対戦相手と日程も以下の通り決まりました。第1戦:6月19日 21:00~vsコロンビア(FIFAランク13位)会場:サランスク 第2戦:6月25日 00:00~vs.セネガル(FIFAランク23位)会場:エカテリンブルク 第3戦:6月28日 23:00~vs.ポーランド(FIFAランク7位)会場:ボルゴグラード※時間はいずれも日本時間。※現時点の日本のFIFAランクは55位。日本は組み合わせ抽選の時点でポッド4に入りましたので、確実に相手は全部FIFAランクが上の国ばかりとなります。しかしFIFAランク1位のドイツがいるF組や強豪ひしめくC組などに入らなかったのは不幸中の幸いではなかったかと思います。日本代表のハリルホジッチ監督はこの結果を踏まえて「もっと難しいグループに入ってしまう可能性もあった。このグループ(H組)が良かったのかは戦ってみないとわからない状況。キーとなるのは初戦のコロンビア戦。目標へ向けてしっかりと決意を持って準備をしていきたい。」と語りました。特に初戦のコロンビアは前回のブラジルW杯でも同じ組に入り、グループリーグ最終戦で1-4の大敗を喫した相手だけに、前回出場したメンバーはリベンジが義務付けられると思います。W杯開幕まであと7カ月という時間があります。ハリルホジッチ監督と日本代表はこの限られた時間でいかに力をつけグループリーグ突破へ向けた戦術を身につけるかが大切です。それでは、今日はここまで。
2017年12月02日
2018年に開催されるFIFAワールドカップロシア大会の出場権を賭けて現在アジア地区の最終予選が行われていますが、6か国で争われているグループBの日本代表は今日の試合開始前の段階で首位にあります。上位2位までが最終予選でW杯出場できるという状態の中、昨日2位のサウジアラビアがアウェーで4位のUAE(アラブ首長国連邦)に1-2で敗れてしまったため、日本代表は今日ホームで行われた3位のオーストラリア戦で、勝てば最終戦を待たずにW杯出場が決定します。万が一勝てなかったとしてもサウジアラビアとの最終戦(アウェー)で引き分け以上ならば2位以上が確定し、W杯出場権を獲得できます。できればホームで勝ってW杯出場を決めたいところですが、日本代表のハリルホジッチ監督はこの大事な試合で、FWに22歳の浅野拓磨(VfBシュツットガルト)、MFに21歳の井手口陽介(G大阪)を抜擢し、本田・香川・岡崎といったベテランはベンチスタートという思い切った作戦を取りました。連携面ではややまずい面が見られたものの、前半41分に浅野のゴールで先制すると、後半37分には井手口のゴールで追加点を入れました!そしてこのまま逃げ切りに成功して2-0で日本代表が勝利して6大会連続でW杯出場が決定しました!!若手を起用するというハリルホジッチ監督の采配が見事的中した形になりましたが、その起用に応え、結果を出した選手達もお見事だと思います。これからの日本代表は浅野や井手口のような選手達が引っ張って行くことになりそうです。特に井手口は福岡出身ですので、九州から素晴らしい選手が出ることは本当に嬉しいです!日本代表の皆さん、W杯出場おめでとうございます!ですがこれはまだ通過点です。本戦ではこれまで以上の結果を残してくれることを期待しています。それでは、今日はここまで。
2017年08月31日
2年後に日本で開催されるラグビーワールドカップへ向け、開催地となっている福岡;熊本・大分の3県の知事が熊本に集まり、開催地宣言を行いました。この中では3県の知事が最高の観戦環境の提供とアジアをはじめ海外からの積極的な誘致活動を行う事を宣言しました。具体的には3県を結ぶ周遊バスを運行し交通環境を整えることや、海外からの観光客誘致に協力して取り組むことなどが盛り込まれています。この取り組みでは熊本県のPRマスコットキャラクターで県の営業部長でもあるくまモンを使ったPRを行う事も予定されています。海外でも人気のくまモンがPRしてくれれば、海外からの観戦も増えて、結果的に九州を訪れるインバウンド(訪日外国人観光客)が増えるといいですね。また、W杯の対戦カードは今後発表される予定ですが、日本代表の1試合を九州のどこかで必ず開催してもらいたいです。九州はラグビーが盛んな県が多く、五郎丸歩選手をはじめ名選手を多く生み出しています。日本代表の試合を九州のどこかで行わなかった場合、確実に3県の開催試合の観客数は激減すると思います。そんなことがあっては日本ラグビー界に明るい未来はやって来ません!むしろ開幕試合以外の3試合をすべて九州3県のスタジアムで行ってもいいくらいです。そうなることで九州を訪れるラグビーファンが必然的に九州各地で宿泊や飲食を行いますので、経済が潤い結果的に熊本地震の復興にも貢献できると断言します。ラグビーW杯で九州3県がスクラムを組み、世界中の人々が九州を訪れる機会をたくさん増やしてもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2017年05月23日
今日は2月最初の日曜日という事で、毎年恒例となっている別府大分毎日マラソンが行われました。昔は大分市営陸上競技場がスタート・ゴール地点で、そこから別府方面へ国道10号(別大国道)を北上した後に折り返すコースでしたが、2010年からスタート地点を別府市と大分市のほぼ境目にある大分マリーンパレス水族館(通称『うみたまご』)に変更されました。レースはスタートから10Km北上して最初の折り返しを行い、スタート地点であった『うみたまご』を再び通り過ぎるあたりまで20人ほどの1位集団ができていましたが、26Kmあたりでデレジェ・デベレ(エチオピア)が先頭に立ちました。これをロンドン五輪6位入賞の中本健太郎(安川電機)をはじめ、伊藤大賀(スズキ浜松AC)・大石港与(トヨタ自動車)・フェリックス・ケニー(ケニア)の各選手が追いかけますが、デベレがその都度振り払います。これについて行ったのは中本ただ1人で、優勝争いはデベレと中本の2人に絞られます。既に大分市に入った39Km地点で中本がスパートをかけると、そのまま一気に大分市営陸上競技場に入り、2時間9分32秒の記録で初優勝を飾りました!!日本人選手の優勝は4年前、中本とのデッドヒートを制して優勝した川内優輝(埼玉県庁)以来となりました。日本陸連が今年ロンドンで行われる世界陸上男子マラソンの代表選手を選考するための対象レースは4つあります。昨年12月に行われた福岡国際マラソン、今月行われる東京マラソン、そして来月行われるびわ湖毎日マラソンで日本人1位&2時間7分を切れば即内定です。この3レースで日本人3位までに入るか、別府大分毎日マラソンで日本人1位になれば代表選考の対象とされます。既に川内が福岡国際で日本人1位(全体3位)になりました。タイムは2時間9分11秒で、代表選考基準を満たした最初の選手になっています。そして今日の別大マラソンの結果、優勝した中本も代表候補に名乗りを挙げました。中本はレース後のインタビューで、「やっと優勝というタイトルが掴めた。タイムを見れば物足りなさを感じているが、優勝したのはいいアピールにはなった。残りの2大会を楽しみに待ちたい。」と語りました。また、4年前の川内とのデッドヒートについて触れられると、「あの時の思いがあるので、今日の試合にぶつけて、それが優勝に結びついた。相性のいい大会だったので、ここで復活できるようにという思いで臨んだ。」と振り返りました。選考対象レースは残り2つありますが、これらのレースを走る選手にとっても中本の優勝はプレッシャーになってくるのではないかと思います。結果次第では中本、川内が2人とも世界陸上で走るかもしれませんね。そうなった場合はぜひとも日本代表として素晴らしい結果を残してもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2017年02月05日
