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どうもまる子です。
沢山の励ましのメール本当に有難うございましたm(__)m
その後、余震も少し減ってきて心の平静も若干取り戻せています。
それにしても千年に一度の大災害とまで言われる今回の大地震にまさか自分が遭遇するとは思ってもみませんでした。
← 2階のユニットバス周辺は枠が割れ外れてる状態
土台から外れたようで中に入ると揺れる
確かに宮城県沖地震は近いうちに必ずおこるとは言われておりました。
でも、これ程までに大きなものになるとは...
家の中はこんな感じの亀裂があちこちに
→ 
地震の発生した当日、ご近所さんは全員近くの学校へ避難したのですが我が家では避難しませんでした。
やはり認知症の婆ちゃん(義母)を連れての非難は、避難所へいる方へあまりにも迷惑をかけると思ったからです。
家での婆ちゃんは停電にも関わらず徘徊がやむことはなく、真っ暗な中でも家の中を歩き続ける始末。
ロウソクは食べ物と勘違いしているので火がついているのに素手でつかもうとします。
何べん注意したって数秒後には手を伸ばすんです(泣)
余震のストレスと婆ちゃんに声を上げ続けなくてはならない状況でストレスもマックスに。
特に食べ物に執着している婆ちゃんは困りものでした。(今でも)
震災後は自宅にあった冷凍の食材・冷蔵の食材・乾物やレトルト食品を効率よく食べるように工夫していたのですが、時として家族4人におにぎりが2個しかない時もありました。そんな時はカセットコンロで雑炊にして量を増やして分けて食べてたのですが、とにかく婆ちゃんは自分の分を食べてしまうのが早くて他の家族が食べているのをみては自分のはないのかと催促をするのです。
おにぎりを雑炊にした状態 海苔は生海苔のように細かくなります
→ 
子供よりききわけがない状態です。
避難所では炊き出しもしていたようですが、結局避難所にいる人の分しかないとの事で自宅で頑張っている人には何も分けてもらえないのが実情でした。
多分うちの団地でも認知症の老人をかかえて避難所に行けなかった人達が他にもいただろうと思います。その人達もそれぞれ自宅にある食材でなんとかしのいでいたのではないでしょうか。
震災から4日目で電気が復旧し8日目で水道が復旧しました。
今更ながら電気と水道が普通に使える事がとても有りがたい事なんだなと思いました。
電気は極力節電に努めています。
被災されてない皆様が計画停電という大変な思いをして協力して下さっているのですから私達だって無駄な電気は使ってはいけないと思いますので。
暖房便座なんかコンセント抜いてます。電気で沸かすポットも炊飯器もコンセント抜いてます。今までは1日中沸かしたり保温するのに電気に頼っていたけど、昔ながらの魔法瓶が物置にあったのを思い出し引っ張り出してきて使い始めました。
何でもかんでも電気を使って便利になり電気の使用量が増えていっても気づかなかった私。今回の地震でようやく気づくなんて...遅いですよね
水道も節水です。お風呂はもう10日以上入ってないけど、洗面器に沸かしたお湯を入れて体を拭いてます。髪は洗うのが大変で(お湯を沢山使うから)今日までにまだ1回しか洗ってません。たまたま介護用の頭皮をふくタイプのウェットティッシュがあったので3日に1回程は拭いてます。
ガスは1か月半以上かかりそうだと言われているので少しの間は不便な生活が続きそうです。
食材は最初のうちは5時間以上スーパーに並んでも店頭でほんの少ししか売ってもらえませんでしたが、今日あたりからは並ばなくても買えるお店も増えてきました。
ガソリンが手に入らないのは相変わらずで、せっかく仕事の電話を頂いても現場まで行く事が出来ない状況です。
灯油はやはり手に入りませんので余程寒い時以外ストーブもつけません。
セーターを重ね着して防寒用ジャンパーを着、ジーンズの下にはタイツ靴下を重ねて履いて室内履きやスリッパを履いていればなんとかしのげます。
これから春ですからだんだん暖かくなってくれる事を期待しています(笑)
徐々にではありますが元の生活に戻れる兆しが感じられるようになって来ました。
これも本当に全国の皆様の温かいご支援によるものだと心から感謝しております。
本当に有難うございますm(__)m
by まる子
※宮城県沿岸部で被災した方達は、本当にまだまだ物資不足で大変な避難所生活をしております。引き続き皆様の温かいご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。