富士山麓の食べ物というと富士宮焼きそばが有名だが、知る人ぞ知る特産品がセリそば。おもしろいことに富士宮から富士、沼津、御殿場までほとんど同じレシピ。昔からかなり交流があったのだろう。
小生が子供の頃にはセリそばを年中食べていた気がして、富士宮の食料品店でセリを探してみたが見つからない。大晦日には欠かせない食材として富士、富士宮のスーパーに並ぶようだが正月には一斉に消えている。どうしてだろうと不思議だったが最近ようやく訳がわかった。
小生が昔食べていたセリは自生のものだが、いま店先に並ぶセリは稲刈り後の水田で栽培したもので収穫時期が限られている。毎年3月、4月だけ店先に並ぶそうだ。
富士山周辺では御殿場で栽培していると聞き買いに行ってきた。向かった先は御殿場の隣の小山町にある道の駅"ふじおやま"。最初は御殿場市役所近くのJA御殿場地場産品直売店に行ったが、到着したのが昼過ぎで売り切れ。道の駅なら残っているかもと教えてもらい隣の小山町まで足を伸ばした次第である。
ようやく手に入れたセリは一束100円でかなりの分量。セリそばには十分である。

富士山麓のセリそばに欠かせないのがめんつゆに煮込むニンジンの千切りと鶏肉。もしかすると鶏肉は昔は雉子肉だったかもしれない。富士山麓にはどこでも雉子がいたからで、いまでも小生の富士宮の実家の裏では野生の雉子がつがいで散歩してたりする。

御殿場のセリも4月一杯で品切れとなる。セリそば、セリのおひたしなど春の味覚をお楽しみいただきたい。
焼津ではマグロと山芋は相思相愛 2021.03.23
中華デジタルアンプをバッテリー駆動する 2021.02.21
Soulnote sa1.0 2012.11.15 コメント(1)