年末年始にかけて行われてきた高校スポーツもそろそろ決勝が行われる頃になりました。この時期によく出てくるのが東福岡(福岡)ですが、当然のように今年(というか昨年末)もサッカーとラグビーで全国大会に出場しました。サッカー部は前年度優勝しており、連覇がかかっていたのですが一昨日に行われた準々決勝で東海大仰星(大阪)に敗れてしまいました。一方でラグビー部は初戦で139-0の大勝をした後順調に勝ち進み、今日近鉄花園ラグビー場で行われる決勝に進出したのですが、奇しくもその相手が東海大仰星でした。実はこの2校は昨年も決勝で戦っていたのですが東海大仰星が勝利しており、東福岡ラグビー部にとっては2つの意味でリベンジマッチとなりました。試合では前半に東福岡が先制のトライ(5点)とその後のゴール(2点)を決め、7-0とリードして折り返すと、後半すぐにトライ&ゴールで14-0とします。ところが東海大仰星も2つのトライとゴールで反撃し同点に追いつきました。それでも東福岡はその後さらに2つのトライとゴールを決めて東海大仰星を突き放します。残り5分のところで東海大仰星がトライ&ゴールを決めて7点差に迫られますが、このままノーサイド(試合終了)となりました。結果東福岡が勝利し、2大会ぶり6度目の優勝を決めました!東福岡は今季、ラグビーで全国選抜大会、全国7人制大会も制しており、2季ぶりの『高校3冠』を達成しただけでなく、サッカー部の借りを返す事にも成功しました!東福岡フィフティーンの皆さん、優勝おめでとうございます!高校3冠がかかったことや、Aシードというプレッシャーもあったと思いますが、それをはねのけた上で勝利したのは本当にすごいですね。ラグビーは地方によって戦力に大きな格差があるのは事実ですが、そうであればあまり盛んでないところは地区を統合して、福岡のようにラグビーが盛んな所に枠を追加した方がいいのではないかと思います。2年後にはラグビーW杯が日本で開催されます。今回優勝したメンバーの中から日本代表が選出されるといいですね。それでは、今日はここまで。
2017年01月07日
新年明けましておめでとうございます。今年は初日の出がきれいに見え、明るい1年を予感させるような気がしました。そんな中行われた第61回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)で、旭化成(宮崎県)が18年ぶり22度目の優勝を決めました!今年の旭化成は2015年に入部した2組の双子が活躍しました。、村山兄弟の謙太(駒大)は5区、紘太(城西大)は1区、市田兄弟の孝(大東大)は4区、宏(大東大)は6区で走ったのですが、唯一外国人選手の出場が認められている2区では鎧坂を投入するなど、純粋に日本人だけのチームで優勝しました。レースでは11位でタスキを受け取った4区の市田孝が5位まで追い上げ、村山謙太が5区でトップに躍り出ると、6区の市田宏は区間新の疾走を見せて最終7区はリオデジャネイロ五輪マラソン代表の佐々木悟がこのままトップでゴールしました。その他九州からの出場チームではMHPS(三菱日立パワーシステムズ・長崎県)が3位、トヨタ自動車九州(福岡県)が4位と健闘しました。年明け早々九州のチームが活躍するところを見られたのは本当に嬉しいです。そんなわけで今年は九州にとって良いニュースばかりが起こる1年であることを希望します。今年もどうぞよろしくお願いします。m(_ _)m
2017年01月01日
27日から東大阪の花園ラグビー場で行われている第96回全国高校ラグビー大会は今日から2回戦に突入しました。3校しかないAシードに選ばれた東福岡(福岡)は今日から初戦でしたが、浜松工(静岡)を相手に139-0の大差で勝利し初戦突破しました!139得点はもちろん、139点差も大会新記録です。今年の全国高校選抜と全国7人制を制し、花園で優勝すれば2014年以来となる高校三冠がかかっている東福岡ですが、プレッシャーなんてないような試合内容でした。高校ラグビーは前後半30分ハーフで行われるのですが、前半70得点、後半69得点を挙げ、前後半合わせて20トライを決めました!世が世なら浜松工の監督が「お前らゼロか!ゼロの人間なのか!」とか言い、「今からお前たちを殴る!」と言って部員達を殴ってそうなスコアですね。それにしても東福岡は相変わらず強いですね。他の高校スポーツでも福岡代表が圧倒的な強さで他の都道府県代表をコテンパンにやっつけるところを恒久的に見せつけてもらいたいものです。高校ラグビーについては、いっそのこと東福岡を特別枠にして毎年出場させて、福岡代表として筑紫とか他の学校が出られるように、高校ラグビーの主催者には本気で検討してもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2016年12月30日
今日は12月に入って最初の日曜日ということで、毎年恒例の福岡国際マラソンが福岡市内で行われました。福岡国際マラソンは国際陸上競技連盟が最高位のゴールドレベルに格付けしている国内でも最高クラスの大会です。(他は東京マラソン、びわ湖毎日マラソン、名古屋ウィメンズマラソン)さらに翌年行われるオリンピックや世界選手権大会の国内代表選考レースに指定されており、今回は来年ロンドンで行われる世界選手権の代表選考レースになっています。今大会は前々回・前回優勝のパトリック・マカウ(ケニア)をはじめ、国内外から多くの招待選手が参加しましたが、その1人であり、埼玉県庁に勤める公務員ランナーの川内優輝選手は、先月の練習中に右ふくらはぎを痛め、さらにおとといに左足首をねんざしており、出場が危ぶまれていましたが、ロンドン世界選手権を最後に日本代表からの引退を表明していることもあったのか、悩んだ末に強行出場を決断しました。「招待選手を受けた以上は義務としてしっかり走る。」という信念が川内の中にあったからです。そして今日午後0時10分、曇り空の平和台陸上競技場でレースが始まりました。川内は先頭集団に入ってスパートを仕掛けるチャンスを狙いました。中間点を過ぎたあたりでイエマネ・ツェガエ(エチオピア)らが飛び出し、川内ら2位集団がくらいつきます。さらに約32Km地点にある東区の折り返し点付近で、メラク・アベラ(黒崎播磨)がトップに出ますが、マカウとツェガエがすぐに追いつき、川内もそれについていきました。終盤のレースはマカウとツェガエのデッドヒートが続く中、川内がついに単独3位に上がり追走を続けました。ラスト約1Kmでツェガエがスパートをかけてそのままゴールして優勝し、マカウは2位で惜しくも3連覇を逃してしまいました。そして川内は2時間9分11秒で日本人トップの3位に入りました!選考レースである福岡国際で日本人トップに入った川内は、満身創痍の状態ながら世界選手権代表に大きく近づきました!レース後の会見で、関係者の手を借りながら会見場に入った川内は、「今回は最悪な状況でスタートラインに着いたので、今日のベストを尽くしてホっとした。こうして走れて良かった。ホッとしたのが正直なところで、嬉しくて涙が出てきた。」と語っていました。今大会がちょうど第70回という節目の大会で、最後まで目が離せない好レースとなったことは良かったと思います。川内が無事に世界選手権の代表に選ばれるといいですね。それでは、今日はここまで。
2016年12月04日
