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沼地のある森を抜けて著者: 梨木香歩 出版社: 新潮社 サイズ: 文庫 ページ数: 523p 発行年月: 2008年12月 【内容情報】(「BOOK」データベースより)はじまりは、「ぬかどこ」だった。先祖伝来のぬか床が、うめくのだ―「ぬかどこ」に由来する奇妙な出来事に導かれ、久美は故郷の島、森の沼地へと進み入る。そこで何が起きたのか。濃厚な緑の気息。厚い苔に覆われ寄生植物が繁茂する生命みなぎる森。久美が感じた命の秘密とは。光のように生まれ来る、すべての命に仕込まれた可能性への夢。連綿と続く命の繋がりを伝える長編小説。 好きな作者の一人。文庫化になるのを、いつも待っています。ぬかどこに由来する奇妙な出来事・・・どの作品もどこか現実離れしたとこがあるので今回もきっとそうだなと思いながら読み始めた。命の源、死、そして再生。読まれるならば、最初のページの文章を頭のどこかに置いて、読まれることをお勧めします。ラストの感動が深くなると思いますよ! 我が家にもぬかどこがあります。 かき回す時、気持ちがこもるような、探すような・・・そんな毎日です。
2009.01.30
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ハートブレイク・レストラン著者: 松尾由美出版社: 光文社サイズ: 文庫ページ数: 291p発行年月: 2008年07月【内容情報】(「BOOK」データベースより)フリーライターの寺坂真以が仕事場代わりにしているファミリーレストランには、名探偵がいた。店の常連ハルお婆ちゃんは、客たちが話す「不思議な話」を聞くと、真以を呼び寄せ、たちどころに謎を解いて見せるのだ。そんなお婆ちゃんにも、ある秘密があったのだが…。可愛くって心優しいお婆ちゃん探偵が活躍する、ハートウォーミングな連作ミステリー。 表紙の可愛い絵にまず惹かれた。失恋レストラン?恋愛小説は、苦手だなあと思いつつ、あらすじを読む。おばあちゃんが謎をとく。ミス・マープルみたいなのかな?可愛い!このおばあちゃんが、とても可愛い!推理物だけど、血なまぐさい事件もない。こんなレストランあったら、是非行きたい。でも私は選ばれるかどうか・・・このところ、重たいものを読んでいたので、ホッとする小説でした。ホンワカしたい方、オススメです。
2009.01.28
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先日、面会に行った日のこと。まだホームは面会禁止中。それでも、面会者簿には1日に1~2名程の名前が書いてある。親戚や友達など、知らされていない人もいるだろう。母は、また事務所にお邪魔していた。母のお気に入りの相談員さんが、「ちょっと待って下さいね。こちらにいますから。」「驚かせましょう!」と、気づいていない母に「そろそろ誰か来るんじゃないかねえ?」と母に話している。母は「なーにー?」とこちらの意図に乗ってこない。つまんないの!私を見つけると、「あら~来てくれたの?」と、笑顔を見せる。今日はご機嫌が良い。いつもの席で、いつものようにお茶をする。いつも事務所で見ているんだというカタログを私に見せる。ニッセンのカタログ。母 「ここ、安いよ。見てごらん。」知ってるけど、どれどれと一緒に見る。母 「これとこれだったら、どっちがいい?」 「このカーテンの色、どれが好き?」あれこれ聞いてくる。こっちがいい、あっちがいいと答えると、嬉しそうだ。昔からそうだった。あれこれ買いもしないものを、どれがいいと話すのが好きだった。マンションの広告の間取りを見て、ここが私の部屋で・・・などと考えるのは母譲りのものだった。春物はカタログで一緒に選ぼう。サイズも豊富だし、子供の頃のように、お揃いにしようと言ったら、喜ぶかな?
