日々株式相場&相場感&趣味のバイク

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mou-yan

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2011.12.31
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カテゴリ: 相場感
今年は語りつくされた事とは言え、災害の多い年でした。損保業界にとっては信組る弁シーマージンの導入とともに頭の痛い問題でもありました。また、ドル安の問題と共にここ数年来問題が継続しているギリシャに端を発するユーロ圏のソブリン問題もこの年末まで継続し、越年することは間違いない事と誰もが認識しているところです。為替もユーロが10年ぶりに100円を切った事も話題の一つです。

日本独自の問題である少子高齢化から労働力の減少、為替の動きからより一層製造業の海外移転に加速がつきそうな状況です。タイの洪水問題があったところですが撤退する企業は報道されているところではほとんどなく、継続的に海外に残るようです。実際に現地に工場を持っている企業の話を聞くと、向上を移転するにあたり、現地の労働力の確保が問題となっていると聞いています。

年末挨拶に法人を回るわけですが、決まって例年そうなのですが来年の相場展開は?という話題になります。とても回答できるようなできるような状況ではない事をお互いに承知したうえで、少なくとも年度末の3月をどのように潜り抜け、年末に向けて3月決算の企業が多い事もあり6月総会前後の状況を間に挟み説明をすることがおおいようです。きっぱりと『2~3年は足腰も立たないような状況になりそうですね』等とは思っていてもあまりそのような話題になう事は無く、証券会社は強気でなくては・・・という落ちになっています。

少なくとも企業業績が改善する理由が明確にあるわけではなく、個別に良い企業が出てくる事くらいなのでしょう。12月が中小型株に堅調な動きがみられた事も単なるアノマリーとして片付けるのではなく、良く調べる必要がありそうだと感じています。年度を通じてMBOと言われる市場から退出する企業が多く見られた年でもありますので、上場している事のメリットが感じられる市場でなくては資本主義を継続していく命題をクリアできなくなってしまします。

波乱を抱えたままの年越えになりますが、どうか良い年をお迎えください。





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Last updated  2011.12.31 20:12:35
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