今日のニュースで、今年のセリーグ覇者である広島東洋カープが、市民への感謝を込めて5億円を広島市に寄付するというものがありました。内訳はスポーツ広場の整備に4億円、原爆ドームの保存に1億円だそうです。これを聞いた私は、『カープこそ今年日本一になるべき球団だった』と思いました。一方汚い手を使って汚い日本一になった汚い球団は・年棒の上がる貢献者を簡単にポイ捨て・マスゴミを使ってゴリ押ししている選手を メジャーへ売る際のポスティング金額のつり上げ・優勝パレードをするのに市民に費用をたかるといった具合に本当に金に汚い球団です。マスゴミや審判と癒着して汚い日本一になる球団があるのが今の日本のプロ野球界だと思うと嘆かわしいです。まぁ日本一になった日本一金に汚い球団はおいといて、カープの寄付の事を考えると強いスポーツ球団がある地域はその球団のおかげで活性化されるのだと思いました。一方、九州はどうかというと、汚い球団のせいで日本一になれなかったソフトバンクホークスは観客数が昨年より減少しました。(2015年:253万人→2016年:249万人)やはりホークスは強くないと観客が増えないというのが分かります。それよりももっとひどいのは九州にあるJリーグ各チームの体たらくぶりです。九州には福岡に2つ、佐賀・長崎・大分・熊本に書く1つずつチームがありますが、J1のサガン鳥栖を除いてすべてのチームが弱くて人気がありません。これらのチームの特徴は、弱い↓観客が来ない↓収入が少ない↓いい選手が入らない↓弱い↓以下繰り返しの負のスパイラルがあるという点です。『地方都市だからスポンサーが集まらずに金が無い』とか、『福岡はホークス人気が高いからサッカーは人気で勝てない』とか言い訳じみたことをぬかしておりますが、弱いなら借金してでも強い選手を育てろ!そして他の球団に取られないように徹底的に囲え!と言いたいところです。しかし、それができないのが現状です。Jリーグは『百年構想』とかを掲げておりますが、九州では各チームが弱いせいでその構想が破たんしている事を分かっているのでしょうか?この状況はサッカーだけでなく、先日開幕したプロバスケットボールのBリーグでも同じことが言えます。九州にはB1のチームが1つもないせいで知名度が他の地域に比べて低いです。こんな状態では、九州はスポーツが弱いせいで地域が活性化しません。そこで私は国家戦略特別区域として、九州全体を『プロスポーツ強化特区』に指定すべきであると提言します!この特区の最大の目的は、九州各県を本拠地とするプロスポーツチームが常に所属リーグのトップクラスに入るように国家として最大限の支援を行い、それによって九州全体の活性化を図る事です。具体的には九州の各チームが名監督・名コーチ・スター選手を雇うための年俸を国費で賄う事をメインの事業とします。なお、援助する費用は対象チームが強くなって収入が増えるにつれて少しずつ減らしてゆくものとします。財源としては汚い優勝・日本一で浮かれている道民共に無駄に支払われている北海道開発費5000億円をそっくりそのまま流用するのが最善の手段だと断言します。さらに理想としては、・日本代表(A代表)クラスの選手が 九州のチームだけに所属するようにする。・優秀な選手が九州以外のチームに行かないようにする。・九州以外のチームの優秀な選手は強制的に 九州のチームに所属させるなどの施策を国家命令で行ってもらいたいと思います。この特区によって、九州のチームが強くなる↓チームを応援しようと観客が集まる↓そのチームの収入が増えるだけでなく、物販や飲食、移動などで経済が大いに活性化するという具合にどんどんいい方向に進んでいくことは間違いないでしょう。さらに九州に強いスポーツチームがあることが大きな魅力となり、他の地域から九州へ移住を希望する人々が増えるとさらにいいと思います。九州を活性化させるためにも、絶対に九州全域を『プロスポーツ強化特区』に指定すべきだと思います。それでは、今日はここまで。
2016年11月21日
17日間の熱戦が繰り広げられたリオデジャネイロ五輪は日本時間の今日午前中に閉会式を迎えました。雨が降る中でブラジルでらしいサンバのような踊りの後、各国の選手達が入り混じって入場しできました。日本選手団は入場してくるまで時間がかかりましたが、陸上、レスリング、シンクロ、バレー、新体操などの選手達が登場するとマラカナン競技場では大歓声が起こりました。入場の時にいなかった伊調馨選手は女子史上初の五輪4連覇を達成したことから、全選手入場後にレジェンドとしてステージ上で紹介されていました。もろもろのイベントの後、IOC会長とリオ五輪の責任者とともに、小池百合子・新東京都知事が和服姿で登壇しました。オリンピック賛歌が流れる中五輪旗が降ろされ、小池知事にその旗が手渡されました。そして君が代斉唱、日の丸が掲揚された後に東京五輪のプレゼンテーションが流れました。色々なスポーツの映像の中には、キャプテン翼、ドラえもん、キティちゃんなどの有名キャラも登場し、映像で安倍首相がマリオに変身して渋谷の交差点から、ドラえもんが四次元ポケットから出した土管に入って行きました。土管は東京の真裏にあるリオへ通じるとともに、スタジアムの中央にも土管が現れ、土管からマリオが出てきたと思ったら安倍首相本人でした!光のフレームによるパフォーマンスで五輪エンブレムが現れた後、最後には『SEE YOU IN TOKYO』(東京で会いましょう!)の文字が浮かび上がると、会場が拍手と大歓声に包まれていました。このパフォーマンスは(一部のおかしい連中を除く)世界中から大絶賛されていましたが、Twitterなどで批判している連中は日本人ではありませんね。そんな連中は日本人ではありませんので、とっとと日本から出て半島に帰ってもらいたいと思います。結局日本は参加国の中で総合6位となる金12、銀8、銅21の計41個のメダルを獲得しましたが、JOCは東京大会ではさらに獲得数3位を目標に掲げています。リオデジャネイロ五輪の閉幕は同時に、東京五輪へのカウントダウンの始まりを意味します。東京五輪をさらに素晴らしい大会にするためにも、これからの4年間は選手達がさらなる力を身につけ、迎えるスタッフや市民の意識を高めるための大事な時期だと思います。東京五輪が大成功することを心より願います。それでは、今日はここまで。
2016年08月22日
リオデジャネイロ五輪もあと少しで閉会となります。既に日本選手団の一部が帰国し、成田空港ではメダリスト達の姿を一目見ようと多くのファンが出迎えていました。ともにメダルを獲得した卓球男女団体の6選手や、金メダルを獲得した体操男子団体などが帰国後の会見に臨んでいました。個人総合と合わせて2つの金メダルを獲得した内村航平選手は、競技以外の思い出について、「3回目の五輪で初めて(陸上男子3冠達成の)ウサイン・ボルト(ジャマイカ)をやっと見られた。」と語っていました。そのボルトは今大会でオリンピックから引退することを宣言しており、残念ながら東京ではボルトの走りを見られないようです。ボルトの五輪最終種目は男子400mリレーで、その決勝が日本時間の昨日午前中に行われましたが、このレースには日本(山県亮太、飯塚翔太、桐生祥秀、ケンブリッジ飛鳥)も出場しました。個々の結果では他のチームに追いつかない日本でしたが、バトンパス技術で各国と対等に渡り合い、第3走者の桐生選手の時点でトップ争いに加わると、第4走者のケンブリッジ選手のところでジャマイカのアンカーであるボルトと並びました!ただ、やはりボルトは桁外れに速く、金メダルはジャマイカとなりましたが、日本は初の銀メダルを獲得しました!しかも37秒60というアジア新記録を出しての快挙です!なお、ガトリンらを擁したアメリカは3着でしたが、本来バトンパスを行うゾーンよりも前でバトンパスを行ったため失格となりました。レース後に日本の4人とボルトが握手を交わしていました。また会見でもボルトが日本のバトンパスを絶賛しており、まさにチームワークで掴んだメダルと言ってもいいでしょう。特にジャマイカ出身のケンブリッジ選手は最後の五輪でのレースとなるボルトと、わずかながら並走できたことは一生の思い出になると思います。明日はいよいよ最終日で、男子マラソンなどが行われます。日本の選手達を最後まで応援したいと思います。それでは、これにて失礼。
2016年08月21日