2009.01.28
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前からそうだったが、今年になってイタズラが加速化してる気がする。年末年始、風邪で家にずっといたので、その間ベッタリと一緒にいた。仕事は始まり、その上忙しい時期に突入。帰りは遅い、帰っても疲れて満足に遊んであげない。つまらないのだろう。だけど、だけどだよ、モルダー!毎日毎日、帰るとまず君のイタズラ跡の片付けをするのは、勘弁して欲しい。片付けしてる間も、傍をウロチョロするので、危なくて仕方ない。何度も足や尻尾を踏まれて、「キャン!」と泣いているのに、懲りない。踏まないように避けた為に、こちらが転びそうになる。大人なしいなあと思うと・・・ 寝てる・・・それは、ママの椅子ですよお。寝顔見ると、怒る気も失せてしまいます。我ながら親バカだなあと思う日々です。
2009.01.22
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母が色をつけた作品です。 いつも母とおやつを食べたりする談話コーナーの壁に、綺麗に台紙をつけて飾って下さっていました。たいしたことないのですが、ここまで回復したかと、とても嬉しかったので見てやって下さい。私が飾ってあるのを見つけて「あー!!凄い、凄い!綺麗に塗れたねえ。」と写真を撮ると母は照れくさそうに、それでも嬉しそうに笑っていました。
2009.01.20
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やっと、何かを作る気になってきました。随分と前に購入していて、しまい込んでいたキットで作成しました。手袋(カラー軍手)の片手分で作ります。手のひら部分が頭と体。指3本で両耳と鼻。指1本でコブタ。指部分1本分は残ります。頬にはチークでお化粧しています。
2009.01.19
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プーさんの鼻著者: 俵万智出版社: 文藝春秋サイズ: 文庫ページ数: 161p発行年月: 2008年12月【内容情報】(「BOOK」データベースより)短歌は、私のなかから生まれるのではない、私と愛しい人とのあいだに生まれるのだ―新しい生命を授かり、育てる喜びに満ちた日々。一日一日変化していく子どもの成長を追いかけ、初めの一歩の驚きを、言葉の反射神経を使って三十一文字に刻む。子ども・家族・恋人、愛しい人と生命を詠った三百四十四首20代の前半、「サラダ記念日」を読んだ。短歌って、こんなに身近なことを詠んでいいの?と思ったものだ。その後、自分でもつたないものを何首か詠んだ記憶がある。あれを書いたノートはどこにいっただろう?この本の短歌はほとんど、妊娠、出産、育児のことだ。彼女は未婚の母の道を選んだ。それを詠んだ短歌もある。歌人、詩人、作家・・・ほんとうに身を切るように、作品を世に出しているとそう感じた1冊。何首か、読んでは微笑み、また何首かは胸がつまり、何首かは鼻の奥がツンとした。どれかは、内緒。彼女の生き方が良いとか悪いとかは、意見は色々だろう。ただ、私は羨ましく思った。私も私でない命を、この体のなかに感じてみたかった。
2009.01.18
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母のいるホームでは、まだノロウィルスの心配があり、面会禁止が続いている。その中で母は特別に許されているが、当人にその自覚はない。あえて説明もしていない。どこかに連れ出すことも、禁止されているので、散歩も出来ない。早い時間に行くと、絶対にどこかに連れて行ってくれとせがむのでわざと、3時過ぎに着くようにして行った。母は、また事務所にいた。本当にお仕事の邪魔になっているだろうに・・・ミルクコーヒーと紅茶を持参。いつものテーブルまで、自分で車いすを操っていく。私が座るのも待たずに、色々と話だす。母 「あのね、また外出ようして見つかっちゃたの」私 「駄目でしょ!危ないんだよ~」母 「判ってるけどねえ、死んじゃうならそれでいいじゃないって言った ら、殴られた」私 「殴られたんじゃないでしょ?コツンとされたでしょ?」母 「そう、でも痛かったよ」私 「誰が悪いの?」母 「私でしょ?判ってるわよ~」はあ~まったくねえ。判っててやるな~と、ほっぺたを軽く摘むと、ニコニコと笑っている。大好きな相談員さんに、きっと甘えているのだろう。その人がいると、わざといけない事をするような気もする。まったくねえ、昔からそういうとこあったからねえ。今日は、姉から送られてきた、暖かい冬用の帽子を円座を持って行った。母に姉からだと言うと、なにかあったの?と聞く。なにかないと、姉からはアクションがないと思うのか、それもなんだかなあ・・・でも嬉しかったのだろう。帽子はすぐにかぶって、それまで使っていた(私があげた)のは、洗おうかなと遠慮がちに言う。家で洗ってくるよと受け取り、今はその方が暖かくていいよと言うと、安心したようにニッコリとしていた。実際、よく似合っていて、とても暖かそうだ。良かったね、お母さん。
2009.01.18
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今日は、母と以前同室だった方のお話です。その方は、絵に描いたようなお婆ちゃんなんです。小さくて、可愛らしい顔をした方です。いつも綺麗に髪を束ねて、モコモコと着こんでいる姿は、私の中のお婆ちゃんのイメージ通り!その方は、いつも本当にいつも、独り言を話している。いや、厳密に言うと独り言じゃないかな?一人二役をこなし、会話をしているのです。内容は・・・最初、耳にしたときは、「ご先祖様」と言う言葉に、??って思ったからなんです。仮に、イソさんとでも呼びましょうか・・・イソさん 「ご先祖さま、今日は息子達が来てくれて、嬉しかったです。」ご先祖様 「良かったねえ、いい息子達で。それもこれも、お前が偉かったからだよ。」イソさん 「私が偉かったからですか?」ご先祖様 「そうだよ。お前が偉かったからだよ。」思わず微笑んでしまいました。違う日に、またまたイソさんが話しています。イソさん 「もう、迎えに来てくれないかねえ。」ご主人 「ダメだよ、お前にはもっと元気で居てもらわないと。」イソさん 「そうですか?もうそっちに行きたいんですけどねえ。」ご主人 「ダメダメ、もっと頑張らないと」ご主人 「俺は心配なんだよ。」イソさん 「何が心配なんですか?」ご主人 「お前のことが。お前はいい女だからから、よそのやつに取られないか心配だ。」イソさん 「私が?いい女ですか?」ご主人 「ああ!いい女だよ。」イソさん 「まあ、嬉しい。あなたもいい男ですよ。」キャーキャーもう、こっちが照れてしまいました。ね、可愛いお婆ちゃんでしょ?今はフロアが違ってしまって、お顔を見る機会がありません。とっても残念。今日は誰と話してるかな?
