焼津で三日間続いた祭りの締めくくりは昨夜の海上花火大会。 市町村合併の影響か2年前からやたら豪華な花火大会になったと聞き、うちのと見物に出かけることにした。
かぶりつきの招待席の券は職場の同僚にあげてしまったので、われわれは港の南端の防波堤から眺めることにした。同じ港といってもわれわれの行った小川港(焼津港の一部です)の石津突堤は花火の打ち上げ場所から2,3キロは離れていておまけに突堤の先端は駐車場から1キロ近く歩く不便な場所。
そのせいか、海上から花火を見られる特等席なのに釣り人以外は中学生くらいのグループがちらほらするだけだった。 せっかく防波堤に行くんだから魚も捕ろうとサビキ仕掛けを用意して明るいうちから釣りを始めた。
夕暮れ時に小アジが1,2匹釣れたがその後はさっぱり。暗くなって花火が始まり竿を置きっぱなしにして見物していたら見慣れない魚が掛かっている。その後はコンスタントに釣れ続け花火も釣りも堪能して帰宅した。

家に帰って調べてみるとこの魚、コスジイシモチというらしい。アジ、サバなどの防波堤の常連は暗くなると安全地帯に避難するのだが、この魚は暗くなっても活動する。夜釣りの大物ねらいの釣人からは嫌われていて直ちに廃棄処分になるらしいが、モツラ家のモットーは釣れたものはすべて食べること。酒のつまみに唐揚げにしてみた。

チビのくせに立派な鱗を丁寧に取り除き、ワタを抜いて塩を振り水気をとばす。片栗粉をまぶして中火でじっくり揚げたのが今夜の酒の肴。癖のない味で頭から尻尾までカリカリ食べるとワインにぴったりの粋なつまみになった。
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