終盤を迎えたリオデジャネイロ五輪ですが、まだまだ日本のメダル獲得が止まりません。『タカ・マツ』の金メダルに沸いたバドミントンでは女子シングルスが行われ、準々決勝で山口茜選手との日本人同士の対決に勝ち、準決勝で敗れたものの、3位決定戦に進んだ奥原希望選手でしたが、相手の中国の選手が棄権したため、不戦勝で銅メダルを獲得しました。また陸上男子50Km競歩では荒井広宙選手が3位に入ったのですが、残り1.2Kmでカナダの選手に接触して妨害したとされて1時間以上の協議の結果失格とされてしまいました。しかし日本陸連がこの失格裁定に抗議しました。日本陸連は競技中の映像を解析するなどして、『接触は不可抗力であり、失格は納得いかない』という日本側の主張をまとめた文書を国際陸連へ提出し、その後再度協議が行われた結果、失格処分を取り消され荒井選手の銅メダルが確定しました!この対応には『日本陸連グッジョブ!』と思いました。その他シンクロ女子チーム競技では、日本が銅メダルを獲得し、アテネ以来のメダルとなりました!またレスリング男子フリースタイル57Kg級では樋口黎選手が決勝で敗れたものの銀メダルを獲得しました!レスリングでは男子が2個、女子が5個のメダルを獲得しました。東京五輪ではさらにメダルの数も内容も充実してもらいたいと思います。ここまで日本は金12、銀7、銅21と、史上最多となる40個のメダルを獲得しました!これまでは前回のロンドン(金7、銀14、銅17)が最多でした。この数も東京五輪ではさらに上回ってもらいたいと思います。それでは、これにて失礼。
2016年08月20日
14日目を迎えたリオデジャネイロ五輪は、日本にとって様々な出来事が起こりました。まずバドミントン女子ダブルス決勝で、高橋礼華・松友美佐紀の『タカ・マツ』ペアが、フルセットの末にデンマークのペアを破り、日本バドミントン界初の金メダルを獲得しました!『タカ・マツ』ペアは1-1で迎えた第3セット、19-16と3点ビハインドから5連続ポイントを奪って逆転し、初の栄冠に輝きました。それから数時間後に女子レスリング決勝が行われました。まず53Kg級の決勝が行われ、アテネ・北京・ロンドンと五輪を3連覇し、前日の伊調馨選手に続く4連覇が期待されていた吉田沙保里選手でしたが、1ポイントリードで迎えた第2ピリオドでマルーリス(アメリカ)に逆転され、4連覇を逃してしまいました・・・試合後吉田選手はマットの上に突っ伏して、悔し涙を流していました。インタビューでも、「取り返しのつかない事をしてしまった。たくさんの人に応援してもらったのに銀で終わってしまって申し訳ない。」とただただ謝っていました。表彰式でも、表彰式後のインタビューでもずっと涙を流しっぱなしだった吉田選手は、2年前にコーチでもある最愛の父を失って初めて迎えた五輪でしたが、この大会にかける思いは誰よりも強かったと思います。「そんなことはない」「銀でも立派だ」と周りが言っても、吉田選手は簡単にはそれを受け入れることはできないのではないかと思います。かつて『霊長類最強の男』アレキサンダー・カレリン(ロシア)が4連覇目前のシドニー五輪決勝で敗れたことと重ねてしまいます。とにかく今は「お疲れ様でした。」としか言えないです。その後行われた63Kg級の決勝では、五輪初出場の川井梨紗子選手がベラルーシの選手を終始ポイントで上回り、初出場で金メダルを獲得しました!昨日の登坂選手、土性選手に続き、日本の若い選手が金メダルを取りました。吉田選手は残念でしたが、彼女の背中を追いかけてきた若い力がその成果を発揮することができたのも何か因果を感じます。現在33歳の吉田選手がリオで現役引退するのか、それとも4年後の東京まで戦うのか、本人が選択した決断を、周りは尊重してもらいたいと思います。それでは、これにて失礼。
2016年08月19日
リオデジャネイロ五輪は女子レスリングが始まりました。この種目では日本のメダル量産が期待されています。今日は3階級が行われ、58Kg級ではこれまで五輪3連覇中の伊調馨選手が、1-2と劣勢で迎えた第2ピリオド終了5秒前にポイントを逆転し、女子史上初の個人種目の五輪4連覇を達成しました!これまで五輪4連覇は先日、競泳のマイケル・フェルプス(アメリカ)が達成など男子が4人達成していますが、女子は伊調選手が初となりました。この日は48Kg級の決勝で登坂絵莉選手が、69Kg級の決勝で土性沙羅選手が、それぞれ終盤に逆転して金メダルを獲得しました!なお、卓球男子団体の決勝では、日本(水谷隼、丹羽孝希、吉村真晴組)が中国と戦いましたが敗れ、惜しくも銀メダルとなりましたが、この種目では初のメダルとなりました。現時点で日本の金メダルは10個となり、2004年アテネ大会以来となる2桁の大台に乗りました。明日は53Kg級の吉田沙保里選手の4連覇も期待されています。さらに日本の金メダルが増えるといいですね。それでは、これにて失礼。
2016年08月18日
毎日のように熱戦が続くリオデジャネイロ五輪は、12日目も日本選手がメダルを獲得しました!シンクロナイズドスイミングのデュエット決勝では、乾友紀子・三井梨紗子組が銅メダルを獲得しました!ロンドンではデュエットでもチームでもメダルを取ることができませんでしたので、日本にとって実に2大会ぶりのメダルとなりました。18日から始まるチームでの演技にも期待したいですね。また卓球女子団体は3位決定戦が行われ、日本(福原愛、石川佳純、伊藤美誠)が銅メダルを獲得しました!勝った瞬間に愛ちゃんが涙を流していましたが、これは嬉し涙だったそうです。ある程度の世代以上にとって愛ちゃんと言えば、4歳のころにバラエティ番組で某芸人と卓球勝負して泣かされるシーンを思い起こしますが、今回の涙は本当に感動しました。石川選手、伊藤選手という頼りになる後輩たちも素晴らしい活躍でした。4年後のさらなる活躍が楽しみですね。なお、バドミントン女子ダブルスで、高橋礼華・松友美佐紀組が、準決勝で韓国を破って決勝進出し、銀以上を確定させました!明後日の決勝ではデンマークと金メダルを賭けて戦いますが、日本バドミントン界初の金メダル獲得へ向けて頑張ってもらいたいと思います。それでは、これにて失礼。
2016年08月17日
リオデジャネイロ五輪は今日も日本選手がメダルを獲得しました。体操男子種目別跳馬の決勝では、先日団体で金メダルを獲得した日本代表の1人である白井健三選手が銅メダルを獲得しました!白井選手は新技『伸身ユルチェンコ3回半ひねり』に成功し、高得点をマークしました!すでに『シライ』と呼ばれる技がありますので、この新技は『シライ2』と呼ばれる予定だそうです。跳馬でのメダルはロス五輪の現在はタレントの森末慎二さんの銀以来となります。白井選手はまだ19歳ですので、東京五輪では最も脂の乗った状態で迎えられます。この4年間でさらに力をつけて金メダルを量産してもらいたいと思います。そして水谷隼選手の個人銅メダルで話題となった卓球は男子団体の準決勝が行われました。日本(水谷隼選手、丹羽孝希選手、吉村真晴選手)はドイツ相手に勝利し、決勝進出を決めました!これで卓球男子団体では初メダルとなる銀以上が確定しました!できれば卓球男子団体でも金メダルが取れるといいですね。それでは、これにて失礼。
2016年08月16日
リオデジャネイロ五輪は10日目を迎えました。残り約1週間となりましたが、日本のメダルラッシュが再び期待されます。テニスでは男子シングルス3位決定戦が行われ、錦織圭選手がテニス界のBIG4の1人であるラファエル・ナダル(スペイン)にセットカウント2-1で勝利し銅メダルを獲得しました!錦織は準決勝でBIG4のアンディ・マレー(英国)に敗れましたが、ハードコートとはいえ、同じBIG4のナダルに勝ったことはすごいことです。日本勢では1920年のアントワープ五輪で熊谷一弥さんが銀メダルを獲得して以来となる実に96年ぶりのメダルとなりました!また、レスリングの競技が始まりましたが、グレコローマン男子59kg級で、日本勢最初に登場した太田忍選手が決勝でキューバの選手に敗れたものの銀メダルを獲得しました!グレコローマンの日本勢男子のメダルは2000年シドニー69Kg級で永田さんの弟が獲得して以来16年ぶりとなりました。また、1952年ヘルシンキから(不参加のモスクワを除く)ずっと続いている、日本男子レスリング連続メダル獲得記録を継続することができ、『お家芸』の健在を示した形となりました。レスリング男子は4人(グレコ・フリー各2人)ですが、女子は6人が出場し、うち吉田沙保里選手と伊調馨選手は金メダルが期待されています。明日以降も再び日本のメダルラッシュが続くといいですね。それでは、これにて失礼。
