初めてJALに乗る
みんなそうだと思うけど、普段はだめなのに、遊びに行く時だけはいくら朝早くてもちゃんと起きられるのって何でだろう?とにかく、6時発の空港行きバスに乗るため、4時30分に目覚めました。
シャワーを浴びて化粧をして・・・。あれ?もう5時半?仕事のある日は1時間もかからないで支度ができるのに、なぜ今日はこんなに時間がかかってるんだ?
せっかく早起きしたのに結局慌しく出発。間に合ったからいいけど、なんか忘れ物してる気がするんだよね。ま、いっか。
バスは順調に進み、空港へ到着。HISのカウンターは、時間が早いのか、金曜日だからか思ったほど混んでいない。JALのカウンターもそれほど混んでないし、スムーズに荷物を預けることができた。
朝が早いので朝食をとっていなかった私たちはここで朝ごはん。着陸する飛行機を見ながら味噌汁にしばしの別れを告げる。これから10日間、お酒を飲んでも酔い覚ましの味噌汁は飲めないのね・・・、と切ない思いに駆られていたけれど、後ろのテーブルから
「和定食3つ。それから生ビールね。」
という声が聞こえてくると、
「ビール!朝からビール!なんて素敵なんだ!」
とうらやましい気持ちにとって替わられた。
空いていたので出国もスムーズに終わり、まずは成田へ。この時点で既に起床してから7時間も経っている。そしてここからミラノまで10時間以上の長い旅。今日は一体何時間起きていることになるのやら。
初めてのJALはそれなりに快適だった。3人掛けの席に2人で座れてすごくラッキー。客室乗務員は日本人で、お酒を頼むのも
「ビールってどこのビール?日本のだけ?・・・じゃあ白ワイン。」
なんてことも言えたし、きれいな人が多くてすごくいい気持ち。でもそれがちょっと不安でもある。普段の旅行では飛行機の中で外国人乗務員相手に英語でコミュニケーションを試みて、分からなかったり、通じなかったり、嫌になったり、嬉しくなったり。そんな準備段階を経てから他所の国へ入って行く訳だけれど、今回はこんなに楽でいいんだろうか?まあ、クロヤギが嬉しそうにしてるから良しとしよう。