イチゴのシーズンはイチ月からゴ月まで。そろそろシーズンの終わりを迎えて農家ではイチゴハウスの片付けを始めている。
そんな時こそイチゴを買うチャンスと車を走らせるのがモツラ家の恒例。
もちろんシーズンの終わりが安いとか不味くなるわけではない。気候が合わない5月にいつまでもイチゴを育てるわけにいかない農家は見た目が悪かったり小さいものをジャム用としてどんどん摘み取っている。そこでイチゴハウスに行きジャム用のイチゴ、くださいと買ってくるのである。
静岡の久能海岸では小さな段ボール一杯で約700円。今回出動した藤枝の奥のイチゴ農家では600gで300円。イチゴをグラム単位で買うなんてのはジャム用そのもの。
もちろんジャムにするなんて贅沢はモツラ家ではしない。ドライブ用食べ放題デザートとしてありがたくいただくのである。
多少の土ぼこりは気にせず、次から次にへたを取って口に運ぶ。その気になればイチゴ農家で洗ってもらうこともできるが、そんなことをするとジャム用でないことがバレてしまう。これは小生のプライドが許さないのである。
今年も心ゆくまで美味しいイチゴをたっぷりいただいた。