2016年08月15日
連日熱戦が続くリオデジャネイロ五輪も、そろそろ折り返しです。ここまで毎日柔道の競技が行われていましたが、昨晩(日本時間で今朝)で全日程が終了しました。日本選手団が柔道で獲得したメダルは以下の通りです。<金メダル>男子73kg級:大野将平選手女子70kg級:田知本遥選手男子90kg級:ベイカー茉秋選手<銀メダル>男子100kg超級:原沢久喜選手<銅メダル>女子48kg級:近藤亜美選手 男子60kg級:高藤直寿選手男子66kg級:海老沼匡選手女子52kg級:中村美里選手女子57kg級:松本薫選手 男子81kg級:永瀬貴規選手男子100kg級:羽賀龍之介選手女子78kg超級:山部佳苗選手というわけで男子は全階級でメダルを獲得しました!ちなみに前回ロンドンでは金メダルはゼロ、銀と銅が各2個ずつという散々な結果でした。なお当時の監督は今バラエティ番組に出ずっぱりです。今回は井上康生監督の指導のもとで選手達がトレーニング方法や栄養の取り方を変えたり、他の格闘技を選手達に行わせたり、体重別に担当コーチを置いたりと、徹底的に変革を行った結果、素晴らしい成績を残しました。4年後の東京五輪ではメダルの数もですが、金メダルの割合も増やしてもらいたいと思います。もちろん現在リオで行われている五輪でも、さらに日本のメダルラッシュが続いてもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2016年08月13日
リオデジャネイロ五輪は連日、日本代表選手達のメダルラッシュが続きます。競泳女子200m平泳ぎでは金藤理絵選手が、決勝に出場して見事に金メダルを獲得しました!金藤選手は北京で初出場しましたがロンドンでは代表に選ばれず、8年ぶりに出場した今大会で悲願のメダルを獲得しました。ちなみにこの競技で日本選手の金メダルはバルセロナの岩崎恭子さん以来で、ちょうどこの日はベルリン五輪で同じ種目で前畑秀子さんが『前畑がんばれ』の声援の中で金メダルを獲得した記念すべき日でした。快挙から数分後に競泳男子200m個人メドレーが行われ、萩野公介選手が銀メダルを獲得しました!『怪物』マイケル・フェルプスら強豪ひしめく決勝で、萩野選手は最後の自由形で追い上げました。400m個人メドレーの金、800mリレーの銅メダルに続く3個目のメダルでした。さらに卓球の男子個人では3位決定戦に出場していた水谷隼選手がベラルーシの選手と戦い、4-1で勝利して銅メダルを獲得しました!卓球日本男子では初、そして個人種目では男女通じても日本初となる歴史的な瞬間でした。日本はこれまで7個の金メダルを獲得し、ロンドン五輪に並びました!これからも日本が金メダルを獲得できる可能性が高い競技がありますので、さらに数を増やして東京五輪へ弾みをつけてもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2016年08月12日
今日は初めての山の日による祝日ということで、リオデジャネイロ五輪を昨晩からずっと見ていた方もいるのではないでしょうか?昨晩の競技のうち、柔道では、女子70kg級で田知本遥選手が、男子90kg級でベイカー茉秋選手が、それぞれ金メダルを獲得しました!!男女柔道の表彰式が行われ、二度も君が代が流れる中で日の丸が掲揚される瞬間を見た後、さらに日本にとって嬉しいニュースが入って来ました。すでに団体総合で金メダルを取っている体操の男子個人総合で、エースの内村航平選手が、最後の鉄棒で逆転して今大会2個目、同種目で2大会連続の金メダルを獲得しました!!今夜は五輪で112年ぶり採用となるゴルフの競技が開始されるなど、注目の競技がまだまだあります。これからも日本のメダルラッシュが続いてくれるといいですね。それでは、これにて失礼。
2016年08月11日
日本選手団の連日の活躍に湧くリオデジャネイロ五輪は、次々とメダル獲得の知らせが届いています。前回、柔道の大野将平選手の金メダル獲得から数時間後、体操男子団体が決勝に挑み、3大会ぶりの金メダルを獲得しました!予選では4位だった日本ですが、エースの内村航平選手を始め、加藤凌平選手、田中佑典選手、白井健三選手、山室光史選手の計5人が力を合わせて逆転に成功して北京以来となる7度目の金メダルに輝きました!また、前回ロンドン五輪は北島康介氏の最後の五輪と言うことで競泳男子400mリレーで銅メダルを勝ち取り、「康介さんを手ぶらで帰すわけにはいかない。」の明言を残した松田丈志選手の最後の五輪となった今大会、競泳男子800mリレーの決勝レースに出場した萩野公介選手、江原騎士選手、小堀勇気選手の3人は見事な泳ぎを見せ2位でアンカーの松田選手につなぎました。松田選手は最後イギリスに抜かれながらも3位になり、東京五輪以来52年ぶりの銅メダルを獲得しました!萩野選手ら3人は前回の松田選手のように、「丈志さんを手ぶらで帰すわけにはいかない。」という思いで泳いだそうですが、こうした思いが次々と後輩へ受け継がれていくのはいいですね。その他カヌー男子スラローム・カナディアンシングルで、羽根田卓也選手が銅メダルを獲得し、カヌー競技で日本初のメダルをもたらしました!今夜もメダルを獲得するチャンスがある競技が揃っていますので、どんどん日本にいい色のメダルが増えるといいなと思います。それでは、これにて失礼。
2016年08月10日
連日熱戦が繰り広げられているリオデジャネイロ五輪は、現在、男女の柔道が行われています。日本のお家芸でもありますのでメダル獲得の可能性が高い種目ですが、昨日(現地時間一昨日)では、男子66kg級:海老沼匡選手が銅メダル女子52kg級で中村美里選手が銅メダルを獲得し、今日(現地時間昨日)では、女子57kg級で松本薫選手が銅メダルを獲得していますが、ここまで日本が金メダルが獲得できない状態でした。しかし男子73Kg級で大野将平選手が決勝へ進み、決勝では技ありでポイントを奪うと残り2分を切ったところで、小内巻き込みで一本勝ちして、日本の柔道で初の金メダルを獲得しました!今、表彰式の様子をテレビで見ているのですが、一番高い所に日の丸が掲揚され、君が代が流れるシーンは何度見てもいいものですね。前回ロンドン大会では柔道の金メダルが1つも取れなかった日本ですが、前々回の北京以来2大会ぶりの金メダルとなりました。これをきっかけにさらに日本が金メダルを量産してもらいたいと思います。それでは、これにて失礼。
2016年08月09日
4年に1度行われるスポーツの祭典であるリオデジャネイロ夏季五輪が昨日から開幕しました。昨日は朝から外出していたので、開会式は夜に再放送していた分と、あらかじめ録画していたものを組み合わせて見ていました。最初の内容は人類の、そしてブラジルの歴史を振り返った内容で、中には日本からの移民についても触れられていました。ちなみにこれが実際に行われたちょうどその時が日本時間では8月6日の8時15分であり、広島に原爆が投下された時刻に合わせた演出でした。その後の選手入場はものすごく時間がかかるため、カンボジアの猫ひろしと今大会から参加の難民選手団の入場と、日本選手団の入場を録画分で早回しして見ました。その日本選手団が着用した開会式用のユニフォームですが、もうちょっとデザインがどうにかならなかったのでしょうか?まるで1969年の東京五輪の選手を見ているような感じでした。これを○ーコさんに見せて厳しくダメ出しをした方がいいんじゃないかと思いました。次回(2020年の東京五輪)ではホスト国になるのですから、もっとマシなデザインのユニフォームで入場してもらいたいと思います。そして気になる聖火リレーの最終ランナーは当初サッカーの神様であるペレでしたが、直前になってドタキャンしたため、代わりにアテネ五輪男子マラソンで、暴漢に襲われたため金メダルを逃したことで世界的に知られ、日本ではオールスター大感謝祭の赤坂五丁目ミニマラソンに出場したことで知られるバンデルレイ・デリマ氏が登場して聖火台に点火しました。日本時間では深夜から早朝にかけて、早速各競技が行われましたが、柔道女子48Kg級で近藤亜美選手が、柔道男子60Kg級で高藤直寿選手が、重量挙げ女子48Kg級で三宅宏実選手が、それぞれ銅メダルを獲得しました!さらに競泳男子400m個人メドレーで、萩野公介選手が金メダル、瀬戸大也選手が銅メダルをそれぞれ獲得しました!!萩野選手は日本の金メダル第1号でしたが、競泳で日本人選手が2人も表彰台に立つのは60年ぶりの快挙でした。日本選手団には前回ロンドン以上の金メダルを獲得し、次回の東京五輪へ大きな弾みをつけてもらいたいと思います。プロ野球も高校野球も最高につまらない状態ですので、五輪の日本選手をどんどん応援して盛り上がりましょう!それでは、今日はここまで。