2009.01.16
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ストロベリーナイト著者: 誉田哲也出版社: 光文社サイズ: 文庫ページ数: 435p発行年月: 2008年09月内容情報】(「BOOK」データベースより)溜め池近くの植え込みから、ビニールシートに包まれた男の惨殺死体が発見された。警視庁捜査一課の警部補・姫川玲子は、これが単独の殺人事件で終わらないことに気づく。捜査で浮上した謎の言葉「ストロベリーナイト」が意味するものは?クセ者揃いの刑事たちとともに悪戦苦闘の末、辿り着いたのは、あまりにも衝撃的な事実だった。人気シリーズ、待望の文庫化始動。昨年末に読み終えていたもの。読み始めて最初に思ったこと・・・失敗した!!前に読み終えた「決壊」が重たかったので、もう少し間をあければ良かったと思うほど衝撃的な展開で始まる。1度読み始めた本を止めるのが、どうも嫌で読み進めていくと、刑事ものの展開になったので読み進めることが出来た。ストロベリーという言葉から、何を想像するだろう?私には甘い、可愛い、そんなイメージがあった。この題名だけでは想像出来ない内容。あらすじ読んで購入したはずだが、積ん読期間があった為、忘れていた。顔をしかめてしまう箇所がある。映像化したら、きっと年齢制限がかかるだろう。しかし、面白かった。シリーズみたいなので、他の作品も読んでみたい。
2009.01.15
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今年の干支は牛毎年、会社の先輩が作り方を教えてくれるので、皆で作っています。昼休みに作成する人もいますが、私は家でポチポチと作りました。 もう1種類
2009.01.15
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続きです。また、泣かれるのかな~と思いつつ、ホームに向かう。途中で、母の大好きなハンバーガーとコーヒーをお土産に買う。ホームに行くと、受付に誰もいない。部屋のほうには入らないように注意されていたので、しばらく待つことに。職員の方に来訪を告げ、面会は許可されていることを説明する。判るようにしておいて欲しいなあと、ちょっと不満。なかなか来ない。しばらくすると、別の相談員さんが来られて、お連れしますと言って部屋の方に行く。相談員さんが一人で来られ、「熟睡されてるんですよお」あらら?!「お顔だけで見て行かれて下さい」マスクを渡されて(手指の消毒は済んでいたので)、部屋に行く。確かによく眠っている。このまま帰るか?来なかったと、また騒ぐだろうなあ。そこは実の娘の遠慮なしで、体を軽く叩いて「お母さん」と呼びかけると目を覚ました。私 「おはよ」母 「?? canaちゃん?」私 「そうだよ、起きる?」母 「うん、起きる」介護士さんが車いすに座らせてくれて、いつもの席に行く。ハンバーガーを出すと、目が輝いている。コーヒーも一緒に出すと、嬉しそうだ。母 「電話がいった?」私 「電話してって言ったの?」母 「来て欲しいって電話してってお願いした」そういう電話じゃないけど、また頼んだにしてくれないとか言いださないように貰ったことにする。まあまあ、ご機嫌はよくなって来ているようだ。周りには面会者いなくて、自分のとこだけだもんね。こういうの嬉しいんだよね、お母さん。他の方に寂しい思いさせないように、気をつけなくちゃ!!