2016年08月07日
今夏行われるリオデジャネイロ五輪のマラソン日本代表の選考が今日行われ、男女各3名がそれぞれ選出されました。このうち男子では、昨年の福岡国際マラソンで日本人最高の3位となった佐々木悟選手(旭化成)と、今年のびわ湖毎日マラソンで日本人最高の2位となった北島寿典選手(安川電機)の2人が九州の実業団チームから選ばれました!日本陸連の会見に出席した佐々木選手は、「まだ正直実感は湧いていない。自分の課題をしっかり克服して、目標に向かって少しずつ積み上げていくのが合っていると思う。それを今、実行しているところなので、本番で良いパフォーマンスができるよう頑張っていきたい。」とコメントしました。旭化成陸上部は宮崎県延岡市を本拠地としており、宗茂・宗猛兄弟をはじめ、森下広一、谷口浩美、川嶋伸次の各選手が過去のオリンピックに出場している名門チームです。佐々木選手は現在この名門の主将を務めており、箱根駅伝で活躍した選手達が次々と入ってくるチームをまとめています。一方、北九州市八幡西区に本拠地を置く安川電機陸上部は、前回ロンドン五輪男子マラソンで6位入賞した中本健太郎選手を擁しています。中本選手もリオ代表を狙ってびわ湖毎日に出場しましたが8位に終わり、一般参加だった同じチームの北島選手が2位に入り、見事リオ行きの切符を手に入れました。安川電機の本社で会見を行った北島選手は、「『五輪という舞台に立つんだ』という実感がようやく湧いてきた。大きな覚悟をもって五輪に臨みたい。」と意気込みを語りました。近年はアフリカ勢が表彰台を独占している男子マラソンですが、ロンドンでの中本選手のように日本人選手がその中にくい込んでもらいたいと思います。日本代表に選ばれた各選手のリオでの激走を期待しています!それでは、今日はここまで。
2016年03月17日
今年行われたW杯で日本代表が歴史的な勝利を収めるなど大活躍し、国内でもフィーバーになったラグビーですが、毎年恒例の第95回全国高校ラグビー大会が昨日から開幕しました。日本代表選手の中で最も話題になった五郎丸歩選手の母校である、佐賀工は34年連続で出場している常連校で、五郎丸本人も3年連続で花園に出場していずれもベスト8まで勝ち進んでいます。そんな佐賀工は27日に行われた1回戦から出場して春日丘(愛知)と戦い、24-21で勝利して初戦突破しました!逆転に次ぐ逆転の試合でしたが、最後はやはり逆転で勝利しました。これで佐賀工は22大会連続初戦突破となりました。先輩である五郎丸からは激励のメールをもらっており、選手達はそのデータをスマホに入れているそうです。佐賀工の目標は1度も成し遂げていない全国制覇ですが、『五郎丸パワー』で実現させてもらいたいですね。 それでは、今日はここまで。
2015年12月28日
ラグビーワールドカップで世界中の注目を集めた日本代表ですが、その中心人物でもある五郎丸歩選手が、大会後初めて地元・福岡に帰郷しました。五郎丸は福岡県庁を訪問し、著書『不動の魂』の贈呈式に参加しました。この本は県内の中学校・高校に配布されるそうです。五郎丸は集まった約1500人の県庁職員やファンなどに、「久しぶりに福岡に帰ってきましたが、こんなに大勢の人が来て下さってびっくりしています。4年後に日本で開かれるワールドカップでは福岡でも試合が行われますので、一緒に盛り上げていければと思います。」と語りました。帰郷したばかりの五郎丸ですが、明日はヤフオクドームで行われる日本シリーズ第1戦、ソフトバンクvsヤクルトの試合で始球式を務めることになりました。始球式の時にはW杯でキックの前に行ったあの『五郎丸ポーズ』が見られるかもしれません。もともと福岡は高校を中心にラグビー人気が高い土地柄ですが、五郎丸フィーバーでさらにラグビー人気が高まるといいですね。それでは、今日はここまで。
2015年10月23日
ラグビーW杯で1次リーグ敗退となったものの、世界に大きなインパクトを残した日本代表の選手達が今日、イングランドから帰国しました。羽田空港に姿を現したエディー・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)やリーチ・マイケル主将、五郎丸歩選手らを空港に駆け付けた約500人のファンが出迎えていました。その後エディーHCと選手達は帰国会見を行いました。まずエディーHCは大会を振り返り、「新しいラグビーの歴史を作れました。チームは本当に成果を上げた。後ろに座っている選手は日本のヒーロー。日本のラグビーを変えることができました。勇気を持って戦えました。このジャージを着て、プレーすると日本はどういう戦いをするか、全世界の人たちが分かっているでしょう。そして世界9位でこの大会を終えました。イングランドよりも上位で戦いを終えたのは素晴らしい偉業です。けれど、このサクセスストーリーは次のチャプターが大事。次のチャプターは新しい選手、能力のある選手を発掘することです。そしてここにいるグループもこのまま向上することが大事です。」と語りました。またリーチ主将は、「この4年間、大会中に応援してくれたファンの人たち、サポートしてくれたチームメート・会社・家族に感謝しています。3年前に立てた目標のベスト8は達成できませんでしたが、W杯で3勝したことは大きなステップ。このチームのキャプテンとして誇りに思います。」と語りました。そして五郎丸選手は、「19歳で日本代表に入ってW杯に出場するまで10年かかったが、楽しく最高の時間でした。日本の国民、世界のみなさんと共有できたのを嬉しく思います。日本代表は解散するが、日本リーグは始まるのでそちらの応援もよろしくお願いします。」と11月からリーグ戦が始まるトップリーグの宣伝を行っていました。今までラグビーは野球やサッカーに比べるとややマイナー感がありましたが、今大会の日本代表の活躍と、4年後に日本でW杯が開催されることを考えると、人気スポーツになる余地はまだまだあると思います。今夏甲子園を沸かせた清宮の父親もラグビー選手でしたからね。なお、今大会終了後に退任するエディーHCの後任にその清宮氏が候補に挙がっています。これからの4年間は日本ラグビー界にとって重要な期間になると思います。ラグビー人気を日本に定着させるためにも、新しいHCや代表選手達にはさらなる進化を遂げてもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2015年10月13日
イングランドで開催されているラグビーW杯で、初戦で南アフリカを破り大金星を挙げた日本代表ですが、惜しくも準々決勝進出はかないませんでした。しかし最後に行われたアメリカとの試合では28-18で勝利し、日本はW杯一次リーグ初の3勝目を挙げました!この試合のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた五郎丸歩選手は、「このマン・オブ・ザ・マッチは本当にチームの・・・」と言いかけた所で涙があふれ出していました。その後五郎丸選手は、「我々の目標はベスト8に入ることだった。満足はしてない。」と悔しい感情をあらわにしました。CSでク○球団○ッテが勝ちあがりやがった時の他11球団ファンと同じくらい悔しい思いだったと確信しています。しかし今大会の日本代表の活躍は、4年後に開催される自国開催のW杯に確実に生きてくることだと思います。今の悔しさをバネに、4年後は地元の大きな声援を受けて、初の準々決勝進出を果たしてもらいたいと思います。日本代表フィフティーンの皆様、本当にお疲れ様でした。そして多くの感動を与えてくれてありがとうございました。それでは、今日はここまで。
2015年10月12日
イングランドで開催されている第8回ラグビーW杯で、ある試合の結果が世界中に衝撃を与えました。それは現地時間9月19日に行われた予選プールB初戦となった日本vs南アフリカの試合です。南アフリカはこの大会で過去2度も優勝しており、試合開始前の世界ランキングは3位でした。一方日本代表は過去にW杯で1勝(1991年のvsジンバブエ戦)しかしておらず、ラグビーの勝敗にも左右する体格も圧倒的に南アフリカの方が上でした。試合は前半は10-12と日本がやや劣勢でしたが、後半に入るとFB(フルバック)の五郎丸歩選手が次々とトライを決めて接戦に持ち込み、最後は3点ビハインドからWTB(ウイング)のカーン・ヘスケス選手が、逆転のトライ(5点)を決めて土壇場で試合をひっくり返し、34-32で日本代表が勝利しました!この結果についてイギリスのメディアは『史上最大の番狂わせ』『かつてない衝撃を与えた試合』と報じ、イギリス出身でハリー・ポッターシリーズの作者でもあるJ.K.ローリング氏は、『こんな話は書けない!』とtwitterでつぶやきました。現地のブックメーカーもこの試合の勝利のオッズについて、南アフリカ:1倍、日本:34倍と南アフリカ勝利が『鉄板』と思っていただけに衝撃も大きかったと思います。歴史的大金星を挙げた日本代表には、九州に縁のある選手が何人かいます。先程の五郎丸選手は福岡市出身で高校はラグビーの強豪・佐賀工を出ています。またWTBの山田章仁選手は北九州市出身で小倉高校出身です。さらにヘスケス選手は宗像市が本拠地の『宗像サニックスブルース』に所属しています。2019年には福岡市・大分市・熊本市でラグビーW杯が開かれます。これをきっかけに九州はもとより日本のラグビー人気が上がるといいですね。あと、新国立はアレのせいで間に合わないので長崎でやってもらいたいです。そして九州で日本代表の試合を多く開催してもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2015年09月21日
宮崎県延岡市は旭化成創業の地としても知られており、男子陸上部も延岡を本拠地としており、双子の兄・茂氏(旭化成陸上部顧問)、弟・猛氏(同・総監督)の宗兄弟をはじめ、バルセロナ五輪銀メダリストの森下広一氏(トヨタ自動車九州陸上部監督)や、同じくバルセロナ五輪に出場し『コケちゃいました』のコメントを残した谷口浩美氏など、日本の陸上界に名を残した選手達を輩出しています。その旭化成陸上部に今春、奇しくも2組の双子が入部しました。1組目はそれぞれ違う大学に進学し、今年の箱根駅伝『花の2区』を走った村山謙太(駒大)・紘太(城西大)兄弟で、2組目はこちらも今年の箱根駅伝を走った市田孝・宏兄弟(ともに大東大)です。旭化成は全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)で、過去最多の21回優勝を誇っていますが、1999年以来優勝から遠ざかっています。近年は鎧坂哲哉選手、八木勇樹選手といった箱根駅伝で活躍した選手達を積極的に獲得していますが、今年も2組の双子以外に3人と計7人の新人を入部させました。これは旭化成陸上部の『名門復活』への布石だと考えます。まずは九州地区の予選でトヨタ自動車九州や九電工、安川電機などの有力チームとの対決に勝利し、それを足がかりにニューイヤー駅伝で、18年ぶりの優勝を果たしてもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2015年05月15日
サッカー日本代表は先日、バヒド・ハリルホジッチ新監督が就任しましたが、その最初の試合が大分市・大分銀行ドームで今日行われたチュニジアとの国際親善試合となりました。ハリルホジッチ監督はこの試合でいきなり本田・香川・岡崎をスタメンから外すという奇策に出ました。代わりに川又や藤春ら代表デビューとなったメンバーや永井や清武といった久々の代表となったメンバーを中心に構成されました。前半は日本が何度かチャンスを作るも得点には結びつかず、結局0-0のままで折り返しとなりました。そして後半15分ほどたった頃、ハリル監督が動きました。永井・清武・川又に変えて本田・香川・岡崎を投入したのです。この作戦が功を奏したのか、後半33分に岡崎がヘッドを決めて日本が先制しました!さらに後半39分、相手GKがはじいたボールを本田が押し込んで追加点を挙げました!!この2点を最後まで守り切って日本が2-0で勝利し、ハリルジャパンは初陣を白星で飾りました!ハリル監督は試合後、「非常に満足している。本当にいい試合をしたと思う。」と振り返っていました。本田らをスタメンから外した理由については、「彼らのクオリティはすでに知っているので、他の選手に機会を与えたかった。」と語っています。さらに31日に行われるウズベキスタン戦については「(チュニジア戦と)また違うメンバーで臨もうと思っている。恐らくほぼ全員がチャンスを握れると思う。まだ誰がプレーするかは決めていないが、今日プレーしなかったほとんどの選手が出場する。リスクはあると思うが、色々な選手の情報が欲しい。」という構想を明らかにしました。選手の見極めを行いつつも結果を出すという『ハリル流』のお手並みを初戦から見せてもらいました。本田・香川ら主力の後に続くと思われる逸材を見つけ、3年後のロシアW杯で最高の結果を出してくれることを願っています。それでは、今日はここまで。
2015年03月27日
日本サッカー協会は今夜会見を開き、次期日本代表監督に前アルジェリア代表監督のバヒド・ハリルホジッチ氏が就任することを正式に発表しました。同日に都内で行われた理事会で正式に就任が承認され、明日13日にも来日して会見を行い、27日に大分銀行ドームで行われるチュニジアとの国際親善試合で就任後初の采配を取る予定です。なお就労ビザはすでに取得済みとのことです。霜田正浩・日本サッカー協会技術委員長は会見で、代表監督の選考で2つのポイントがあったことを語りました。まずJリーグが開幕したばかりということで、Jリーグの監督を引き抜かないことが条件として挙げられました。次に世界を経験している経験豊富な監督を条件に挙げました。協会は実績・経験・人柄などからハリルホジッチ氏にオファーを出して交渉しました。ハリルホジッチ氏も他の国の代表やクラブチームからのオファーがあり、日本代表監督の条件はあまり良くなかったものの、非常に高いモチベーションで、高い意欲で日本代表の新しいプロジェクトをやりたいという思いが強く、他のオファーを断って日本代表監督に就任することを選びました。ハビエル・アギーレ前監督がスペイン時代に八百長問題に絡んでいたことや、アジア杯で優勝できなかったことで解任されてからおよそ1カ月、ようやく日本代表の再出発ができそうです。27日の大分での試合はハリル・ジャパンのデビュー戦です。3年後のロシアW杯でさらなる高みを目指すためにも素晴らしい試合を見せてくれることを願っています。それでは、今日はここまで。
2015年03月12日
日本サッカー協会は2月に解任した男子日本代表のハビエル・アギーレ前監督の後任にバヒド・ハリルホジッチ氏を推薦することが明らかになりました。同協会の技術委員会は昨年行われたブラジルW杯で、ハリルホジッチ氏が監督としてアルジェリアをベスト16に導いた実績から、次期日本代表監督就任に関する交渉を行っていましたが、それが合意に達しました。12日に行われる理事会で承認されれば正式に就任が決まります。ハリルホジッチ氏は27日に大分銀行ドームで行われるチュニジアとの国際親善試合から指揮をとる予定で、23日から行われる合宿から合流する見込みです。昨年のW杯で日本代表は決勝Tに進むことができなかったため、次回のロシアW杯では最低でも決勝T進出が至上命題となります。『ハリル・ジャパン』がどのようなチームになってゆくのか、見守りたいと思います。それでは、今日はここまで。