2009.01.13
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帰宅すると、留守電のランプが点滅している。1件は、母の中学校時代の同窓生から。「お元気ですか?」とのメッセージが吹き込まれていた。同窓生とは思えないほどの、若々しい声。母にどう伝えようか?伝えないほうがいいのだろうか?この方に電話して、母の現状をお話した方がいいのだろうか?しばし、電話の前で考えていた。が・・・次のメッセージで吹き飛んだ!!「○○ホームです。お世話になります。」ギャー!!なにかあった?!「明日、ご連絡ください」落ち着け、落ち着け!緊急なら携帯電話に掛ってくるはず。大丈夫、緊急性はない・・はず・・翌日、電話を入れる。内容は・・・ホーム内でノロウィルスに感染した方が出たとのこと。ホームは3ブロックに分かれているが、発症した方のいたブロックは、母のいるところではない。しかし、母はこのところ不穏な状態が続き、危険行為があったので、いつものブロックでなく違うブロック、その発症した方の隣になるブロックにいたので、感染の心配をしている。直接の接触はなかったはずだが、絶対に大丈夫とは言えないので・・・とのお話。それで、ホーム内面会禁止になったとのこと。ただし、母に限り面会OK。むしろ来てくださいと言われる。正月からの寂しい、淋しいが続き、職員さんたちへの不信感も出ていてベッドから降りたり(落ちたり)、車椅子から降りたり(落ちたり)している。なので、面会OK。続きは、またのちほど。
2009.01.13
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暮れから年始にかけ(今もだけど)、扁桃腺を腫らして、発熱。寝正月だった私。しかし、ホームにいる母が気になる。2日、動けないわけじゃなしと、ホームに行く。母が玄関そばの相談員さんのとこにいた。訪問のノートに名前を書いてると、母の涙声。「canaちゃん?本当にcanaちゃん?」なんだ?どうした?私 「何泣いてるの?」ガラガラ声で聞く。母 「わかんない・・グスン」新年の挨拶も忘れて、母を宥めるが、どうも今回は手ごわい。姉が来ないのは何故か? 自分の兄妹も来ない。皆のとこは沢山来てる。自分のとこは私が一人でくる。どうも年末年始と、面会者が多く、寂しくなったようだ。そうは言ってもねえ、来てって言うのは私も嫌なんだよなあ。そんなこんなで、風邪引いてるからと早めに帰宅。途中でホームから電話が入った。相談員さん 「すみません、お母様がちゃんと家に着いたか心配されてまして、声聞かせて あげてください」母と代わり、電話で話すが母の弁 「声が違う、あの子じゃない!」お母さん・・・風邪引いて声が嗄れてるんだよ~なんとか納得させて電話を切った。が、翌日の朝、また電話。相談員さん 「すみません・・・どうしても心配されてまして・・・」 また電話で話すが、どうしても良く聞こえない為に納得してるのか判らない。仕方ない、今日も行こうと決めて、電話を切る。ホーム着・・・また母は泣いている。何度も何度も説明したが、姉が来ないことを怒る。ついでに結婚しない私を怒り出した・・・おいおい流石に切れた・・・「大きなお世話!好きにさせてよ!」死にたいとか、前の入院した時に死んでれば良かったとか言い出す。母 「死んだほうがいいんだよね?」 そんなこと聞くな!!私 「そうだったら、どうすんの?」母 「・・・」私 「そうやって死にたい死にたいって言ってるうちは、絶対に死ねないからね」 「神様もお父さんも、迎えになんて来てくれないよ」 「頑張って生きたら、迎えに来てくれるもんなんです!」ガラガラ声で叱りつける声がホールに響いていた。正月早々、相談員さんに苦笑いされ、何度も何度もお礼とお詫びを言って帰ってきました。3日、昼食を外でとる。母は大好きなハンバーグを美味しいと食べていた。行く道の車のなか、帰りの車のなか、そして私は帰る時、ずっと泣いていた。頼むよ~お母さん!!こっちが泣けてくるでしょ!さ~て、週末になります。母は元気になったかな?母の前では具合が悪いとか言えないなあと、つくづく思ったお正月でした。
2009.01.09
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明けましておめでとうございます。年末にひいた風邪が長引き、寝たり起きたりでした。文字通りの寝正月を過ごし、仕事初めには出たものの、翌日はダウン。病院嫌いな私も、流石に観念をして、受診。診断・・・扁桃腺炎今まで、内科で喉をみて、何も言われなかったことはないと言う程、扁桃腺が大きいんです。だいたい「お~これは大きいねえ」と言われます。なので腫れたら、喉は塞がり、水も飲めなくなるんですよねえ。うーん、痛かった。なんとかピークから脱出した感があります。年末から年始、ご心配をお掛けし、申し訳ありませんでした。メールも沢山頂いて、お返事もしないで、本当にごめんなさい。また今年も、徒然に書いていきますので、暇つぶしにきてくださいね。今年も、どうぞよろしくお願い致します。
2009.01.07
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