2015年03月06日
2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップの試合会場となる12都市の競技場が昨日アイルランドの首都ダブリンで開催された大会理事会で発表されました。発表された12の競技場の中には、・福岡市(レベルファイブスタジアム)・熊本市(うまかな・よかなスタジアム)・大分県(大分市・大分銀行ドーム)と3都市が選ばれました!なお、立候補していた長崎市は会場の収容人数の少なさやアクセスの悪さから、残念ながら落選となってしまいました。福岡はもともと全国有数のラグビーが盛んな県で、強豪・東福岡をはじめ筑紫・東海大五・東筑など高校ラグビー激戦区であり、トップリーグのチームも2つあります。その影響もあってか、小川洋・福岡県知事や高島宗一郎・福岡市長、末吉紀雄・福岡県商工会議所連合会会長など、福岡の政財界トップがW杯会場誘致に意欲的だったところも勝因と思われます。熊本は1997年にハンドボール男子の世界選手権を開催した実績や競技場がトップリーグの試合にも使われている点をアピールしました。高校でも荒尾を筆頭に多くの学校がひしめき合っています。ちなみに名門・濟々黌のラグビー部にはくりぃむしちゅーの2人が在籍していました。大分も高校ラグビーでは大分舞鶴といった強豪がおり、大分銀行ドームは2002年のサッカーW杯会場で4万人収容の大きな会場です。またラグビーW杯組織委員会会長でもある御手洗冨士夫・キヤノン社長の生まれ故郷でもありますので、そうした経緯もあって選ばれたのではないかと思います。他にも全国高校ラグビー大会が行われる大阪府東大阪市や、全国高校選抜ラグビー大会が行われる埼玉県熊谷市、社会人の古豪・神戸製鋼のお膝元である神戸市、同じく古豪・トヨタ自動車のお膝元である愛知県豊田市、そしてかつて社会人ラグビー・新日鉄釜石の本拠地があった岩手県釜石市などが選ばれました。さらに2020年の東京五輪のメイン会場となる新国立競技場はラグビーW杯の開幕試合や決勝が行われる予定です。もともとラグビーW杯の開催都市には15都市が立候補しておりましたが、大会理事会から10都市程度に減らすように言われてきました。これに対し日本側の働きかけもあって最終的に12都市に決まった経緯があります。ですが個人的には、色々な国際イベントに出しゃばってくる横浜と札幌の2都市は開催地から除外すべきだったと思います。横浜はサッカーであれだけデカい箱を作り、ある意味金と権力の力でサッカーW杯会場をもぎ取ったというダーティなイメージしかありません。そんなに色々誘致したいのであれば、刑務所とかし尿処理場とか核廃棄物処理場のように他都市が嫌がる施設でも誘致してはどうでしょうか?あと札幌もラグビーが盛んかどうかという点で大いに疑問があります。しかも会場が札幌ドームで、W杯開催期間が9月~10月ということは、この間プロ野球・日本ハムのホームゲームができないという大きな問題があります。仮に2019年に日本ハムが優勝争いをしていたらどうするんですか?一番盛り上がる時期に本拠地が使えないのは、高校野球開催時の阪神よりも厳しいのではないかと思います。ちなみに札幌ドームではラグビーの開催経験がありません。確実に目立ちたい・出しゃばりたいだけで立候補したとしか思えません。横浜と札幌の2都市はラグビーW杯会場にふさわしくないと思いますので、開催地を返上して大会理事会が進める10都市に減らすか、この2都市のごり押しのために落選したかわいそうな長崎と京都(スクールウォーズのモデルになった伏見工がある)に譲るべきだと思います。話を元に戻し、開催地に選ばれた福岡・熊本・大分の各都市は4年後の本番の成功を目指して尽力してもらいたいと思います。この3会場で日本代表の試合や強豪・ニュージーランド代表の試合が見られることで、九州に多くの経済効果がもたらされることを願っています。それでは、今日はここまで。
2015年03月03日
日本サッカー協会の大仁邦弥会長は3日会見を開き、日本代表のハビエル・アギーレ監督を解任することを発表しました。解任の理由は、アギーレ監督がスペイン1部リーグの八百長問題に関与したとして、同国検察庁から出された告発がバレンシアの裁判所に受理されたことを確認したためですが、アジア杯準々決勝敗退も解任の理由だと思えます。昨年の監督候補選考の時点では八百長に関する情報をつかんでいなかったそうですが、協会のトップとして大仁会長は任命責任を感じており、「私を含む役員や関わった責任者に対する処分を検討し、今後理事会に諮りたい。」と語っていました。後任人事について大仁会長は、「(親善試合が行われる)3月までには間に合わせたい。」としていますが、時間が無いのも事実です。一部では現J1・G大阪の長谷川健太監督、現J1・名古屋の西野朗監督、現J1・広島の森保一監督らJ1の現役監督が候補に挙がっていますが、霜田正浩技術委員長は会見で、「Jリーグでやっている監督に声を掛けることはしない。国籍は問わない。日本代表を強くしてくれる人が条件。」と語っていました。八百長疑惑が取りざたされたときから解任されるのではないかと思っていましたので、アジア杯で優勝できなかったアギーレ監督の解任は妥当だと思います。しかし後任の監督にはそんな日本代表を立て直し、なおかつW杯に出場して決勝トーナメントを勝ち抜くことができる人材でなければなりません。ハードルは高いと思いますが、日本代表を最高の結果に導ける人物が、次期日本代表監督になってもらいたいと思います。それでは、今日はここまで。
2015年02月03日
バレーボールの全日本高校選手権(通称:春高バレー)は11日に決勝が行われました。男子では初優勝を目指すインターハイ・国体王者の東福岡(福岡)と、3年ぶり3度目の優勝を目指す大村工(長崎)の九州勢対決の結果、3-0で東福岡が勝利し初優勝を達成しました!これで今年度の東福岡は、ラグビー:三冠バレー:三冠サッカー:一冠と球技だけで合計七冠を手に入れたことになります。ここまで色々独占されると、県内の他の学校としてはぐうの音も出ない状態です。いっそのこと東福岡だけ県の代表から外して単独で全国大会の1枠でもあげればいいのではないかと思うくらいです。これをきっかけに福岡県内の様々な球技で『打倒東福岡』を目指し、全体的にレベルアップするといいですね。それでは、今日はここまで。
2015年01月11日
第94回全国高校ラグビー大会は今日決勝を迎え、東福岡が57-5の大差で御所実(奈良)勝利し、3年ぶり5度目の優勝を飾りました!この試合で東福岡は決勝での決勝最多得点、最多得点差を更新しただけでなく、前回優勝時に記録した大会通算292得点を塗り替える新記録の298得点を挙げ、まさに記録づくめの優勝となりました。さらに東福岡は昨年春の選抜大会で優勝しただけでなく、昨年夏から始まった7人制ラグビーでも優勝を決めていることから、高校ラグビー史上初の三冠達成となりました!高校ラグビーは地域によっては参加校が10校に満たないところもあり、島根県に至ってはたった2校ということで1回線が決勝戦だったりします。一方で埼玉、神奈川、愛知、福岡などは約50校が1つの枠を争っています。(東京は2校、花園の地元大阪では3校の代表枠があります。)それを考えると参加校が少ない地域は統合し、その余った枠をラグビーが盛んな地域に割り当ててはどうかと思います。たとえば福岡では枠を増やすことで、毎年冬の予選で東福岡に敗れている筑紫高校や修猷館とかも、冬の花園に出る機会が増えるのではないでしょうか?東福岡フィフティーンの皆さん、三冠達成おめでとうございます!これをきっかけに冬の花園での福岡の枠が増えることを願っています。それでは、今日はここまで。
2015年01月07日
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